造血のビタミン!「葉酸」の効果と多く含まれる食べ物。不足すると表れる欠乏症状。なぜ妊婦は意識的な摂取が必要なの?その重要性をお伝えします。
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読者の方々、こんにちは。オーガニックライフコーディネーターの佐野亜衣子です。
IN YOUを読まれる方はとても勉強熱心なので、心身を健康にする食生活を毎日心がけられていると思います。
食の栄養バランスに関して、良質な脂質やタンパク質摂取の重要性は、トレンドも影響して広く認知されるようになりました。
しかし、ビタミンミネラル分の働き1つ1つを明確に答えられる方は、ほとんどいないのではないでしょうか。
今回は、重要なのにあまりスポットライトが当たらない「葉酸」についてお伝えしていきます。
もちろん、知識だけを身につけて頭ごなしに毎日食べるものを決めるのが良いとは思いません。身体の声に耳を傾けることは、とても重要です。
そんな中で、頭の片隅に今回のような体系的な知識も入れておいて頂き、皆さまの選択の更なるレベルアップにお役立ちできたら嬉しいです。
造血のビタミン「葉酸」
葉酸について。その効果とは?
葉酸とは、ビタミンBの一種で水溶性ビタミンに分類され、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれます。
1941年に乳酸菌の増殖因子として、ホウレン草の葉から発見されました。
赤血球の形成を助ける働きを持つので、「造血のビタミン」として知られています。
身体の中に葉酸が不足すると、細胞分裂に関するところに支障をきたします。貧血、免疫機能減衰、消化管機能異常が欠乏症として挙げられ、またガンとの関連性も示唆されています。(Wikipedia参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/葉酸)
葉酸の多い食べ物
緑黄色野菜、豆類、海草類、レバー、卵黄などの食品に、葉酸は多く含まれています。
夏が旬の食材では、かぼちゃ、モロヘイヤ、枝豆などです。
また抗酸化作用もたっぷりで今の夏の季節に積極的に摂りたいアボカドも、葉酸を多く含む食材です。
調理法や鮮度を意識してね!
水溶性のビタミンなので、葉酸は水に溶けやすく加熱に弱い性質を持っています。また、長期保存による酸化によっても壊れてしまいます。
葉酸摂取を特に意識したい時は生で食べられるものをチョイスしたり、新鮮なものを手に入れるようにすると良いですね。
葉酸の摂取をこの世で最も必要とするのは・・・
性別や年齢を問わず不足しないようにすることが大切、と葉酸の重要性についてご理解頂けたかと思います。何でも先をいく欧米諸国では実際に既に広く認知が浸透していて、シリアルなど様々な食品に添加されているのですよ。
そんな葉酸を、一般的な私たちの身体よりも多く摂取することが必要な人たちがいます。
そう、ご存知ですよね。
妊活中女性・妊婦・授乳中女性、妊娠前後の女性たちです。
妊活中、妊娠中、授乳中。
なぜ妊娠前後の女性は、葉酸を積極的に摂取する必要があるの?
人体にとって造血を助ける働きがある葉酸は、
DNAや他の遺伝学物質の合成や体内の細胞分裂に使用されるので、
お腹の中の赤ちゃんが正常に発育する為に必須となります。
また造血作用によって、貧血や妊娠中毒症の予防にも関与するとされています。妊活中は、子宮内膜強化や子宮内の血流促進に働きかけます。
また授乳中は栄養分をもっていかれて母体に不足しがちになるので、出産後も授乳が終わるまでは+αの葉酸摂取が必要となります。
妊娠前後の中でも最も葉酸が必要となるのは、妊娠前から(8〜13週の)妊娠初期。
この時期に葉酸を十分に摂取していると、胎児の先天性異常(神経管閉鎖障害=二分脊椎・無脳症)を防げることが証明されています。
妊娠13週までというと、妊娠に気付いてからでは遅いということですよね。妊娠したいと思った時から葉酸を十分に摂取しておくことが必要です。
実際に厚生労働省も、母子手帳の葉酸摂取についての明記から分かる通り、妊娠計画中のうちからの十分な葉酸摂取を呼びかけています。
というのも日本では1998年以降、二分脊椎の発生頻度が先進国の中で高めの状態で、増加していました。
そこからサプリメント製品が増えて妊娠前後の女性が摂取することが浸透し、二分脊椎の増加は止まりました。
(平成23年5月26日独立行政法人国民生活センター報道発表資料より)
妊活・妊娠・授乳中の女性にとって、葉酸は食品からだけの摂取では足りない!
一般的な私たちの身体にとっては、葉酸も意識したバランス良い食生活の心がけで、深刻な不足状況は防げます。しかし、もう1つ新しい生命を育む妊娠前後の女性にとっては、そうはいきません。
例えば妊娠初期段階で、厚生労働省が公表している1日あたりに必要な葉酸摂取量は、何とほうれん草10株分!
毎日こんな量を食べられませんね。
食べ物だけで満たそうとするのはとっても難しいのです。
そこで広まったのが、サプリメントを用いての葉酸摂取でした。
厚生労働省の呼びかけも相乗し、葉酸サプリメントは短期間に著しく普及しました。葉酸サプリメントの普及は確かに、胎児の先天性異常発生率に歯止めをかけることに貢献しました。
しかし同時に、葉酸サプリメント業界はビジネス的にも魅力的なマーケットととして成長。
こういう時に認識しておかなければならないこと・・・
その裏に隠れている「闇」です。
今の葉酸サプリメントマーケットの状況を知ると、
生産者も消費者も、安全性への確実な知識なしに生産と消費の循環してしまっていることを、疑わずにいられません。
大切な大切な赤ちゃんの健康の為に、わざわざお金を払って摂る、葉酸サプリメント。
安全性は何よりも絶対に揺らいではならない、最優先事項ではないでしょうか?
安全な葉酸サプリメントの選び方
全ての葉酸サプリメントは安全なのでしょうか?
葉酸にはモノグルタミン酸型(合成葉酸)とポリグルタミン酸型(食事性葉酸)の2種類あることとその違いについて、先日の記事で説明しました。モノグルタミン酸型(合成葉酸)は名前の通り合成添加物です。私たちの身体にとって、本当に安全なのでしょうか?
合成葉酸の場合は過剰摂取に注意する必要もあります。このあたりのこと、こちらの記事に詳しく書いてあります。まだの方はぜひご一読ください。
【全ての妊活女性と妊婦に知って欲しい市販葉酸サプリメントの知られざる実態。市販葉酸サプリを比較しました!赤ちゃんの為の正しい葉酸サプリの選び方。】
インターネットで見てみると、合成葉酸が配合されているに「無添加」「天然」という表記がされていたり、「天然の食事性葉酸は吸収率が良くないので意味がない」という表現がされていたりします。
なぜ合成であることを隠したり、天然葉酸を否定したりする必要があるのでしょうか?
事実を述べて、どれを選択するかは消費者に委ねたら良いのではないでしょうか?「天然葉酸は意味がない」「厚生労働省は合成葉酸を摂ることを摂取している」・・・
正しい知識もない企業やアフィリエーターたちによって発信されている、利益だけを追求した良識もない情報は、事実とは異なる偏ったものです。
欧米では、食事性葉酸基準での推奨摂取量の設定が開始されていることは、今の現状がおかしいのではないかという根拠です。
あぁ、ここでも遅れている日本。
女性って新しい生命を育む時になると、本能的な母性から強い責任感を持ちます。
新しい生命が健やかに成長できるように、私が守ろうって。
社会にとっても非常に重要な妊娠前後の女性たちが、正しい知識を得られなくなっているこの状況。
どう思いますか?食品添加物など化学合成物質を摂らないよう気を遣っている読者の皆さまは、だから恐くてサプリメントには手を出せないという方が、多いですよね。
まさに私自身もそうで、第1子の時、葉酸摂取の必要性は認知しながらも葉酸サプリメントを摂取できませんでした。安全性について太鼓判!IN YOUおススメの葉酸サプリメント
赤ちゃんが健全に成長できるように摂る葉酸サプリメントなのだから、絶対的に安全なものを。
葉酸サプリメント業界の状況に問題意識から誕生した、Lepeel Organics(レピールオーガニックス)という製品にIN YOUは出会いました。食事と同等に摂ることができる葉酸サプリメント
Lepeel Organics(レピールオーガニックス)の葉酸成分はその100%が、無農薬のオーガニックレモンから抽出した葉酸エキスです。
原料は全て天然由来で、安全性にこだわって厳選されています。〈原料の産地・生産地詳細〉
・レモン果皮抽出物:インド産のレモンから抽出。インド製造。USDA認証取得済み。
・フラクトオリゴ糖:オーストラリア産他のサトウキビ。三重県製造。
・でんぷん分解物:タイ産他のキャッサバ。兵庫県製造。
・食用油脂:カナダ・オーストラリア産のセイヨウアブラナ。埼玉県製造。
・レモン果皮抽出物:インド産のレモンから抽出。インド製造。USDA認証取得済み。
・フラクトオリゴ糖:オーストラリア産他のサトウキビ。三重県製造。
・でんぷん分解物:タイ産他のキャッサバ。兵庫県製造。
・食用油脂:カナダ・オーストラリア産のセイヨウアブラナ。埼玉県製造。
素材が見えない原料は使わないことをポリシーとし、原料の安全性と品質が一貫して厳しく管理されているGMP工場で生産されています。
また、放射性物質検査も行われ、クリアしています。
葉酸成分自体、そしてその他でも合成添加物一切不使用、食事と同じように安全に摂ることができるサプリメントです。
食事でも完全無添加でトレーサビリティーまで明確にするのは難しいですよね。いかに安全性が追求されているか、ご理解頂けるかと思います。
他の合成美容成分も一切含んでいません。
遺伝子組み換え作物不使用。
グルテン、トランス脂肪酸、イーストフリー。
食品分類の植物由来原料のみなので、ヴィーガン対応。
化学物質過敏症の方も安心してお召し上がり下さい。天然の食事性葉酸(ポリグルタミン酸型)で、かつ余計な添加物やを含まない食事と同様に葉酸を摂取できるサプリメントは、現在の日本ではこちらの製品だけとなっています。
1粒あたりに配合されている葉酸は200μgDFEです。時期に合わせた摂取量の調整や、欧米の新基準への対応が可能になっています。
食事性葉酸なので、過剰摂取リスクもありません(摂取量目安は守ってくださいね)。
そうそう。粒の大きさも小粒で飲みやすいです。
気道が狭くて小さい頃によくお餅を詰まらせていた私の夫は、海外のサプリは喉に詰まると嫌がるのですが、これは大丈夫と言っていました◎
パッケージに描かれた「レモン」に込められた想い
サプリメントに見えず鞄に入れて持ち運びもしやすい、おしゃれなパッケージですよね。
「レモン」というのは古くから、「聖母マリア」と「救済」のシンボルとして親しまれてきたものです。
聖母マリアは、受胎告知や不妊の夫婦に奇跡を起こすなど妊娠関連のエピソードも多いことで、知られています。
また、実のなる気は子授けに良いとされている中で特に、年中実を付けるレモンは縁起が良いとされています。
「救済」も解毒の作用から発展したものと言われているので、お守りのように妊婦の方を守ってくれるイメージですよね。
製品のロゴ・パッケージには、
妊娠を望む全ての方が子宝を授かるように、
妊娠中の全ての方が無事に出産できるように、
手に取って下さった全ての方に多くの実りを届けられるように
という想いが込められています。中身も見た目も、摂取する消費者のことを考えた、優しさと思いやりがたっぷりと詰まった葉酸サプリメント。
日本国内で他にはない、唯一無二の製品です。
大切なのは、自然の循環の中に身を置く意識
健康は、頭から入って手に入るものではありません。それよりも、自然の循環の輪と調和しようとする意識が大切。それができれば、自ずと私たちの心身は健康になるものです。
私たちが日常買い求められる現代の食材は、残念ながら、自然のありのままの姿ではないものが多くなってしまいました。
それだけでは生命を健全に育む為の栄養が不足してしまうので、サプリメントで補強してあげることが、いま必要です。
でも、その為に不可欠な栄養も、質が不明瞭なものを摂っては本末転倒ですよね。
良からぬ結果を招いてしまう可能性があるのです。
ご紹介した葉酸サプリメントは国産で唯一、安全性が明確で食事と同じように摂取できる葉酸サプリメントです。
自然の形に寄り添った生活を。その手助けをしてくれる、良いものが生産されて消費される循環が、もっともっと身近になるように。
皆さまが、正しい知識を身につけて、正しい選択をすることができますように。
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