2018年8月アメリカEWGから驚愕の最新情報。お子さんの朝食やおやつに欠かせないシリアルから大量の発がん性物質グリホサートが検出!
2018年8月アメリカEWGから最新情報。お子さんの朝食やおやつに欠かせないシリアルから大量の発がん性物質グリホサートが検出!
忙しい朝、お子さんの朝ごはんにぴったりなのが、シリアルやグラノーラ。
火も使わず、果物やヨーグルトをトッピングすれば、あっという間に食物繊維+ビタミンたっぷりのヘルシー朝食の出来上がり!
毎日忙しいママには、欠かせないアイテムですよね。
お子さんのおやつにお手軽なオート麦使用のスナックバー。
食物繊維もたっぷりだし、おいしいし、お子さんも喜んで食べてくれてヘルシー。
ヘルシーなイメージのシリアルやグラノーラに警告が!
ついついスーパーでまとめ買いをしたくなるシリアル、グラノーラそしてスナックバーですが、
ちょっと待って!
先月アメリカで公開された研究結果より、その「ヘルシー」なはずのシリアルやグラノーラ、スナックバーに警告が出されました。
ヘルシーだと思っていた「朝食」に、発がん性が危惧されている化学物質グリホサートが大量に含まれているという検査結果が発表されたのです。
「どの野菜や穀物に、どの農薬が、どれくらい使用されているのか?」
私たち消費者は知る余地がない今、
知っていてもらいたい情報と簡単シンプルな対策法をお伝えします。
知ることで守ってください、
あなたとあなたの大切な人の未来を。
私たちの子どもの健康に影響を与えかねない量の発がん性物質、「グリホサート」がシリアルやオートミール、グラノーラから検出される!
毒物学者のAlexis Temkin氏は2018年8月15日に、
アメリカで主食ともされるシリアルやオートミール、グラノーラ、そしてヘルシー志向なスナックバーに、かなりの量のラウンドアップ(化学物質グリホサートを活性成分とする除草剤)が検出されたことがEWG(説明)の研究において判明したことを公表しています。
参照:EWG “Breakfast With a Dose of Roundup?”
ラウンドアップ(グリホサート)は、世界保健機関(WHO)が発がん性の可能性を危惧している除草剤です。
アメリカでは、米食品医薬品局(FDA)の内部メールから、
日常的に食べられているグラノーラやコーンミールにグリホサートが残留していることが、
判明し懸念が広がっています(2018年4月にイギリスのガーディアン紙により公開)。
参照:The Guardian “Weedkiller found in granola and crackers, internal FDA emails show”
これを受けてEWGは今回10種類以上のオート麦製品をテスト。
その結果は愕然とする内容でした。
慣行農法のオート麦の45のサンプルのうち43のサンプルよりグリホサートが検出され、
そのうち3/4のサンプルには、子どもの健康に影響を与えかねない量のグリホサートが含まれていたのです(45のサンプルのうち、31サンプル)
(EWGの科学者により基準値は設定されている)。
(オーガニック農法のオート麦製品においても16サンプルの1/3からグリホサートが検出されましたが、その量はEWGが定めた基準値を大きく下回る値でした)。
ラウンドアップは遺伝子組み換え食物に使用される農薬です。
なぜオーツ麦製品からこれほどまで多く検出されているのでしょうか?
それはアメリカではラウンドアップが乾燥剤としても使用されているから。
収穫前にオーツ麦や他の穀物に使用することにより、それらを乾燥させ、収穫をしやすくまた安価に行うことができるのです。
その結果、食卓に並ぶシリアルやグラノーラにはグリホサートたっぷり。
今回のデータはアメリカの機関の、アメリカの商品に対するものですが、
日本のスーパーに陳列されているシリアルやオートミールの原材料が日本産でないことは明らか。
また、日本の厚生労働省が2017年12月にラウンドアップの主成分であるグリホサートに関して最大400倍の大幅緩和を認めると公表しています。
他人事ではないのです。
その様な現状、私たち消費者は自分自身を守るために、意識を高めていかなければならない。
愕然とするEWGの検査結果をより詳しく見ていきましょう。
アメリカEWGの最新検査!グリホサートはほとんどのテストサンプルから検出された!
EGWは私たちの子ども達の健康を守るためには、1日160ppb以上のをグリホサート食品から摂取するべきでないと定めています。
そのことを念頭に以下の表を見てください。
** ND = 検出なし
*** 同商品の2つのサンプルをテストし、その2つから20 ppbのグリホサートが検出される。
慣行農法のオーツ麦からは、大量のグリホサートが検出されており、
基準値の160ppbを大きく上回るものもあります。
1000 ppb以上のグリホサートが検出されたブランドもありました。
また、微量ではありますが、オーガニック商品からもグリホサートが検出されています。
オーガニック農法ではラウンドアップの使用は禁止されています。
一体なぜ、オーガニック農法で栽培されたオート麦からグリホサートが検出されたのでしょうか?
それは、グリホサートが大量に使用されてきた環境(アメリカ)では、グリホサートが水や土と共に、川や風にのってオーガニック農場に運ばれているからです。
WHOの国際がん研究機関が懸念するグリホサートの発がん性
2015年、WHOの国際がん研究機関(IARC)は膨大な量の過去の研究を調査しました。
これらの研究は、アメリカ、カナダ、またスウェーデンの研究で、グリホサートが私たち人間や動物の健康に与える影響を調べたもの。
その結果、IARCは、グリホサートを人間に対する発がん性の可能性がある化学物質として位置付けました。
また2017年、カリフォルニアではグリホサートを発がん物質として公表しています。
今、グリホサートが問題視されているアメリカ。
長い間、必死されてきたラウンドアップの「安全説」が崩れつつあるのです。
ラウンドアップの「安全説」が崩れ落ちた時、2018年8月サンフランシスコでの裁判が認めたラウンドアップの発がん性!
アメリカ、サンフランシスコ州の裁判所は、モンサント社の除草剤ラウンドアップによりがんになったと起訴した男性の訴えを認め、モンサント社に対し約2億9千万ドル(約320億円)の支払いを命じています。
学校のグラウンドの管理人であったジョンソン氏は、ラウンドアップを数ガロンも、年に20〜30回散布していました。
ラウンドアップはモンサント社により数十年にあわたり、販売されてきました除草剤。
そのモンサント社は、2018年、ドイツの大手医薬品メーカー、バイエル(Bayer AG)に買収され、
このバイエル社とモンサント社の合併により、「種子と農薬のセット販売」で世界を支配する巨大企業が誕生したのです。
カリフォルニア州の陪審員裁判では、農薬とGMOの巨大企業バイエル/モンサントの有罪判決という結果となりました。
この裁判では、モンサント社がこの商品ラウンドアップの危険性を知っていたにもかかわらず、
それを消費者に警告するどころか、その危険性の証拠を否定しもみ消してきたことを指摘しています。
参照:The New York Times “Monsanto Ordered to Pay $289 Million in Roundup Cancer Trial”
「知る」ことで「行動」を起こしてください。
5年後のあたなを救うのはあなたです。
農薬とGMOの世界を支配する巨大企業バイエル/モンサント。
そして、そのモンサントの生み出した「化学兵器」を野放しにしている日本。
ちょっと高額にはなるかもしれませんが、主食にもなるオーツ麦製品はオーガニックのものを選んでください。
「ちょっと高額」といっても、数百円の世界。
今回のEWGの検査結果から、オーガニックのオーツ麦製品からは微量のグリホサートしか検出されませんでした。
オーツ麦製品自体は、大変ヘルシー。
私たち、そして私たちの子ども達の健康に欠かせない食物繊維や栄養素が多く含まれています。
また、心臓や心臓血管系を健康に保つともいわれています。
忙しい毎日だからこそ、パワーのある食べもので、あなたの毎日を充実させてくださいね。
「心ある食べものを口にすること」、そんな些細なことが、大きな変化を生む。
生きるという限りある時間の中で、
生きるという終わりのある時間の中で、
私の毎日の「選択」が、
大切な人に「残せる」ものであってほしい。
心ある食べものを口にすること、心ある創りての支えとなること、心ある毎日を送ること、
そんな些細なことが、大きな変化を生む。
生きるという限りある時間の中で、心ない食べものを口にし、心なくあくせく働く私たちは、心なく、どこへ、何に向かって走っているのか?
「生きる」という時間の最後のときに、持って逝ける「物」は何1つない、1つもないのです。
だから私は、大切なあなたへ「贈りもの」を残こすために生きたい。
わたし達の毎日の選択が、「愛あるもの」変わったら、必ず変化は訪れる。
私は、そう信じています。
無農薬のロー・グラノーラを食べてみよう!
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