エッセンティア 学芸大学で自然栽培野菜を買えるお店
■自然栽培と有機栽培の違い
みなさんもご存知の通り有機栽培という言葉はここ最近よく耳にするようになりました。有機栽培とは原則3年以上農薬や科学肥料を使用しない土で有機肥料で育てる栽培のことです。
【有機JASマーク】を取得していても、実際には使用が許されている農薬と食品添加物がたくさんあります。つまり、指定された農薬と食品添加物を使用しても有機JASマークが貼れるということになります。
それに対して自然栽培とは、農薬はもちろんのこと、科学肥料、植物性堆肥等もいっさい使わない栽培方法のことです。
簡単にいうと自然界本来のサイクルにお任せする、という栽培方法です。
自然栽培は肥料を使わないので、根は土の中で栄養分を探してぐんぐん伸びます。
人間の健康な身体には綺麗な血が不可欠ですが、食物にとってのそれは根だと思います。
もちろん全ての農家さんたちが自然栽培に変えていくというのは簡単なことではありません。
土の中の毒は虫や作物の根が吸い上げて出してくれますが、さんざん化学肥料を投入し冷たくなった土の肥毒を全て出し切るには何年もかかります。
体で大地の恵みを感じることが出来る自然栽培の野菜
自然栽培で育った作物はどっしりとしていて細胞ひとつひとつが詰まっていて、大地を感じることのできる深い味わいになります。私も実際に自然栽培で育った野菜を頂くと心の底からほくほくと幸福感がわきます。スーパーに並ぶ野菜が工業製品のように見えてしまいます。スーパーで買ったトマトは水の中へ入れるとプカプカ浮かんで来ますが、自然栽培のトマトはそうではありません。ほとんどものがずっしり沈み浮かんで来ません。
細胞がぎっしり詰まった健康な証拠だと思います。
■自然栽培の野菜が1つから買えるお店のご紹介
自然栽培という言葉は最近ではちらほら聞くようになりましたし、自然栽培の食材を使ったカフェやレストランも少しずつではありますが増えて来ていますので、以前よりだいぶ身近になったのではないでしょうか。
アレルギーや様々な病気、不調が世の中にはびこり、日本でも遅れ気味ではありますが関心を持つようになってきた証拠だと思います。今回は、学芸大学駅近に出来た自然栽培の野菜が1つから買えるお店をご紹介します。
学芸大学駅から歩いて2分のところにオープンしたessentia(エッセンティア)というお店です。
自然栽培の野菜を1つから買えるので1人暮らしでも無駄なく使い切れますね。
グルテンフリーのマフィンも1つから買えます。
古代小麦を使ったオーガニックパスタも100gから購入できます。その他に変わったパスタやグルテンフリーのショートパスタもおいてあります。
イタリア好きオーナーのこだわりの安心・安全なナチュラルワインもとても豊富です。オーガニック系のお店でもここまで揃っているのは珍しいと思います。これもこのお店の特徴です。
他にもお味噌や新鮮な魚、変わったものも色々おいてあり、お店自体は小さいですがとても充実した店内です。
私も実際に買ってみました。
ジャングル自然栽培の発酵カカオ豆は抗酸化作用がものすごいそうです。
初めて口にしましたが、カカオのとても崇高な味わいに驚きました。チョコレートが好きな人は砂糖断ちにも活躍しそうです。
ちょこちこと買えるのでいろいろ試してみることができます。お友達へのちょっとしたプレゼントにも喜ばれますね。
■自然栽培には肥料代がかからない
もちろん自然栽培の野菜はスーパーで売られている野菜に比べると割高になります。
ただ、びっくりする高値ではないのです。何故なら農薬代もなければ肥料代もかからない。
もちろん自然栽培にもっていくまでには膨大な労力がかかります。
スーパーで売られている野菜は農薬まみれです。
人間の都合で大量生産できるように仕込んでいますので、一つ一つが安く手に入るのです。
自然栽培は人間都合ではなく、自然の都合に合わせます。だから不作の年もあれば大量に出来ないこともあります。
ただ、太陽をたくさん浴びて根を土の中でぐんぐん伸ばして温かい土でのびのび育った野菜たち。
裸足で自然栽培の畑へ入るととても気持ちがいいそうです。土が柔らかくて温かい証拠です。
健康な体の要は綺麗な血とその血が体中に巡ることです。
毎日私達が食べたものが体を作り血を作ります。綺麗な血は丈夫な体を作ります。
風邪も引きにくくなり病院代や薬代がいらなくなるので、野菜が少しくらい高くても先行投資ですね。本当に体が喜ぶ選択肢をしたいものです。
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