予防接種の本数=3歳までに発熱する回数。あなたはそれでも我が子に予防接種を打ちますか?
長女14本=発熱14回、次女5本=発熱4回
これは何の数字かわかりますか?子供に予防接種を打った回数と、3歳までに発熱した回数を数えたら、ほぼ一致しました。
私の夫は予防接種を打つと発熱するタイプで、いつも予防接種きっかけでインフルエンザやおたくふかぜにかかってました。
夫がそういうタイプだったので、私の子も予防接種で発熱する可能性はあるのかなと思っていました。
長女の時は「子供のために」と思いフルコースで予防接種を受けましたが、同時接種4本+経口ワクチン(ロタウイルス)を受けた時に
「これではどの予防接種で副反応が出たかわからない」
「何だか変じゃないかな?」
そう思い、予防接種を受けることを途中でやめました。
長女は本当によく熱を出して、保育園をおやすみしました。
私は子供の体調不良でも休めない仕事だったので、市内に住む両親や夫に看病をお願いしていました。
長女に対して予防接種の本数をかなり減らした次女はほとんど熱を出さず、鼻水を出すこともなく丈夫に育っています。
友達の子の中には予防接種を一本しか打たなかった子もいて、その子の発熱した回数は、たったの一回。
これは予防接種が発熱を呼んでいるのでは?と思うようになりました。
予防接種の本数=病院に行く回数
かかりつけの小児科医は「ワクチンで予防するやり方で病気が増えている」と言っています。
そこで紹介していたエミリー・マーチンの「免疫複合」という本にもこのように書かれています。
「ワクチンの投与はつねに多少の危険を伴う。
なぜなら、そのプロセスには未知の要因がどうしても含まれているからである。
ワクチンは徹底的に検査され、できうる限りの純度が保たれているが、ワクチンを受ける人々は、遺伝的構成、健康、免疫の質においてばらつきのある制御されていない人たちである。
このことは、しばしばワクチンの投与が好ましくない反応を生み出すことを意味する。
(エディディン、1991年)
引用「免疫複合」エミリー・マーチン著
私の夫のように、予防接種がきっかけで感染症にかかるタイプの人間もいます。
私の長女は予防接種を途中までフルコースで、計14本の注射を打ち、経口ワクチン(ロタ)を2回飲ませました。
対して次女は最低限の予防接種をと思い、計5本の注射を打ちました。
不思議なことに、今まで発熱した回数は注射の数とほぼ同じでした。
私にはこの「ワクチンで予防するやり方で病気が増えている」という説に納得できてしまうのです。
「われわれはみな枝や葉っぱを研究しているが、誰一人として森を見ているものはいない」
免疫複合の本の中にもこんな風に書いてあります。
予防接種が増えたことで健康になった子どもはどのくらいいるでしょうか。
なぜ生後2ヶ月から赤ちゃんに注射針を刺すことを疑問に思わないのか
赤ちゃんがお腹にいる間は薬を飲まないよう言われます。しかし赤ちゃんが生まれてすぐ、生後間もない2ヶ月から予防接種を打ち込むことに対して、お父さんお母さんは何故疑問を感じないのでしょうか。
「無料だし、子供のためになるなら・・」
もし、予防接種が一本3,000〜5,000円だったらよく吟味して情報を集め、本当に子どものためかどうか考えてから接種するのではないでしょうか。一部の任意接種を除き、ほとんどの予防接種は無料で受けられます。
私の長女(2012年生)の時は有料だった予防接種も、どんどん定期化されて今では無料で受けられる予防接種が増えました。
乳幼児医療費助成制度のおかげで、子どもの医療費がかからないのはありがたいことですが「念のために」処方されている薬が本当に子どものために必要なものかは疑わしいものです。
「予防接種が無料で受けられる」という制度はありがたい一方で、本当に子どものために必要な予防接種かどうかという判断を鈍らせる理由の1つだと思います。
デメリットの情報が少ない
予防接種にはいいことばかりではなく、副作用もデメリットもあります。
マイナス面の情報がほとんどなく、予防接種のパンフレットには接種のメリットが多く書いてあります。
栄養学及び工学博士である増川いずみさんは予防接種に対してこのように言っています。
親はまず、「添付文書」をネット検索でもして読むべきです。
そうすれば驚愕して子どもに受けさせようとは思わないはず。
引用 http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/356de9830f238c2786c098e25436f572
ほとんどの予防接種についての添付文書が、インターネットで簡単に見ることができます。
読むと子供の予防接種をためらう予防接種の医薬品添付文書
生後4ヶ月に接種する肺炎球菌の予防接種について医療添付文書を調べてみました。一番気になるのは予防接種を打った時の副反応です。
どのような副反応があるでしょうか。
国内の臨床試験において、1回目接種では、162/181例(89.5%)、 2回目接種では154/177例(87.0%)、3回目接種では151/174例 (86.8%)、4回目接種では144/169例(85.2%)に副反応が認めら れた。
発 熱 (37.5℃以上)(注3):1回目45例(24.9%)、2回目33例(18.6%)、3 回目43例(24.7%)、4回目38例(22.5%)
引用 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013o1d.pdf
程度の差はあるものの、1〜4回の接種において80%以上の副反応が出ています。
そして重大な副反応として以下のような例が挙げられています。
1) アナフィラキシー様反応(頻度不明)注)
呼吸困難、血管浮 腫、蕁麻疹、発汗等があらわれることがあるので、接種後 は観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な 処置を行うこと。
2) 血小板減少(頻度不明)注)
小康期にある特発性血小板減少 性紫斑病患者において血小板減少の再燃がみられたことが 報告されているので、異常が認められた場合には、適切な 処置を行うこと。
3) 知覚異常、ギランバレー症候群等の急性神経根障害(頻度 不明)注)
知覚異常、ギランバレー症候群等の急性神経根障 害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常 が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
4) 蜂巣炎・蜂巣炎様反応(いずれも頻度不明)注)
本剤接種後、 一過性の主として注射部位を中心とした蜂巣炎・蜂巣炎様 反応(発赤、腫脹、疼痛、発熱等)があらわれることがあ るので、このような症状が認められた場合には、適切な処 置を行うこと。
引用 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000013nne-att/2r98520000013o1d.pdf
薬や予防接種には主作用と、意図した作用以外の「副作用」があります。
予防接種ではいかにもたいしたことはないような印象を与える「副反応」という言葉を使いますが、ときには重い後遺症を残したり死亡する場合もあるのです。
主作用と副作用はワンセットであり「効く」という主作用が起きていれば、身体のどこかで必ず何かしらの副作用も起きています。
添付文書は医療従事者のために書かれた文書なので、一般の方が読むのは少し難しいかもしれません。
しかしスーパーで食品成分表を確認するように、予防接種もこどもの体に入るものをよく考えて選ぶ必要があるのではないでしょうか。
予防接種を打って病気を予防する代わりに、発熱などの副作用を受け入れるか。
予防接種を打たずに感染症を経過させて、終生免疫を手に入れるか。
どちらを選ぶかは親にゆだねられています。
最終的に我が子にとってどの選択がベストか、よく考えてみてください。
予防接種は100%病気を予防するものではない
予防接種を受ければ100%病気を防げると思われがちですが、じつは予防接種にはどうしても限界があります。
自然感染でも、まれに二度かかることもあるくらいですから。
引用 予防接種に行く前にー受けるこどもの側に立って 毛利子来・母里啓子著
添付文書には必ず臨床成績(予防接種を打った際の効果)が書かれています。
予防接種を受けて100%予防できる病気はそれほど多くありません。
よく幼稚園・保育園でも感染する水ぼうそうに関しては、90%以上は抗体陽転するが、被接種者の約 20%は罹患するとの報告があります。
参考 http://www.biken.or.jp/WP/wp-content/uploads/Product_Doc/fa-v/document.pdf
私の長女は途中で予防接種を打つことをやめたので、水ぼうそうの予防接種を受けていません。
保育園で水ぼうそうが流行した時に、予防接種を受けなかった長女は感染せず、予防接種を受けたお友達は感染しました。
インフルエンザも保育園で大流行しましたが、予防接種を打った子からかかりました。
予防接種推進派の方の中には、予防接種を受けてない人が感染を広めていると考える方もいるでしょう。
しかし、実際には「予防接種を打った子でも感染した」という事実を何度もみています。
一番大事なのは薬よりも看病
子どもがインフルエンザに感染した場合、次に幼稚園・保育園・学校に行けるのは
「発症して5日、解熱後2日を経過してから」です。
水ぼうそうに感染した場合、すべてかさぶたになってからでないと登園・登校はできず一週間程度はお休みしなければいけません。
子どもが感染症にかかっても、長く休めない親が多いのが現状です。
私も働く母なので、休めない気持ちは痛いほどわかります。
責任のある立場のお父さん、お母さんが子どもを病児保育に預けて仕事に向かう姿もよく知っています。
しかし、本当の意味で子どもを健康に育てたいと願うなら、病気が治るのをじっくり待てる状況を作ってみてはいかがでしょうか。
予防接種はその一種類しか予防できません。
ウイルスや細菌に対して、自分にそれらの微生物が入ってきても問題がないようなコンディションを維持していく方が大切なのではないでしょうか。
予防接種に頼らない感染症予防
子どもは本来強力な自己防衛本能を持っています。
病院と薬局を体の中に持って生まれてきます。
しかし、普段から薬や予防接種に頼っていると、体の中にいる病院と薬局はサボってしまいます。
以前書かせていただいた、薬を使わずに風邪を早く治す方法が今では5万人以上の方にシェアしていただいてます。
「風邪」=病気ではなく、体の不調の9割を治してくれる貴重な存在!風邪を早く自然に治す方法
普段から薬に頼らずに風邪を経過させることで、体の中にいる病院と薬局がフル稼働してくれて、感染症を軽く済ませることができるようになります。
長女が今年の春におたふくかぜに感染しましたが、1日高熱が出たあとはほとんど腫れることもなく、幼稚園に登園できる日まで元気いっぱいに過ごしました。
私自身も次女を妊娠中にりんご病にかかり、看護師のママ友に「大人になってからりんご病を発症すると、指の間接一本一本が曲げられないほど痛い」と散々脅されました。
しかし軽い風邪程度で済んでしまい、病院の先生をとても驚かせました。
子どもは病気にかかりながら丈夫に育っていきます。
病気にかかることによって免疫を獲得し、ウイルスや細菌と一緒に生きていくことができるようになります。
中には感染症にかかると命にかかわる子もいますので、そういった子への配慮は必要です。
しかしふつうに健康な子どもに対して必要な予防接種はほんの一部、もしくはほとんど必要ないのかもしれません。
「予防接種を打つことが当たり前」から少し立ち止まって考えてみてほしいです。
あなたの子がほんとうに健康に育つことを、私は心から願っています。
参考にした本
この記事について
医師 中村裕恵からのコメント
大切な命を守るために、薬は最小限使うものですし、大切な命を守るために、薬の副作用は避けたいものです。
自然治癒力を大切にする医師の立場からも、予防接種の賛否両論が存在し、是非の論争も絶えないことから、しばしば意見を求められます。
まだまだ免疫がついていない幼い子どもや、老化によって免疫が衰えている高齢者にとって、急性の病気は肺炎、脳症、脱水といった危機にも曝されるので、死の不安を煽られる事なく、予防接種を活用できればベストに違いありません。
しかし、一方では、度重なる薬の投与と度重なる予防接種で免疫機能が混乱することも現実に起こっていることも否定できません。
人間の命と地球環境を守るためにも、化学的な食品添加物、農薬、化学肥料、化学繊維、電磁波、放射能、化学的な香料や塗料、製薬会社が作る新薬、汚染された空気や水、ネガティブな思いなどを、通常から遠ざけられるものは遠ざけ、
自然農法もしくは有機農法で作られた農産物、地元の海で捕れた魚、自家製の発酵食品(味噌,酵母飲料,天然酵母パンなど)、山野草などを積極的に食べるようにつとめること。
また、適切な自然療法も人生の武器にしていただき、できる範囲で継続的に取り組むことで医者や薬のいらない生活に近づいてゆくことが理想です。
このことにより、予防接種を受けなくても自分と家族を守りきれる丈夫な免疫力と健全な精神が培われますね。
不健康で免疫機能も安定しない人間が予防接種をしないという選択をするのは、場合によっては非常な危険をはらみます。
また、健康状態が良い人間が予防接種をしないことは予防接種のリスクを避けられ、健康であれば軽く乗り越えられたり、予防接種受けたとしても、予防接種のベネフィットが与えられた上に、副作用無くて済む可能性があります。
予防接種を忌避するだけでなく伝染病や感染症を自力で乗り越えることができる生命力と知恵、それらを育む実践が一番大切ではないでしょうか。
中村裕恵 HIROE NAKAMURA, MD
東京女子医科大学卒業。東京女子医科大学付属病院消化器病センター、国立東京第二病院総合診療科の勤務を経て、都内診療所勤務。内科医として診療の傍ら、統合医療の研鑽に励み、2003年より統合医療ビレッジ・ライフアートクリニック院長就任し統合医療の普及を行う。2007年より、診療所勤務と併行し、東京・杉並のトータルヒーリングセンターの自然療法部長として活動。主な著書・監修書に、「医師が教える 自然療法 症状別セルフケアバイブル」、「今日からはじめる ローフードスムージー」(河出書房新社)など多数。
オーストラリアン・ブッシュ・フラワーエッセンス認定国際プラクティショナー、プラクティショナー認定講座レベル1認定講師、ホメオパス。日本ジェモセラピー協会顧問、日本リビングビューティー協会医療顧問、メディカルビューティー酵素ファスティング協会代表。
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