エドガー・ケイシー考案。体内毒素をデトックスする「ヒマシ油温湿布」のやり方。
肩こりや筋肉痛の緩和に、湿布をされる方も多いと思います。
湿布は二種類あり、冷湿布と温湿布がありますが、前者は打撲などで炎症や内出血を起こしている場合に、血管を縮小させることで、症状を抑えます。そして後者はその反対で、血管を広げて血行を促進します。
ヒマシ油湿布って何?
ところで、ヒマシ油湿布をご存知でしょうか。
これは温める方の湿布ですが、通常の血の巡りをよくする温湿布というだけでなく、デトックス効果があると言われています。アメリカではいち民間療法として知られています。
温めるだけではなく、含ませたヒマシ油を身体に浸透させて、デトックスを促進させるというものです。
ヒマシ油の特徴
日本でヒマシ油というと、下剤を連想される方もおられるのではないでしょうか。ヒマの別名トウゴマの実から圧搾して作られるオイルで、不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
解毒作用があり、また低温度でも流動性と保つ珍しいオイル。
さらに粘度の非常にあるオイルなので、マッサージよりも保湿のために使われることが多いようです。
ひまし油は日本語名ですが、英名でキャスターオイルとも呼ばれています。
石鹸作りの材料にも使われたり、インフューズドオイルとして、ハーブエッセンスの抽出用に用いることもあります。
そんな特性を保温とデトックス効果として利用したのが、このヒマシ油湿布です。
湿布の作り方と当て方
1 フランネルという含みのいい布地を3~4重に重ねてヒマシ油を注いでたっぷり含ませます。
2 横になり、これを肝臓の上になるように、お腹の右脇あたりにあてます。
ただ湿布だけでなく、さらに温かいヒーターを肌にあたる反対側からオイルを通さないもの、オイルシートなどを挟んで暖め続けます。
時間は1時間ぐらいなので、重くなければ湯たんぽでもいいかもしれません。
この時、テレビなどの刺激になるようなものを見たりせず、できれば何もしないでゆったり横になっていることが大切だとされています。
でも、これが考案されたのはずいぶん昔で、その頃は時間感覚も現代とはだいぶ違っていたようです。
考案者によれば施すサイクルも決められていました。
まず最初の3日間、毎日ほぼ同じ時間帯に1時間これを行い、その後4日間は空け、それを3週間続けて、4週間目には何もしない、という目安だったようです。
また3日目の最後には、オリーブオイルをスプーンで1~2杯飲む、温湿布が終わった後は、重曹を入れたお湯をタオルに浸してふき取る、というプロセスも含まれていました。
ですが、現代ではここまで厳密にしなくともいいように思います。時間にしても、出来る範囲ですればいいと思いますし、また重曹でふき取らなくても温シャワーを浴びて洗い流していただいてもいいかと思います。
現代のアメリカでも、うつ伏せになって腰に当てるなどにする方法もあるようです。
肝臓の上になるようにあてる
この湿布が通常の温湿布と違う点は、例え患部がどこであれ、肝臓の上になるように当てる点にあります。それは肝臓が、身体の毒素を排出する臓器であったからです。
そういった意味でも、これは通常の血行をよくするためだけの湿布ではないことがわかります。
いずれにしても、この湿布の一番の目的は毒素を排出させることでした。
そしてそれはひいては、生体機能を回復させて、人間本来の生きる力を回復させることにあります。
この湿布は、当時不治の病や症状を治すとまで言われていました。
注意点
重篤な疾患のある方や妊婦の方は使用する前に専門家に相談してください。使うオイルはオーガニックのものを利用してください。
また、余禄なのですが、これを考案したエドガー・ケイシーという人は、食生活について以下のように考えたのだそうです。
生年1800年代後年から1900年前半の人物で、独自で考案したのだそうですが、マイクロビオティックの考え方に近い部分がかなりあると思いませんか。
エドガー・ケイシーの考え方
• 豚肉は食べない。
• 油で揚げた物は食べない。
• 獣肉はごく控え目に食べる。
肉類を欲する場合は、羊肉(ラム、マトン)や鳥肉にする。
魚介類は良いが、皮膚疾患のある人は、貝類、エビ、カニ類を避ける。
•新鮮な野菜を豊富に食べる。一般に、地下の野菜1に対して、地上の野菜を2~3の割合で食べる。
人参は地上の野菜に数える。
また、昼間は地上の緑野菜をできるだけ生野菜として豊富に食べ、夜は地下の野菜を混ぜて温野菜として食べる。
ただし、皮膚疾患のある人はナス科の野菜(ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、トウガラシ)を避ける。
•複数の穀物を同じ食事に摂ってはならない。たとえば、ご飯を食べる食事で一緒にジャガイモやトウモロコシを食べると、消化不良を起こすことになる。1回の食事で穀物は1種類になるようにする。
•1日にグラス6~8杯の水を飲む。成人男性の場合で1日2リットル程度の水を飲むようにする。
•ご飯やパン類は、精白されたものよりも、玄米あるいは全粒パンに近いものを食べる。ただし、食べ慣れない人が急に玄米や全粒パンに変えると、消化系が対応できないので、体調を見ながら、徐々に慣らしていくよう心がける。
•コーヒーや紅茶にはミルクを混ぜない。口内炎の出来やすい人は特にこれを守る必要がある。
•怒っているときや感情が高ぶっているときには食事をしない。副交感神経が優位のリラックスしている状態で食べなければ、食べ物は未消化物となり、体内毒素となる。
引用先:日本エドガー・ケイシーセンターより抜粋
食べるのも同じこと
デトックスも大事だけれど、そもそも体内になるべく毒をためないことが大事
今回は湿布による外用的なデトックスですが、体内に毒素を溜め込まないということがいかに大切か伺えます。
そしてさらに言えば、体内に出来るだけ毒素を取り込まないことの必要性についても言えます。
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現代でなら、一般的に手に入りやすい食物に含まれる添加物などは消化吸収の妨げになり、食物本来の成分や栄養素が充分活用されません。
また食物自体も、農薬や抗生物質、環境ホルモンなどを使っての不自然な生育をしたものは、本来の栄養を含んでいないことが多々あります。
そして食物連鎖によって、それらが体内に留まることで毒素を溜め込むことにも繋がってしまうのです。
それらが積もり積もって、健康不調、ひいては病気の原因になります。
今から半世紀以上前すでにそのことを知っていた一人のアメリカ人が、不治の病を治すと人々に慕われていたことは、現代の私たちにとってもよく理解できるように思います。
これを読んだあなたも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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