【2018年 最新版】アメリカEWGの最新情報!「野菜を洗えば大丈夫」のウソ!あなたが毎日食べている野菜と果物、残留農薬量ワースト10!ランキングとその具体的対策方法
![avocado 2115922 640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/avocado-2115922_640-2.jpg)
野菜は体に良い。
果物は美容に良い。
そんな私たちの一般常識。
しかし、今、その健康に良いはずの野菜や果物の残留農薬が問題視されています。
【驚愕の最新情報:奇形児を生む農薬と発がん性物質グリホサート基準値を400倍に。土壌だけでなく収穫後の作物にも噴射することを推奨する日本】
「野菜を洗えば大丈夫でしょ。」
「果物も皮をむけば大丈夫だよね。」
実は数年前まで、そう思っていた私。
しかし、アメリカのUSDA(米国農務省)の検査において、
しっかり洗った状態、または皮をむいた状態の慣行農法の農作物の70%より残留農薬が検出されています。
USDAの検査では、数千の農産物のサンプルから
計230種類もの残留農薬が検出されました。
洗えば大丈夫、皮をむけば大丈夫…
ではないのです。
あなたの家の近所のスーパー。
そこに、陳列されている野菜や果物に、
一体どんな農薬が、どれくらい使われているのか?
消費者である私たちに知る余地はあるのでしょうか?
「健康のため」と思い毎日食べている野菜や果物。
そこには目には見えない残留農薬が潜んでいる。
世界各国が使用を制限・禁止しているネオニコチノイド系農薬でさえ、
日本では主食であるお米も含め、多くの作物に使用されています。
【海外から「汚染物質」とまで呼ばれる日本の農薬まみれの野菜と果物。基準が甘すぎる国内の実情。あなたと大切な人守るために知っていてもらいたいこと】
科学的に合成された農薬が、残留農薬が、
私たちの体におよぼす影響は未知数。
だからこそ知っていてほしい、
残留農薬の心配な野菜&果物、そして、その対策。
「知っている」ことで守ってください、
あなたと、あなたの大切な人の健康、そして未来を。
2018年、アメリカEnvironmental Working Groupの最新情報をもとに、
あなたに、知っていてもらいたいことをまとめました。
あなたに知っていてもらいたい
「残留農薬のリスクがより心配な野菜&果物」2018年版。
![vitamin-c-3684098_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/vitamin-c-3684098_640.jpg)
アメリカのワシントンD.Cを本拠地とし、環境保全に取り組む
市民や団体のために有益な情報を提供するNPO法人、
Environmental Working Group(EWG)。
そのEWGが農薬(殺虫剤)残留量の多い野菜・果物ランキングを発表しています。
日本とアメリカでは、使用が許可されている農薬も異なりますが、
野菜や果物の特性、育て方、そして育つ時期により農薬の使用量や残留量は決まるので、参考になるはずです。
(果物は害虫が付きやすいため農薬の使用が増えたり、
葉野菜は害虫に弱いため、やはり農薬を沢山使う必要があったり、
また、温かい季節は害虫も繁殖しやすく、農薬の使用が増えるなど)。
2018年最新版 残留農薬量ランキング:ワースト10 / 注意度★★★★
![vegetables-1149006_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/vegetables-1149006_640-1.jpg)
調査条件:
各野菜・果物は洗った状態で行う(皮をむいた状態の場合もあり)。ランキング作成の基準:
1.殺虫剤が検出された比率
2.2種以上の殺虫剤が検出された比率
3.1つのサンプルから検出された殺虫剤の平均数
4.検出された殺虫剤の平均量
5.1つのサンプルから検出された殺虫剤の最大数
6.検出された殺虫剤の総数
これだけは知っていて!
2018年 検査結果のキーポイント!
![artichokes-1246858_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/artichokes-1246858_640.jpg)
キーポイント
1.苺、桃、ジャガイモ、ネクタリン、サクランボ、リンゴの検査サンプルの98%から残留農薬が検出された。
2.ホウレンソウにおいては、同量の他の作物の2倍の残留農薬が検出された。
3.アボカド、コーンは残留農薬率が少なく、サンプル全体の1%以下。
4.パインアップル、パパイヤ、アスパラガス、オニオンそしてキャベツも残留農薬率は低。サンプル全体の20%以下。
10位:セロリ
![無題9](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/3555ecb8c2a4b91742769827bc2b27ef.png)
サンプル全体の 95%から残留農薬が検出される。
13種類の異なる残留農薬が検出されたサンプルもあった。
9位:トマト
![無題10](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/ede46a9e165be6fb2ee5c5e3883792ab.png)
サンプルには平均して4種類近くの異なる残留農薬が含まれていた。
あるサンプルからは15種類の残留農薬が検出された。
8位:洋ナシ
![無題6](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/2d2e3ff6face4e798a1d0d6dd774d920.png)
調査対象となった668個の慣行農法の洋ナシ50%から5種類以上の残留農薬が確認されました。
高濃度の殺虫剤、防カビ材が検出される。
サンプルの50%以上において5種類の異なる残留農薬の反応があった。
7位:さくらんぼ
![無題7](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/935fa1487c9a157f63f7141b92c39790.png)
サンプルには平均して5種類の異なる残留農薬が含まれていた。
サンプル全体の 30%からはヨーロッパでは使用禁止となっている農薬イプロジオンが検出される。
イプロジオンは発がん性物質としても危惧されている。
6位:桃
![無題5](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/a88e5b631e0ef8187e3605a9d1a5a789.png)
99%のサンプルより残留農薬が検出される。
サンプルには平均して4種類の異なる残留農薬が含まれていた。
5位:ブドウ
![無題8](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/f1fb298047cd327c13a3640587f384d2.png)
平均して異なる5種類の残留農薬が検出される。
96%以上の検査サンプルから残留農薬反応がある。
4位:りんご
![無題4](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/5bc9fc4d63d4a0ab3f0efe11bd966220.png)
検査対象の90%に残留農薬反応あり。
サンプル全体の80%にはヨーロッパでは使用禁止となっている殺虫剤、ジフェニルアミンが検出される。
日本の農薬使用基準は、アメリカに比べて2倍と言われています。
3位:ネクタリン
![無題3](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/82cd89bf6e3e7beeac7a6a7e3c296e8a.png)
サンプル全体の94%より2種類以上の残留農薬が検出される。
ある慣行栽培のサンプルからは15種類の農薬が含まれていた。
2位:ほうれん草
![無題1](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/1412b7cdb8f1305946c4d4ca7576d38c.png)
サンプル全体の97%より残留農薬反応あり。
神経毒性のある殺虫剤、ペルメトリンの残留率が他作物に比べ高い。
1位:いちご
![無題](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-11.png)
ある苺のサンプルからは22種類の残留農薬が検出された。
対象サンプル全体の1/3のより10種類以上の残留農薬反応があった。
日本のいちごの場合も多くの農薬が使用されており、残留農薬が心配されています。
イチゴにかけられる農薬散布回数は65回。多くの国内食材に残留農薬が含まれていることが明らかに。私たちは今何を選ぶべきか。
11位にジャガイモ、12位にパプリカも上がってきています。
EWGが「クリーン15 」(比較的残留農薬が少ない野菜や果物)としてあげた15品目。
クリーン第15位 ブロッコリー
![36](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/36-1.jpg)
クリーン第14位 カリフラワー
![clean14](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean14.jpg)
クリーン第13位 マスクメロン
![clean13](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean13.jpg)
クリーン第12位 キウイフルーツ
![clean12](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean12.jpg)
クリーン第11位 甘露メロン
![clean11](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean11.jpg)
クリーン第10位 なす
![clean10](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean10.jpg)
クリーン第9位 マンゴ
![clean9](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean9.jpg)
クリーン第8位 アスパラガス
![clean8](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean8.jpg)
クリーン第7位 パパイヤ
![clean7](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean7.jpg)
クリーン第6位 スイートピー(冷凍)
![clean6](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean6.jpg)
クリーン第5位 玉ねぎ
![clean5](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean5.jpg)
クリーン第4位 キャベツ
![clean4](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean4.jpg)
クリーン第3位 パイナップル
![clean3](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean3.jpg)
クリーン第2位 とうもろこし
![clean1](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean1.jpg)
クリーン第1位 アボガド
![clean2](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/clean2.jpg)
(参照:Environmental Working Group HP)
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どうしたらいいの?!
心配な残留農薬、その対策方法
![water-2943518_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/water-2943518_640.jpg)
今の日本の現状を考慮して、比較的直ぐに生活に取り入れられる対策をまとめました。
1.オーガニックの野菜や果物に切り替える。
![agriculture-1870017_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/agriculture-1870017_640.jpg)
オーガニック農作物には
化学的に合成された農薬はもちろん化学肥料や土壌改良剤という薬剤を使わないことが前提。
私たちの体への影響は少ないのは確か。
Environmental Working Group(EWG)の調査では、 「各野菜・果物は洗った状態や皮をむいた状態」で残留農薬を検査しています。
「洗えば、皮をむけば大丈夫」ではないのです。
まずは、先に述べた残留農薬ワースト10にあがっている野菜、果物を意識してオーガニックのものに変えていくのが良いでしょう。
しかし、もう一つお伝えしておきたいことは、この調査では「農薬の性質」は考慮されていないこと。
発ガン性が危惧されている農薬。
脳や神経系に影響が心配されている農薬。
全て同じ点数でカウントしています。
ワースト10にあがってこなかった野菜や果物でも、できれば残留農薬のリスクが少ない方が安心であることは確か。
多くの専門家が、発達途中の子どもや妊婦さんのお腹の胎児への神経系、ホルモン、脳に対する残留農薬の影響を危惧しています。
ちょっと不便でも、ちょっと高くても、オーガニック農作物を選ぶ価値はあるのです。
2.主食だけでも、安全なものに変える。
![paella-2428945_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/paella-2428945_640.jpg)
毎日口に入れるもの全てをオーガニック食品にシフトすることが理想。
でも、もし、今すぐ全てをオーガニック野菜や果物に切り替えるのが難しかったら、まずは主食のお米から変えてみて。
お米は他の野菜や果物よりも日持ちがしますし、大量にストックして置けるので、切り替えやすいはず。
できる限りお米はオーガニックのもの、または無農薬や自然栽培のものを、選びましょう。
3.野菜や果物の洗い方を変える。
全ての野菜や果物をオーガニックに切り替えるのは、今すぐには難しいかもしれません。でも、たとえ100%残留農薬は落とせなくても、少しでも私たちの体に入る量は減らしたいですよね。
そこで、ちょっとした工夫をお伝えします。
1.重曹水 で洗う
重曹(炭酸水素ナトリウム)は、塩の30倍の毒素吸着効果あるそう。1.野菜や果物が入るくらいのボールに重曹を小さじ2程入れ、重曹水を作る。
2.野菜や果物を30秒ほどつけてから、流水で丁寧に洗う。
3.オーガニック野菜、果物でない場合、皮はむく。
2.塩水や酢水 で洗う
1.約1%濃度の塩水、または酢1:水2の酢水に漬ける。
2.可能であれば(野菜や果物の種類による)塩もみや板ずりをする。
3.その後、流水にさらす(30秒程)。
4.オーガニック野菜、果物でない場合、皮はむく。
残留農薬が多い野菜や果物の処理方法:
![strawberries-3221094_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/strawberries-3221094_640.jpg)
いちご、ブルーベリー :
市販の野菜洗いや重曹水か塩水(酢水)に5分程つけ、ざるに上げふり洗い。ほうれん草 :
市販の野菜洗いや、重曹水か塩水(酢水)で洗った後、茹でこぼし(野菜を煮て、茹で汁は捨てる)が効果的。
ゆで時間を1分程度にすれば、ビタミンCは70%くらい残る。
トマト :
市販の野菜洗いや重曹水か塩水(酢水)で洗った後、湯むきするのが1番効果的。
ピーマン :
重曹水か塩水(酢水)で洗った後、下ゆでするとさらに効果的!
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「不自然」が「日常」と化した現代で、
私たちは、この瞬間も「許され」存在している。
![barley-field-1684052_640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/barley-field-1684052_640.jpg)
「不自然」が日常と化した現代で、
不自然を呼吸し、
不自然を口にし、
不自然を発する毎日を過ごす私たち現代人。
自分自身が自然の一部ということを忘れ、毎日を過す私たちに、
いつでも優しく手を差し伸べている自然。
もしも、あなたが道に迷ったら、
自然があなたにしてくれていることを思い出してください。
私たちがどれだけ無視し、
傷つけ、
けがしたとしても、
いつもそこに存在し私たちを見守っている自然。
私たちは、この瞬間も「許され」存在している。
「不自然」な農薬、肥料の成果物ではなく、
大地の、自然の生み出した「恵み」を口にする毎日を過していたら、
私たちの口からも、その自然の優しさが「言葉」と化して生まれるかもしれない。
それはきっと、あなたの人生を変える一歩となる。
あなたに、
その一歩を踏み出してもらいたい。
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より安全な食品を選ぶ知識を武器にあなたの人生を変えてください。
あなたの人生を変える時間がここにある。
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![avocado 2115922 640](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/avocado-2115922_640-2.jpg)
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