この冬は風邪をひきたくないあなたへ。『東洋医学』&『マクロビオティック望診法』で風邪予防。風邪を進入禁止にする究極の方法
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背中が「ゾクっ」!その瞬間にやって来たのは…
立冬を過ぎて、めっきり寒くなって来ましたね。みなさまは、衣替えは済みましたか?
私は、、、お恥ずかしながら、未だやっておらず、秋物で頑張っています。
「薄着は体に良い。」と言いますが、極端なことは、「体に良い」とは言えません。
というのは、東洋医学では、私たち人間も『自然の一部』で
「『自然』に調和して暮らすことが、私たちを健康に導いてくれる。」
と考えるからです。
よって、朝になったら起き、お天道様が出ている時間は労働や活動をし、
午後になったら徐々にペースを落とし、日が暮れたら寝床につく。
季節も同じことで、春になったら活動を始め、夏は活発に動き、
秋になったらペースを落とし、冬には寝る時間を多くして、ゆっくり過ごす。
そして、それぞれの季節にとれる旬の物と穀類を食し、
冬であれば、体を(適度に)温かくして過ごす。
これが『自然』の一部である、私たちの自然と調和した暮らし方です。
このように気候に合わせた暮らし方をすることで、
その季節を健康に過ごすことができます。
究極のお金がかからない健康法です!
さて、話を戻して、衣替えをしていない私は、昨日、背中がスースーして、
ゾクッと寒気を感じ、「あ、まずい、風邪を引きそうだ。」と思いました。
すぐに、首のスカーフをほどき、背中にかけ、温かい飲み物を飲み、風邪を引かずに済みました。
みなさまは、風邪の引き始めに、背中がゾクッとした経験はありませんか?
背中には、『風門』というツボがあり、
ここから「風の邪気」である『ふうじゃ=風邪』が入ってくると
東洋医学では考えています。
だから、背中のこの『風門』のあたりを守っておくことも風邪予防のひとつなのです。
先日、長く美しいストレート髪の若手女優さんが、
ショートカットになさり、「風邪を引いてしまった。」と仰っていました。
まさに、長い髪で『風門』を守っていたところを、
髪を切ったとたん守備力が弱まり、風の邪気が侵入したとも考えられますね。
「寒気」を伴う風邪を侵入させない東洋医学的攻略法
「背中がゾクッ」、これは、まだ風邪の最初の一歩。体の一番外側に、邪気、それも寒気を伴った邪気がいるというサインです。
ここで、さらに奥に侵入させないように、早めに手を打ちましょう。
「敵=風の邪気」は、まだ体の一番外側である皮膚のあたりにいます。
では、どうしたら追い払えるか?
ポイントは二つ。
■体を温めること。
■汗をジワっとかくこと。
これを、体の外側からと、内側からと、
二方向からやっていくのがおすすめです。
体の外側からのケア
■体の外側からのケア
1.服を1、2枚多く着て外から温める。
2.足湯をする。
3.風門というツボのあたりやお腹を温める。
ホットタオル、カイロ、そして、こんにゃく湿布は特におススメ。
●風門:首を前に倒し、首の後ろの一番大きく出ている骨から下に数えて二つ目の突起している骨を見つけましょう。その骨の左右外側の指2本分離れた位置に風門があります。
●こんにゃく湿布:10~15分くらい、コンニャク(できれば生芋コンニャク)をぐらぐら茹でて、
タオル3本ほどで巻き、15分程、患部のあたりに当てる。
途中、温度が下がってきたら、タオルを1枚ずつはがしていく。
2.足湯をする。
3.風門というツボのあたりやお腹を温める。
ホットタオル、カイロ、そして、こんにゃく湿布は特におススメ。
●風門:首を前に倒し、首の後ろの一番大きく出ている骨から下に数えて二つ目の突起している骨を見つけましょう。その骨の左右外側の指2本分離れた位置に風門があります。
●こんにゃく湿布:10~15分くらい、コンニャク(できれば生芋コンニャク)をぐらぐら茹でて、
タオル3本ほどで巻き、15分程、患部のあたりに当てる。
途中、温度が下がってきたら、タオルを1枚ずつはがしていく。
体の内側からのケア
■体の内側からのケア
1.梅醤番茶*三年番茶200cc、梅干し中1個、醤油小さじ1、生姜汁小さじ1弱
2.シナモン
3.生姜 など
2.シナモン
3.生姜 など
寒気を伴う風邪の引き始めによく処方される漢方薬、
葛根湯、桂枝湯、麻黄湯などにもシナモンや生姜が入っています。
お茶などに入れて飲みましょう。
そして、ゆっくりと無理無茶せず、免疫力を回復しましょう。
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これで、大体の寒気とともにやってくる「風の邪気」を門前払いにすることができます。
「発熱」につながる「風邪の引き始め」は『マクロビオティック望診法』が大活躍
『マクロビオティック望診法』では、「発熱」につながる「風邪の引き始め」のサインをキャッチすることができます。
ご自身だけでなく、ご家族の「風邪の引き始めサイン」を
見逃さずに対処しておくことで、辛い発熱を避けることができるのです!
『マクロビオティック望診法』とは?
『望診法(ぼうしんほう)』とは、東洋医学の診断法のひとつで「目で見て体の内側の不調をキャッチする方法」です。
さらに、マクロビオティックの考え方に基づく
『マクロビオティック望診法』では、東洋医学の『望診法(ぼうしんほう)』を一歩掘り下げて、
不調と考えられる内臓は、「どんな食べ物」で影響を受けてしまったか、
まで考えていきます。
どこを見るのか、というと、「全身」です!
さらに細かく「 顔」「舌」「爪」「目」などを観察し、お疲れの臓器を予測していきます。
『マクロビオティック望診法』でわかる風邪のサイン
発熱につながる「風邪の引き始め」サインは、主に『顔』に現れます。●『顔』のどの部分をチェックすればよいか
●体の内側では、どんなことが起こっているのか
●どのような原因が考えられるのか がわかります。
さらに、「どんな食べ物でケアすればよいのか」をお伝えしていきましょう。
発熱につながる「風邪の引き始め」チェックポイント
■鼻の脇の赤み
鼻の脇は、肺や気管支の不調が現れます。ここが赤くなっていると、毛細血管の異常拡張が考えられ、
肺や気管支に炎症が起きつつある、またはすでに起きている、
ということが予測できます。
■唇の赤み
唇は、本来、消化器系の不調が出る場所ですが、赤くなっている場合は、毛細血管が異常に拡張し、呼吸器の不調の可能性があります。
感染症か炎症があるときに、唇が赤くなるので、いつも唇が赤い人は、風邪に限らず、
あらゆる感染症に弱いタイプなので、注意が必要です。
■耳の赤み
耳が赤くなっている場合も、毛細血管の異常拡張で、血液の流れが速く、体内で炎症が起きていることが考えられます。
特に、耳の内側部分は、呼吸器の不調が現れやすいのですが、
全体的に赤い場合も気をつけましょう。
風邪を引く前に「鼻の脇」「唇」「耳」が赤くなる理由
■鼻の脇
鼻の脇は、「肺」、「気管支」の反射区。ここは、「たんぱく質」や「油脂」に弱い臓器です。
「たんぱく質」や「油脂」が多すぎると反応します。
そこに、引き金の「糖分」が入ると、炎症を起こしやすくなります。
「たんぱく質」+「油脂」+「糖分」をミックスした食べ物の代表選手と言ったら、どんなものがあるでしょう?
「パン」や「クッキー」がありますね。
特に、あま~い菓子パンをしょっちゅう、ご飯替わりに食べている人は要注意です。
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「豆乳」も量に注意が必要!
また、意外な落とし穴は、「豆乳」の摂りすぎです。「豆乳」には、肺を潤す性質があり、潤いが少ない場合には良いのですが、
すでに肺に潤いがある人が多量に摂取していると、肺が潤いすぎてしまい、鼻水や痰が出やすくなります。
特に、調整豆乳は要注意。
砂糖が入っているので、体に水を貯めやすく、炎症も起こしやすくなります。
■唇
体が冷えたり、胃腸の調子が悪いときに、甘い物や、消化が悪くなる脂っこい物や肉を食べ過ぎると、唇が赤くなり、数日後に風邪を引くことがあります。
■耳
東洋医学では、耳は「腎(臓)」と密接な関係にあると考えますが、下半身から冷えたり、疲労がたまるなど、免疫力が下がっているときに、
甘い物や油脂を摂りすぎると、耳に赤くサインが現れることがあります。
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『マクロビオティック望診法』でサインをキャッチしたらすぐにやるべきこと
以上のような、発熱につながる「風邪の引き始め」サインをキャッチしたら、なるべく早くケアをしておきましょう。
摂りたい食べ物
■炎症を起こしている熱を抑える
■炎症を起こしている熱を抑える
1.リンゴ
・みかんなど、酸味のある果物を食べて、発熱を抑えましょう。2.玄米スープ:
鍋に、炒り玄米大さじ2、水400~450㏄、塩少々を入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にして、約2/3に程の量になるまで待つ。上澄み液を飲む。
3.第一大根湯:
大根おろし大さじ1と1/2、おろししょうがを大根おろしの1割、しょうゆ大さじ1/2をカップに入れ、わかしたての三年番茶1カップを注ぐ。
4.緑茶
お休みするもの
■炎症を起こす可能性のあるもの■炎症を起こす可能性のあるもの
1.甘い物
2.油脂
2.油脂
食事療法や自然療法は、対処が早ければ早いほど、体の助けになります。
「あれ?もしかして?」と思ったら、善は急げ!
すぐにケアをして、休息をとり、自己治癒力を高めましょう。
「風邪」は万病の元。大事に至らぬよう、
『東洋医学』や『マクロビオティック望診法』の知識で、早めに対処してくださいね。
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