あらゆる不調は「歯」から始まる!一見関係なさそうな歯と身体の深い因果関係とは。 マクロビオティック式、カンタン歯の不調対策お手当法
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あなたは歯磨き粉を買う時、何を基準に選んでいますか?
値段、風味、磨いた後の爽快感、効能など、人によって様々だと思いますが、
歯磨き粉にはどんな成分が含まれているのかについて考えたことはあるでしょうか。
市販の歯磨き粉の多くには、フッ素という成分が含まれています。
パッケージを見てみると、その多くに、
「フッ素の力で虫歯を予防!」
「フッ素で歯の表面をバリア!」
と書かれているので、ご存知の方も多いかもしれません。
歯医者さんでは、虫歯予防のために、
子どもたちに対して、定期的にフッ素塗布をするよう推奨しています。
ところが、実はこのフッ素は虫歯に有効であるどころか、
人体に有害な影響を与える可能性があることが指摘されています。
歯磨き粉は毎日使用するものであり、尚且つ口の中に入れるものですから、
その安全性は十分でなくてはなりません。
小さな子どもも毎日使うものなので、「なんとなく」選ぶのではなく、
一人ひとりがフッ素の有効性や危険性についてしっかりと吟味する必要があります。
その上でどのような選択をするかは、あなた次第です。
フッ素ってどんな成分?
身近に存在するフッ素
フッ素は私たちの身近な自然界に存在する物質であり、果物や野菜、お茶、ワイン、ビール、魚介類など、多くの食品に含まれています。
一般的には「フッ素」と呼ばれていますが、通常は単体で存在することはなく、
様々な物質と結合して、「フッ素化合物(フッ化物)」として存在しています。
フッ素は火山活動によって生じるマグマに由来しているため、
食べ物だけでなく岩石や土壌など、地球上のあらゆる場所に存在します。
また、生体を構成する元素のうち鉄の次に多く含まれている生体微量元素であり、
そのほとんどが骨や歯に含まれています。
人体には、平均すると体重1kgあたり42.8mgのフッ素が存在するといわれており、
WHO(世界保健機関)やFAO(世界食糧農業機関)は、
人が活動し、成長し、健康を経持するために必要な必須栄養素と位置付けています。
ただし、フッ素はありとあらゆる食品に含まれており、
フッ素を全く含まないものはこの地球上には存在しないため、
他の栄養素のように不足状態になることはまずないといって良いでしょう。
虫歯予防に対する効果
「フッ素」と聞いて、虫歯予防をイメージする方は多いのではないでしょうか。市販の歯磨き粉を見てみると、「フッ素配合」と書かれているものが多くあり、
その効果として「虫歯予防」を謳っています。
歯医者さんや保健所では、虫歯予防のために幼児の歯にフッ素を塗布することを推奨していたり、
幼稚園や小中学校では、フッ素が含まれた水溶液でうがいをするフッ化物洗口をしている地域もあります。
また、1980年以降、水道水にフッ素を添加する国々が増え、
特にアメリカでは、約7割の水道水にフッ素が含まれています。
一般的に、フッ素の作用としては主に以下の3つが挙げられます。
1.歯を溶かす酸に対して、抵抗力の強い丈夫な歯を作る
2.虫歯菌から作られる酸の生成を抑制する
3.初期の虫歯の修復を助ける
しかし、その一方でフッ素の虫歯予防効果を認めるデータには信憑性がないということが指摘されています。
アメリカにおける研究では、過去60年に渡って国内の虫歯が大幅に減少した主な理由は、
水道水へのフッ素添加だと結論付けていますが、
実際には、フッ素添加の開始時期に関係なく1930年代から右肩下がりに虫歯は減少し続け、
1960年代から導入された、フッ素による虫歯対策が功を奏したと断言できるデータにはなっていないのです。
さらに、フッ素を水道水に添加していない先進国でも、1970年頃から同様に虫歯が減少してきています。
つまり、フッ素添加している国とそうでない国とで、虫歯の罹患率に明らな相違はないということです。
参考「FLUIRIDEALERT.ORG」
URL:http://fluoridealert.org/studies/caries01/
そもそも、フッ素に虫歯予防の効果があるというのは、どこから始まったのでしょうか。
1901年、アメリカの歯科医は、とある地域の住民の歯に茶色の斑点が多く出ていることに気がつきます。
同時に、その住民たちは虫歯が少ないということを発見したため、原因を調べてみると、
その地域の水源には、高濃度のフッ素が含まれていることが判明しました。
ここから、「歯に斑点を発生させない程度の低濃度のフッ素は虫歯を予防する」という仮説のもとに
研究が進み、現在の通説にたどり着いたということです。
重要なことは、虫歯予防の効果ばかりに着目し、
歯の斑点が生じたという事実に対しては何も吟味していない点です。
フッ素が人体に及ぼす影響
最初に水道水にフッ素を添加したのはナチス
フッ素は私たちの身近に存在する物質であり、毎日の食事で必ず摂取している栄養素ですが、その食事摂取量には基準値が定められていることをご存知でしょうか。
必須栄養素の一つとされながらも、過剰摂取すると健康を害する恐れがあるということです。
年齢別にみた許容摂取上限は、
・1~3歳 1.3㎎
・4~8歳 2.2㎎
・9歳以上 10㎎
となっています。
また、副作用を生じることなくむし歯を予防する適正摂取量は体重1㎏あたり1日に0.05㎎とされています。
参考:「大分県歯科医師会」URL:http://www.oita-dental-a.or.jp/flu/flu01.html
少量であれば問題はないが、基準値を超えると身体に悪影響を及ぼす。
人体に必要な必須栄養素といいながらも、その実態は毒性のある化学物質ということです。
食べ物から摂取する分には自然な流れといえますが、敢えて人工的な形で取り入れる必要はあるのでしょうか。
私たちはもっと、メリットとデメリットの双方を考えて行動しなければなりません。
ちなみに、世界で最初に水道水にフッ素を添加したのはナチスの強制収容所です。
彼らはフッ素がIQを低下させ、精神障害、記憶障害を起こすことを熟知しており、
ユダヤ人が脱走しないようにコントロールするためにフッ素入りの水道水を飲ませていました。
また、昔の畜産業では牛をおとなしくさせるためにフッ素を飲ませていますし、
現在の殺虫剤にもフッ素が原料として使われています。
フッ素の過剰摂取による問題
歯の形成期に高濃度のフッ素を摂取すると、歯のフッ素症(斑状歯)が発生することがあります。これは、フッ素によって歯を形成する細胞が阻害され、
歯のエナメル質の表面が欠損することによって生じます。
歯が白く濁って見えたり、縞模様の筋が入ったり、重篤なケースでは褐色のステインや歯の腐食を起こします。
先ほどの、歯に茶色の斑点がみられたアメリカの住民たちは、
まさに歯のフッ素症の状態にあったというわけです。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によれば、
約40%のアメリカの10代の子供がフッ素症の状態にあるといわれています。
参考「フッ素についての10の真実」
URL:http://www.thinker-japan.com/PDF/10facts.pdf
フッ素は全身に影響を及ぼす
2006年、ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス(NAS)は、「フッ素は内分泌かく乱物質で、松果体、甲状腺、脳、
骨等の身体の多くの部位に影響を及ぼし血糖値にまで影響がある」
ことを結論づけました。
なんと、歯だけでなく、全身の組織や器官に被害を及ぼす可能性があるというのです。
フッ素賛成派も反対派も、高濃度のフッ素を摂取すると、吐き気、腹痛、下痢、心不整脈、昏睡といった、
急性中毒症状が起きる可能性があることを認めていますが、
低濃度であっても、恒常的に摂取していれば慢性中毒が起きることがあると指摘されています。
最も重要なことは、年齢が若いほどその影響を受けやすいという点です。
成人であれば、体内のフッ素の約90%は尿中に排泄されますが、
子どもの場合は30~40%が骨に沈着するといわれています。
これは、体内の毒物を排出するシステムがまだ不完全であるためですが、
フッ素塗布を推奨されるのは主に乳児です。
これでも、我が子にフッ素を与えようと思うでしょうか。
小さな子どもに選択する術はありません。
子どもが心身ともに健康に育つかどうかは、親の意識や考え方次第なのです。
参考「Business Journal」URL:https://biz-journal.jp/2015/06/post_10380.html
虫歯を予防するには何をすべきか
虫歯の一番の原因は食生活
虫歯対策に有効なのは、何よりも食事改善です。具体的には、糖質を控えること。
これに尽きます。
虫歯の主な原因であるミュータンス菌は、糖質をエサにして「グルカン」という物質をつくり、
歯の表面に沈着します。
実際に、虫歯の多い子はお菓子やジュースなど、
日頃から砂糖を含む食べ物を多く摂っているということがわかっています。
また、人は健康なとき、弱アルカリ性体質を維持していますが、
虫歯の多い人や歯の着色がある人は酸性に傾いている傾向にあります。
この酸性体質になる大きな要因が、まさに砂糖なのです。
酸性体質になると唾液も酸性に傾くため、自ら歯の表面を溶かし、ザラザラにしてしまいます。
砂糖だけではなく、ご飯やパン、麺類も糖質が非常に多く含まれているので、注意が必要です。
反対に、アルカリ性食品である野菜、果物、海藻、きのこ類をたくさん摂るように意識すると良いでしょう。
砂糖を控えることは、虫歯だけでなく歯周病予防にもつながります。
歯周病の延長線上にがんや糖尿病があるということはよく言われていますが、
つまり、虫歯や歯周病も生活習慣病の一つであり、
日々の食生活を変えるだけで予防することができるのです。
フッ素などに頼る必要は全くありません。
歯磨き粉はフッ素が含まれていないものを
現在のドラッグストアでは、フッ素が含まれていない歯磨き粉を見つけるのは難しいかもしれませんが、それでも探せば市販されています。
私も普段からフッ素が入っていない歯磨き粉を使うようにしています。
また、歯磨き粉以外にも、乳幼児の食品、ジュース、お茶、ビール、ワイン、魚介類、
農薬、殺虫剤、フッ素加工のフライパン、フッ素入りのコーティングスプレーなどは、
フッ素の含有量が高いため、気を付ける必要があります。
歯科医のように「微量なら問題ない」と考えるのか、
それとも「毎日使う(食べる)ものだからこそ配慮する」のか、
それによって、あなたの(そして子どもの)10年後の健康が左右されるでしょう。
十分考えた上で、行動していきたいですね。
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