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Organic Life to all the people.

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日本が食品添加物大国になった理由を元食品メーカー勤務の私が解説します。

滝野 清
ハーモニックニュートリション代表講師。 日本大学農獣医学部農芸化学科卒業、業務用加工食品メーカーに就職後、食品添加物や食品の裏側を実態を目の当たりにする。 その後独立し酵素栄養学をベースとした、ハーモニックニュートリションセミナーを設立。 NPO法人日本酵素栄養学協会認定講師、米国NTI認定栄養コンサルタントなど。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ハーモニックニュートリションセミナー代表の滝野清です。

先日、某週刊誌に連載された、加工食品のお菓子やパン、冷凍食品、調味料などに入っている食品添加物や人工甘味料、
トランス脂肪酸の含有量を商品や会社の実名入りで連載されている記事を読みました。


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IN YOU読者ならすでに目にされた方も多いのでは。

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ついに、ここまでよくぞ暴露してくれた!という気持ちもありますが、
私はこの作る側にもいたので、メーカーの実名入りにまですることは無いのに・・、とも思いました。

というのも、メーカー側からしたら、悪意をもって商品の中に、添加物を入れているわけでは無いからです。


日本ではなぜこんなに添加物が使われるようになったのか

Hot Buffet Warm Food Buffet Croquettes

Hot Buffet Warm Food Buffet Croquettes


ここで、どうして日本ではこんなに食品添加物が使わるようになったのかを、
過去に食品メーカーで勤務していた私の体験から分析してみたいと思います。

食品添加物の歴史は流通業に歴史があるといえます。


今から50年前、そう私が10歳のころ、コンビニも無ければスーパーも無い、
小売店が集まる商店街のみでした。食品は八百屋、魚屋、肉屋、パン屋、駄菓子屋と別々に買い物をしていました。

私はそのころ駄菓子屋に毎日通っていました。
この小売店(専門店)から総合スーパーの時代が訪れます。

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全国展開する大手のスーパーがどんどん出来てきて、GMSといわれる複合型の巨大スーパーも現れました。
この流通変革は消費者に価格破壊をもたらしました。

他店よりも安くして大量販売するというものです。
これに作る側もより美味しく、より安く、をキャッチフレーズにどんどん価格破壊商品を開発して他社とのシェアー争いが始まりました。

外食産業もファミリーレストランや居酒屋チェーンなどこれも同じ価格破壊の業態がどんどん出店していました。

消費者はより同じものなら安い方が良いと、1円でも安い店に行きます。
「得した感」とでもいうでしょうか?

そこでメーカーはコストダウンをするために下記の施策を打ちました。

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大量に原材料を購入して、価格を下げる。
大量生産、機械化により人件費を下げる。
より安い原材料に食品添加物を使い、味、見た目、食感を良くする。


売る力を持つ流通業には、メーカーもなんとか販売してもらいたいので、
そこでメーカーいかに安い原材料で売れる商品を作るかが開発の最重要ポイントになったのです。

日本人の味覚は敏感なので、かなりシビアな味の調整が必要となり、ここで食品添加物がどんどん使われるようになるのです。

そして、世界でも類のない食品添加物大国となってしまいました。


現在では化学合成された食品添加物は449品目もあります。(2015年)


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ちなみに2007年のデータでは

(ナチュラルフレンズホームページ)

日本   351品目
アメリカ 133品目
ドイツ   64品目
フランス  32品目
イギリス  21品目


と日本がダントツ世界一です。



商品展開においては、価格競争にいかに打ち勝つかが勝負。

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私は冷凍食品メーカーにいましたが、当時はとにかく他社との価格競争にいかに打ち勝つかが第一目標で、
海外の安い原材料や、国内でも余って困っている農産物や畜産物はないかをいつも探していました。

そして、その加工技術が食品添加物の使い方にかかってくるのです。
開発の担当はここに注力します。

食品添加物の使い方が上手い企業が生き残るといっても良いくらいです。

食品添加物メーカーもどんどん新商品を作ります。
認可されてる食品添加物をミックスして、その用途にマッチさせるのです。

・見た目(色目、照り、光沢など)
・食感(ジューシー、サックリ、もっちり、ふんわりなど)
・味(深み、コク、さっぱり、出汁感、風味など)
・香り(原材料の香りを高める、強調する)


メーカーは売れる商品作りに必死です。

元々、冷凍食品は冷凍による保存性が良いので、食品添加物はあまり使わなくて良いのです。
私が入社したころ(38年前)はそれほど使っていませんでした。

しかしこのように使うようになったのは、この価格競争が原因です。

月の売り上げの9割は特売日に。


市販用の冷凍食品が良い例です。
20年程前から始まった冷凍食品売り場の特売です。

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今では4割引、半額セールが毎週行われていますね。
消費者は助かりますよね。半額ですから。

冷凍食品は冷凍しておけば保存がきくので、だれでもが特売日に買います。
よほど急に必要にならない時でないと、定価では買いません。

一般的に、月の売上の90%以上が特売日に売れます。

ということは、ほとんど特売日に売れるということです。
この特売価格(半額)が定価ということになります。

販売する側のメーカー、小売、問屋は当然赤字ではやりませんから、この半額の価格で利益が出るようにメーカーが作るのです。
原材料、人件費を下げ、製造効率をいかに上げるかです。

冷凍食品に限らず、お菓子、パン、スナック、惣菜など全ての食品メーカーがこれを常に求めています。

半額でも利益出るような価格設定にすることがコツ。


大手メーカーほどそうなのです。
だから、より安い原材料を世界から輸入します。

今、世界で最も安い農産物は遺伝子組み換えの大豆、コーン、なたねです。
日本では生産していないので、馴染があまりありませんが、すでに大量の遺伝子組み換え農産物が加工用で輸入されています。

まずは家畜のエサに使います。

鶏(ブロイラー・卵)、豚、牛にまでもこれらが飼料で大量に使われます。
エサ代を下げて大量生産してコストダウンされています。

そして油です。


大豆(サラダ油)、なたね油(キャノーラ油)、コーン油はたんぱく質が含まれなければ表示しなくても良いという法律にして、
消費者にはわからないようにしています。

この油を加工食品に使っていても「食物油脂」という表示のみで良いため、私達にはどの油が使われているかがわかりません。

すでに大量の遺伝子組み換え農産物を私達は食べているのです。

コストダウンが生み出した悲劇といえます。
もう一つの食品添加物が増えた理由の一つにコンビニエンスストアの増大です。

スーパーマーケットがどんどん増えて大型化したころ、全く逆の最小店舗、コンビニエンスストがどんどん出店していきます。
今やスーパーの売上を超えてコンビニが一番となりました。

コンビニの売上の上位はお弁当、おにぎり、パン、お惣菜です。

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コンビニの経営で一番怖いのは何でしょうか?

そう食中毒です。

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いまだかつて大手コンビニで食中毒を出したことがありません。
食中毒を起こすと、言うまでもなくその企業は将来が無いほどダメージをうけます。

ですからとてもシビアに商品管理を行っています。
しかもコンビニは車で来るお客様が多いため、社内に置き忘れてしまい、それを食べてしまうケースも考えられ、とても環境が悪いといえます。

そこで業界が基準を決めて、最悪のケースに耐えうる、日持ちにしているのです。
最悪のケースをしのげる衛生基準です。

お弁当の場合  30℃で48時間の条件で一般生菌数1×104以下
調理パンの場合 30℃で72時間の条件で一般生菌数1×104以下


簡単にいうとお弁当は真夏の炎天下の気温30℃に二日間置いていても食べて大丈夫、調理パンは三日間置いていても食べて大丈夫という基準です。
2004年頃まではこの日持ちをさせるために保存料、防腐剤を使っていました。

しかし、イメージが悪いとこれらの使用を止め、代わりにpH調整剤、グリシン、酢酸ナトリウムを使用しています。


これらは保存目的で使用していますが、一般的にはわかりません。
コンビニの弁当や調理パンなどには原材料のコストダウンで使う食品添加物と日持ち効果による食品添加物とがダブルで使われていることになります。

このように私達の知らない、目が届かないところで、実際に多くの食品添加物が使われています。
食品添加物の害についてはここではふれませんが、化学合成されたものが体内に入ること自体、良いわけがありません。

ハーモニックニュートリション 調和した栄養学に関してはこちら。


食品メーカーにいたからこそわかること、それは消費者の望むものを追い続けた結果が食品添加物


いままでお話してきましたが、メーカーにいた立場から言うと、
消費者が望むものを追い続け、行き着いたのが、「安くて美味しいもの」そのためのコストダウンに食品添加物が必要になったということです。

食品メーカーは消費者から喜ばれるために、添加物を使って商品開発をしてきたのに、こんどは週刊誌で悪い企業のように叩かれる・・。

たしかに食い物にしたメーカーもあるかもしれない。
しかし、競争原理のこの社会においては、需要と供給が成立した、自然の流れだったのです。


ここにきて、時代が変わろうとしています。

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今までのこの消費者の意識が変わってきた。

なぜでしょうか。

それは病気が増えすぎたからです。


アレルギー、うつ、自閉症、多動症など精神障害、自己免疫疾患、発達障害も、どんどん増えています。

病気でなくても未病と呼ばれる体調不良の人ばかりです。

薬でも治らない、原因はどこにあるのか?
となり、これらの原因が食にあるとだんだん認識されてきました。

安全な食品を食べたい、安全のものを食べていれば病気にならない、いや病気が治った!

こんなことが広がってきたのです。
そんな意識改革です。

多くの人が安全性を最重点に求めればそのような農産物を作る人が増え、それを加工するメーカーも増えていきます。
すでに世界ではこのウェーブが起こっています。

今こそ、本当の食の安全と本当の食事法、そして、本当の心の持ち方を学ぶ時です。
健康を最優先に捉える時代が来ました。

その答えはオーガニック・自然栽培の普及とその食事法、そして自立した生き方です。

遺伝子組み換え食品や添加物、不安な食汚染の知識を身につけ、振り回されないためにはどうしたらいいのでしょうか?
自分の体は自分で守るためにはどうしたらいいのか・・。

このことを私のセミナーで教えています。

セミナーにはすでにたくさんの参加者が来てくれて、
「心と体が変わった」「常識を覆された!」など、たくさんの感動のお声をいただいています。

セミナーでは、私が目の当たりにして来た添加物の実態をはじめとして、
本当の健康を手に入れるために必要なマインドや、基礎知識・応用知識を余すことなくお伝えしています。

ハーモニックニュートリション 調和した栄養学を受講するにはこちらへ


このセミナーには私がこれまで学んで来たことが凝縮されているだけではなく、代表である私自身が登壇をし、濃い授業をするとともに、
みなさんの素朴な質問にもなんでも御答えします。

ハーモニックニュートリションセミナーでお会いできることを楽しみにしています。

今年もあと残すところ半年となりました。
あと半年何を考え、どう過ごすかであなたの将来が変わっていきます。

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この記事を書いた講師のプロフィール

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60歳、妻、子供三人の五人家族。子供三人は大学卒業後自立。
冷凍食品メーカーに22年、お弁当、おにぎり炊飯メーカーに6年勤めていたサラリーマンを50歳で退職。独立起業。
サラリーマン時代は大手コンビニや大手スーパーのお弁当やお惣菜のメニュー開発を担当。ここであまりに食品添加物を使うことに直面した。
お弁当、おにぎりメーカーで健康弁当開発中に出会った米ぬかのパウダーを毎朝インスタントコーヒー入れて飲んでいると体が変わり、食事の大切さを実感。
その後、代替医療のドクターに7年間関わり、酵素栄養学を学びながら、がん患者さんや難病患者さんの実態を学ぶ。
酵素栄養学で学んだ食生活を実践すると、みるみる健康的になり、若返る実感。この事を世に広めようと、なごみコーポレーションを設立。
同時に、NPO法人日本酵素栄養学協会を設立し、事務局長として参画。現代医療は薬による対処療法で、根本治療でないことに気づき、なぜ病気になるのかを研究。
依存を作る社会が全ての原因と確信。全て自分が作っている。だから自分でしか直せない、変われない、という自立に気づいてもらうセミナーを開始。
セミナーの回を重ねると、持ち前の加工食品の裏側を知ってもらいながら、酵素栄養学に基づいた食事法を伝えることが効果的とわかる。
らでぃっしゅぼーやで6年前から講師を勤め、人気講師となる。日本の栄養学は世界からかなり遅れている事を知り、アメリカコロラド州にある、栄養学専門学校NTIの日本校を一期生として卒業。体のデトックスをしてから食事の変更を始めるのが一番効果的とわかり、ファスティング合宿を8年前から実施。糖質を極力取らない独自のファスティングを開発。

対外講師活動

NPO法人日本酵素栄養学協会
・酵素栄養学ベーシック講座
・酵素栄養学マイスターコース
・酵素ファスティング
・各認定講師 講座回数80回
・ベーシック講座認定講師40名育成
らでぃっしゅぼーや会員様向け講座
・酵素って何?、食品添加物、油、高GI血流などのテーマで2010年より、約60回実施
大地を守る会会員様向け酵素栄養学講座を5回実施

資格

NPO法人日本酵素栄養学協会認定講師
米国NTI認定栄養コンサルタント
健康・食育シニアマスター
シードマイスタージュニア
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滝野 清
ハーモニックニュートリション代表講師。 日本大学農獣医学部農芸化学科卒業、業務用加工食品メーカーに就職後、食品添加物や食品の裏側を実態を目の当たりにする。 その後独立し酵素栄養学をベースとした、ハーモニックニュートリションセミナーを設立。 NPO法人日本酵素栄養学協会認定講師、米国NTI認定栄養コンサルタントなど。
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