「簡単・おいしい」の影に隠された死んだ油と添加物。市販カレーを選ぶ際に気を付けたい3つの添加物
仕事に子育てに大忙し。
美味しくて、喜ぶものを作ってあげたい、食べさせてあげたいという想いは誰にでもあるものだと思います。
例えば、子どもからも大人からも愛されている、大人気の国民食の1つであるカレー。
大人気であるカレー、カレー南蛮に、スープカレー、カレーパンに、カレー味のお菓子。
カレーを使った食べ物って驚くほどたくさんありますね。
始めて作った食べ物がカレーライス、キャンプでみんなで作った、みんなで食べたカレーライス。
しかしそんな素敵なイメージとは裏腹に、食品メーカーは私たちの体を養うための食品とはいいがたいものをせっせと製造・販売している実態があります。
その内容を知らずにメーカーが作っているものだから、安全に違いないと考え、
何の疑問も持たずにスーパーのかごに放り込んでいく消費者の姿が見受けられます。
そのかごに入っている300円の加工食品。
本当に大丈夫ですか?
時間がない、お金がない、ということを言い訳に、安全性が不確かでも、
安いものを手に取ってしまう気持ちは誰にでも経験があることかと思います。
しかし、将来子供を産むかもしれない女性はもちろん、
将来ご家庭を持たれたい男性、
そして、小さな子供や妊婦さんなら特に気を付けていただきいのが加工商品選びです。
加工食品の中には死んだ油で出来た食品とは呼べない酸化されたものが非常に多いことをまだまだ知らない方が多いのではないかと思います。
しかし、違和感は、スーパーの棚に並べられた有名な各メーカーの原材料を見れば一目瞭然。
簡単・おいしいの影に隠された大量の添加物。
世界で比較しても非常に多い、1500種類を超える食品添加物を認めている国、日本。
そんな私たち日本人の年間の平均食品添加物摂取量は4㎏だとも言われています。
それもそのはず、市販で売られているもののほぼすべてに書かれている食品添加物。
知らずに生活していればたちまち添加物まみれの生活になってしまうといっても過言ではないのです。
みんな大好きなカレーにも、
“簡単・美味しい”の裏には多くの食品添加物の存在があります。
また「みんなに愛される味」のための
“旨味“を出すために使われる、くくりとしてはそうではなくても、
食品添加物と同じような役目を果たしているものも多く加えられています。
たとえば一般的なスーパーで販売されてるカレーを見てみましょう。
各メーカー比較!
カレールーに含まれる添加物をはじめとした原材料の種類
原材料名の一部がこちら
【カレールーA】
食用油脂(牛脂、豚脂)、デキストリン、たん白加水分解物(大豆を含む)、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香料、乳化剤
【カレールーB】
食用油脂(パーム油、なたね油)、酵母エキス、たん白加水分解物(ゼラチン)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料
【カレールーC】
食用油脂(牛脂、豚脂)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、乳化剤、香料
【カレールーD】
食用油脂(牛脂豚脂混合油、パーム油)、デキストリン、酵母エキス加工品、たん白加分解物、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、
乳化剤、酸味料、香料、甘味料(スクラロース)
【カレールーE】
食用油脂(牛脂豚脂混合油、パーム油)、カラメル色素、乳化剤、香料、酸味料○○エキス、○○パウダー、○○ペースト、などという表示も。
スパイスの文字がどこにも見当たらないのはなぜ?
これらを見ていただいてどう思いましたか?
「いつも見慣れているので何がおかしいのかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。
原材料は左上に書かれているものから順に、一番たくさん含まれるものです。
つまり食用油脂と添加物が一番多く含まれているということが分かります。
カレーに含まれているはずのカルダモンやクミンなどという表記は全くゼロのものもありますね。
カレーのスパイスはまさか一体どこに含まれているのでしょうか・・・。
添加物でカレー・スパイスのような味を出して、カレーの色はカラメル色素で着色。
本来、カレーに含まれるべきものは、ほぼ、含まれていないのではないでしょうか。
さらに、これらの300円~等の安価な値段のカレールーに表示される
ポークエキス、チキンエキス、ビーフエキス、野菜ペーストなどは一体どこから来たものでしょうか。
これだけ原価が安いのですから質の良い牧草を食べて育った牛などからとれるエキスではないことは明らかです。
化学物質を含んだ餌を食べ、劣悪でストレスフルな環境で育った家畜の肉、農薬まみれの廃棄寸前の野菜が使用されている可能性が高いことは想像に難くありません。
特にお子さんには、妊婦さんには、まずこの3つ!
最低限避けたいカレールーに含まれる食品添加物
画像:http://biz-journal.jp/2016/09/post_16756.html
●スクラロース
砂糖の約600倍の甘味を持つスクラロース。農薬の研究中に偶然見つかってしまった添加物で、
アスパルテームと同様、毒性の強い人工甘味料の1つ。
アスパルテームの危険性が明らかになり、批判が集中したために、
企業が代わりとなる人工甘味料として一気に広まったのがスクラロース。
動物実験でその危険性が証明されており、
人体においては、
成長の遅れ、
赤血球の減少、
甲状腺の働きの衰退、
マグネシウムとリンの欠乏、
白血病の発症、
赤血球の減少
など様々な影響が懸念されています。
●カラメル色素
着色料の中で一番使用量が多く、
調味料、おせんべいやスナック菓子などお菓子全般、
アイスクリームや清涼飲料水などありとあらゆる食品に含まれています。
カラメル色素は、作り方によってカラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと4種類あり、
それぞれ一日の可能摂取量も異なります。
・糖類のみを加熱するカラメルⅠ (1日の摂取制限:なし)
・糖類に亜硫酸を加えて加熱するカラメルⅡ (1日の摂取制限:0~160mg/kg)
・糖類にアンモニア化合物を加えて加熱するカラメルⅢ(1日の摂取制限:0~200mg/kg)
・糖類に亜硫酸とアンモニア化合物を加えて加熱するカラメルⅣ(1日の摂取制限:0~200mg/kg)
カラメルⅠは安全性は高くとも、製造コストがかかり、
カラメルⅡにおいてはその危険性のため日本では使用禁止となっています。
カラメルⅢ・Ⅳに関しては、数々の研究や論文において
その発がん性の危険性、リンパ球の減少、免疫機能低下、DNA損傷、染色性異常などが指摘されています。
しかし、問題なのは原材料の表示では、どの製造方法で作られたカラメル色素か判別できないこと。
安価な食品であれば、カラメルⅢ・Ⅳが使用されている可能性が高いと考えられます。
●乳化剤
乳化剤は、水と油のような本来混じり合わないものを均一に混ざりやすくするための食品添加物。
乳化剤は他の添加物で近いものは、
化粧品や洗顔、洗剤などに使われる界面活性剤のようなもの。
シャンプーや洗顔などと同じような化学物質が使われていると思うと、
その恐ろしさが想像できます。
乳化剤と一言に言っても、
複数の添加物を使用する場合「乳化剤」と表示することを許されているため、
実際どんな食品添加物が含まれているか判別ができません。
乳化剤には合成添加物と天然添加物の2種類。
合成添加物では、
ショ糖脂肪酸エステル、プロプレングリコール脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどが使用されています。
天然添加物は、レシチン、サポイン、コレステロール、カゼインナトリウムなどがあります。
乳化剤に関しては、
特定保健用食品として国から認められていた
合成添加物のグリシドール脂肪酸エステルから高濃度の発がん性物質があることを
指摘された騒動があり販売中止になったケースもあります。
天然添加物であれば安全かというとそういうわけでもなく、
品質の保証されているわけではないので、
大豆由来の物であれば遺伝子組み換えのものが使用されている確率が高く、
アレルギーを引き起こす危険性もあります。
「じゃあ、もうカレーは食べられない!」そう思わなくても大丈夫。
安心して食べられるカレーもちゃんとある。
医薬品とは異なり、直接体に入るものにもかかわらず食品添加物の危険性は、
無実な動物たちの命を使った動物実験がベースとなり、
人体への影響や安全性が明らかになっていないものも多いのです。
そういう現実を知れば知るほど、
一体どんなものを口にしたらいいんだろう、と不安になります。
そんな時代だからこそ安心して食べられる食品をお届けしたい、
高い志を持って生産している人たちもちゃんといるんです。
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例えばこちらは、オーガニック、ヴィーガン、グルテンフリー!を実現した世にも珍しいタイセット。
カレー風味のソースや調味料が盛りだくさん。
すべて有機JAS認証を取っているから安心して食べられます。
タイ料理でオーガニック、ヴィーガン、グルテンフリーな商品は、世界中どこを探してもありません。
そして、特徴的なのは、その味。
タイの現地で伝統的な料理は、残念ながら、今やうま味調味料でいっぱいになっています。
このタイ料理セットは、化学調味料を使わずにタイ人のコンベショナルな味を楽しめ、本格的なタイ料理を味わえる商品です。
それからお次はこちら。
酸化された動物性油脂も使用せず、
化学調味料、人工甘味料も、着色料も、乳化剤も、保存料も、香料も、
一切使わっていないのに、18種類のスパイスのおかげでうま味とコクがある。
子どもも大人も誰でも安心して召し上がれる無添加のカレー。
グルテンフリーなので、アレルギーをお持ちのお子さんでも大丈夫ですよ。
IN YOU marketで販売していますので、ぜひのぞいてみてくださいね。
お子様にも♬添加物フリー!シュガーフリー!グルテンフリー!スーパーカレー
おわりに:食も愛情表現の1つ
食品添加物に関しては、安全性が確かではないものが非常に多くあります。
まして、ありとあらゆる食品に入っている添加物は、
それだけ長期保存を可能にしたり、
安価な値段での販売を可能にしていたりと、
簡単に美味しく感じさせるようにできており、長期的に摂取を続けていると化学的な味と自然な味の違いさえ忘れてしまいます。
特に影響を受けやすいのは小さな子どもたち。
小さい時に食べた「母の味」を味覚で覚えている。食は1つの愛情表現なのだと思います。
給食での和食離れなど指摘がある中、子どもたちはどんな味覚をもって大人になっていくのか。
そして父と、母となったときに、どんな食事をわが子に与えていくのか。
その味や食卓の記憶はDNAのように引き継がれていく。
本物の味覚は健康への道しるべ。
体が体にとって良いものと良くないものを選別できるようになっていきます。
本物の信頼できる、安心できる食事を作りたい、作ってあげたいと、
日々一生懸命に考え、選択する姿は必ず大切な人たちに伝わっているはず。
愛情を持った、正しい選択を。
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