マクロビオティックを楽しく実践するための8の秘訣。〜ストレスなく取り入れるためのヒント〜
こんにちは。
週末はいかがお過ごしでしょうか?
また新たな一週間が始まりましたが、寝不足にならぬよう、疲れをとって最高のスタートを切ってくださいね。
さて、本日はマクロビオティックを最近知った方も、今まさに実践しているという方にも是非知っていただきたいことがあります。
マクロビオティックを実践する中で、一部の方がつい陥りがちな状況としてよく見られるのが、「あれもダメ、これもダメ」と考えたり、ストレスに感じてしまったり、不健康なものを食べている人を見下したりすることで自分を追い込んでしまうこと。
思い当たる節はありませんか?
身の回りにも自分をルールで縛りつけてしまって苦しそうな方がいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私も過去には健康のために始めた食事のはずが、自分と周囲を厳格なルールで縛りつけ、ネガティブなサイクルにハマってしまっていたこともありました。
しかしふと肩の力を抜くと、「食べることはとても楽しいのだ」ということに気が付き、自由で柔軟な考え方をすることができるようになりました。
本来マクロビオティックは当たり前のものや自然なものをいただくことで体内バランスを整え、より自分らしさを取り戻していくための食事療法や思想であり、上手く取り入れさえすれば、体調が優れ、様々な健康上のメリットがあります。
これがストレスになってしまっては本末転倒。
では一体、どんな風に考えればより楽しく取り入れることができるのでしょうか。
そこで今回はそんなネガティブな状況に陥らずに、ハッピーにマクロビオティックを実践するための8つのヒントをお伝えします。
1 基本を学び、自分に合ったスタイルを見つけること。
前述した通り、マクロビオティックはあれもダメ、これもダメ、の「だめだめ食事法」ではありません。ルールに縛られるあまり、食べることが嫌いになってしまうのは考え物。
しかし、基本を知らずに自己流で好きなものばかり食べ、マクロビオティックのお菓子ならいくらでも食べてOKなど、偏った食べ方をしてしまうと体のバランスはかえって崩れてしまいます。
一度本やインターネットで正しい知識を得るなどしてから自分のやりやすいスタイルにアレンジしていくことが大事です。
2 楽しく笑って食べる。
マクロビオティックでもそうではない食べ物でも、感謝をして笑って楽しく食べることが重要です。体に良いものでも暗い気持ちと明るい気持ちで食べた場合では体へのインパクトは全く異なります。
暗いニュースを見ながらひとりで食べたり、ネガティブな会話をしながら食べてはなりません。ひとりで食べるときは楽しい音楽を聴きながら美味しく食べたり、誰かと食べるときは好きな食べ物を笑いながら食べたりできる環境を作ることが大事です。
3 批判的なことを言われても流す。
出典:http://www.gatag.net/マクロビオティックを取り入れていると、そういった分野に関心のない周りから変な目で見られたり、「面倒くさい」などと、ネガティブなことを言われることもあるかもしれません。
しかしあなたに敢えてそのようなことを告げてくるのはあなたに関心があるから。
そんな時、いちいち誰かの意見に惑わされたり、激怒したりしてはなりません。
人それぞれの価値観があることを理解し、自分の軸をしっかり持っていれば他人の意見に振り回されることはなくなります。
4 人と比べない。
出典:http://www.gatag.net/マクロビオティックを実践するうちに、友人が食べているものが気になることがあります。
例えばファストフードの食べ物を食べている人を見下したり、嫌がっている人に無理やり説教することはお勧めできません。
人は人、自分は自分と割り切ることも重要。
勿論愛情をもって教えてあげることはOKです。
5 食べることを好きになる。
出典:ohmyveggies.com一番はこれです。
いくら健康に気を使っていても、まずいと思うものをイヤイヤ食べていてはいつまでたっても健康にはなりません。
まずは自分が食べることを好きになることが大切。
食べることを好きになるということは、食に対してこだわりを持ち真面目に向き合うこと、すなわち自分の身体と向き合うことでもあります。
健康になるためだけに食べるということではなく、美味しく食べて健康になるという考え方になれるとベストです。
6 ルールを厳密に考えすぎない。
マクロビオティックでは基礎的なルールや考え方があります。しかし、何度もお伝えしている通り、決してあれもダメこれもダメ、という食事法ではありません。
ルールを守ることはもちろん素晴らしいことではありますが、やり過ぎは禁物。
たとえば魚が食べたければ良質な魚をありがたくいただけば良いですし、鰹節の出汁が必要なら使っても構いません。
もちろん化学調味料が入ったものやコンビニ食品も、食べたければ食べていいという意味ではありませんが、基本的に自然に近いものを食べようにするといいでしょう。
現に私も普段は有機野菜やオーガニックの調味料で揃えるなど食材には気を付けていますが、同時に和食が大好きなので気が向けば外では動物性食材を食べることもあります。
しかしそこで自分を責めることはしません。ありがたく、そして美味しくいただくようにしています。
また、マクロビオティックでは基本的に生野菜は身体を冷やすとされていますが、私個人の意見としては生野菜でしか摂取できないビタミンなどの栄養素もあると思っています。
ですからサラダが必ずしもNGだとは思いませんし、サラダが食べたいと思えば食べればいいのです。
同様にローフードもマクロビオティックとは完全に対極の位置にありますが、体質に合えば取り入れることは問題ないと考えます。
本当に大事なことは正しい知識を自分自身で調べ、取り入れることです。
それぞれの利点を上手く取り入れ、偏らないように、本当に自分の体質にあった食べ方を探求することが大切です。
7 身体が欲するものを察知する。
出典:http://www.gatag.net/何よりも大切なことは、今自分の身体は何を欲しているのかということに気持ちを傾け、気が付くことです。
時にそれは水分や塩分かもしれませんし、時にそれは「何も食べないこと」であるかもしれません。ただ単に毎日玄米を食べていれば健康になるということではなく、自分の身体の身体の調子を自分で知ることが大事です。
8 ストレスを感じたら、いったん休憩してみる。
出典:http://www.gatag.net/1-7のことに気を付けたにも関わらず、マクロビオティックの食事を取り入れることでどうしてもストレスになるのであればいったん中断しても構いません。
そしてストレスになっている原因を考えてみてください。
もしかするとそれは食事自体に問題があるのではなく、あなた自身にあるか、あるいはあなたの周囲にあるかもしれないからです。
以上がマクロビオティックを実践する上で是非、知っていただきたい事項でした。
あなた自身が本当にヘルシーになることはそう難しいことではありません。
自然なものを美味しく食べ、ハッピーでいることが一番の近道です。
それでは素敵な一週間をお過ごしください。
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