子どものアイスは12歳から。アイスクリームが引き起こす困ったトラブルや病気をまとめました。
子どものアイスはいつから食べさせていいか、悩んでいるママへ。
アイスは口の中で溶けるし、便に出るわけではないので、1歳くらいから大丈夫かな?と私は思っていました。
しかし、西原式育児を知ってからは、アイスが様々な病気を引き起こすことを知って子どもにアイスを食べさせることも、自分が食べることもしなくなりました。
もし、こんなお悩みを抱えていたら、もしかしたらそれはアイスクリームが原因かもしれません。
- お子さんのアトピーがなかなか治らない
- 登園・登校拒否して大変
- お子さんの癇癪で困っている
アイスクリームは命を削る
ヒトの体の中にはたくさんの細胞があります。
その細胞の中にミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官があり、人間を含めた生物が生きて行くためのエネルギーを作り出してくれる存在です。
ミトコンドリアは温度にとても敏感で、人間の体内では37℃でないとうまく活動できません。
体内温度が下がると体温を上げることに全精力を使ってしまいます。
腸の温度が0.5℃から1℃下がると、60兆個のミトコンドリアに負担がかかります。
しかし、アイスクリームはー18℃という超低温のため、体内温度を37℃に上げるまでには55℃もの差があります。
冷え切った内臓を37℃に持ち上げるまでにものすごくエネルギーを使ってしまい「夏バテ」などの現象を引き起こします。
腸を冷やすことで機能が低下し、自動的に白血球に細菌が入って、カラダの中の細胞に細菌をばらまきます。
コップ一杯の冷水でも、飲んだ5分後には腸に届いて腸を冷やします。
腸管の免疫機能が直接ダメージを受けると、免疫力が低下してアトピーや花粉症、喘息などの免疫病にかかりやすくなります。
- アトピーが関節に起きると「リウマチ」
- 網膜に起きると「網膜症」
- 毛様体に起きると「緑内障」
- 脳にアトピーが起きると「統合失調症」「うつ病」
- 大腸に起きると「潰瘍性大腸炎」
- 瞳が縮まなくなる「散瞳(ミドリアシス)」
アイスクリームと発達障害の関係
1歳半頃に刺身(エビ・カニ・貝類含む)、寿司、肉類、ピーナツ、そば、うどん、パンなどをたくさん与えて、
口呼吸がひどいと腸内のウェルシュ菌が白血球に吸収されてアトピーとともに脳に障害を起こし、自閉症、てんかんが発症しやすくなります。
これにアイスクリームが加わると脳炎や小脳脊髄変性症、ミトコンドリア脳筋症を発症します。
つまり、赤ちゃんの多動、自閉症、凶暴、発達障害やてんかんは程度の違いはあるものの、
すべて腸や喉の常在菌によって発症している脳症の症状なのです。
引用「病気知らずの子育てー忘れられた育児の原点」西原克成著
西原克成医師は著書の中でアイスクリームによって腸内が冷えると、腸内にある菌は身体中を巡り、脳に達する可能性があると書いています。
脳には異物が入らないよう血液脳関門というバリアがありますが、このバリアも子供のうちはとても未熟です。
脳にばい菌が入ってしまうと多動や自閉症、発達障害を引き起こす可能性があります。
真冬もアイスを食べていて、癇癪や登園拒否がひどかった
私の長女は2歳過ぎからアイスにハマり、真冬でもコンビニで毎日のようにアイスクリームを食べていました。
こんな小さいのに大丈夫なのかな・・・と心配をよそに、コンビニでアイスを買わずに帰ると癇癪がひどくていつも根負けしていました。
寝起きはとにかく機嫌が悪く、なんで怒っているのかわからないけど一時間近く泣いている・・・ということもよくありました。
アイスをやめたら登園拒否をほとんどしなくなった
1人目は3歳までは保育園に通っていたのですが、2人目の出産をさかいに保育園に行くのを嫌がるようになりました。
毎日毎日泣いて嫌がって・・仕事もフルタイムで復帰するのは無理だろうと、幼稚園に転園しました。
アイスをやめたのは幼稚園に入ってしばらくしてからでしたが、
新学期や休み明けなど他の子が登園を嫌がる時期も私の娘たちは登園を嫌がることはほとんどなくなりました。
アイスクリームは12歳から
では、具体的に子供がアイスを食べていいのは何歳からなのでしょうか。12歳まではアイスクリームは厳禁です。小学校高学年でもアイスクリームで病気になりますから注意してください。大人の腸(喉も口も腸の一部)内細菌も、口呼吸か、腸の温度が下がる(36℃以下)と、自動的にパイエル板のM細胞から白血球を介して血中に入り、体調不良となります。
引用「病気しらずの子育てー忘れられた育児の原点」西原克成著
口腔専門の西原克成医師は、著書の中で「アイスクリームは12歳から」と述べています。
中医学の先生にも伺ったところ、脈診で脈が大人並みになるのは12歳以降と言っていました。
人間は24歳で完成する
画像引用 歯はヒトの魂である―歯医者の知らない根本治療
男性は8の倍数、女性は7の倍数
画像引用「東洋医学の教科書」
養命酒のCMで聞いたことがあると思いますが、中医学では精の観念という考え方があります。
男性は8の倍数、女性は7の倍数で体の変化が起こっていきます。
男の子は8歳で永久歯が生えて
16歳で精通を迎え
24歳で身体が成熟して親知らずが生えて
32歳で身体の状態がもっとも充実する。
女の子は7歳で永久歯が生え
14歳で初潮を迎え
21歳で身体が成熟して親知らずが生えて
28歳で身体の状態がもっとも充実する。
もちろん個人差はあると思いますが、身体の成熟は男性で24歳、女性で21歳。
大人と同じものが食べられるまで臓器が発達するには、これだけの時間がかかるんです。
本当はアイスクリームの解禁は12歳でも早いくらいかもしれません。
アイスクリームをやめる方法
アイスクリームをやめるなんて・・・と思った方。
毎日コンビニに通って子供と一緒にアイスを食べていた私がやめられたので、大丈夫!やめる方法をまとめました。
2日に1回、3日に1回、1週間に一回と徐々に減らす
食習慣を変える際には、まず徐々に頻度を減らしていって、ある日からスパッとやめていく方法が体に負担が少ないです。「お母さんは、甘いジュースを飲んだり、甘いお菓子を食べるとあなたが怒りんぼになったりするのがイヤなんだ。
お菓子の日を決めて食べる量を減らしたいんだけどいいかな?」
と子供に伝え、アイスを食べたら2日あける、という間隔をだんだんのばしていきました。
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冷たいものを食べたがるのは、内臓の熱かも?
画像引用「東洋医学の教科書」冷たいものはダメとわかっていても、体が冷たいものや冷たいサラダを欲するのは、もしかしたら中医学でいう熱証の状態かもしれません。
中医学では病気にかかったときにその病気は身体のどこにあるかを見る「表裏」とその病気の性質はどのようなものかを見る「寒熱」の4つをみていきます。
寒証とは、手足が冷たく、寒さを感じ、味覚が弱まるなどの症状が特徴です。
熱証とは、熱さを感じ、冷房や冷たい飲食物を欲します。
顔や目に熱感が生じて赤くなり、発熱、口渇、便秘、吐血などの症状も見られます。痰・鼻汁など分泌物は黄色く粘稠になります。
あなたは寒証、熱証、どちらの状態でしょうか?
私も以前は熱証の状態で、真夏に氷のはいった飲み物をガンガン飲んでも渇きを感じていました。
ドライアイや口の中が乾いていたり・・というのは内臓が熱を持っている状態かもしれません。
質の悪い食べ物は胃や肝などの臓器に熱を発生させます。
中医学では質の悪いもの(油、砂糖、小麦)を避けたり、熱を冷ます食材をとったり、ツボ押しや漢方などで熱をとっていきます。
熱がとれると自然と冷たいものは体が求めなくなってきます。
アイス食べたいと言われたら・・・
子供にアイスを食べたい!と言われること、あると思います。私も観光地などアイスがあるところは何気無く避けていましたが、
アイスの看板は街中にたくさんあるので、子供に「アイス食べたい」と泣かれたこともありました。
そんな時は、一旦その気持ちを受け止めます。
「そうだね。アイス食べたいよね。」
それから、私の気持ちを伝えています。
「アイスを食べるとね、お腹が痛くなったり、夜中におしっこ漏れちゃったり、怒りんぼになったりするのが嫌なんだ。お姉さんになってからにしたいんだけど、いいかなぁ?」
アイスを食べたいと言うたびに、目を見て、目線を合わせて。こんな風に伝えています。
我慢させてるのかもしれないし、大人になって反動が出るかもしれません。お友達と一緒にいるときまで制限はできないかもしれません。
でも、内臓が出来上がるまでは食べさせたくないという気持ちは伝え続けていこうと思います。
暑い夏をアイスなしで乗り切る
画像引用元:「アトピーが治った!5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る」西原克成著
これから夏が始まります。
夏をアイスなしで乗り切るなんて!と思いますよね。
私もアイスをやめる前は夏をどうやって過ごせばいいかまったく想像がつきませんでしたが、意外に大丈夫でした。
むしろ、冷たいものをとらないことで「夏バテ」になりにくく体が楽でした。
私たちの体は冷たいものを飲んだとき、冷えた胃腸を体内温度の37℃まで温めることに力を使ってしまうため、
余分なエネルギーを使ってしまうことになり、バテてしまうのです。これが「夏バテ」です。
引用元:「アトピーが治った!5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る」西原克成著
ー18℃のアイスを食べて体温を37℃まで引き上げるのに、ものすごくエネルギーを消耗しています。そのため、夏バテが起こると西原克成医師は著書で書いています。
子供のアトピーやアレルギーなどの症状で病院に通っている。
子供の登園・登校拒否で困っている。
子供の癇癪がひどい。
そんな困りごとは、もしかしたらアイスが引き起こしているかもしれません。
ぜひ一度、お子様とアイスの関わり方を見直してみてほしい。そして、お子さんが「病気知らず」になることを切に願っています。
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