一時的なデトックスではなく真のデトックスを成功させる方法。私が考える「好転反応と悪化」の見分け方。
好転反応とは、症状が良くなる前の最後の大仕事=デトックスが行われる際に現れる、一過性の不快な症状の事です。
「好転反応」と「不快な症状」とは紙一重です。
勘違いしがちですが、やっと排出される段階にまできた毒素を「好転反応」とは気づかずに、
逆に「悪化した症状」だと捉えて薬などで抑えてしまう事が多く、結果せっかくのデトックスの機会を失うことになり兼ねません。
また逆に悪化しているものを素人判断で、「好転反応」だと捉えてしまっても危険です。
しかし、好転反応を本当に理解することはデトックスを成功させる上で必要なステップの1つなのです。
好転反応とは、デトックスを成功させる為のプロセスの一環です。
好転反応とは、食事療法や食事制限などによって一時的に現れる様々な不快な症状であったり、
または鍼、灸、マッサージ等によって筋肉がほぐれ、溜まっていた老廃物が血液中に流れ込む際に現れる一過性の不快な症状のことです。
例:頭痛、下痢、便秘、疲労感、発疹、ニキビ、膿、かゆみ、腫れ、不正出血、血便、胃痛etc
「好転=良くなってる」はずなのに、どうして不快な症状が出るのでしょうか?
食事制限によるデトックス効果に着目してお伝えすると、デトックスとは「体内に溜まった毒素」を排出する為の行為であり、
その毒素とは長年(何十年も)かけて少しづつ何重にも積み重なってきたもの。
古くなればなるほど、その汚れはこびりついて簡単に落とすことはできません。
一言で言うと、デトックスジュースを一回飲んで「ハイ、綺麗になりました!」と言う結果には、残念ながらならないのです。
数十年と言う月日をかけて積み重ねてきた不純物を取り除く為の、大掃除のスイッチが体に入るまでには、
個人差はもちろんありますが一般的には下記のような日数がかかると言われています。
・本断食(断食道場などでプロの指導のもとに集中的に断食を行う)で数日
・プチ断食で約10日
・16時間断食で約数週間
(目安であり個人差があります)
こうして時間をかけて体内の細胞に「大掃除しますよ」と言う指令が届くまで根気よく食制限を実行し、
その後やっと細胞の「大掃除スイッチ」がONになり、体内の細胞がこびりついている汚れを発見して、剥がして、浮き上がらせて、排除する、と言う「デトックス」の作業が本格的に行われる訳です。
<好転反応までの道のり>
こうして、ようやくスイッチが入った細胞は、体内をくまなく巡回しこびりついている汚れや、脂肪や、蓄積されていた有害物質などを脂肪の燃焼と共に剥がして、排出させるのですが、
この時にやっと剥がれた古い汚れは排出される為に一旦浮かび上がり、血流に乗って体内を他の血液と一緒に回ってから、排出されます。
その時に血液に混ざっている「古い汚れ」は、当然通過地点として肝臓や腸を通過するので、
その時に体が反応して、頭痛や下痢といった不快な症状が出るのです。
つまり不快な症状とは、古い汚れがようやく剥がれて排出される寸前の症状=好転反応であり、
それを「悪化」と間違えて薬などで症状を抑えてしまうと、せっかく排出されるべき毒素が再び体内に蓄積されることになるのです。
どうやって「症状の悪化」と「好転反応」を見極めるのか?
<好転反応の1、2、3>
特に16時間断食(朝食か夕食を抜くことで、体内の空腹時間を16時間保つ)や、その他何かしらの食制限をしている場合、
体内では栄養が今までのように定期的に入って来ないことで危機感を覚え、エネルギーを「自家発電」するようになります。
この場合の自家発電とは、「既にあるもの=こびりつき」を燃焼させる事で、それを様々な栄養素に変換させて体内の栄養分へと配給する事です。
①自家発電の原理
例えば血糖値を維持する為には「ブドウ糖」を自家発電させます。そのプロセスとは:
・肝臓に貯めてあるグリコーゲン→ブドウ糖に変身
・肝臓にあるアミノ酸も→ブドウ糖に変身
・筋肉もアミノ酸を製造し→ブドウ糖に変身
このようなサイクルで体内には必要最低限の血糖値が維持されます。
②脂肪燃焼
体内に必要最低限の血糖値が確保されると、次に脂肪の燃焼が始まります。脂肪燃焼の順序としてはまず、お腹周りの脂肪が燃焼され→背中の脂肪→腰回りの脂肪→心臓の裏の脂肪→肝臓の脂肪→腸と腸の間の脂肪が燃焼されます。
そして最終的に結石・脂肪塊・寄生虫・病原菌・粘液毒素などの排出も行われます。
③血流改善
こうした①自家発電②脂肪の燃焼のプロセスを踏む事により、血液がある程度浄化されてくると、血液に含まれている「水分、酸素、栄養素、白血球、免疫物質」の循環が良くなり、胃腸に綺麗な血が流れ始めます。
すると不純物を排出する機能も高まる事で、血液中には排出される目的で「古い汚れ」が一旦浮遊して腸などを通過し、最終的に排出されます。
つまり好転反応とは、自分が意識して行った食事制限などの結果として現れている現象なので
自分を信じて数日間見守ることが大事だという事です。(個人差があります)
この経過を辿ると、かなり造血作用もパワフルになるので、正常細胞の20倍もの血液を必要とする「脳」にも十分な血液が行き渡り、
身体的にも精神的にも安定した状態になるので、様々な選択なども自分の意志のもとに行える思考回路と化していくのです。
好転反応から自分を客観視する
好転反応の症状とは様々で、冒頭でもお伝えしたように頭痛、下痢、便秘、疲労感、発疹、ニキビ、膿、かゆみ、腫れ、不正出血、血便、胃痛等、個人差がかなり強く現れます。
ではなぜ、個人差があるのでしょうか?
それは、その症状こそが「出さないといけない症状」だからです。
つまりその反応の現れ方で・自分が一番どこをこき使っていたのか
・どこを一番弱らせていたのか
・どこに一番負荷をかけていたのか
などが明確になる訳です。
その部位こそが「自分の中の精神が浄化されていない部分」だといういう事です。
私の場合の実例を参考までに取り上げますが、私の場合の好転反応は「不正出血」でした。
数ある臓器の中で、なぜ私の場合は「不正出血=子宮」だったのか?
子宮とは女性としての命の源であり、自分を苦しめる感情(罪悪感、無価値観、存在意義)などの深い悲しみを一手に引き受けている場所であり、
生命誕生の発祥の地でもあります。
その子宮から不正に出血されるという事実は、私にとっては長年溜めてきた女性性の否定を解放する手段であり、
落胆や悲しみを受け入れて癒す事を知る方法でもあったり、そもそもの存在意義(生きる目的)を知る道のりなのだと思います。
症状を見て、自分の背負っているものを解放する
これこそが真のデトックスの意味であると思います。
体の脂肪燃焼や、体重減少(ダイエット目的)や、血液の浄化などの作業は、最終地点である「心の解放」を手助けする手段の1つであり、ゴールではありません。
あくまでも溜めてきたものは物質的な不純物ではなく、それを溜めるサイクルを作り上げた「自分自身」の心の持ち方なのだという事です。
このように、食生活を見直すということは、体を軽くするだけではなく、
同時に心をも軽くして、思考も浄化されるという事に繋がるのだと思います。
(※上記はあくまでも好転反応に関する一般的な知識と参考資料と見解であり、治療法を推奨・示唆するものではありません。
不快な症状の対処として、薬の投与や診察が必要だと感じる方はご自分の判断で行ってください。)
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