風邪の症状が出たら試すべき!ひき始めの風邪にお風呂が効果的な理由
今年の冬は新型肺炎の話題で持ち切りですね。
その分、風邪やインフルエンザはさほど流行していないように感じます。
ところが、私の住む地方では小学校でも中学校でも、
今になってインフルエンザや風邪で休む子どもが増え始めています。
皆さまのお住いの地域ではいかがでしょうか。
また、これから暖かくなって春へと向かう時期は、
寒暖差によって体調を崩しやすく、風邪をひくと長引く季節でもあり、
まだまだ気は抜けません。
しかし、風邪はひき始めのケアが適切であれば短期間で治癒できるものです。
さらには、私たちが「風邪の時は控えたほうがいい」と思っていたお風呂が、
実はひき始めの風邪に効果的という考えもあるのです。
そこで今回は、風邪の症状が出始めた時になぜお風呂がよいのか、
また風邪をひいた時の入浴法についてもお伝えします。
「風邪の時にお風呂に入ってはいけない」というのはもう古い?
風邪をひいた時の私たち日本人のこれまでの常識では、
「風邪の時はお風呂に入ってはいけない」
というのが当たり前でしたよね。
ところが、最近では医師でもそのように指導することは少なくなってきているようです。
なぜそのように言われてきたのか。
それはかつての日本のお風呂事情によるところが大きいのです。
戦後は家にお風呂がある人も増えたものの、
作りが今とは異なりタイル貼りのとても寒い場所でした。
脱衣所で体をふいて服を着ている間にもどんどん体が冷えます。
また昔は銭湯に通う人も多かったので、せっかく入浴して体が温まっても
帰り道を歩いている間にどんどん冷えてしまいます。
風邪とは、体が冷えて免疫力が下がった時にひきやすく悪化しやすいものです。
ということは、お風呂から上がって体が冷えていく時に風邪をひきやすく、
すでに風邪をひいていれば悪化しやすいということです。
そういうわけで、風邪をひいている時は悪化のリスクが高くなるからやめましょうというのが一般常識となったわけです。
ところが、現在では家風呂はほぼ100%の普及率となりました。
浴室暖房が完備されている家もあり、
ない場合でも脱衣スペースに暖房器具を置くことも可能になりました。
昔と比べると、そこまで「お風呂が寒すぎる」ということもなくなり、
お風呂で温まった身体が以前ほど急速に冷えるということもなくなりました。
「風邪の時にだけお風呂につかる」というドイツの習慣
昔から温泉やハーブによる治療が盛んに行われてきたドイツでは、
普段はシャワーで済ませるものの、
なんと風邪をひいた時だけハーブ入りの入浴剤を入れてお風呂に入るという習慣が存在します。
風邪をひいたなと感じる時は、病院にかからず薬もできる限り飲まず、
バスタブにお湯を張ってユーカリやミントなどの薬効ハーブ入りの入浴剤を入れ、15分ほどつかります。
これによって血行が促進され体が温まるだけでなく、
鼻水や鼻づまり、咳、喉の痛みといった風邪のひきはじめの症状も緩和されるとのこと。
海外にもこういう入浴法をあるのだということを知ると、
「風邪の時はお風呂に入ってはいけない」という常識が覆されますね!
お風呂に入ることで風邪が早く治る?
実は、風邪をひいた時のお風呂は問題ないというばかりか、
近年では日本でもかえって風邪の治りを早くするとも言われるようになりました。
38℃以下の微熱であり、それほど体調が悪くないようであれば、
40℃以下のぬるめのお風呂に15~20分程度つかります。
入浴によって体内温度が上がると免疫力が上がって、
風邪による炎症が早いうちに極期(症状がピークの状態)を迎え、
すみやかに消退期に入るというのです。(※)
また、蒸気が鼻や喉の粘膜にひそむウイルスを弱らせ、
鼻水や鼻づまり、喉の痛みなどの症状が緩和され、
早い段階での回復が期待できるとも言われます。
ちなみに、今では「半身浴が身体によいとする根拠がない」とも言われていますが、
入浴による体力の消耗をできるだけ抑えたいという場合には、
刺激が少なくゆっくりと入浴効果が得られる半身浴が適しています。
よく「風邪はひきはじめの対策が肝心」「早めに対処すれば本格的な風邪にはならない」と言われますね。
それではどのような対策をしたらいいのか、皆さんもよくご存じとは思いますが、
一般的に言われることとして以下のようなものがあります。
◆手洗い、うがい、鼻うがい…ウィルスの二次感染による風邪の重症化を防ぐ
◆十分に栄養を摂る
◆水分補給をする…発熱による脱水を防ぐためスポーツドリンクなどを摂取
◆十分に睡眠を取る…十分な睡眠によって免疫力を上げる
◆体を温める
これらのことからも、
お風呂は「良質な睡眠が得られる」「体が温まる」という点において有効だと考えられます。
風邪の時のお風呂で注意すべきケースは?
乳幼児や高齢者
体力や免疫力に不安のある乳幼児や高齢者にとって、入浴の際の急激な温度差や体力消耗は危険視した方がよいかもしれません。
どうしても入りたい場合は、かかりつけ医の指示に従うことをおすすめします。
38℃以上の高い熱がある
体温が38℃以上の高熱の時の入浴は、体力も下がっているため危険です。
インフルエンザなどの場合に筋肉や体のふしぶしが痛むことがありますが、
こういった症状は以後熱が急激に上がってくる兆候かもしれませんので、
入浴は控えたほうがよいと考えられます。
入るのであれば、微熱になるまで待ちましょう。
ウイルスによる吐き気や下痢の症状がある
冷えが原因の下痢であれば体が温まる入浴はメリットがあると言えますが、
ウイルスなどが原因の下痢や嘔吐であれば体力低下しやすく、脱水状態にもなりやすいです。
衛生上もよいものではありませんし、
入浴によって発汗すると水分が失われてしまうので危険です。
風邪に効果が期待できるお風呂の入り方
先に、風邪の時の入浴方法として、
「38℃以下の微熱であり、それほど体調が悪くないようであれば、
40℃以下のぬるめのお風呂に15~20分程度つかる」
とお伝えしましたが、もう少し詳しくお伝えします。
体温を測る
入浴前に体温を測って38度以下であること、そして体調がそこまで悪化していないことを確認してください。
決して無理をしないようにしましょう。
あらかじめ脱衣スペースやお風呂場を暖かくしておく
入浴時に「寒い」と感じないことが大切です。
脱衣スペースに暖房器具などあればよいですが、
ない場合はお風呂のドアを全開にして、
熱いシャワーをジャーッと出して一気に温めてしまうこともできます。
入浴前後にぬるめの水を少し飲む
脱水状態を防ぐため、ぬるめの水を入浴の前と後にコップ1杯ほど飲みます。(この時、熱かったり冷たかったりすると体に負担がかかってしまいますので注意)
体力を消耗しない程度に短めにお風呂につかる
38℃~40℃程度の、熱すぎずぬるすぎないお湯につかります。15分程度であれば体力の消耗もさほどなく、十分温まることができます。
体や頭を洗うときは、冷えないようにできる限り短時間で済ませるようにしましょう。
さて、これらに加えてさらに風邪撃退の効果を高めてくれる方法、
それがIN YOUおすすめの「ミネリーバスタイム」を使って入浴することです。
風邪の引き始めのお風呂はミネリーバスタイムで効果アップ!
IN YOUが絶対的な自信を持って皆様におすすめする、
完全オーガニック入浴剤「ミネリーバスタイム」。
すべての原材料が厳選されたオーガニック素材であり、その効能の一部をご紹介すると、
巡りをよくして体をしっかり芯から温めるエプソムソルト、重炭酸。
水道水の塩素を優しく中和する、ビタミンC豊富なオーガニックフルーツ。
鎮痛・抗炎症・抗菌作用のあるオーガニックゼラニウム。
疲労感を和らげる作用のあるオーガニックパチュリ。
そのどれもが徹底的にこだわり抜かれています。
これまで私も、このミネリーバスタイムには様々なシーンで助けられてきました。
・大きなストレスを感じる出来事があって自律神経が大きく乱れた時。
・腰痛が慢性化した時。
・精神的なストレスから解放されたい時。
それだけでなく、子どもたちが風邪やインフルエンザとみられる初期症状があった時にも大いに役立ってくれました。
ミネリーバスタイム入りのお風呂で風邪からスピード回復?
我が家の体験談
我が家でもこの冬、子どもたちが学校から帰宅した時に、
「なんか寒気がする…」
「頭が痛くて、熱があるかも」
ということが2回ほどありました。
今年は学級閉鎖をするほどのインフルエンザやノロウイルスの流行はありませんが、
隣の席の子が吐き気で早退したとか、友達の妹がインフルエンザだとか話を聞いており、
やはり完全にゼロというわけにはいきません。
なので、子どもの体調が怪しい時は、
できるだけ早い時間帯に食事をし、
さっさとお風呂にお湯を張ってミネリーバスタイムを入れて入浴してもらいました。
もちろん入浴前後にはミネリー「飲むミネラル」で水分・ミネラルの補給。
その後、ぐっすりと寝てもらいました。
その甲斐あってか、どの子の、どのケースであっても、
翌日に体調が悪化するということはまったくありませんでした。
風邪の引き始めの入浴の効果は、
・体が温まること
・良質な睡眠が得られること
と先にお伝えしましたが、
ミネリーバスタイムを使用するとこれらの効果が格段に大きくなります。
体は、38℃程度のぬるめのお湯に15分間つかるだけであっても非常に温まり、
お風呂から出た後も指先から足先までの心地よいポカポカ効果が最低でも3時間くらいは長持ちします。
「この間の免疫力は確実に上がっているんだろうなぁ…」と感じます。
そして、心地よい暖かさでだんだん眠くなってくるようで
(入浴後も体に良い香りが残っていて、それも心地よいそうです)、
気がつくと、安心した顔ですやすや眠りこけています。
体調が悪いと、眠っている時も眉間にしわが寄っていたりして「なんか辛そう」と感じることがありますが、
ミネリーバスタイム入りのお風呂に入った後の子どもたちの寝顔は
いつでも完全に爆睡している顔です。
そして、朝起きると非常にスッキリした顔をしており、
「調子どう?元気になった?」
と聞いてみると、
「もうなんともないー!きょう学校いく!!」
と元気に答えてくれるのです。
朝ごはんの食べっぷりもいつも通り。
学校に出かけた後は「保健室から電話があるんじゃないか」と心配になりますが、
結局元気に帰宅。
なんて驚異的な回復力なんだ!と驚かされました。
体が芯からよく温まって睡眠の質が格段によくなり、
普段より長めに眠るということが体の回復にとって良いのかなと感じています。
もしも「風邪の時はお風呂に入ってはいけない」という
以前の常識を鵜呑みにしていたら、
これほどの早い回復はなかったかもしれないとも思えるのです。
風邪の時の入浴にミネリーバスタイムを使う時の注意点はある?
ただ、ミネリーバスタイムを風邪の時に使うときの注意点もいくつか存在します。
風邪の時のお風呂はOKという意見の中には
「お風呂から上がったら、体が冷えないうちにさっさと布団に入るように」
というものもあります。
しかしミネリーバスタイムを使った場合、
これは少し注意が必要かもしれません。
体が非常によく温まりますのであまりすぐに布団に入ると汗をかいてしまいます。
その後汗が引いた状態で眠ってしまうと、
パジャマに吸い込まれた汗が体を冷やしてしまうことになりかねません。
入浴後しばらくは体が冷えることもないので、すぐ布団には入らず、
次第に眠くなるのを待ってから布団に入っても全然遅くはないと思います。
また、水分補給は特に気を付けていただきたいです。
通常の入浴に比べてじんわりと発汗するのが明確にわかり、
お風呂上りも長い時間ポカポカしているため、
その分水分も失われやすいかもしれません。
市販のスポーツドリンクなどは砂糖や人工甘味料などが気になりますので、
良質で吸収されやすい植物性ミネラルを補給できるミネリー「飲むミネラル」をおすすめします。
これからは寒暖差が激しく、体調が崩れやすい季節に突入します。
「もしかして、風邪?」と異変を感じた時は、
悪化する前の「ミネリーバスタイムを使ったハイクオリティな入浴」をおすすめします!
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3年間で1度しか風邪をひかない私が気をつけている9つの風邪予防対策法を伝授します。
【参考】
※「こうすれば病気は治る~心とからだの免疫学」阿保徹・新潮選書
「最強の免疫学~病気は自分で治せる!」阿保徹・長岡書店
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