アーユルヴェーダのドーシャ別にみるストレス時に起こしやすい行動と、その対策にオススメな食べ物
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こんにちは。IN YOUオーガニックアドバイザーのharunaです。
最近では病の原因はストレスであるという研究結果も出ているほど『ストレスはよくない』という認識は強まってきてると思います。
しかしこの時代、将来の不安や、社会の競争、長時間の労働、長時間の通勤、他人との比較、環境の変化、思い通りにならないものなどたくさんのストレスが身に降りかかってきます。
ストレスフリーは人として成長が無くなってしまうので、適度なストレスはいいと思いますが、
過度なストレスは辛いもの。
なかなか『ストレスが全くない』という人はほとんどいないかと思います。
ストレス発散をしましょう!というけれど、方法がわからない人はどうすればいいのでしょう。
ストレス発散法がわからない!どうしよう?!とこれもストレスになるかもしれませんね。
人によって同じことが起こっても、ストレスに感じる人、感じない人、我慢する人、怒り狂う人など様々です。
予防医学としてWHO(世界保健機構)でも認められている医学のひとつ、アーユルヴェーダではどのように考えられているのでしょうか?
アーユルヴェーダのドーシャ別にみる
ストレスに感じるものとその時に起こしやすい行動
こんなこともドーシャ別にみることができます。基本概念の一つで、
全てのものは五大元素『空・風・火・水・地』の5つから成り立っているという考えをもとにすると容易に想像がつくので、おもしろいですよ!
まずは【ヴァータ(風)】から考えていきます。風から想像できるものとは
●冷たい
●ゆらゆら
●乾燥
●動く
などなど、いろんなことが想像できます。このことからどんなことがストレスと感じるようになるのでしょうか?【ヴァータ(風)】がストレスに感じることは
●寒さ
●乾燥
●風に当たると体調を崩す
●不安、緊張感、恐怖
●過労、多忙
●睡眠不足
●同じ場所にいる、退屈なこと
当に【風】を表現しています。
そしてストレスを感じると不安で落ち着きがなくなります。
風は常に動いているので当てはまりますね!
次に【ピッタ(火)】を考えていきます。
火から想像できるものとは
●とにかく熱い
●変化
●流れ
などなど、いろんなことが想像できます。因みにここでの『火』は燃えるので、食べ物の『消化』も指します。このことからどんなことがストレスと感じるようになるのでしょうか?【ピッタ(火)】がストレスに感じることは
●暑さ
●消化力が強いので、お腹が空くこと
●刺激が強いもの
●プライドか傷つく
火のように情熱的でリーダーシップのあるピッタはそれを傷つけられるとストレスになるのです。一見、火から想像できないことでもプロセスを考えると、やはり火に繋がってきますね!
そして火のような【ピッタ】は、ストレスを感じるとイライラして怒ります。
最後に【カパ(水)】を考えていきます。
水から想像できるものとは
●冷たい
●重い
などなど、いろんなことが想像できます。このことからどんなことがストレスと感じるようになるのでしょうか?【カパ(水)】がストレスに感じることは
●寒さ、湿度
●環境の変化(ヴァータと逆です)
●食べ過ぎ、寝過ぎ
●過去のトラウマ
などなど。
カパの特徴として落ち着きがあり、献身的、執着心かあるので、落ち着いているので、変化に弱く、執着心があるので、過去の嫌な思い出がストレスとなります。
ストレスを感じるとカパはひたすら我慢して、ひとりで抱え込みます。
ストレスを感じる時に起こす行動が違っておもしろいですね!
不安でそわそわしたり、イライラしたり、ひたすら我慢したり…。
自分自身や大切な人はどのタイプでしょうか?
タイプがわかったところで、ストレスに強くなるためにどこを目指せばいいのか。
どんな食べ物を食べるといいのか、ご紹介していきます。
精神的な面を表す3つの性質【トリグナ】
【トリグナ】とは聞いたことがありますでしょうか?
体質を表す【トリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)】に対して心のエネルギーを表すものになります。【メンタルドーシャ】とも呼ばれます。
トリグナは
【サットヴァ(純粋性)】、
【ラジャス(動性、激性)】、
【タマス(暗性、重性)】の3つになります。
【トリ】とは【3】を指します。
【サットヴァ(純粋性)】を目指すとストレスに対して冷静に対応できるようになるとアーユルヴェーダは考えます。
【サットヴァ(純粋性)】とは、純粋な心、幸せ、平和、優しさ、愛に溢れた状態になります。
【トリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)】のバランスが整い、落ちついて、調和がとれています。
ここを目指すと、ストレスを感じにくくなります。
【サットヴァ(純粋性)】を増やす食べ物とは
●新鮮な野菜、果物
●ギー
●ごま
●ナッツ
●穀物
●アーモンド
●ココナッツ
●デーツ
●生姜
●野菜
●生蜂蜜
●無農薬玄米
●ハーブティー
●白湯
などなどIN YOUが推薦するサットヴァを増やすオススメ食品一例
オーガニックマヌカハニー
マクロビオティックごま塩セット
オーガニックベジブロス
オーガニックギー
無農薬の玄米
できれば避けたい「ラジャス」について
では、避けたい【ラジャス(動性、激性)】の説明をしていきます。
【ラジャス(動性、激性)】が強くなると、【ヴァータ(風)】と【ピッタ(火)】を増加させ、ドーシャのバランスが崩れます。
願望や欲求が生まれ、攻撃的で、エゴが前に出てきてしまい、自己中心的になります。
優柔不断で気持ちにムラがあり、神経質。快適、贅沢を求め、権威に弱く、おしゃべりしすぎることも。
そんなときは刺激の強いものは避けましょう。
例えば
●刺激の強いスパイス
●コーヒー
●ニンニク
●玉ねぎ
●濃い味付けのもの
●油が多いもの
●肉
などなどそして【タマス(暗性、重性)】も避けたいものになりますので、説明していきます。
【タマス(暗性、重性)】が強くなると【カパ(水)】を増加させ、ドーシャの
バランスが崩れます。
怠惰で、おおざっぱ、鈍感で無感情。恐怖感が強く、執念深く、物事を秘密にしたり、やる気がなくなり、うつ状態になりやすい。
そんなときは新鮮な食べ物を食べましょう!
避けたいものは
●レトルト食品
●油分の多いもの
●加工食品
●冷凍食品
●ジャンクフード
●スナック菓子
●缶詰
●食べ残し
などなどストレスや気分の浮き沈みは「食べ物」の見直しを。
ストレスを抱えていたり、落ち込んだり、イライラしていたら食べ物を見直してみましょう。同じことが起こっていてもストレスに感じる時、感じない時があります。【サットヴァ(純粋性)】の状態であれば、そのことに対して冷静に判断することができます。
そしてアーユルヴェーダでは『幸せとは外に求めるものではなく、気づくものだ』という考えがあります。
わたしはこの考え方が大好きで、穏やかな気持ちになれます。
ぜひ、お試しくださいませ!
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