農薬だけでなく化学肥料の使用状況にも要注意。発ガン性も危惧される危険な「残留硝酸塩」の有害性とは?
化学肥料がどんな害を持つか、知っていますか?
農薬について、皆さまきっと色々なことをご存知かと思います。
これまでIN YOUでもたくさんの記事が公開されていますよね。
肥料については、いかがでしょうか。
オーガニックの品物には「化学肥料◯割減」と農薬使用状況と並んで表記されていることが多いので、目にはしているかと思います。
でも意識は、農薬の方に行きがちでないでしょうか。
化学肥料も、恐いです。
その有害性についてしっかり知って、気にかけて頂きたいです。今回は「肥料」についてお伝えしていきますので、今後の皆さまの購買選択の参考となれば嬉しいです。
数ある化学肥料の中で注目すべき、窒素肥料
即効性があり、与える肥料の種類や与え方で作物の生長を細かくコントロールすることができる利点を持つ、化学肥料。化学肥料が出てくる前は、人や家畜の排泄物・里山の落ち葉・稲わらや草木などの有機物が肥料として用いられていました。
江戸時代には綿の栽培の為に、大量のニシンが北海道から関西地方に運ばれていたという有名な話があります。
自然の肥料よりも、少ない労力で安定して沢山採れると、日本の農業が化学肥料に大きく頼っている現状です。
様々な種類ある化学肥料の中で最も注目すべきが、窒素肥料。
窒素は植物の生育や活動に最も大きな影響を持つ、生命維持の為に非常に重要な成分です。窒素成分が多すぎても不健康になってしまいますが、不足すると作物は見るからに勢いをなくしてしまうので、不足しないよう農家さんたちは気遣われます。
窒素とは?
窒素は、地球上で様々な形態で存在しています。
大気中の約8割を占めているのが窒素ガス(N2)で、土壌や水などにはアンモニア(NH3)・硝酸イオン(NO3-)・亜硝酸イオン(NO2-)のような無機化合物として、様々な形で存在しています。
タンパク質などを構成する元素の1つとして、植物だけでなく私たち人間を含めた動物にも不可欠な成分です。
自然や人工による化学反応である形態から別の形態へと変化する窒素は、地球上で、存在する場所や形態を変えながらぐるぐると循環しています。
植物には無害だけど、
人や動物の身体には有害な窒素成分
植物は根から、土壌に含まれている硝酸態窒素・アンモニア態窒素と呼ばれる窒素分を吸収し、自分たちのタンパク質を作ったり光合成を行ったりします。
生命活動を維持するのに必要な量以上の硝酸態窒素を吸収しても、植物にとって特に害はありません。
その為、土の中にあって吸収できるだけの硝酸態窒素を吸収して、葉に蓄積します。
しかしこの硝酸態窒素は、人や動物の身体にとっては有害なのです。
窒素肥料が施された牧草を食べた牛が大量死した悲劇
雨不足で日本中が渇水していたある年、北海道で悲劇が起こりました。
雨が降らない為にしおれた状態を通り越して、ほとんど枯れた状態だった牧草地の牧草。
そこへ恵みの雨が降って牧草は緑を取り戻し、牛たちは久しぶりのみずみずしい牧草に大喜びし、ムシャムシャ食べました。
その直後、牛たちはバタバタと窒息死してしまったのです。
原因は、食べた牧草に、硝酸態窒素(硝酸塩)が多量に含まれていたこと。
通常、植物に吸収されなかった余分な窒素肥料は、雨が降ると土の中を上から下に向かって流れ去っていきます。しかしこの時は雨が降っていなかった為、牧草に与えられていた窒素肥料が地表近くに濃縮された状態でした。
そこへ雨が降ったので、硝酸態窒素が普段とケタはずれに大量に溶け込んだ水を、牧草が一気に吸収し蓄積したのです。
硝酸塩が多量に含まれた牧草を食べた影響で、牛の胃の中は無酸素状態に。ゲップが出ていたと言います(無酸素状態で発生したメタンガス)。
そして、硝酸塩は亜硝酸という物質に変化。
この亜硝酸が腸から体内に吸収されて、体内で恐ろしい変化を引き起こすのです。
酸素の運搬を担っている血液中のヘモグロビンは、亜硝酸と結合すると、酸素運搬機能を全く持たなくなってしまうのです。
体内の亜硝酸が多くなる程、血液は酸素運搬機能を失うということです。
いくら肺で呼吸をしてもヘモグロビンが酸素を運べなかったら、全身に酸素が回りません。
牛たちは極度の酸欠状態によって、窒息死してしまったのです。
極端な例ではありますが、窒素肥料が持つ動物の身体への有害性がよく分かる事例ですよね。
他に、窒息死した牛たちと同じ現象が人の身体、しかも赤ちゃんの身体に起こった事件もあります。
ブルーベイビー事件
数十年前にヨーロッパのあちこちで、赤ちゃんたちが酸欠状態になって血の気がなくなるという事件がありました。
赤ちゃんではなく、青ちゃんになってしまったのです。
原因は、母親たちが硝酸塩が多く含まれている野菜や、草を食べた牛の乳を飲んでいたこと。
母親の体内に入った後に腸の中で亜硝酸になり、それが母乳を経て赤ちゃんに摂取されたのです。母親は大事に至らなくても、身体が小さな赤ちゃんでは、大きくその影響が出てしまいました。
ヨーロッパではこの事件がきっかけとなって化学肥料に対する批判が高まり、化学肥料に対する課税や過剰な使用への規制が生まれました。
亜硝酸とガンの可能性
体内で硝酸塩が変化する亜硝酸は、ガンを誘発すると危惧されています。
実際に、IN YOU Marketにりんごを出品されている農家さんに取材をした際、お父様は窒素肥料をたっぷり使ってリンゴ栽培をしていて、ガンで亡くなったという話を聞きました。お父様は、やはりゲップをよくしていたそうです。
もちろん、窒素肥料が施されたりんごを食べていたことだけが、この方がガンになった原因とは言えません。
しかし、可能性はゼロではないのではないでしょうか。
少なくとも、お父様のガンが一因となって、この農家さんは「人の身体を良くするリンゴ」を作る研究を重ね、今つくっていらっしゃいます。
硝酸塩が含まれた食材から、実を守る方法
生鮮品を選択する際にはぜひ、農薬同様に化学肥料についても気を配って頂きたいです。影響が大きいところから、硝酸態窒素(硝酸塩)の量に着目すると良いでしょう。
実を守る方法は、とってもシンプルです。
◆ 化学肥料が使用されていないものを食べる
化学肥料の使用有無にも気を配り、できるだけ使用されていない生鮮品を購入するようにしましょう。
◆ 食べる前に、食材に含まれた硝酸塩の量をチェックする
購入する時に化学肥料の使用状況が明らかになっているのは、自然食品店などのオーガニック食材だけでマイノリティですよね。慣行栽培のものを買うことや、外食など質が明らかでないものを食べるシーンも、現実的には多々あります。
IN YOU Marketではそんな時にぜひ活用して頂きたい、画期的なデバイスの取扱いを始めました。
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硝酸塩量をチェックしたい野菜や果物の品目を装置画面上で選び、対象物にスティックを差すだけで測定することができます。
こちらのデバイスは、ロシアの科学者たちによって開発されました。
ロシアでは2000年初頭に、チェルノブイリ原発事故による理由も含めて、有害物質を含んだ食物が大量に出回ったそうです。
人々の生命を守るべく、口にするものの安全性を簡単にチェックできるようにする為に開発されました。
ロシア保険省による規制に基づいた値でチェックできるようになっています。
機種の種類は全部で7種類あり、野菜・果物に加えて肉の硝酸塩量を計れるものや、環境放射線量、水の硬度を計れるものもあります。
日本でも福島原発事故以後に放射線測定装置が多く出回りましたが、手間のかかる調整が必要だったり、大きかったり高価だったり、気軽に使用できるものはなかなか少ないですよね。
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多くの人に活用してもらえるように、「簡単・早い・小さい・安い」にこだわられたデバイスです。
アプリを使って操作する「ミニ」については、規定値を上回る硝酸塩量が含まれた食材が売られているお店情報を共有することもできます。
すごく現代的・・・社会を変える可能性を秘めています。
安全な「食」を手に入れる為に、
今日の「食」に向き合おう
安全な「食」を今より手に入れやすい社会にする為には、消費者1人1人が食に対する意識を高めることがマスト。安全でないものを買う人がいなくなれば、売る人もいなくなります。
自分と、大切な人の身体を守る為に。
販売者から提供されていないことを、自分でチェックするという新しい方法の提案です。
私たちのアクションで新たな波を起こし、社会を変えられるかもしれませんね!!
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【IN YOU Market限定販売】チェルノブイリ原発事故を経験したロシアの科学者が開発、農薬や空気中放射線量等「有害物質チェックマシーン」今すぐここをクリック!これぞIN YOU読者の皆さまが待ち望んでいたのではないかという、非常に画期的なデバイス。
手のひらサイズのコンパクト感で、持ち運びにも便利です。
いつでもどこでも、パッケージ表示だけに頼らず自分の目で安全性を確認することができます。
数々のチャレンジを乗り越え、日本での販売がようやく叶ったこちらの製品。
手に入れることができるのは、IN YOU Marketのみとなっています。
化学物質や原発問題など、私たちの食を取り巻く環境は厳しくなっていますよね。
身体への有害物質を極力避けて、健康被害をなくせるように。
自分と周りの大切な人を守るツールとして、お役立てください。
環境放射線量や食品に残留している硝酸塩量、水の硬度を、とても簡単に計れる検査装置です。
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