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母子手帳の間違った離乳スケジュールが不健康な日本人を量産しているという事実。あなたは受け入れられますか?

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あなたの周囲になんの病気もなく健康な人はどのくらいいますか?

アレルギー

アトピー

喘息

鼻炎

花粉症

だいたいの人が何らかの持病を持っているのではないでしょうか。

私の周囲で何の持病もないという人はほとんどいません。

それに対して大正生まれで92歳で大往生した祖父は、90歳を過ぎてやっと血液型がわかったという驚異的なエピソードを持っています。

それまで血液型を知るような機会がなく、病院のお世話になることがほとんどなかったそうです。

自宅の畑でとれたものを主に食べていたというのも健康だった理由の1つだと思いますが、何より「戦前に離乳期を過ごした」ことが大きく違うところです。

1970年代から人工乳と早期の離乳開始と完了を目標とした育児法が奨励されたため、
肥満化やアトピー性皮膚炎など赤ちゃんのアレルギー疾患が激増しました。

現在の母子手帳に書かれている内容の基本となっているのは

「スポック博士の育児書」ですが

スポック医師も晩年には「間違った方針だった」と訂正しています。

母子手帳に書かれている離乳食の進め方は間違っていたのです。

母子手帳の間違いが不健康な子供を量産してしまっているという事実をあなたは受け入れられますか?

「母子健康手帳」の考え方の間違い

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「母子手帳」「母子健康手帳」は、戦後、配給制のきびしい食糧事情のなかで、
妊産婦と子供に食べ物を多く与えられるように必要な証明書でした。

戦後はまず家族の生活を維持し、生まれた子供をとにかく育て上げることで精一杯だったそうです。

なんとか戦後のまずしい時代を通り過ぎると、親が味わった苦労を子供に味わせたくないという思いから、子供にきちんとした学歴をつけ、社会の中の良い地位につけたいと願うようになりました。

そこから、受験戦争の時代に突入していきます。

競争は高校・大学受験から中学校・小学校へ。

はては幼稚園受験までエスカレートし

さらには乳幼児期、胎児期までの早期教育が求められるようになってきました。

その結果として

子供の発育がよその子と比べて早いか遅いかが大きな心配のたねとなりました。

目標は欧米並みの発育

母子健康手帳にみられる子育て行政の目標の1つは、身長、体重や運動機能などを

欧米先進国並みのからだに発達させることでした。

しかしこれは「欧米先進国に追いつき追い越せ」という後進国的な発想からくるものです。

もっと早くからこの発想のコンプレックスから抜け出してもよいはずだったのに、ここから脱出できないでいる時代遅れの考え方です。

発達のチェックが子育てママを不安にさせる

母子健康手帳には赤ちゃんの発達をチェックをする項目があります。

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保護者の記録【6〜7ヶ月頃】

離乳食をはじめましたか  【はい  いいえ】

(離乳食をはじめて1ヶ月くらいしたら1日2回食にし、食品の種類を増やしていきましょう。7、8ヶ月くらいから舌でつぶせる固さにします)

 平成26年交付母子手帳より引用

母子手帳にこのように書いてあったら、あなたはどう思いますか?

6〜7ヶ月には離乳食をはじめなければいけない。

離乳食を始めて1ヶ月ほどしたら、食品の種類を増やしていかなければいけない。

そこに、子供の歯の生え具合や便の状態をチェックするという考え方はありません。

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保護者の記録【9〜10ヶ月頃】

離乳は順調にすすんでいますか 【はい いいえ】

(離乳食を1日3回食にし、9ヶ月頃から歯ぐきでつぶせる固さにします。)

子供の便の状態や歯の生え具合とは関係なく、生後9ヶ月になったら3回食にして歯ぐきでつぶせる固さにして食べさせる。

子供によっては体にとても負担がかかるかもしれないのに?

私の長女は生後7ヶ月頃から離乳食を食べさせたあと、じんましんが出始めました。

検査をすると、卵で反応が出ました。実際にはそれ以外の食品でもじんましんが多発していました。

無知で子育てしていたあの頃「胃腸の負担が大きいから、離乳食を遅らせてみよう」という考え方には至りませんでした。

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【1歳6ヶ月児健康診査】

栄養状態 良い・要指導

母乳   飲んでいない・飲んでいる

離乳   完了・未完了

1歳6ヶ月健診では離乳が完了しているかどうかという項目が追加されます。

母乳の項目は「飲んでいない」が先に来ています。

暗に「1歳半には母乳を飲んでいないのが標準」と言っています。

離乳の項目は「完了」が先に来ていて

「1歳半には離乳が完了しているのが標準」と匂わせています。

1歳半健診では「そろそろ卒乳頑張りましょうか」と断乳をすすめられます。

この指導に従う必要はあるのでしょうか?

スポック博士の育児書はすでにアメリカでは否定されている

母子手帳に書かれた離乳食の進め方は何を目安にしているでしょうか。

アメリカの小児科医であるベンジャミン・スポック医師が

「スポック博士の育児書」の初版本を発行したのが1946年のことです。

現在では悪名高い育児書ではありますが、出版当時は「育児の聖典」とまで呼ばれ、世界各国で5千万冊以上販売されたと言います。

早いうちから子供の自立を目指すために母子分離をすすめ、

早期の離乳開始を促し

母乳より牛乳をもてはやす。

母子が本来備えている本能を損なうような指導が満載だったのです。

日本語版が出される頃には、当のアメリカにおいてはそういった方針も否定されるように。

スポック医師本人も晩年は間違った方針だったと訂正しています。

それなのに、日本では現在も、その影響を大きく引きずっています。

このことをご存知の方はどのくらいいるのでしょうか?

現在アメリカの心ある小児科医師たちはこのように指導しています。
  • 親が自信をもって1歳までは母乳で育てること
  • 2歳までは母乳中心で育てること
アメリカの医師達は母乳中心の戦前の日本の育児法に近い方法を取るようになりました。

この医学の常識が日本には二十年間入っていないのです。

1歳まで母乳のみ、2歳まで母乳中心をすすめる「西原式育児」

母子手帳のスケジュールが間違っているとしたら、どのように離乳を進めればいいのでしょうか。

口腔外科の医師である西原克成先生が推奨するのはこのように、かなりゆったりしたスケジュールです。
  • 離乳開始は1歳〜1歳半から
  • 最初は重湯(おかゆのうわずみ)を大さじ1〜2から
  • 2歳までは母乳・ミルクが中心
  • 1歳半頃からにんじんやさつまいも、大根、根菜類を柔らかく煮たものを与える
  • 2歳頃から白身魚や鶏のささみ、お豆腐などのタンパク質も少しずつ加える
  • 加工品などが解禁になるのは奥歯が生えそろう2歳半頃から
新常識!1歳半からの離乳開始で「魔のイヤイヤ期」を経験しなかった!常識を覆す西原式育児のすすめ。

詳しくはこちらの記事にまとめさせていただいてます。ご参照ください。

母子手帳にある「うんちの色」7番は消化不良の色

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母子手帳にある「うんちの色に注意しましょう」というカラーチャートの、4〜7番は問題ないように書いてあります。

しかし西原医師によると7番は消化不良の「緑便」にあたるそうです。

私の次女(1歳10ヶ月)も最近西原式を取り入れて育てていますが、まだまだ緑便です。

緑便の原因として考えられるのはこちら。
  • 手足の冷え
  • 腸の冷え
  • 飲みすぎ
  • 口呼吸
  • 悪い母乳
母子手帳の基準では問題ないとされていますが、実際には消化不良の赤ちゃんも多いのではないでしょうか?

スポック博士の毒牙にかかる前の母子手帳

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最後に、スポック博士の毒牙にかかる前の母子手帳がどんなものだったかをご紹介します。

私の母が奇跡的に自分の母子手帳(昭和27年生まれ)を持っていました。

昭和27年の母子手帳はとてもシンプルで

現在の母子手帳が108ページなのに対して、戦後の混乱期につくられた母子手帳はたったの25ページ。

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赤ちゃんの発達をチェックするページもこのようにとてもシンプルでした。

発達のチェック項目もありません。

本来母子手帳に必要なのは、このくらいの内容だったのではないでしょうか?

何もかも先回りして書いてあるので、自分で考えて子育てするという思考が抜け落ちているのではないでしょうか?

真面目な日本人はいつまで母子手帳に書かれた間違った離乳スケジュールを守り続けるのでしょうか?

おかあさんたちから早く間違いに気づいて欲しい。

この情報がたくさんの人に届くことを心から願っています。

参考にした本


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