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本当はエコじゃない再生エネルギーの実態その③エコなはずの太陽光パネルによって「汚染大国」日本に!? 有害物質が溶出している恐れも…太陽光パネルのずさんな処理施設の実態とは。

??????????? 並ぶ太陽光パネル

再生エネルギー。エコで環境に優しい“クリーンなエネルギー”という印象を持つエネルギーですが、
その実態は既存の発電施設を大きく下回る脆弱な発電能力、環境破壊健康被害の恐れも…と決してクリーンではありません。



数回に渡って再生エネルギーの問題についてお届けして来たシリーズ。
今回は、その再生エネルギーの使用後の設備の驚愕の実態についてお届けします。

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環境省も認める?!未確立の使用後再生エネルギー施設の処理システム

““太陽光発電や風力発電については、
導入初期段階(国庫補助等の支援制度が開始された1990年代中頃)の発電設備が、
使用済みとなって排出され始めていますが、
現時点では処理システムは確立されていません。””


環境省HP 『環境再生・資源循環 使用済再生可能エネルギー設備関連』


これは、環境省のHPにおける““使用済再生可能エネルギー設備関連””のページで実際に表記されている文面です。
この文章からも分かる様に、補助金・税制上の優遇措置などの後押しもあり……
再生エネルギーの施設が国内で建設が進む一方で、
使用済み施設の処理方法は確立されていない…というのが現状なのです。

前々回の記事でも触れましたが、
太陽光発電の太陽光パネルや風力発電の風車などは、様々な化学物質(製造会社等によって多少の違いはありますが…
有害な物質・重金属・レアメタル・レアアース等を含む)を使用して作られています。




しかしながら、現在の所各種リサイクル法の様な法律再生エネルギーの施設や製品には導入されておらず
現状では一般の産業廃棄物に関する法律は適用されるものの、再生エネルギー自体に特化した法律やシステムなどは出来上がっていません―

また、各パネルに含まれている有害物質を含む原材料の周知すらも徹底が進んでいない面が実はあり、
再生エネルギーの発電施設を解体・廃棄処分する場合、その廃棄方法は各事業者の判断に委ねられます。

もちろん、そこで懸念されるべきは“有害物質”を含んだ使用済み施設の処分の行方

しかしながら、現状では各自が自主的に判断して“産業廃棄物”として処理するしかありません…

本来なら、他のリサイクル法でも見られる様に使われている物質のうちの貴重な重金属をリサイクルしたり、
有害性の高い物質は処理方法を工夫する必要があるところかと思われますが、
現状ではその様な制度は制度化されておらず、
事業者自体が廃棄方法に困惑する…

それどころか有害な物質が使われているという事自体を事業者が知らなかったというケースさえあるのです。

環境省の““太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分に関する報告書””
民間業者に太陽光発電システムの使用後の措置について行った調査の回答の一節では、

「わからない」いう事業者の回答が46.2%にのぼり、「廃棄予定」と回答した事業者は30.8%
「リサイクルを行う予定」と回答した事業者はたったの15.4%ほどに過ぎませんでした。

出典:環境省HP『太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分に関する報告書』

このデータは、運用している業者自身もその後の処理の行方を約半数近くが決められてすらいない
という現実を浮き彫りにしています…。



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“有害物質を含んだパネルが適切な処理を行われずに廃棄”――
総務省の調査で明らかになった、野放しの再生エネルギー施設のずさんな廃棄実態



適切な廃棄方法の具体的な取り決め等もなされないままに、
運用だけがどんどん進んでいる…という現在の再生エネルギーを取り巻く実態は、
ずさんな廃棄物処理が行われ得る危険性を孕んでいます。

何とその危険性は、国の関連省庁も既に認めており…
再生エネルギー関連の廃棄物にまつわる文章でも、
廃棄物から有害物質が溶出する懸念を表した表現をあちこちに見付けることも可能なほど。

具体的な例として、太陽光発電に伴って使用される太陽光パネル施設の処理について、
総務省が各事業者や産廃業者、県や市の廃棄物担当部局など関係する各所に調査を行った、
““『太陽光発電設備の廃棄処分等に関する実態調査』”“という報告書から、驚愕の実態をご紹介します。
(風力発電の風車の使用後の実態についても色々論じたいところなのですが、
紙面の都合上割愛させて頂きました。)





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太陽光パネルは、その製造元によって多少の違いはありますが、有害物質を含んでいる恐れがあります。
鉛、カドミウム、セレン、ヒ素、アンチモン、テルルなど―…)

その太陽光パネルの廃棄処分の行方について、
産業廃棄物処理業者(以下産廃業者)に行った調査の結果がこちらには記されているのですが、
そこには驚くべき回答が…。

““有害物質が含まれていることを知らずに廃棄した”
“有害物質が含まれていることを知っていながら廃棄した””


これは、有害物質を含んでいる太陽光パネルが“適切な廃棄処分”を行わずに、
産業廃棄物として処理されている事例がある、

というれっきとした事例の一例に他なりません。

産業廃棄物と言っても、実はその最終処分場は一辺倒ではありません。
有害な物質が流出する恐れがある物質を含む廃棄物と、
そうでない比較的安全と思われる(劣化や流出の恐れが少ない)物質の廃棄物とでは、
最終処分場は異なります。

また、鉛、カドミウム、セレン、ヒ素…等といった有害物質“特別管理産業廃棄物”“揮発性、
毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害が生ずるおそれがある性状を有する産業廃棄物”

としてそれ相応の措置を行う必要があります。



(※安定型管理型遮断型…と最終処分場には3つの形があります。
左から右に行くほど、処分する物質の有害性が高くなり、
また処分場の定められる規定や構造やもそれぞれ違います
比較的安全なものを処分する安定型では周縁のモニタリングや水質検査が行われる一方、
雨水の流入やなどについては対策がなされていません。

それに比べて管理型及び遮断型では周縁環境のモニタリングや水質検査に加え、
雨水の流入が起こらない様な対策など安定型に比べて基準が厳しくなっています。
例えば雨水対策以外では…管理型では処分場内に溜まった有毒物質を含む恐れのある水を処理したり、
溜まったガスを設備によって抜くといったこと、
また遮断型では自然の影響を受けない様外部と遮断する構造などがそれぞれ定められ、
有害な物質が周辺環境や地下水を汚染しない様な対策が施されています。)


即ち、有害物質を含んでいる太陽光パネルは適切な処理を行って廃棄されることが求められるのですが、
恐ろしい事に有害物質を含んでいない廃棄物として処理した
という事例が既に生まれてしまっているのです。



そんな中でも幸いにも、
報告書内で有害物質を含んでいる物質を処理するべき処分場(管理型処分場)に
パネルを廃棄した事業者の数(6事業者・約27.3%)が、
有害物質を含んでいない処分場(安定型処分場)に処理した事業者(6事業者・約27.3%)と同数いた事は、
せめてもの救いです(残りはリサイクル・その他の処理をした事業者が10事業者・約45.4.%)。


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有害物質が溶出する恐れもある中、長期間放置されたパネル…次々と明らかになる驚愕の実態

有害物質を含んだパネルの原材料は、企業秘密


またこの報告書では、32の産廃処理業者に調査を行っているものの、
当の太陽光パネルを使用して排出した再生エネルギーの事業者から有害物質の情報提供を受けたのは、
何とたったの6業者(24%)
ほど。

それどころか、有害物質の情報提供を全く受けていなかったり(19業者・76%)
有害物質を含んでいるという認識が無かった業者(6業者・32%)すら存在していました…!
(情報提供を受けた事業者の数と、
認識が無かった事業者の数が同じなんて皮肉ですね。)




その上、有害物質を含んでいる認識がある・無いに関わらずパネルの提供事業者から、
有害物質含有の提供を受けなかった事業者が大半だったため、
処理に当たった産廃処理業者の多くは有害物質含有の確認すら行っていなかったと、
報告書には記載されています…(14業者・74%)。

ただ、悲しいことに産廃業者が製造業者に有害物質を含んでいるかどうか問い合わせた事例でも、
日本の製造業者では回答に応じた事例がある一方、
何と海外の製造業者が“企業秘密”と回答に応じなかった事例が数件報告されていました。
(その他にも、購入者では無いから…と回答を断られた事例も…)

“製造業者に問い合わせても、原材料について明確な回答を得られなかった”


有害物質を含んでいる恐れがある製品。これを“企業秘密”という言葉で簡単に済ます――
という信じられない様なことが、まかり通っていたのです。

災害で壊れたパネルもそのまま放置?!溶出する有害物質



おまけに、災害で被災して壊れたパネルの処理すら進んでおらず、
放置されている事例
も多数報告されており、
問題はそれだけに留まりません。

災害で損壊したパネルを約3か月間も放置していた事例も…。
そして、そのパネルから産廃処理業者が有害物質の溶出実験を行ったところ、
“基準値を上回るセレン”が確認されていました。

これは、損壊した太陽光パネルから有害物質が溶け出している恐れがあるという事例の一例です。



(恐ろしい事に、その他にも災害で損壊したパネルが感電や有害物質流出の恐れがあるにも関わらず、
適切な対策を講じないまま長期間放置した事例
まで何件も見受けられました。)

この調査は政府が抽出した一部の事業者に対する調査なのですが、
全く再生エネルギー関連の廃棄物制度化が進んでいないという現実がある以上、
恐らく氷山の一角では無いか、と推測したくもなってしまいます。

事業者の回答の中には、こんな声も……

““使用済パネルの処理手法や手順が明確に記載されていないの
で、廃棄処理は手探りで行われている状況である。””


実は再生エネルギーの廃棄物に対する環境省が作成した“ガイドライン”はあるものの、
その「ガイドラインが難解で分かりにくい」といった声が自治体や業者からも多くこの報告書では上がっており、
解釈が自治体や事業者ごとに違うケースまでも。
ガイドライン自体が正常に機能していない…という恐れも大いにあるのです。



例えば水銀、アスベスト、PCB……公害を起こした原因物質としても有名な有害物質として、
皆さんもご存知なのでは無いでしょうか…?これらの有害物質は法律でも適切な対応を行う様法規制を行っています。
(と言っても、水銀に至ってはもう何十年も前からその有害性が表沙汰になっているにも関わらず、
世界的な条例に批准したこの数年で、ようやく法規制が施行されたばかりですが…)


アスベストを含まれている建材は“a”というマークが国際的に付けられていたり、
含まれた建材をデーターベース化していて、
事業者が分かり易くアスベスト含有建材を扱えるシステムが整っているのですが、
そういった仕組みを再生エネルギーの製品にも作り上げて欲しい、
といった声も事業者から寄せられていました。

見えざる所で進む汚染。便利な文明の利器の陰で、破壊され続ける環境という代償



私達が普段支払っている電気料金には再エネ割賦金
(※再生エネルギー発電促進割賦金:
電力会社が再生エネルギーの普及・拡大の為に行っている再生エネルギー電気の買い取り費用を、
電気利用者が負担するもの
として、電気代に再生エネルギー関連のお金が上乗せされています。

しかしながら、この様な実態を調べれば調べる程ずさんな現状に“一体何に私達の電気料金が使われているのか”と、
眉をしかめずには居られません。
(それ以外にも、電気料金と発電施設、電力会社との間の“奇妙なシステム”は色々あり、
こちらも記述したいところなのですが、今回は文面の関係上削らせて頂きました。)


補助金が出るので作るだけ作って後は知らない……野となれ山となれ。
こんなことを許していても良いのでしょうか……?



普段から使っている身近な製品でも、使ったあとの“処分”や“ゴミの行方”について、
私達は想いを巡らせないことは多いのでは無いでしょうか。

使うだけではなく、その後はどうなってしまうのか?
そこまで想いを馳せて、暮らしていくことが本当は大切なのだと、痛感します。
とは言え、これだけ化学製品に囲まれた生活に慣れきってしまうと感覚が麻痺してしまう
というのが現状な部分もあるかとは思いますが…

しかしながら、一度有害物質が流出すれば、
それは回りまわって環境、自然、そして私達の身体へと返って来てしまいます。


ただ“便利な物・新しい科学技術”として目の前に提供されたものを安易に受け入れるのではなく、
消費者である私達自らが考え、行動し、声をあげることが求められています。

この記事を書くに当たって、こちらの報告書引用・出典・参考:総務省HP 太陽光発電設備の廃棄処分等に関する実態調査 結果報告書を参考にさせて頂きました
(引用部分は““””(二重“”)+太字で表示させて頂きました。)


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