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現代人が陥りやすい脳の異常「リーキーブレイン」とは?アルツハイマーや精神疾患にならない為に避けるべき行動と取るべき対策6項目。

麦

先日、日本人の多くが抱えているかもしれない不調の一つとして「リーキーガット症候群」についての記事を書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

リーキーガットに関しては、この状態そのものが何らかの症状を強く訴えるというよりも、
リーキーガットに陥ることにより発生する様々な不調や、
身体の中で様々な悪循環がスタートしてしまう事がとても危険であるように思います。

そこで、今回改めてお伝えしたいのが、
リーキーガットのその先にあると言われている「リーキーブレイン」という状態についてです。
日本では、認知症や自閉症、統合失調症などの方面で調べていると
たまに突き当たる言葉ではないかと思いますが、
その認知度は国内では極めて低く、まだあまり知られていません。

今回は、そんな“リーキーブレイン”について、できるだけ簡単に紹介していきたいと思います。

見えない悪影響を“全身に及ぼす”リーキーブレインとは

リーキーブレインとはどういう状態の事を指すのか


皆さんは、「血液脳関門」という言葉をご存じでしょうか。
電磁波障害に関連する記事等でみかけた方も多いのではないかと思います。
血液脳関門というのは、簡単に言えば「脳に有害性のある物質を侵入させないための関所」です。

そして、リーキーブレインとはこの血液脳関門と呼ばれる関所の機能が破綻した状態を指します。
つまり、“脳のバリア機能が壊れた状態”と言えば分かりやすいかもしれません。

私たちの腸内では、腸から血流に有害な物質が侵入しないように、
タイトジャンクションや粘膜などで保護するバリア機能が備わっているのですが、
この機能が脳にも備わっているということですね。

脳のバリア機能が壊れると、どういう事が起きる?


では、リーキーブレインという状態になってしまい、
脳を守るバリア機能が破綻してしまいますと、
一体私たちの身体にどのような影響が起きてしまうのでしょうか。
これに関しては諸説あり、まだ確実にどういった事が起きるであろうと
確定した事実はほとんど述べられていません。

しかし、脳に関連する研究を行っている方々の中では、
リーキーブレインによってどのような事態が発生しうるのか、
これについて予測もされておられますので、
それらの意見を参考に、内容を少しまとめてみます。

認知症

認知症に関しては、アルツハイマー型、レビー小体型/脳血管型と3種類が同定されており、
それぞれに違った対処が必要であると一般に考えられている所ですが、
少なくともその内の1つであるアルツハイマー型とリーキーブレインとの間には、
因果関係があるのではないかと考えられています。

その理由としては、アルツハイマー型の患者の脳内では「脳の炎症が発生している」こと、
そして、「脳の中にカビ(真菌類)やウイルスが侵入している痕跡が発見されていること」が挙げられます。

そもそも、リーキーブレインになってしまうと、
本来は侵入することが困難な微生物や物質も容易に侵入することが可能となってしまいます。
本来ならば防げるはずのものを防げない状態が続けば、
アルツハイマーを始めとする様々な疾患が起きるであろうことも容易に推測できます。

また、現在ではアルツハイマー型の認知症に関しては老化が原因なのではなく、
身体の免疫系に何らかの問題が生じた結果、
ヘルペスウイルス(少なくとも2種類はいると2018年に公表されている)や
カビの脳内への侵入事が、大きな要因であると考えられているのです。

アルツハイマー型認知症の治療プログラムで有名なリコード法の中でも、
リーキーガット症候群への対処が必要な旨は指摘されており、
「食事と認知症」の繋がりは、今後も注視していきたい所です。

自閉症やADHD等の精神疾患

リーキーブレインと自閉症の関係については、
2016年の段階で論文が海外において公開されています。
以下にある参考の論文内では、あくまでも関連性について書かれているのであり、
確実にそうだと述べているわけではありません。

しかしながら、自閉症やADHDを始めとする精神疾患等の一部に関しては、
自閉症等の治療に関して第一線で活躍している“キャンベルマクブライド医学博士”が
既にリーキーガット症候群との関連性について指摘をされており、
そのメカニズムについても述べられています。

また、リーキーガット症候群とリーキーブレインとの間には
明確な因果関係が既に認められていることから、
結果として、自閉症とリーキーブレインとには因果関係があるものと推察されます。

出典:Blood–brain barrier and intestinal epithelial barrier alterations in autism spectrum disorders
        https://molecularautism.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13229-016-0110-z


脳の炎症

認知症の部分でも少しご紹介しましたが、ウイルスやカビなどが脳に侵入することで、結果的に脳に炎症が生じます。
その他にも、血液脳関門が機能しなくなってしまいますと、
様々な有害物質(本来なら入るはずのない化学物質や重金属等)が脳の中に入りこむようになりますので、
それらの有害物質を処理するためにあらゆる箇所で炎症が起きることは間違いありません。

また、これらの炎症は、結果として神経系の異常や血管の異常に繋がることが懸念されますので、
様々な大病に繋がる事も予想できます。

リーキーブレインになってしまう原因とは


リーキーブレインの原因については諸説ありますが、
最も有力と思われるのは「リーキーガット」でしょう。
と言うのも、リーキーガットが生じることにより、
血管内部に様々な物質の流入が起きるのですが、
その中に血液脳関門のバリア機能を解除してしまうものが存在しているからです。

その内の一つが、小麦粉の中に含まれる“グリアジン”です。
私たちが小麦を摂取すると、小麦グルテン中に含まれるグリアジンによって
細胞からゾヌリンという物質が分泌されます。
このゾヌリンは腸のタイトジャンクションというブロック機能を解除する効果のある成分であり、
リーキーガットにおける主犯とも呼べるものです。

ゾヌリンは、本来は私たちの身体にとって必要な物質ですが、
継続的に小麦を摂取していれば腸内の関所が開きっぱなしになってしまいます。
現代社会にはごまんと有害物質が存在していますので、
これらが体の中に流れこんで悪さをしてしまうわけですね。

驚くべきことに、このゾヌリンは腸のブロック機能を解除するだけでなく、
その後も血流に乗っていくことで、血液脳関門の機能をも解除してしまいます。
そのため、
私たちは自分の腸と脳を守るために小麦の摂取を極力減らす必要があります。

通常、ゾヌリンは私たちの身体にとって必要な物質です。
そもそも、ゾヌリンはタイトジャンクション機能のコントロールをするための物質と言えるものです。
健全な状態でもある程度分泌されていますが、
小麦中のグリアジンを継続的に摂取することにより、
過剰な分泌が促され、その本来の機能が失われていると言えるでしょう。

もちろん、全てが小麦のせいというわけではありません。
リーキーガットが多くの方で生じている背景には、
大豆中に含まれるサポニンやその他の物質による影響も指摘されています。
しかし、少なくとも小麦によって「リーキーガット」及び「リーキーブレイン」の発生が増加している、
ことは確か
でしょう。

また、小麦に関しては、品種改良前である古代小麦(ヒトツブコムギやフタツブコムギ)であれば
グリアジンの含有量が極めて少ない
為、
今の小麦のような状態を引き起こす可能性は大きく減少します。
現代では「小麦=悪」と捉えられがちですが、この点は誤解のないようにしておきたい所です。

実は既にリーキーブレインかも?私たちが今日からできる対策法

①リーキーガット症候群への対策を行う


思考がスッキリしない、頭の中にモヤがかったような感じ(ブレインフォグと言います)などがある場合は、
できるだけ早期にケアを行っていきたい所です。
そこで始めに意識して頂きたいのが、自身がリーキーガットを引き起こすような生活を送っていないかどうかの確認です。

具体的には、以下のようなポイントに気を付けた方がいいでしょう。

■体調の悪化、風邪のようになるとすぐに抗生物質を飲む癖がある
■糖質制限、カロリーオフの為に多用される甘味料の摂取
■白砂糖または白砂糖を使用した製品の摂取
■一般的な小麦を用いた製品の摂取
■原料の出所が不明な食用油脂、低品質な食用油脂の使用(細胞が脆弱になる為)
■その他食品添加物類の摂取


また、リーキーガットから回復するためには、
上記の点に気を付けた上で、以下のような対策をとることもお勧めです。

■ボーンブロスからアミノ酸類を継続的に摂取する(お出汁などもお勧めです)
■栄養価の高い作物を食卓に取り入れる(自然栽培されている生きた作物)
■植物性乳酸菌の継続的な摂取(無添加の発酵食品など)
■食用グレードの炭の摂取(紀州備長炭や麻炭などがお勧めです)
■マーガリンを、バターに置き換える
■ココナッツオイルの使用or飲用(カンジダ菌増殖抑制の為)


②様々な電磁波からの悪影響を可能な範囲で遠ざける


脳血液関門と言えば、切っても切れない関係にあるのが電磁波です。
既に皆さんもご存じと思いますが、私たちをとりまく様々な電波は
健康状態に様々な影響を与える可能性が指摘されています。
例えば、高周波に2時間晒されたラットの実験では、
血液脳関門の機能に障害が発生するという結果が出ています。

また、血液脳関門がマイクロ波で開いてしまうという事実に関しては、
1975年に神経学者であるアランフレイが公表している所です。
(携帯電話や無線LAN、電子レンジやIH調理機器、bluetoothもマイクロ波に含む)

余談ですが、妊婦さんにはこの血液脳関門とは別に、
「血液胎盤関門」と呼ばれる箇所があります。
これは、胎児への血流から有害な物質が流入することを防ぐフィルターとして知られていますが、
このフィルターも電磁波によって開くことが既に明らかになっています。

つまり、強い電磁波に晒されてしまうと、
妊婦さんの血液胎盤関門と、胎児の脳血液関門の両方が開いてしまう

可能性が高いということですね。
その結果、化学物質や重金属類を含む様々な有害物質が
妊娠中にお子様へと流れ込んでしまう可能性も指摘されているため、
妊娠中の皆さま、あるいはこれから産み育てる予定のある皆さまには、
くれぐれも気をつけて頂きたい所です。

最後に


現代社会の中で生きる私たちは、
環境中に存在する有害なものから常に何らかの影響を受けていると言えます。
このような話をすると、「これではキリがない、
どうすればいいのか」と質問を受けることも多いのですが、
それでも、現状はできる事から行なっていく事が大切です。

そういった事を積み重ねていくことは、自身やご家族の健康を守ることに繋がりますし、
ひいては周囲の方々への啓蒙・心ある生産者への還元へと繋がっていきます。

一見実りのないような“ただ自分の健康を守る”という極めて個人的な活動さえ、
誰かの為、あるいは社会を変える力になる可能性を含んでいます。

私たちが健康で豊かな生活を目指すためには、
適切な判断を行う為の思考力や感性が必要不可欠ですが、
そのような能力を維持・向上させるためにも、
腸や脳はできるだけ良い状態を保ち続けたい所ですね。

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