黒にんにくでたまりきった外出自粛ストレス・疲労を吹き飛ばす!その驚きのパワーとは?
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猛威をふるった新型コロナウイルスも、
次第に収束の方向へと向かっているように見えます。
緊急事態宣言は全国的に解除されてきていますが、
長引く外出自粛でストレスや疲労が
たまりきっている方も多いと思います。
そんな時にぜひ活用してほしいのが、
食べるサプリメントとも言われる「黒にんにく」です。
新型コロナの拡大とともに注目度が上がりましたが、
今回はそんな黒にんにくの効果と食べ方についてご紹介します。
にんにくの常識が変わる!黒にんにくって一体何?
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黒にんにくという言葉は聞いたことはあるけれど、
どんなものか分からない方も多いかと思います。
まずは、黒にんにくの特徴についてお伝えしていきます。
黒にんにくと普通のにんにくの違い
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簡単に黒にんにくを説明すると、
普通の白いにんにくを熟成発酵させた加工食品です。
意外かもしれませんが、
黒にんにくという品種があるのではなく、
もともとはスーパーなどで売っている白いにんにくが正体です。
ではどうして、黒にんにくは黒いのでしょうか?
「え?着色料とか使ってるんじゃない?」
と思われた方、安心してください。
黒にんにくが黒色をしているのはチョコレートと同じで、
白いにんにくがメイラード反応で変化したからだと考えられています。
白いにんにくを高温多湿な環境に3~4週間置いて
熟成発酵させることで、糖とタンパク質が反応して
自然に黒く変化するのです。
ですから、製造過程で合成の食品添加物を使っているわけではないので、安心してくださいね。
黒にんにくの味や匂いは?
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黒い見た目からは想像しづらいですが、
黒にんにくはドライフルーツのような食感と、
甘酸っぱい味が特徴です。
しかも嬉しいことに、あのにんにく特有の匂いがありません。
あなたは焼き肉やギョーザを食べた後やその翌日に、
口臭が気になった経験はありませんか?
仕事の打ち合わせや取引先との商談、
デートの時に後悔した方には朗報です。
黒にんにくは熟成発酵の過程で、
あの独特の匂いの原因になる成分がなくなっているので、
口臭を気にする心配がないのです。
今までのにんにくの常識を覆した奇跡の一品といえるでしょう。
黒にんにくはなぜ注目されている?期待の成分・効果
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近年大きく注目されている黒にんにくですが、
今では自宅で作れる家電も販売されているほど。
新型コロナの感染患者に対応している医療従事者に
生産者らが黒にんにく約40㎏を贈呈したというニュースもありましたね。(※)
黒にんにくがブレイクしたのは、
2006年に元弘前大学医学部教授の佐々木甚一博士が
黒にんにくの効果について発表したことがきっかけです。
研究自体はヒトへの効果ではなく、
動物実験での効果を発表したものでしたが、
マスメディアで大きく報道された内容は以下のようなものでした。
マウス10匹の皮膚にガン細胞600万個移植して
人工的にガンを発症させ、5匹ずつ2グループに分けます。
1つのグループのマウスには何もせず、
もう1つのグループのマウスには、
黒にんにくエキスを2日おきに3回投与しました。
その結果、
何もしないグループのマウスはガン細胞が倍近く増え、
黒にんにくエキスを与えたグループのマウスは、
5匹のうち2匹のガン細胞が消失、
残りの3匹は4割ほどガン細胞が減ったというものです。
生のにんにくで同様の実験を行ったところ、
ガン細胞が消えたマウスはいなかったということです。
今や黒にんにくは国内外でサミットが開催されるほどで、
2019年に青森県で開催されたサミットでは
フランス人によって、フランスでの黒にんにく事情について発表されたといいます。(※)
「食べるサプリメント」とも言われるようになり、
世界からも大注目されているんですね。
先の元弘前大学の佐々木甚一博士により、
黒にんにくの注目すべき特徴は、生にんにくと比べて
・ポリフェノールが約5倍、
・SOD(体内で過剰な活性酸素を除去する働きをする酵素)活性は約4倍
・脂肪燃焼系のアミノ酸は約20%増加
・疲労回復系のアミノ酸は約2倍
という結果も得られています。
また、生の白いにんにくにはわずかしか含まれていない成分
・S-アリルシステイン
・シクロアリイン
・ピログルタミン酸
などが豊富に含まれていることも特徴です。
ですので、2005年までは三重県だけで製造されていた黒にんにくは、
今や日本から飛び出し海外の方にも大注目されています。
黒にんにくに含まれるS-アリルシステインの効果
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黒にんにくの中でも特に注目されている成分、
S-アリルシステイン。
黒にんにくには、このS-アリルシステインが
白いにんにくの約4倍も多く含まれています。
いったいどんな効果があるのでしょうか。
免疫力をサポート!黒にんにくの抗酸化作用
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近年、ガンの原因になる活性酸素を
どうやって抑えるかが注目を浴びています。
実は、黒にんにくは白いにんにくよりも
抗酸化力が何倍も強いという研究結果が発表されています。(※)
例えば、同じ量の活性酸素を50%除去するのに、
生の白いにんにくだと114.9mg必要ですが、
黒にんにくだとわずか7.3mgで除去できるそうです。
ちなみ活性酸素は、
・ウイルス感染
・ストレス
・食事
・タバコ
・運動
など、普段の生活をしているだけで発生するので、
しっかりケアしてあげることが大切です。
黒にんにくに多く含まれているS-アリルシステインは、
この活性酸素を除去してくれるので、
・疲労回復
・アンチエイジング
をしたい方にはぜひ摂取していただきたい栄養素のひとつです。
長く続いた自粛生活では、新たな趣味を見つけた方もいれば、
ストレスや疲労がたまりにたまりきった方も多いと思います。
ストレスは活性酸素が過剰発生する原因ともなりますので、
実は知らないうちに体が酸化ストレスまみれになっているかもしれません。
それを考えた時、S-アリルシステインは
私たちにとって今こそ必要な栄養素といえるでしょう。
食中毒の季節に嬉しい!黒にんにくの抗菌作用
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最近のニュースは新型コロナで持ちきりでしたが、
そろそろ気になるのが食中毒の問題です。
朝夕は涼しいですが、
気温が25℃を超える蒸し暑い日も増えてきたので、
家庭での調理も食中毒対策が大切になってきました。
黒にんにくは抗酸化作用だけではなく、
抗菌作用も期待できる健康食品です。
先の元弘前大学医学部教授の佐々木甚一博士の別の研究によると、
・ブドウ球菌(MRSA)
・緑膿菌
・O157
・カンジダ菌
などの発生を抑制してくれることが分かっています。
新型コロナの拡大で、
アルコールや次亜塩素酸などの消毒が習慣となっていますが、
これらの薬品は肌への刺激が強いというデメリットもあります。
ですので、自然の恵みをたくさん受けて育った黒にんにくの力を借りて、
食中毒発生を抑え、免疫力アップにもつなげましょう。
ステイホーム中の自炊を楽しく安全にするためにも、
黒にんにくは一役買ってくれそうですね。
黒にんにくの副作用や食べ方、選び方のポイントとは?
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黒にんにくに興味を持ってくださった方の為に、
気になる副作用や食べ方、選び方についてお伝えしていきます。
黒にんにくに副作用はあるの?
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黒にんにくは生の白いにんにくとは違って、
胃への刺激が少ないのが特徴です。
ですので、お年寄りからお子様まで
幅広い年齢層の方が食べられます。
ですが、何事も食べ過ぎはよくないので、
1日1~2片を定期的に食べる方が良いでしょう。
基本的に副作用はありませんが、
お薬を服用中の方で気になる方は、
かかりつけ医に相談されることをおすすめします。
黒にんにくのおすすめの食べ方
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黒にんにくは黒い果物と呼ばれる位、
ドライフルーツのような食感と甘酸っぱい味を楽しめる不思議なにんにくです。
皮はとってもむきやすくなっていて、
まずは皮をむいたらパクッとそのまま食べるのがおすすめ!
黒にんにく本来の自然な甘さと香りを楽しめるので、
まだ食べたことのない方はぜひ一度
おやつ感覚で食べてみてくださいね。
もちろんそのまま食べる以外にも、
・サラダのドレッシング
・お肉のソース
・カレーの隠し味
などに使って、味にアクセントをつけるのもおすすめです。
黒にんにくは自然栽培やオーガニックのものを選ぼう!
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ストレスや疲労対策黒にんにくを食べてみたくなった方へ、
ここからは、安心して食べられる黒にんにくの選び方をご紹介します。
やっぱりせっかく買って食べるなら、
美味しくて安心できるものが一番ですよね。
ですので、日本人の体に馴染みやすい国産のものを選ばれると良いでしょう。
さらにいうと、無農薬、無肥料の自然栽培や、
有機栽培のものを選ぶとより安心できます。
あまり知られていない話ですが、
にんにくの慣行栽培は驚くほど大量の農薬を散布します。
これは、某JAのにんにく防除暦(農薬散布カレンダー)です。
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農薬の種類の多さにも驚かされますね。
なので、この方法で栽培されたにんにくの葉は、
必ず捨てないといけないのです。
一般に、化学物質が使用された食品(加工食品や清涼飲料水など)の
酸化・還元力を「酸化還元電位計」で測定すると、
酸化力が高いという結果が出ます。
そうであれば、野菜であっても農薬や肥料を使わず、
できる限り自然に近い物の方が私たちの身体にとってもよいはずです。
有害なものは含まれず、葉っぱまで丸ごと全部食べられるほど
安心・安全な黒にんにくは、私たちの身体だけでなく、
地球にも優しいです。
慣行栽培のにんにくは根っこもしっかり張らないまま一気に成長してしまうので、
台風などの災害があると全滅するリスクが高くなります。
一方、自然栽培はゆっくりでも根っこをしっかりと張ってじっくり育つので、
災害にも当然強く、大雨や台風などが頻発する今の日本にはぴったりな栽培法です。
作り手の中には、これまでの栽培を自然栽培にすべて切り替えたいと
希望している農家もいるそうです。
しかし、日本のオーガニック・自然栽培の農家を増やすには、
まずその良さを理解して買い物をする人が増えなければなりません。
現在、黒にんにくはさまざまなメーカーが販売していますが、
せっかく「抗酸化力」を期待して黒にんにくを食べるのであれば、
ぜひ自然栽培やオーガニックの黒にんにくを選んでいただきたいのです。
自粛明けは黒にんにくで元気いっぱいのスタートを!
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今回は長引く自粛生活のヒーロー候補として、
黒にんにくをご紹介させて頂きました。
黒にんにくには、
・抗酸化作用
・抗菌作用
など、あなたの健康をサポートしてくれる
嬉しい効果がたくさん詰まっています。
ぜひ黒にんにくの力を借りて、
長い外出自粛の間にたまりきった疲労やストレスを吹き飛ばしましょう!
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