脳がカビに支配される！？治らない湿疹、過敏性腸症候群、歯周病、膣カンジタは内臓にはびこるカンジタ菌の仕業だとしたら。

現代人は身体の中がカビだらけの人が急増中！？

カンジダって聞いたことありますか？

カンジダというとデリケートゾーンがかゆくなる
「カンジダ膣炎」をイメージされる方が多いかと思います。

実はカンジダ菌はどこにでもいる誰もが体内に持っている菌で
誰にとっても身近なものです。
（健康な状態だと、腸内細菌のバランスが保たれていれば特別に悪さもしません。）

近年、このカンジダ菌が体内や口内に急増している状態の人が大変多いということをご存知でしょうか。
（一説によると程度にはよりますが日本人の7割）

このカンジダ菌、通常ならば特に悪さもしない大人しい菌なのですが
ある一定の条件が揃うことによって、恐ろい菌となり、我がもの顔で身体を乗っ取り、体内のあらゆる場所で悪さをし始めます。

現代社会はカンジダ菌が増殖する条件が揃いすぎている

後ほど詳しく書きますが
カンジダの餌となるものは
◎精製穀物や、砂糖、コーンシロップなどの糖質。
◎抗生物質やピルの服用ステロイドの多用や重金属（歯の詰め物なども）
◎グルテン・乳製品などのアレルギー誘発物質などもカンジダ菌が好む体内環境を作り出します。


つまり、精製穀物や砂糖、乳製品などが入っていないものを探す方が困難な現代社会では
カンジダ菌が増えて当然ということです。

カンジダ菌があなたの脳を支配する！？

カンジダ菌が体内で増殖することで起こる不定愁訴は様々ありますが

一番怖いのは、カンジダ菌が増殖して体の中の菌のバランスが崩れると
カンジダ菌が脳を通し、カンジダ菌の好むもの＝糖質を食べるよう、指令を出すと言われていること。

メディカル・リサーチャーであり、著作家「リーキーガット症候群」著者のトンプソン真理子さんは
カンジダ菌について次のようにおっしゃっています。

カンジダ菌が一旦腸を占拠すると、それは、糖をもっと入れるようにと信号を送り、
脳を再プログラムしていきます。　脳がハイジャックされると、人の味覚やホルモンが変わり、
人はもっともっとこんな食べ物が欲しくなります：
パン、麺類、ピザ、精製砂糖、精製炭水化物、清涼飲料、デザート、
お菓子、揚げ物、ファーストフード、インスタント食品・・ – Flora　Optima

腸内細菌によって思考がコントロールされるなんて信じられないという方もいらっしゃるかもしれませんが
腸は第二の脳と言われ、腸内環境が乱れる＝最近のバランスが乱れることによって
鬱症状が出やすくなったりするという話もよく聞きます。


実際、腸内常在菌が大脳の代謝系に大きな影響を与えているという研究データもあり
協同乳業が発表した研究結果によると

大脳のエネルギー消費にも腸内常在菌が影響していること、つまり腸内常在菌が宿主の思考や行動にも影響している可能性が示唆された – マイナビニュース

とされています。

私自身、体感として腸と心はつながっているということは、いつも感じているのでとても納得してしまいました。
腸内細菌の人の思考は深く関係していると思えてなりません。

カンジダ菌が増えているサイン

ここまで読んで頂いて、もしかすると私も？と思われた方も多いのではないでしょうか。
カンジダ菌が体内で増殖しているサインは人によって様々で以下のようなものが挙げられます。

◎常に疲れている
◎気分にむらがある　鬱　ヒステリー　頭のもやもや
◎カンジダ膣炎・尿路感染症がなかなか治らない
◎口腔カンジダ症　口唇炎ができやすい
◎慢性的に鼻炎持ち
◎ゲップ、腹部膨満感、便秘、下痢、胃痛など消化器系の不調
◎ニキビ、蕁麻疹　アトピーなど皮膚疾患がある
◎主婦湿疹（皮膚カンジダである場合）水虫や爪水虫
◎更年期障害やPMS症候群、性欲減退、偏頭痛、子宮内膜症など
ホルモンバランスの乱れによる症状がある

例えば、手湿疹がなかなか治らないと思っていたものが
実はカンジダ菌によるカンジダ皮膚炎だったり（皮膚科医による誤診もとても多いようです）
ということもよくあるケースのようです。

 

リーキーガット症候群との関係

ここまで読んで頂いて、リーキーガット症候群についてご存知の方でしたら、
その症状がとても似通っていることにお気づきのことでしょう。

そう、実はカンジタ菌とリーキーガット症候群はとても密接な関係にあり
カンジダ菌が増殖した結果、腸内を荒らし、
腸に炎症を起こすことでリーキーガット症候群が引き起こされると言われているのです。

リーキーガット症候群をご存じなかった方はこちらの記事に詳しくまとめていますのでご覧ください

リーキーガット症候群は、腸の粘膜に傷がつき、
菌やウイルス、タンパク質などあらゆるものが血液に乗って流れていくので

異物を解毒するために肝臓はフル稼働し、次第に解毒能力が追い付かなくなり
全身の細胞が慢性的な炎症状態になり、さらに身体にダメージを与えることになってしまいます。
全身をめぐる血液の質がとても悪い状態になるため、
栄養の吸収もままならず、腸の粘膜修復が追いつかず、、、

といった恐ろしい負の連鎖に陥ってしまうのです。

カンジダが体内で増殖することで起きる症状

カンジダ菌はあらゆる病気の根源ともいわれていて

アトピーや花粉症などのアレルギー性の病気や脱毛症
喘息や鬱、過分性腸症候群　更年期やＰＭＳなどホルモンバランスの乱れからくる症状


など、他にもたくさんの症状を引き起こすとされています。

【カンジダ菌による症状】

◎難治性の歯周病
◎強い倦怠感
◎アレルギー症状
◎過敏性腸症候群や胃痛、消化不良、腹部膨満感など胃腸の不調
◎頻尿、尿道炎、膀胱炎
◎喉や鼻の慢性症状や蓄膿症
◎蕁麻疹や湿疹
◎頭痛
◎化学物質過敏症
◎酒量の許容量の低下
◎耳鳴り
◎視力低下
◎抑うつ　鬱　イライラ
◎更年期やPMSなどホルモン異常からくる症状
◎自閉症


まだまだ、こちらに書ききれないほど様々な症状があると言われています。
何一つ当てはまるものがないという方の方が少ないかもしれませんね。
それほど、現代人とカンジダ菌とは密接な関係にあるということなのでしょう。

カンジダ菌が癌を引き起こす張本人であるという説も

ガンや糖尿病、代謝障害に特化したローマの医師シモンチーニ博士は、
「癌は真菌感染（カンジダ）である」とまで断言されています。

カンジダが増殖する要因

冒頭でも少し触れましたが、
現代社会は、カンジダ菌が増殖しやすい環境が整っています。

カンジダ菌が増殖する原因となるものは以下の通りです。

・砂糖、コーンシロップ、ブドウ糖液糖、その他人工甘味料
・白米、精製小麦など糖質の摂りすぎ
・抗生物質　ステロイド　ピル　消炎鎮痛剤など薬の多用
・胃酸の不足、胃酸を抑える薬やビオフェルミンの多用
・便秘
・消化酵素の不足
・重金属（歯の詰め物なども）
・乳製品　グルテンの過剰摂取
・アルコール飲料
・塩素入りの水

身体と向き合い
日々を丁寧に生きていくことが何よりの解決策

これら全てのものを避けて生きていくのは、かなりストイックになる必要がありますが
よく言われるように

◎食べ過ぎないこと
◎玄米菜食中心の食生活（玄米は十分浸水させ発芽させる必要有り）
◎発酵食品や生食や酵素ドリンクなどで消化酵素を取ること
◎薬に極力頼らず、不調時にはお手当で対応する
◎砂糖や人工甘味料をできる限り避ける
◎プロバイオティクスを摂取
◎浄水器を取り付ける

などなど




一見すると遠回りなようですが
日々を丁寧に、自分の身体と向き合いながら生活をしていくことが
カンジダ菌に身体を支配されないための一番の近道と言えるのではないでしょうか。

皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。

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