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大阪北部地震から1週間経過。家庭でできる地震対策。災害に備え準備しておきたい持ち出し袋・備蓄リスト・不安な時の過ごし方・被災地からのメッセージ

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1 大阪北部地震から1週間が経過しました。

 亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
 すべての土台である大地が揺れる。それは恐怖を感じさせるには十分ですが、それによって引き起こされる被害は甚大で、
現在も「本当の意味で安心できる暮らし」へは、向かう途上といえるでしょう。

2 世界の20%

「世界で発生する地震のうち、20%が日本で起こっている」

という現状ですから、ほとんどの方が何らかの形で経験をされているのではないでしょうか。
 
私個人的には、1978年石巻市で体験した「宮城県沖地震」、1995年神戸の学生時代の「阪神淡路大震災」、知己や親類に多大な被災を受けた2011年「東日本大震災」と2016年「熊本地震」、そして現在居住している地域の「大阪北部地震」、また「南海トラフ地震」は皆に備えが求められています。

 普段は意識していませんが、

「わたしたちの暮らしが紡がれているのは『生きている地球のプレートの上』」

という事が、改めて思い起こされます。

3 減災のために準備できる「物質・行動・こころ」のこと

内閣府のホームページでも、「防災」ではなく「減災」という単語が使われています。
阪神淡路大震災の経験から生まれた取り組みで、災害を未然に「防ぐ」ことは不可能でも、発生前やその後の取り組みで、被害を「減らせる」というものです。
南海トラフ地震の被害試算は、東日本大震災の17倍ともいわれていますが、ひとりひとりのモノやこころの対策で、よりよき方に向かえればと願います。
 
その取り組みには、みなさんが、普段の暮らしの中ですでにされていることもたくさんあります。
例えば、保存食は、

米・餅・粉・豆類などの炭水化物、塩・味噌・醤油などの調味料、海苔・高野豆腐・切り干し大根などの乾物、梅干しなどのおうち薬など

元々あるものをそのまま備蓄にできます。その他、食べるために包丁がいらず、常温で長期保存可能、調理に火や水を使わないか最小限で済む、缶詰やパックのものもローリングストックしておけば、普段の食卓にも使えます。

 では、「①家の減災対策」「②避難持ち出し袋・備蓄」「③発生した時の行動」「④不安な時の過ごし方」の4つについて、
わたしが経験したり、教えていただいたことをご紹介します。
 

①家の減災対策

 観音開き扉からは一瞬で中身が飛び出し、重い家電や家具は飛び上がって倒れ、車輪付きの家具はストッパーをしていてもスライドします。
〇家具の扉や本体を固定する(留める、下に滑り止めを敷くなど)
〇ガラスの飛散を防ぐ(ガラスフィルムなど) 
〇建物を耐震化する 等

 私の身内も、ひとつの家具が原因で還らぬ人となりました。みなさまもどうぞお気をつけください。

②避難持ち出し袋・備蓄

 非常袋にはさまざまな市販品も出ていますが、共通して筆頭にあがるのは「水」です。
先日6月18日(月)7:58頃に発生した「大阪府北部地震」では、自衛隊の航空機11機による情報収集の後、12:00大阪府知事から給水支援に係る災害派遣要請に応え、初動対処部隊・ファストフォースが出動しました。その後、約30台の給水車両が北部各拠点で、給水活動を開始し、翌日6月19日の時点で給水量は約22トンとなりました。

 今回、給水所が迅速に開設されたのちにも、利用できるまでに時間がかかった身内や友人知人たちがいました。高齢や身体機能などで、
給水所への行き来や重いタンクの運搬が難しい場合や、またタンクを持っておらず行けないということもありました。
また、災害が大規模で広範囲にわたる場合は、救援自体がどうなるか分かりません。
 

私たちは、食べ物がなくても2~3週間は生きられますが、水を口にできなければ4~5日程度で死んでしまうそうです。「水」対策を。

 

<一時避難持ち出し袋(例)>

5kgくらいまでが目安
 *人数分を、出入口付近に。内容は必要に応じて。
 *避難の際は、足の裏の防護のため、必ず「靴」をはいて。

 □水(500ml 1本)
 □非常食(飴などそのまま食べられる保存食)
 □携帯電話(充電用品も)
 □ビニール袋(調理、皿、給水、雨具、敷物、簡易トイレに)
 □現金(硬貨も)
 その他、常備薬、ティッシュ、ペンなど必要に応じて。ヘルメット、ホイッスルとともにリュックにつけておく。

<避難持ち出し袋(例)>

 *内容は必要に応じて。出入口近く、車などに。

 □水(500ml 2~3本)
 □非常食(そのまま食べられる保存食)
 □ウェットティッシュ(赤ちゃんのおしりふき)
 □簡易トイレ(ビニール袋30-50枚、トイレットペーパーはつぶして密封袋に)
 □貴重品(身分証明書・現金・手帳・印鑑など)
 □アルミシートかレインコート(敷物・防寒・日よけ・雨よけなどに)
 □救急セット(マスク、ばんそうこう、消毒液、常備薬)
 □てぬぐい(すぐ乾くタオル代わりに)
 □給水バッグ(折り畳み式)
 □懐中電灯(ヘッドライト、充電式でない場合は乾電池も)
 □ラジオ(携帯電話への充電可能なものも)
 □油性ペン(自分の情報と連絡先を書いた用紙も)
 □軍手 
 □下着 等


 その他、メガネ、生理用品、おむつ、ミルク、洗面用具(はぶらし)など必要に応じて。

<備蓄品(例)>

 *1週間くらい生活できることを目安に。車のトランクや倉庫などにも、数か所に分け、家族で把握しておく。
 *車は念のため燃料を満タンにしておく。

 □水(一日2.5ℓ*7日*人数分。タンクは、なくなっても給水に使える)
 □保存食品(7日分*人数分)
 □カセットコンロ・ボンベ(1本約80分・15~20本) 等

 いずれも一例です。ご家族構成や、何を大切にされているかによって、内容や数量は臨機応変に。

③地震が発生したら


 1.まず、身の安全の確保。頭を守れる安全な場所に。(緊急事態なら、周囲に気をつけ避難)
 2.おさまったところで、ガス・電気を切る。
 3.容器に飲み水、浴槽に水を張る。
  *お子さんのおぼれ事故防止に、ふたを閉め、浴室にカギを。
  *トイレに関しては、下水道に被害がある場合は、水を無理に流すと排泄物があふれる二次災害を懸念し、バイオトイレ(コンポストトイレ)を薦める方も。
 4.電気の安全を確認できたら、携帯電話の充電を満タンに。
 5.ガスの安全を確認でき、気が向くならば、お湯を沸かす、ごはんを炊く、常備おかずを作っても。

 地震後の数日は、すぐ近くに、一時避難持ち出し袋と靴を置くと安心です。

④被災していないけれど不安な時には

大きな被災なく、ほぼ日常を送れる地域では、情報のためにテレビをつけっぱなしにすることも多いかもしれません。
けれど、一番大きな災害シーンがくりかえし流されることも多く、特にお子さんは、視覚的な強い刺激によって不安が高まることも。
時々つけるくらいにして、ラジオやネットを使うのもいいかもしれません。

 時々出させていただいている「FMひらかた」は、阪神淡路大震災をきっかけに、大阪府枚方市と北大阪商工会議所が中心となり開設されたラジオ局です。
広域放送ラジオ局とは異なり、地域に密着した情報をリアルタイムで伝えることができます。
こういったコミュニティ放送は、全国に292局(2015年)ありますので、ご自分の地域の局を確認されてみるのはいかがでしょうか。

 [ NHK地震情報 www3.nhk.or.jp/sokuho/jishin/ ]
 
地震発生後、こころがなんだかざわざわする、いてもたってもいられない、はっきりいって不安だということもあると思います。
そんな時は、「不安だ… そうだよ、不安になってあたりまえ、不安になっていいんだね」といったんそれを認める。
呼吸に意識を向け、浅くなっていれば、大きく息を吐いて、吸って、深呼吸をくり返してみましょう。

「いま」「ここ」で落ち着いてから、できることをしたら、あとは不安を手放す。
それでも不安な時、落ち着かない時は、「やっぱり不安だ…不安になってあたりまえ、不安になっていいんだね」
「落ち着かない~…そうだよ、落ち着かなくてあたりまえ、落ち着かなくてもいいんだね」
とそれも認める。
 あったかいお茶をのんだり、音楽を流したり、気の置けない人たちと逢ったり。
お子さんがおられるなら、いつも通りいっしょに過ごしたり。

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 こどもてらこやに、東北や熊本の被災地支援と交流の場をつくり続けられているリブエナジー代表・谷口絵里子さんに来ていただき、災害直後や現状のお話を伝えていただきました。

「自分の命は 自分で守る」
「怖さ、悲しさ、つらさ、悔しさにふたをしたら心が病気になる。心を許せる人に何度でも話す。」
「明日が来るかはわからない。今日という日を楽しく生きる。」

 現地の方々の言葉には、経験されているからこその深みがあります。

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 熊本県益城の菜種油を使って、郷土のおやつ「いきなりだんご」を作って食べながら、谷口さんは豊かな感性でこどもたちへ語ります。

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「つかれたときはね、みんな(こどもたち)はもちろんだけど、お父さんお母さんみたいなおとなの人も、つかれたって言っていいんだよー」
「おとなの人が じぶんのたべものとかね ぜんぶどうぞってわけてくれるかもしれない。
でもね、おとなの人が たおれちゃったら こまるよね、 だから みんなで わけたらいいよねー」

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 そして、谷口さんが、今回の地震の後、お子さんのおられる方にお伝えしたいこと。

「片付けよりも なによりも こどもと 安全な場所で 安心して過ごすことを一番に☆」


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4 まとめ

 私たちは、大きな自然のうねりを前にする時「なんでもない日常」こそが「最も貴重で大切なもの」と実感します。
お心が少しでも軽くなる日が一日も早く来ますように。

(内閣府中央防災会議大規模地震防災減災対策大綱・6月19日大阪府北部を震源とする地震に係る関係省庁災害対策会議資料・水ジャーナリスト橋本淳司氏公式HP)


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柳原 里実
日本の四季の行事や暮らしの手作りを体験する「いつもがわくわく*こどもてらこや」を主宰。 日本の文化体験・国際交流体験の他、自然農法で野菜を育て、重ね煮・マクロビなどを取り入れた料理体験などを行っている。 その他、「いま・ここ」にゆるりと心を込め、「日常」をしあわせにたのしむことをテーマとするイベント・ワークショップの主催・共催、寄稿、ラジオ出演、バンドのヴォーカルなど。 循環型暮らしを提案するイベント2015年親善大使。 共著本『What’s LOHAS? ロハスブックvol.3』(株式会社交通タイムズ社)では、四季・暮らし・食事・テーブルコーディネート・育児・工作・植物・こころなどに関する制作・撮影・エッセイ・イラストなどを担当。
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