風邪は体の小さなお掃除だった！「喉が痛い・・鼻水が！」と思ったら。初心者でも３つのアイテムでできるホメオパシー的風邪のファーストケアを教えます。

なんだか体がぞくぞくするなぁ…
だるいなあ…
風邪をひいたかも。

風邪をひいたかも！そう思った時、あなたはまず何をしますか？

私は小さな頃からずっと、家の薬箱にある風邪薬をすぐに飲んでいました。
そして普通に過ごしていると、親に「早く寝なさい」と言われいつもより早くベッドに入ったり。
その後も、治るまで風邪薬を飲み続けながら、だるいなあと言いつつマスクをして学校に通う、
そんな感じが私の普通の風邪の対処でした。

なんとなく風邪は何日かだらだらと続くものであるとも思っていたし、
不注意だたったなと、小さな罪悪感を感じたりもしていました。

でも、誰しも時々かかる風邪。そんなに悪者なのでしょうか？

知人は、風邪をひいたり熱をだしたりすると親に怒られていたと言っていました！
でも風邪ってそんなに悪者なのでしょうか？

きっとそれは、風邪の原因について菌やウイルスを中心に考えているからではないでしょうか。
確かに風邪の多くは、それらが感染することで発症します。

だから、それを引っ張りこんでしまった不注意にも似た感覚が、
「怒られる」とか「罪悪感」を呼ぶのかもしれません。

何かが育つには、それに合った豊かな土壌が必要

ここで一度ちょっと視点を変えてみませんか？

何かが育ったり、力を発揮したりするとき、そこには必ずそれに合った土壌が必要です。
野菜が育つにも豊かな土壌が必要で、胎児が育つにも温かく心地よい母体が必要ということ。


微生物が活発に活動するのも、分解するものがそこにあるから。
菌やウイルスに感染する風邪も、そこにそれらを必要とする土壌があるからなのです。

風邪は、大変な大掃除を遠ざけるための小さなお掃除

小さなお掃除と、数十年貯めたものを大掃除するのとどちらが大変でしょうか？

土壌に視点を移して考えてみると、風邪は小さなお掃除にも似た役割を持つということがわかります。
小さくてもお掃除はちょっと手間がかかったり大変だったりもしますが、
日々の汚れを落としたお部屋はさっぱりして気持ちがいいですね！


風邪をひくと、菌やウイルスによって様々な症状がでます。
それらを必要とした土壌とウイルスが合致すると、鼻は鼻水を出して土壌をきれいにし、
咳をだして外に出し、下痢をおこして外に出します。

風邪をひき切ると、体がすっきりした感じがしたことはありませんか？

その視点を忘れると、症状はただ止めるべきものになってしまいます。
むやみやたらに鼻水止め、咳止め、下痢止めで症状だけを止めようとすることが、
場合によっては、小さなお掃除をストップすることにもなります。

外にでるべきものが、溜まりにたまった土壌をある日大掃除することが必要になったら…
風邪というわけにはいかないのは、想像に難くありません。

では、どんどん風邪はひいたらいいんだ！というと・・そういうわけではありません！

風邪は小さなお掃除なんだな、という視点をプラスしたら、大切なのはバランスです。

普段から、土壌がいつもなるべくクリーンでシンプルであるように心がけるという予防は大切なことです。

✔ストレスをためない生活
✔季節を大切にした食生活や養生
✔自分の体質を知ったケア

など、菌やウイルスを呼び込みにくい状態にしておくことです。




それでも引いたときは、小さなお掃除が必要というメッセージを受け取り、
お掃除を止めて終わらせるのではなく、お掃除が速やかに終わるようにしましょう。

ただし、これはホメオパスという仕事をしている中でもいつも伝えていることなのですが、
人それぞれみんな違うということは大前提に考える必要があります。
どんどんかかって、どんどん出してでは済まない人もいるということは忘れてはいけません。

体質や状態により、たとえ風邪でも止めた方がいい人、かかると危険な人もいるのです。
バランスと気遣いは本当に大事なこと。自分も周りの人もよく観察しましょう。

世界では広く親しまれているホメオパシーで風邪のファーストケアをしてみませんか？

有名セレブや、ベジタリアンでもあったガンジーも愛用していた5大療法のひとつ

日本でも愛用者が増えているホメオパシーは、
同種療法と呼ばれる世界でも広く親しまれている療法のひとつです。

スイスやイギリスでは医療保険も適用されており、イギリス王室に専属ホメオパシー医がいることは有名です。
また、サッカーのベッカム選手や、ウサイン・ボルト、エリザベステイラーなど著名人の愛用者も多く、
古くは、かのガンジーやマザーテレサもホメオパシーを支持していました。

数年前にカナダを訪れたときにも、普通のスーパーのパン売り場の横にレメディーが売っていました。
気軽に買えて海外はいいなぁと思ったことを覚えています。

セルフケアのシーンでは、レメディーと呼ばれる砂糖粒やハーブ酒を摂ることで、
自己治癒力にスイッチをいれます。

小さなお掃除をしたい！
とお掃除をはじめた体のお掃除能力を高め、スイスイサッサとすすめる、そんなイメージです。


ホメオパシーのレメディー

ホメオパシー初心者にもオススメ。風邪の引き始めに。風邪のファーストケアに使える３つのセルフケアアイテム

それでは、風邪のファーストケアに使える３つのアイテムをご紹介します。

アコナイトのレメディー

アコナイト（Aconite）は、体調に異変を感じたらまず初めに使う、ファーストエイドのレメディーです。
数あるレメディーの中でも大変よく使われるもののひとつと言ってよいでしょう。

ぞくぞくっとしたり、なんとなく熱いなと感じたり、頭が痛かったりという異変を感じたらすぐに摂ることで、お掃除のスイッチが入ります。

ファーランフォスで体の隅々まで酸素を行き渡らせる

ファーランフォス（Ferr-p.）は、酸素の運搬船ともいわれるリン化鉄のミネラルレメディーです。
このレメディーはいろいろな炎症の初期に合い、細胞レベルで代謝をあげます。
体の中でお掃除をしている人がいるとしたら、その人に力を与えるようなイメージ！

私は、発熱初期のぞくぞく悪寒がするときに摂るとふわっと体が温かくなり、乗り切れています。

太陽の花、カレンデュラのハーブ酒やハーブティー

まるで太陽のようなオレンジ色の美しい花カレンデュラ（キンセンカ）。
殺菌・消炎に優れているといわれるカレンデュラは、
ハーブティーやハーブ種、オイル、クリームなどいろいろな形になり親しまれています。


フランスで修道女をしている親戚の女性も、修道院ではカレンデュラを摘んでアルコールに漬け込み、
ハーブ酒にして日々のケアに使用しているのだそうです。
その素敵な作業の様子を一度見てみたいものです！

風邪のファーストケアに使うことで、ダイレクトにお掃除の力になってくれることでしょう。

風邪を引いたな、と思ったら我が家ではこの３つのアイテムでまずケアをしています。
まず、自分でできることがあるというのはとても心強いことでもあります。

レメディーは世界中で取り扱われており、ネットショッピングなどで手に入れることができます。

症状を早く止める！から、体のお掃除が始まったらさっさと終わらせる！という視点もプラスして、
あなたも世界で広く愛されているホメオパシーのレメディーをからだのお掃除のパートナーにしてみませんか。

新しい世界に出会えることは間違いありません！

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