「日本の酵素」と「アメリカの酵素」の概念の違いはなんとこんなにも違った!衝撃的な酵素の本質と真実。
こんにちは、ハーモニックニュートリション代表の滝野清です。
今回は「酵素」についてお話しします。
酵素っていったい何でしょうか?
日本では、「酵素ドリンク」が有名ですね。
野菜や果物に糖質を加え発酵させ、その液体そのものや瓶詰しているタイプです。
〜〜酵素というやつです。
それから「酵素玄米」とか「玄米酵素」とかもありますね。
玄米を炊いてから発酵させた物、そしてそれを乾燥させた物でしょうか?
ここから日本の「酵素」というのは、どうも発酵させた液体や発酵させた物を加工したものを「酵素」と呼ぶようです。
酵素=発酵物 のイメージですね。
では、海外はどうでしょうか。
しかし、アメリカでいう酵素はかなり違います。
アメリカでは酵素を栄養素のひとつとして捉えています。
酵素は9番目に発見された栄養素です。
日本の栄養学では
①たんぱく質
②炭水化物
③脂質
④ビタミン
⑤ミネラル
⑥食物繊維
⑦水の7種類
で学びますが、アメリカではここに
⑧ファイトケミカル
⑨酵素と続きます。
これで9種類。
アメリカの高校生はこの9種類で栄養学を学びます。
酵素という栄養素、いったい何なのでしょうか?
私はまず、この9つの栄養素に興味を持ち、アメリカの栄養学を学びました。
コロラド州デンバーになるNTI(Nutrition Therapy Institute)という栄養学の専門学校が日本で開講されると聞いて、この1年コースの授業を受けました。
ここでいう酵素はこのようなものでした。
酵素とは?
栄養素のひとつあらゆる生物の細胞内または体内に存在する。たんぱく質で出来ている。
種類は2万種まで発見されたが、まだまだあり研究途中。
大きさは5〜20ナノメートルと非常に小さい。
体内での消化と代謝の反応に触媒として働く(体内の化学反応の分解と合成に関与)。
熱に弱くほとんどの酵素は48℃以上で失活する。
pHによっても活性が変化する。
酵素栄養学を提唱したのはアメリカのエドワードハウエル博士。
酵素は有限でありその生産量は一定量であるとした。
年齢とともに生産量が下がっていき、最後は枯渇して死を迎える。
アメリカでは消化酵素専門のサプリメントが存在し、一般的にスーパーなどで販売されている。
(日本では薬事として扱われ、一般には販売出来ない)
酵素医療として、病気の治療に酵素サプリメントや酵素食が使われている。
日本の酵素のイメージとは随分違いますね。
注目したいのは、「酵素栄養学を基に病気の治療をしている」という点です。
私はこのことにとても興味が湧き、酵素栄養学を用い治療を行っている日本の代替医療のドクターの門を叩きました。
ここで、学んだことを自分で実践してみると、もう体がすぐに変わりました。
約半年で理想の体重を手に入れ、体調もベストの状態を維持出来るようになりました。
本当にドクターには感謝しております。
ドクターの患者さんとの関わりも持たせていただき、病気のメカニズムや対処法もだんだんわかってきました。
代謝機能をあげるためにはどうしたらいいの?
すこしその事をお話します。
それは「代謝機能」を上げることです。
これに尽きます。
代謝とは私たちの生きていく上での必ず必要な機能です。
下記です。
①古い細胞を壊し、新しい細胞を作る(新陳代謝)
②毒素の排せつと解毒
③エネルギー生産と運動機能
④免疫力の向上と組織の修復
この4つが上手く働けば病気にならない。
ピンピンコロリでいけます。
この4つの代謝機能全てに「代謝酵素」がからんでいます。
ですから、病気を防ぎたいのなら、まずはこの「代謝酵素」の機能を上げてやれば良いのです。
私たちの体内酵素は「潜在酵素」という元の酵素があり、これが「代謝酵素」と「消化酵素」に分かれます。
(下図参照)
この元の潜在酵素の生産量は一定という考え方からすると、
消化酵素をたくさん使うと、代謝酵素に回らなくなり、代謝酵素が少ないので代謝機能が低下するという考え方です。
ですから、外からの酵素「食物酵素」を体に入れることで、酵素を補給しましょうということ。
酵素は熱に弱いので、「食物酵素」とは、生野菜、生フルーツ、発酵食品、お刺身、生肉など加熱していない物となります。
「食物酵素」を含んだ食品は酵素を含んでいるので、消化管に入ると「自己消化」といって自分で分解することができます。
このことで、消化酵素をあまり使わずに済むので、代謝酵素が温存されるわけです。
このように、出来るだけ、消化酵素を使わず、代謝酵素を温存することが病気にならない秘訣です。
簡単にいえば、消化酵素をいかに浪費しないかです。
消化酵素を浪費してしまう食習慣一覧
消化酵素を浪費する食習慣は下記です。
加熱食ばかり食べる。(加熱したものは消化酵素を必ず使います)
食べ過ぎ。(自分の消化能力を越えた量)
化学物質や自然界に無いものを食べる。(分解しようと消化酵素を浪費)
食品添加物、農薬、薬、化学合成物質、遺伝子組み換え農産物なを食べる。
日本人が食べてこなかった物を食べる。(分解する消化酵素が元来少ない)
肉(特に牛肉)牛乳、砂糖、小麦などを大量に食べる。
これらを意識して減らし、酵素を含む生野菜、生フルーツ、発酵食品などを増やせば、
消化酵素の浪費は減り、代謝酵素に回るので、代謝機能が上がっていきます。
是非、お試しください、そして続けてください。
私たちの体は細胞レベルで常にベストを尽くしています。
この細胞の機能を邪魔しているものを出し、不足しているものを入れてあげれば、簡単に機能は上がります。
これはとてもシンプルです。簡単に出来ます。
私はこの簡単シンプルな栄養学と実践方法を体験方式でお伝えしています。
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