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温故知新!“血の道を通す”として産後の女性に食べられてきた「ずいき(芋がら)」。知られざるずいきの魅力とは?

松橋佳奈子
国際薬膳師/登録ランドスケープ・アーキテクト(RLA) 自身の体調不良がきっかけで薬膳を学び、「まちづくり」から「食」の道へ。「忙しい方にこそ、食べることを大切にしてほしい」という想いを胸に、2014年8月より「養生キッチン ふうど」として活動をスタート。 ​ 「人間も自然の一部」「すべての食材に効能がある」という薬膳の考え方をベースに、身近な材料とシンプルな調理法でつくれる「養生ごはん」をお伝えしています。 【HP】http://kitchenfudo.wixsite.com/fudo 【FB】https://www.facebook.com/kitchenfudo

そろそろ寒くなる頃ですね。

突然ですが、「ずいき」をご存知でしょうか。


昔から「血の道を通す(血をきれいにしてくれる)」と言われ、
特に産後の女性には欠かせない食材として、人々に親しまれてきました。

もちろん、産後だけでなく、普段から血をきれいに保つことは女性の美と健康を維持する上で、とても大切なことです。

ずいきは一見地味ですが、本当に滋味(じみ)あふれる食材

生のずいきはなかなか手に入りませんが、乾燥ずいきは比較的手に入りやすい食材でもあります。
そこで今回は、ずいきの魅力や乾燥ずいきの簡単養生レシピなどをご紹介します。

「ずいき」とは?


ずいきとは、八ツ頭や赤芽芋など里芋の葉や茎の部分のこと。
別名「芋がら」とも呼ばれています。一般的によく流通しているのは、八ツ頭の茎を使った「赤ずいき」です。

ずいきの旬は、初夏から夏。お盆の近くになるとスーパーなどに出回ることも多いですが、
私自身が問い合わせをしたところでは「年々、取り扱い量が少なくなっている」「買う人も少ないからね」とのこと。


生のずいきは、なかなかお目にかかれない貴重な食材のようです(個人的にはとても残念……ずいきの魅力がもっと広まって、手軽に手に入るようになればと思いこの記事を書いています)。

ちなみに、「赤ずいき」は加賀、「軟白ずいき」は奈良の伝統野菜などとして、古くからその土地ならではの食材として親しまれています。
またその他の地域においても、ずいきは民間療法のひとつとして人々に親しまれています。


富山に暮らす私の祖母は、昔から「女性はずいきを食べると身体がきれいになるよ~」と言って、
私が子どもの頃からずいきを使った煮物や味噌汁をよく作ってくれました。

「ずいき」の栄養は?


一見地味に感じるずいきですが、実は滋味あふれる食材です。

・不溶性食物繊維

生のずいきの茎の部分は、スポンジ状になっていて、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
腸の働きを活発にして、お通じを促す働きが期待されています。

・アントシアニン

赤い色をした赤ずいきには、抗酸化ポリフェノールのひとつ「アントシアニン」も豊富に含まれています。
目の疲れを癒す働きが期待されています。

・「血の道を通す」「古血を洗う」

民間療法では、ずいきには血液をきれいにする働きがあるとされています。
身体の回復を早めるために出産後の女性に食べさせる良いと言われてきました(私自身も今年の春に出産し、産後によく食べていました)。

私がレシピ開発をしている「写真の撮れる赤ちゃんカフェAcha-kan」さんでも、養生ごはんランチセットの前菜にずいきを提供していただいています。


産後の限られた時期だけでなく、普段から血をきれいに保つことは、女性にとってはとても大切なこと。
「血をきれいにする」とされる定番食材には、ヨモギ、小豆、黒豆などいろいろなものがありますが、ずいきもそのひとつにぜひ加えたいですね!

貴重な「ずいき」、どこで入手する?

生のずいきは、短い旬の時期を逃すと、手に入りにくいかもしれません。
私も今回記事を書くにあたり、スーパーや産直のお店などに問い合わせをしましたが、残念なことに生のずいきは入手できませんでした。

でも大丈夫

生のずいきは貴重な食材ですが、ずいきを乾燥させたものは、産直のお店や大き目のスーパーなどで比較的簡単に見つけることができます(生のものを「ずいき」、乾燥させたものを「芋がら」など、意識的に違った名前で呼ぶこともあります)。

乾燥ずいきを使った養生レシピ

乾燥ずいきを手に入れたとしても、「どうやって調理したらいいの?」という方も少なくないと思います。
乾燥ずいきは、下処理としてあく抜きをしっかり済ませておけば、切り干し大根と同じような感覚でいろいろな料理に使うことができます。

基本の下処理(あく抜き)

1.乾燥ずいきは、水を入れたボウルの中でもみ洗いする。
2~3回水を替えて、しっかり洗う。(最初は水がすぐ濁りますが、そのうちに濁り方が少なくなります)


2.鍋に湯を沸かして、1のずいきを入れて1~2分程度煮る。
煮過ぎると食感が無くなってしまうので注意!


3.ザルに上げて、水に浸してあく抜きをする。
少し食べてみて、イガイガとした感じが無ければあく抜きは完了。


おすすめ養生レシピ3種

私がよく作る、ずいきを使った養生ごはんをご紹介します。

(その1)甘酢漬けや梅酢漬け


茹でてあく抜きをしたずいきを刻み、甘酢や梅酢に浸けるだけ。
シャキシャキとした歯ごたえが美味しく、香の物やお弁当の隙間に添えるのもおすすめです。

(その2)煮物や煮びたしに


ずいきは煮物や煮びたしにもよく合います
肉じゃがや里芋の煮物の仕上げに下処理をしたずいきを加えてくださいね。

ずいきが煮汁を吸ってくれるので、煮詰める時間が短縮できて一石二鳥!

今回は、えのきだけとずいきでシンプルな煮物にしました。多めにつくっておくと、身体をすっきりさせたい時の常備菜としても役立ちます。

1.鍋に刻んだえのきだけとずいきを重ねて、少量の水を入れ、蓋をして弱火にかける。
2.沸騰して1~2分程度加熱し、具材がしんなりして火が通ったら、しょうゆ少々を回しかける。

(その3)味噌汁やスープに


味噌汁やスープにもよく合います。
ずいきの食感が無くならないように、ずいきは仕上げに加えて、加熱しすぎないようにしてくださいね。

今回は、キャベツとずいきの味噌汁にしました。
昆布や干し椎茸の出汁がよく合います。

具材は、これからの時期だと白菜や大根などと組み合わせるのもいいですね。
食べ過ぎなどで身体をリセットしたい時にもおすすめの一品です。

最後に

昔から民間療法などでも使われてきたずいき。

滋味あふれる食材で、身体が疲れている時や産後などには「とても美味しい!」と身体が喜んでいるのがよく分かりました。
ずいきを見つけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

ずいき好きのひとりとして、ずいきの魅力がお伝えできたなら幸いです。

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国際薬膳師/登録ランドスケープ・アーキテクト(RLA) 自身の体調不良がきっかけで薬膳を学び、「まちづくり」から「食」の道へ。「忙しい方にこそ、食べることを大切にしてほしい」という想いを胸に、2014年8月より「養生キッチン ふうど」として活動をスタート。 ​ 「人間も自然の一部」「すべての食材に効能がある」という薬膳の考え方をベースに、身近な材料とシンプルな調理法でつくれる「養生ごはん」をお伝えしています。 【HP】http://kitchenfudo.wixsite.com/fudo 【FB】https://www.facebook.com/kitchenfudo
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