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東洋医学望診法から見ると、口のまわりのニキビ・吹き出物は「あの臓器」の不調のサインを表していた!

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吹き出物はあなたに伝えたくてたまらない


実りの秋、食べ物がおいしい季節です。
ついつい、食べ過ぎてしまうことも多いですね。

食べ過ぎた日の翌朝、鏡をのぞくと、
昨日はなかった吹き出物が現れて、
不摂生を反省する、

その繰り返しという方もいらっしゃるのでは?


『たかが吹き出物』と馬鹿にすることなかれ!

この吹き出物は、『体の内側の状態』をインプットした情報の宝庫
なのです。

「どんな情報が隠されているのか」
マクロビオティック東洋医学を通して、お話していきます。


体の内側が見えるメガネ=望診(ぼうしん)

『目で見て体の内側の情報をキャッチする方法』

これを東洋医学では『望診(ぼうしん)』と言います。
まさに、『体の内側が見えるメガネ』とも言えるもので、
東洋医学の四診のうちのひとつ(4種類の情報キャッチの方法)。

『四診』
●ひとつは『問診』、こちらは西洋医学でもおなじみ。
「どんな不調か」「いつから始まったのか」などを質問して情報収集する方法。
●二つ目は『切診』
西洋医学の『触診』に近く、脈の強弱や速さ、お腹のやわらかさや張りをみる方法。
●三つ目は『聞診』
こちらは、声のトーンや強弱、さらに匂いで判断する方法。
●そして、最後に、目から情報をキャッチする『望診(ぼうしん)』

漢方医は、この4種類の方法で情報を得、整理し、漢方薬を処方していきます。

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このように書くと、難しいことだと思われがちですが、
私たちは少なからず、日常的に、自然に、このような『情報キャッチ』をしています。
例えば、家族や同僚の顔を見て、
「今日は顔色が悪いから、疲れているのかな。」と想像することがありますね。

これが、まさしく『望診(ぼうしん)』です。

マクロビオティック望診法

この『望診(ぼうしん)』をもっと掘り下げ、体系立て、
『臓器』との関係を見て行くのが東洋医学の『望診』

さらに、『マクロビオティック望診法』では、
不調と考えられる臓器が『どんな食べ物』で影響を受けてしまったか、
まで考えていきます。

“You are what you eat.”

これは、マクロビオティックの基本となっている言葉。

『あなたは食べた物でできている。』
ここで言う『あなた』というのは、
『あなたの体』だけでなく『あなたの心』も、です。

『食べた物』が、『体』や『心』に現れる。

特に『体』の表面に現れた吹き出物、シミ、ホクロから、
『摂りすぎ』の食べ物がわかります。

吹き出物、シミ、ホクロは、必要以上に摂った食べ物の
排出と考えられるからです。

とすると、吹き出物が出たら、原因と予測できる『食べ物』を
『やめる、減らす、排出する』で、疲れた内臓を整え、
未病のうちに先手を打つことができる、ということになります。

顔にある体の反射区

さらに、『マクロビオティック望診法』では、
顔だけでなく、舌、爪、目、全身をみて、お疲れの臓器を予測することができますが、
最も目につきやすいには、リフレクソロジーや耳つぼマッサージが、
内臓の反射区を使うように、内臓の反射区があります。
つまり、

「吹き出物が顔のどこに出ているか」で、お疲れの内臓が予測できるのです。



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『口のまわり』は〇〇の反射区

さて、今回のテーマ、『口のまわり』を見ていきましょう。

ここに、紅白色とりどりのニキビや吹き出物が出来ている方、
特に若い世代の女性に多いように感じます。

テレビの画像が鮮明になったことにともあって、
若い芸能人の方の口のまわりがとても気になります。

お化粧で隠しているので、色まではわかりませんが、
ポコっと出ているのが見え、吹き出物の存在がわかってしまいます。

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口の周りはどの内臓を表しているのかを徹底解説

では、『口のまわり』はどの内臓の反射区なのか?
それは、、、
『子宮・卵巣(生殖器)』や『膀胱』など、下半身の反射区なのです。

(男性なら『前立腺・精巣』ということになります。)

よって、口のまわりの吹き出物が教えてくれているのは、
『子宮・卵巣(生殖器)、膀胱』などの不調の可能性です。


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先に、マクロビオティック望診法では、『食べ物』との関連を考える、と書きました。
『子宮・卵巣(生殖器)、膀胱』の不調を教える口のまわりの吹き出物と『食べ物』の関係を
東洋医学の基本理論『陰陽五行』で考えていきましょう。

陰陽五行で考える『子宮・卵巣(生殖器)』

東洋医学の基本の考え方『陰陽五行』は、
正確には、『陰陽論』と『五行論』に分けられます。
これらは、春秋戦国時代にできたと言われている自然哲学。

今回は『五行論』を中心に考えます。
自然界は『木、火、土、金、水』の5つの元素から
成り立っているという考えを『五行論』といいます。
『木、火、土、金、水』それぞれの性質に従って、
あらゆる事物を5つに分類していきました。

木火土金水の性質 

木:真っすぐに、あるいは曲りながら伸びる。生長、発散。    
火:燃え上がる。熱い。
土:穀物を育て、生み出す。物事を生み、育てる。 
金:堅い、自由に形を変えられる。
水:下に向かって流れ、潤す。


上記の性質に従って、季節、色、味、そして、私たちの体(臓腑)も五行にあてはめて分類しました。

『木』→『春』『青』『酸味』『肝・胆』
『火』→『夏』『赤』『苦味』『心・小腸』
『土』→『晩夏(長夏)』『黄』『甘味』『脾・胃』
『金』→『秋』『白』『辛味』『肺・大腸』
『水』→『冬』『黒』『鹹味(塩辛い味)』『腎・膀胱』


先ほどから話に出ている『子宮・卵巣(生殖器)』は、『水』に分類され、
『腎・膀胱』と同じグループに属しています。

五行色体図

五行論―相生・相剋の関係

五行論でもう一つお伝えしておかなければならないのは、
『相生』と『相剋』の関係です。

『相生』の関係とは、生み出す関係のこと。(下図:青の矢印)
「木は火を生む⇒火は灰を生み出し、それが土になる⇒土の中には金(鉱物)ができる⇒金(鉱物)は水を生み出す⇒水は木を育てる。」

『相剋』の関係とは、相手の力が過剰にならないように
相手をコントロールする関係のこと。
(下図:赤の矢印)
「木は土の栄養を奪う⇒土は水をせき止める⇒水は火を消す⇒火は金(鉱物)を溶かす⇒金(鉱物)は木を切り倒す。」

五行図2
『相生』『相剋』関係は、ともに、正常な関係です。
この関係がうまく動ていると、
私たちの体は不調もなく、健やかです。

しかし、ひとたび、『木・火・土・金・水』のうちの一つが弱まったり、
強くなりすぎたりすると、『五行』に異常が起き、不調が起きます。


相剋関係で考える『子宮・卵巣(生殖器)』を弱らせる食べ物

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『五行論』の相剋関係(相手をコントロールする関係)から
『食べ物』を考えてみましょう。

『子宮・卵巣(生殖器)』は『水』に分類されました。
とすると、『水』を剋する(コントロールする)味は、『甘味』になります。

この『甘味』というのは、お砂糖やスィーツの『甘味』ではなく、
“食べていると甘くなってくる”ような自然な『甘味』のことを指します。
例えば、お米、お芋、かぼちゃなどの『甘味』のこと。

このような『甘味』を適度に摂っているときは、
相剋関係にある『水=腎・膀胱・子宮・卵巣(生殖器)』にダメージを与えることはありません。

しかし、お砂糖、スィーツなどが多くなり、
各人の体の許容量を超えてしまうと、相剋関係の『腎・膀胱・子宮・卵巣(生殖器)』などを攻撃し、不調を招く結果になるのです。

相剋甘味→鹹味腎
昨今の食事情を考えると、
巷はまさに『スィーツパラダイス』!
どこに行っても、何を食べてもお砂糖が入っていないものを見つけるのが難しい世の中。

みなさんは、お砂糖を全く口にしない日はありますか?
カフェや自動販売機の飲み物、お惣菜、お蕎麦屋さんのそばつゆにも砂糖が使われているものがほとんど。

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そこに「スィーツは別腹!」と毎日のように食べていると、、、
『口のまわりに吹き出物』が出てきて、
「甘い物が多くて、子宮・卵巣(生殖器)が弱っているよ。

少しお砂糖を控えてほしい。」
とお知らせをしてくれる、というわけです。

また、お砂糖などの糖分過剰は、『赤色』のサイン(赤い吹き出物)を出すことが多くあります。


生理痛は甘い物の食べ過ぎ?

子宮や女性の生殖器の不調で考えられるのは、『生理痛』や『月経困難症』『PMS』など。
とすると、
『生理痛』などのトラブルは、『甘い物』も一因と、
マクロビオティック望診法では考える、ということになります。

『生理痛』があって、口のまわりに吹き出物(特に赤色)が
ある方、「『甘い物』を食べ過ぎてはいないか?」振り返ってみてください。

昔の食べ方に学ぶ『子宮(生殖器)』を守る知恵

「でも、甘い物は食べたい!」こう思うのが人の常。
そういう時に、役立つのが、昔からの食べ方です。

『甘い物』を食べるときに、『子宮(生殖器)』を守る食べ方を、
古人の知恵に学ぶことができます。
それは、『甘味』とともに、『鹹味(塩辛い味)』を少し足して食べるという方法です。
その良い例が、『すいか(甘味)に塩(鹹味)』をつけて食べること。

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その他に、『お汁粉(甘味)に塩昆布(鹹味)』がついてくることなのです。

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コントロールされる側(剋される側)は、ダメージを軽くするために、
同じグループに分類されている『味』を摂り、保護するのです。

つまり、『土:甘味』を摂るときは、コントロールされる側の『水:鹹味』を一緒に摂って
『水:腎・膀胱・生殖器』へのダメージを軽減する
のです。

『鹹味』は文字通り『塩辛い味』ですが、
塩が入っている『塩』『味噌』『醤油』を考えがち。

でも、『塩分』の摂りすぎはよくありませんよね。
他にも『鹹味』には『海草類』も分類されるので、
『わかめのお味噌汁』や『もずく』『めかぶ』などを、後から摂るのも良いでしょう。

それでも『甘い物』の食べ方には注意が必要

『甘い物』を食べるときに、「少し鹹味(塩辛い味)を摂るとよい」、と述べました。

しかし、それも万能ではありません。


やはり、『甘い物』が多い生活をしていると、いくら『鹹味』を一緒に摂っていたって、
『水:腎・膀胱・生殖器』へのダメージ回避に追いつかないこともあるので注意が必要です。


そのためには、
*休甘日をつくること。(甘い物をお休みする日をつくる。)
*ミネラルを補うこと。(カルシウムなど)
も必要です。

特に、甘い物を消化するときに、大量のミネラルが使われます。
ミネラルの摂取が少ないと、自分の体のミネラル(骨や歯など)を使うしかなくなってしまうので、要注意です。

『甘い物』を食べるときは、この2点も念頭に置いて、心して食べましょう。

口のまわりに吹き出物ができたら、
『子宮・卵巣(生殖器)』からの不調のサイン。
大事に至る前に、『甘い物』をお休みする決断をすることも選択肢のひとつです。

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あなたも『マクロビオティック望診法(ぼうしんほう)』を活用して、
未病のうちに体からの不調サインをキャッチし、健やかな日々を送りましょう。

ミネラルを補える食材のご紹介!

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「ビタミン」「ミネラル」は目新しい存在ではありませんが、人体にとって絶対的な栄養素です。
偏った食生活や不規則な食事では不足しがちな「ビタミン」「ミネラル」。
食事から十分に摂取できればそれで良いのですが、難しくなっているのが現代の食生活ではないでしょうか?

仕事が優先の生活で、いつも時間に追われ、コンビニ食や単品メニューで済ませる人も少なくありません。

膨大な食品添加物、化学調味料、遺伝子組み替え食品、精製された小麦のパンや麺類、
多くの砂糖および人工甘味料入りのジュース類、外国からの農薬汚染食品など、放射性物質の問題など日本人の食生活に大きな変化が起きているのが現状です。
さらには、土壌が変わってしまい、品種改良なども重ねた結果として、今私たちが食べている野菜は、本来の栄養が減ってしまい、いわば「力不足」な野菜も増えていると言われています。

お昼はコンビニ食で済ませることが多い
仕事などでPC作業が多く、目を酷使している
肌荒れが気になる
肩がこる
生理不順である
口内炎ができやすい
体が疲れやすい
歯茎から出血しやすい
髪の毛がぱさつく
眠っても回復しない


など、心当たりがある方は、何らかのビタミン・ミネラルが不足している可能性があります。
ミネラルを意識的に摂取することが重要です。


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霜崎 ひろみ
突然の子宮がん宣告をきっかけに、『毎日の食事で体が作られていたこと』、『ストレスがどんなに体に響いていたかということ』を実感する。『体のこと』、『心のこと』を、マクロビオティックや各種自然療法で学ぶ中、望診法に出合い学びを深める。更に、漢方、薬膳も学び、マクロビオティック上級望診法指導士、国際薬膳師、国際薬膳調理師、漢方上級スタイリスト、養生漢方アドバイザー等の資格を持つ。現在、マクロビオティック望診法指導士養成塾の山村塾にて望診法講座講師、東洋医学や薬膳講座の講師、出張講座、食事相談、雑誌やWebの望診記事の監修などを行っている。
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