大腸ガンや万病の元になる便秘にさようなら。身近な食材を使った万能お手当法「みそ湿布」の作り方
く、くるしい〜〜〜
お腹ポッコリ、便秘に悩むことはありませんか?
どうにかしたい!!苦しい便秘
思うようにスッキリ排便がない時、本当に苦しくて辛いですよね。
快便の為に生活習慣に気を配っていても、ちょっとしたきっかけで、なってしまいます。
女性の場合は、個人差ありますが、月の生理周期で便秘になりやすい時期があることも多いですよね。
今まさに、私自身が苦しくて仕方ありません。
便秘しないよう気をつけているので、いつもは快便・超元気!なのですが、スッキリしないここ最近は不定愁訴がいくつもあって気分もどよ〜ん、負のスパイラルです。
今回は、そんな私が試した奥の手をご紹介します!
あなたの便秘はどちらのタイプ?陰性の便秘と陽性の便秘
コロコロとしたうさぎの糞のような場合は、陽性の便秘と言われます。
この場合は、腸のぜん動運動を促す為に、よく歩いたり、繊維質が多い根菜のおかずや野草を意識的に摂るようにしてみてください。
現代人に多いのは、圧倒的に陰性の便秘
陰とは「緩まる力」を意味します。
現代人に多いのは、冷えからくる陰性の便秘です。
甘いものや果物を多く摂って身体が冷え、更に塩分不足だと腸の動きがピタリと止まります。
腸がゆるんでしまって、便を押し出す力をなくしている状態です。
心当たりがある場合は体を冷やす食べ物は避けるようにしましょう。
せめて排泄の時間である朝に、果物やグラノーラ、甘いパンなどの陰性の朝食は避けたいところです。
冷房による外から身体への冷えの負担が大きくなる夏の季節、特に注意が必要です。
今便秘に悩んでいる方は、身体の外と中、両方からの冷えが原因となっているかもしれません。
肉食も腸が動かなくなる原因に
肉を食べると悪玉菌が増えるので、腸内が腐敗状態になって腸の動きが悪くなり、便秘がちになります。特に女性に、この傾向は多く見られるかと思います。
「腐」という字は、「府(内蔵)」の中に「肉」と、書き表されますね。
一例として私自身の今の便秘の原因を振り返ると、連日の冷房による冷え(素足でいた為下半身を特に)で腸の動きが鈍っているところに、外食でのコースメニュー(肉に甘いデザート)を平らげてしまったことが一打撃となってしまったと分析します。
勤務先や外出先の冷房温度はなかなか調整できないので、体が冷えてしまい、日々のお付き合いなどでのちょっとの食の乱れで、便秘に陥ってしまう。
同じような方が、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
便秘は万病の元
「便秘は万病の元」と言われるのは、ご存知の通りです。大腸ガンの死亡率も欧米人並みになってきていますし、便秘になると全身の血が汚れるので、頭の病気をも含めて様々な疾患の原因となります。
病気にまではならなくとも、お腹がスッキリしないと、気分も下がってしまいますよね。
何とかして、毎日快便!!でいたいものです。
冷えからくる、陰性便秘の解消には適切な「塩気」がポイント
今の時期に特に陥りがちな陰性の便秘解消には、体を温めることはもちろん、他には適切な塩気がポイントとなります。良い塩梅の塩気が入ることにより電気が通り、腸が動きます。
「みそ湿布」は、その筋を取り入れた、外用のお手当法です。
重症な便秘にも効果を期待できるので、ぜひ試してみて下さいね。
家庭の常備品お味噌で簡単!便秘撃退!「みそ湿布」の作り方
《材料》
自然栽培の味噌・・・茶碗1杯程
《道具》
ガーゼ、キッチンペーパー、タオル、腹巻き、湯たんぽ(なければカイロなど)《作り方》
①小鍋に味噌を入れて、火にかけ温める。味噌が固すぎたら、お水を少し加えてください。焦げないように、注意してくださいね。
②ガーゼに温めたお味噌をのせ、冷めないうちに6mmくらいに手早く伸ばして包んで完成!
参照:『若杉ばあちゃんの食養相談室 食い改めのススメ』若杉友子著
お腹にカイロを貼って、腹巻きで固定するようにします。
★カイロの下、お腹との間には二重のキッチンペーパーを挟むと、味噌が染み出てきても付着を防げます。
★カイロの上には、腹巻きや衣服への味噌の付着を防ぐ為に、キッチンペーパーの上に更にタオルなどを乗せておくと良いです。
★腹巻きの上から、湯たんぽやカイロなどを当てて保温しながら、数時間この状態を保つようにしてください。
就寝時に、みそ湿布を当てて寝るようにするのが、おすすめです。
重症な場合は、何日か続けて行ってみてくださいね。みそ湿布は繰り返し使えます。
宿便がごっそりと溜まっていたりすると、みそ湿布が臭くなるそうです!(私はそこまでには至りませんでした。)そうなった場合は、新しいものに替えてくださいね。
「熱」と「塩分」というWパンチで、陰性便秘の根幹にアプローチするみそ湿布。
みそは、質の良い塩で作られたものを使用することをおすすめします。
みそ湿布でのお手当と同時に、冷たいものや甘いものなど身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ、またせめて家ではクーラーを使い過ぎないよう、充分注意するようにしましょう。
身近なもので気軽、そして安全。自然療法の素晴らしさ
身近なもので気軽に実践できる自然療法は、数多くあるものです。先人の知恵って本当に面白いですよね。
知識として頭の引き出しに持っておいて、機会あらば、お手当を楽しみながら身体をメンテナンスして、健康な状態を保てると、良いですよね。
どの家庭にもあるもので、不調の初期段階でちゃちゃっとお手当。
市販薬を探したり病院へ行ったりする必要がないので、最も時間・手間・お金をかけないでできる処方かと思います。薬などとは違って身体に負担をかけない、安全点が、何より良いところですよね。
どうか、皆さまのお役に立ちますように。是非試してみてください。
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