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Organic Life to all the people.

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market
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「沢山のギフトをありがとう」|目には見えないものを受け取ったプライスレスな1日

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松浦 愛
Instagram Twitter YouTube 株式会社インユー代表取締役CEO オーガニックブランドMineryプロデューサー 「すべての人にオーガニックな暮らしを」をスローガンとして掲げ、オーガニックの普及と拡大を目指し、日夜活動中。 運営サービスはIN YOUや日本で一番厳しい基準を目指すIN YOU MARKETなど

こんばんは。

ここ最近、二十年ぶりくらいと思えるほどのダウンをしていました。


風邪もインフルエンザも1年間に一度も引かないような私がダウンした時に考えたこと



365日レベルで仕事にあけくれる元気が取り柄の人間が、ダウンすること自体珍しいので、かなり心配されてしまいました。

でも、もう大丈夫。

これは、行きつけの東洋医学式漢方クリニックで飲ませていただいた人参湯。

(漢方クリニックさえ余程のことがない限り行かないのですが・・)

ここに来ると不思議と落ち着きます。


4日間くらい、天然のスポーツドリンクくらいしか飲めなくて壮絶な日々でしたが、

5日目に、回復食に赤ちゃん用のオーガニックフードを食べたりしました。


今回は的確な漢方で劇的に回復しました。

毎度的確な指摘をされる、女医さんの手腕です。


数日間ベッドの上で生活し、スマホから仕事をすることしかできず、

そのほかの時間は、ずっと痛みと孤独感、そして悪夢の中でひたすら戦っていました。


体が痛むと人はどうなるか


人は体が痛むと、物事を本当にシンプルにしか考えられなくなります。

そして、余計な考えは、面白いほど全て削ぎ落とされていきます。


本当にしんどいとき、人間は日頃のくだらないことなどどうでもよくなり、

「自分の体」や「痛み」「生きること」だけにフォーカスせざるをえなくなるものですね。


なぜなら体がかなり繊細になり、全てのものを受け付けなくなるから。


体に悪いものはもちろん、身の回りの不自然なもの…

不自然な動き、全てが忌々しく感じるようになります。


ついには、電気の音や香りすらも。

揺れる車なんてもってのほか。


そこにある布や布団の形すらも忌々しい。全て投げ捨てたくなる。

普段よりも何千倍も体が敏感になるのです。


そしてこれまで健康体で生きていたことへの感謝や、人々への感謝の念なども、生まれるようになります。

大切な人たちのことを思い浮かべます。


そしてその間に余裕が生まれたとき…

自分が生まれた理由や意義と、幸せついて、考えるようになります。

苦しむ人々をへらしたい。

そして、愛する人たちと一緒に、愛に包まれた人生を送りたい…


やっぱり、心に浮かんだのはそんなことばかり。

ただ、それだけでした。

人生とは本当は、シンプルなものかもしれない。

体調が悪いときに人間、ごく基本に立ち返るものです。

そして数日間の休養を経てようやく昨日から、仕事に復帰することができました。

ふつうに座って仕事できること、仲間がいることなど、なんでもない日常に対して喜びを感じました。

健康体で仕事をできることはなんて幸せなのだろう?と、たかが数日間のベッドの上の出来事でしたが、一番大事なことを教えてくれた数日間。

ありがとうございます。


アースデイ東京初参戦



病み上がりなので、お水と離乳食くらいしか食べていなかったけれど、どうしても現場のことが気になり、代々木公園に行ってきました。

私たちがいたエリアはそれほど混雑しているエリアではなかったから、ゆったりとした環境で接客ができます。


ふらふらと視察も兼ねて周囲を歩いていると、あいちゃん!と声をかけられ、、

びっくり、会っていなかった友人の姿がありました。


その後、彼女は、私のプロデュースをしたオーガニックスイーツを色々買って行ってくれました。

他にも色々と大切な方々と再会し、みんな迷わず私のブースに来てくださり、そしてまた、買い物もしてくれました。

私は、普段感じることのない、充実した豊かな気持ち。



こういう不特定多数の人がくるような場所は、ネットのようにたくさんの人にうまく伝達ができないことで高額な物は全然売れないし、

価値も伝わりにくいという難点があるけれど、

リアルな買い物は、「言葉では表せないような鮮明な体験や感動」を与えてくれるという利点があります。


今の時代、物を買う時代ではなく「体験を買う時代」と言われていますが、今日は私の方が体験を買い物した気分です。


赤字でも得たものは沢山あった


ちなみに、こういうイベントに出たところで、だいたい利益にはなりません。

まあ、それはそうです。

何名かに「(いい意味で変態的な商品!)」と言われたほど。

つまり

「誰もが、認めるレベルの、非の付け所ないパーフェクトでストイックなオーガニック原材料の商品しか売りたくない。」っていう、私自身が、最強な変人です。

「慣行栽培(農薬を使っているもの)の原料に、すればもっと安くなるよ?」
「かさましのための原料を増やせば?」

などという、助言も受けることはよくありますが、全て断っています。


利益のことだけを考えるなら、こんなことやるはずない。

こんな完璧なものを作ったって、全く、儲かりません。


だって商品代金のほとんどが原価なんだもの笑 

むしろ、大がつくほどの、赤字です。


いち企業としては、こんなの、間違いなく、「許されない行為」かもしれない。

しかし、このような、「プライスレスな体験や感動」はネット上だけでは決して得られないものだなあと改めて考えさせられました。



何人も立ち寄ってくださって、真剣に考えて、その価値を感じ取って買ってくださった方。

「これはプレゼントに渡したいんです」とギフト袋付きで買っていってくださった方・・・。

お子さんと一緒に食べて帰ろうと言って握りしめて買ってくれた親子・・・。

当社のためだけに何分も歩いてたどり着きました!という読者の方もいました。



実は、私は普段から自他共に認める、徹底した「成果主義人間」です。

正直「結果よりもプロセスが一番大事」と思っている人からすると、私と働くことは、辛くて、大変だと思います。

そしてこのようなイベントにこのような企画では2度と出ないかもしれません。

ただ、そんな私ですら、「こういうのも、たまには良いなあ」と思ったほど、今日は、プライスレスなたくさんのギフトを受け取りました。

オフィスでせっせとパソコンを叩いていたらきっと与えられることのないギフトだったと思います。

それほど、非常に豊かで恵まれた幸せな時間だったのです。

「私は、こういう喜びを得るためにこの仕事をしている部分もあるのかもしれない。」という原点の気持ちに、立ちもどりました。

(昔の私なら間違いなく「こんなイベントなんて2度とやらん」と怒っていたかもしれませんが・・笑

やみ上がりの体はいつもよりも感受性が高く、ものを受け取る力が強いようです。)


一番のギフトと、私の誇れること

  
何より、3名のIN YOUスタッフには、今回大変助けられました。

症状が悪化する中、ベッドの上でスマホを触ることしかできなかった時、

率先して動いてくれていたメンバーたちの心強いこと。


「アースデイ東京に出たこと」それ自体は正直、素晴らしいとも、悪いとも言えなかったかもしれないけれど、

スタッフたちのチーム団結力を見れたことや、イキイキと動いてくれたことは私にとって一番の、収穫・そして感動でした。


私がいなくても全然余裕なくらい前日準備から運営まで完全に安心して見ていられたことはとても喜ばしい光景です。

海外にいってようが、私がいない時も、365日いつでも、組織が回ること。

これはこれまでの目標でもあり今後の目標でもありました。

でも今、少しずつ前進し確実にそれに近い形になっていることを確信しています。

これは1年前、そして2年前にはきっと、あり得なかったことだと思います。

少し前まで、何でもかんでも私がやってしまっている組織失格な、組織でした。

でも、今大きく前進しています。

誇れるメンバーが増えて来ている。

これはちょっとした誇りです。


今日は、たくさんのギフトを握りしめながら、代々木〜原宿〜外苑前の人混みを、一人、感無量の気持ちで歩いて帰りました。


できていないことだけでなく、「良いこと」にも目を向けよう


仕事をしていると完璧主義な人ほど、「悪いこと」にばかり目を向けがちです。

私は決して完璧主義ではないですが、ただ、自分の仕事のこととなると、ある程度はプライドがあるので、あえて少しストイックに考えるようにしています。

(私のレベルではストイックではないと思いますが)

しかも、ストイックにやっても、うまくいかないときは行かないです。

何より、「今できていないこと」を、ストレスに感じるタイプの人間です。

たとえ、成果を上げたとしても、また新しい「できていない要素」を見つけては、

それが、どうしても、気になってしまうという、仕事においては、ちょっと面倒なタイプなのです。

それは、自分に対しても他者に対しても。

もっとゆったりと働けば・・?と、家族にはよく言われて来たものです。

ーしかし、なかなか、これはどうしても、できなかった。


しかしこれからは、どうせならできていないことだけでなく、

良いことにも大いに目を向けつつさらに前進していきたい、今回の一連の流れで、そう考えられるようになりました。

どうせなら私は、プロフェショナルであることはもちろん、素晴らしい仲間と、楽しく仕事をしたいから。

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