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Organic Life to all the people.

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地球温暖化による農業被害と作物への悪影響はもう日本でも当たり前。果樹栽培農家に広がる厳しい現実をお伝えします。私たちが今すぐできる対策とは。

うちゅう
地方在住、現在5人の子供を子育て中。 学生時代に、食糧自給・食品の安全などがコンセプトのNPO活動に参加したことや、環境政策が専門の教授に師事したこと、自然食品店でのアルバイト、援農ボランティアなどをきっかけに、食について興味を持ち始めました。しかし勤務時代の不摂生により産婦人科医から「不妊症予備軍」と診断されることに。菜食になったのは、なんと結婚後の「経済的困窮」がきっかけ! 動物性食品を買わなくても食いつなぐ方法を求めたところ学生時代に耳にしたマクロビオティックを思い出し、日々図書館通いをしマクロビオティック、精進料理、自然食など本を読み漁って実践。以降食生活の改良を重ねてきた結果、健康も子宝も手に入れ、2015年には第5子を自宅自然出産にて迎えることができ、今も元気に育ってくれています。 格差社会と言われる今日ですが、お金に困った人間ですら食の方向転換をしたことで体も心も健康に向かうことができたのですから、多くの人に希望を持っていただきたいです。

今年の連日の猛暑は厳しいを通り越して、残酷なものとなっていますね。
熱中症での救急搬送はおろか、死者まで出る事態です。

朝の9時にもならないのに、気温がすでに30度あるという地域も少なくないと思います。

かつて私は「夏のエアコンは正午を過ぎてから」という決まりを作っていたのですが、
次第に「室内の気温が30度を超えたら」に変わり、今年は「31度を越えたら」に変わってきました。

「毎日暑すぎるなぁ」というのは多くの人が感じているところですが、当然全国的に農作物にも大きな影響が出ています。
でも、店に行けば例年通り夏の野菜や果物が並んでいますよね。

実は、よくよく見ると「あれ?これって何か違う?」と思うような事実が潜んでいるのです。

今年6月に成立した気候変動適応法。日本の農業に何が起こっている?

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今年の6月、地球温暖化による被害を軽減するための対策を強化するために

「気候変動適応法」

が参議院で全会一致で可決され、法案として成立しました。

★気候変動適応法の概要はこちら



農業や感染症、災害など、温暖化による被害がさらに深刻になる前に国や地方自治体が
これまで以上に対策を強化して被害の軽減に努めるというもので、自治体レベルでの「地域機構変更適応計画」を策定することを努力義務としました。

今年の始め頃だったか、閣議決定した段階のこの法案のニュースを見た時に私が持った印象は、
「『適応』することよりも、温暖化がこれ以上進まないように人間の生活を根本的に変える努力をしないと!」という浅はかなものだったのですが、実は今すぐにはどうすることもできない事態にまで陥っていたのでした。

実際に果樹農家の知り合いから話を聞いて抱いた危機感。

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私が住む地方は、果樹栽培が盛んな場所です。
梅雨時あたりから晩秋まで、さまざまな果物が出回ります。

私が知る限り、どうもこの10年ほどでおかしな事が増えてきているのです。

・巨峰、ピオーネなどの黒いぶどうの色が薄くなり、甘いばかりで適度な酸味を感じなくなった。
・黒いぶどうよりも、黄緑や茶色の新種のぶどうが増えた。
・小ぶりの桃が多くなり、甘さを感じにくいもの、ひどいと無味のものが増えた。
・すももの種類が増えた。
・まともに赤いりんごが見当たらない。赤と黄緑や黄色のまだら。味もない。
・干し柿をすると、カビてだめになったという話をよく聞くようになった。


特に、販売される品種が年を追うごとに新しく増え、かつて主流だった品種の価格が下がったのが印象的で、

『最近は他県でも果樹栽培が盛んになってきて農家も競争にさらされているので、
どんどん新しい品種を栽培して高級路線でも目指しているのかな?』

と呑気に考えていました。

知り合いの農家から聞いた驚きの事実。

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ところが、実際はそんな呑気なものではありませんでした。
たまたま果樹栽培に携わっている複数の知人から話を聞く機会がありました。

そもそもぶどうや桃は、夏でも昼夜の温度差があることがとても重要なのだそうです。
ところが、最近は夏でも30度以下にならないような異常な気候で寒暖差がなくなり、

黒いぶどうは色づかないので売り物にならない。
桃は甘くならない。


また、あまりにも日中の日差しが強烈なため、

桃が大きな玉に育たないうちに色づいてしまう。
逆にすももはこれまでより甘くなっている。

昔から流通している県の特産ぶどうは、皮が薄いために気温が高くなると病害虫の被害を受けやすくなっていて、栽培が難しくなっているそうです。

年々地元の店で見かける果物の品種が増えているのは、他県と競争しているというわけではなく、

かつて栽培していたぶどうがまともな状態で収穫できなくなってきたため、
農家は暑さに強く色の薄い品種に切り替えているのだとか。


かつては平地であっても寒暖差のある地方だったのが、
今では平地ではもう果樹の栽培は売り物にならないのでムリだ、
標高の高い地域に限られてくるのではないか、

そして、

もうここまできたら、柑橘類の栽培でも考えなくちゃいけないかもしれない。


そのような話も聞かれ、私も「そこまでひどいのか…」と相当ショックを受けてしまいました。
果樹栽培も高齢化がどんどん進んで空いた果樹園が増えているそうです。

温暖化に対処すべく前向きに取り組んでいるのは若くて元気な人であり、高齢になってくるとなかなか思うように動けない。
前向きに取り組んでいる人に関しては農薬も自主的に減らしていく傾向にあり、品質の向上を目指しているそうです。
しかし、若い農家の数は少ないのです。

このように、私の住む地方に限らず日本全国で異変は起こっているはずです。


私達の食卓はどうなっていくのか?

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この話に驚かれた方もいると思いますし、「でも、普通に毎年店で買っているよ」という方もおられると思います。

そういう方のためにお話すると、収穫された果物は地元の共撰所というところへ集められ、
センサーで糖度や中身を確かめて合格したものだけが県外に出荷されるのです。


ある年のお盆、とある大都市のスーパーマーケットで、私の住む県から出荷された果物を見つけました。
…桃は2つで800円、巨峰は1房1000円でした。

県外には、温暖化などまるで関係ないかのようにおいしさを保証された商品のみが高価格で出回るようです。

オーガニック以前に、国産果物が完全な高級食材に?

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慣行栽培の果樹栽培農家は高齢化によって激減し、数少ない若い農家は品質の向上を求めて日々奮闘する。
中には、どんどん農薬の使用を減らしてオーガニックへと突き進む方もおられるのだろうと思います。

この流れが加速すると、気になることがあります。
東南アジアを始めとする富裕層向けの果物輸出のさらなる促進です。

私の住む地方でも、香港や台湾を中心に果物輸出が徐々に伸びており、県知事がインドネシアなどに出向いて精力的にトップセールスを行っています。

「まずはその国の人々に県産の果物を知ってもらうことが第一歩で、将来的には足を運んで旬の時期に果物を食べに来てほしい」と、
地元の農業と観光業を連携させることを狙っているようです。

農家は、少子高齢化でマーケットの小さな日本よりも、海外の富裕層に高い価格で買ってもらえた方が収入も増えるのでメリットがあります。
実際果物に限らず水産物などでも、海外に販売するほうが高く売れるからという理由で輸出が進んでいるというニュースはたびたび聞かれるようになりました。

この状況は、どこかで聞いたことがあるような…。

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カカオ畑で働いているのにチョコレートを一度も食べたことがない。
死の危険にさらされながら潜水してロブスターを獲っているが食卓にはのぼらない。


そんな国と労働者がたくさんいるなあ…と感じました。
自分の国で作られたものは富裕層でない限りは食べられず、はるか遠く離れた外国人が大量に消費している。日本でも同じような状態になっていくかもしれません。
過度のヒトやモノの行き来は、温暖化の視点、フードマイレージやカーボンフットプリントという視点で見ても、手放しで賛同できるものではありません。

基本はやはり地元でとれたものを地元で食べる、それが自然の摂理であることは言うまでもありません。

残念ながら、たとえ世界中で温室効果ガスを削減する取り組みが順調に進んだとしても、さらに温暖化は進んでいくと予測されています。
とりわけ日本は世界の平均よりも温暖化のスピードが速いと言われており、もし有効な対策が打たなければ今世紀の終わり頃には最大で5.4度上がると環境省が公表しています。

深刻化する温暖化をなんとしても食い止めるためには、
国や地方自治体頼みにせず、私達一人ひとりが足下から行動することこそが大切です。


石油に依存した生活を、今一度じっくりと見直してみよう。

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あらためておさらいすると、温暖化を抑えるには石油との付き合い方を見直すことです。

18世紀から起こった産業革命で、石炭や石油、天然ガスといった化石燃料の使用が急激に増え、
産業革命より前(1750年ごろ)と比較してみると、二酸化炭素の濃度はなんと約40%も増加しているのです。

http://www.jccca.org/chart/chart01_06.html

日本全体では、石油はこのように使われています。

・自動車…41.2%
・航空機…2.6%
・運輸・船舶…1.6%
・農林・水産…2.3%
・都市ガス…0.8%
・電力…6.6%
・家庭・業務(暖房、給湯、ガスコンロなど)…12.2%
・化学用原料(プラスチック製品、タイヤ、化学繊維など)…24.2%


石油連盟「今日の石油産業2017」より

また、家庭で石油が消費される割合は、暖房27%、冷房1%、給湯31%、厨房6%、その他(動力や照明など)37%となっています。

生活を変えていく第一歩は、現状を知ることから。


自分の生活がどれほど石油に依存しているかを一度把握してみてください。
私も一度書き出したことがあるのですが、あまりに多くてゾッとしたほどです。

とくに化学用原料(化学物質)との関係を見直すことは重要です。

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石油化学工業によって生まれた製品を使うことは、そのぶん有害化学物質を取り込むことにつながると言えます。

なので、化学物質との関係を見直すことは自分のライフスタイルが変わるきっかけにもなり、温暖化抑制だけでなく健康問題等の解決にもつながります。

プラスチックをはじめ、化粧品、食品添加物、合成洗剤、柔軟剤、薬品など、戦後発展した石油化学工業によって、
ありとあらゆる化学物質が私たちの生活内に入り込み、一見生活が豊かになったように見えて多くの人々の健康や自然環境を汚染するようになりました。

すべてこれらを排除することは不可能ですが、気楽に取り組めるものから始めれば、徐々に付き合い方が変わってきます。
食べ物から見直すのが容易な場合もあれば、毎日の洗濯から見直す場合、大好きなインテリアから入る場合、コスメ、ファッションが入り口となる場合、人それぞれです。

例えば我が家の例ですが、純度99.9%のマグネシウムチップから出る水素によって洗濯する方法を知ってからというもの、合成洗剤も柔軟剤も一切買う必要がなくなりました。

そこから派生してピンチハンガーをちょっと奮発して頑丈な金属製に変えたり、
プラスチック洗濯ばさみを金属製にしたり、一気に洗濯に関する道具が変わったという経験がありました。

変わっていくプロセスも、自ら楽しんでいるのです。

「変えなきゃ」というより、無理なく、能動的に、楽しく生活を変えていこう。

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「あれはダメだから変えなくてはいけない」というような、自分や他人に無理強いする方法は、暮らしをよくすることにはつながりません。
ただ、私達は、安価なプラスチック製品の並ぶ100円ショップや電力会社、ガス会社など、気づかないうちにあらゆるものの言いなりになって生活しています。

しかし、ちょっと立ち止まって冷静に暮らしを見つめてみてください。

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「なんでこんなものにお金を払ってるんだろう」
「なんでこんな危険なものを使ってるんだろう」


実は疑問を感じるべきもので溢れかえっています。

そこに気がついた時はとても面白いと感じますし、その疑問が良いアイデアによって解消されるとますます楽しくなって、
いろんなところを変えてみたいと感じるようになります。

そうなったら、ぜひ笑顔でご家族をはじめ身近な人に伝えてみてください。
そうすれば、必ず輪は広がっていきます。

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