消費者が知らない「外食産業の裏側」。本当の意味で良い飲食店を応援するために。
普段から家庭では、買うもの食べるものはこだわって気をつけている方は多いと思います。
しかし外食に行くと、オーダーしてお金を払い、店から出されたものを信じて食べるしかないのが現実。
一体その裏側はどうなっているのか…
今回は実際に確認したリアルな話、また体験等を元に、レポートしたいと思います。
飲食店で使用される材料って!?
通常の飲食店では、使用素材、食材の採用の基準はまず価格。
そして味の個体差が出ないことです。
個体差が出るとお客に同じ味を提供出来ない恐れがありクレームにつながるからです。
これは飲食業に携わったことがある方なら分かって頂けることです。
価格は利益に直結するから当然といえば当然。
飲食店も企業であるから利益を出さないと潰れてしまいます。
実際に私の友人で、北海道の農家で大規模に米と野菜を作っていますが、
ある時、某大手の飲食チェーンの食材仕入れのバイヤーが来たそうです。
彼が探しているのは、
「価格が安くて不味くてもいいから個体で味が変わらないお米を大量に欲しい。」
とのこと。まあ利益追求が企業であるから致し方ないかもしれないが、
真面目に美味しいものを作ろうとしている農家からすると、何ともやりきれない思いだったそうです。
また、こんな話もあります。
2011年の東北大震災で福島産の農作物や水産物が風評被害で全然売れません。
売れても買い叩かれるという現象が起きています。
実際に風評被害なのかどうかの議論はさておき(ここではしません。)
スーパーなどの小売店では3.11以降、野菜など特定の地域のものは中々売れないのです。
某大手外食チェーンは、
「原発事故が起こった地域の農作物、水産物を安い値段で大量に買い叩いて使用している。」
という話もあります。普段放射性物資の含まれる可能性のある食材を避けている人からすると困った問題です。飲食店ではコストと味、食中毒以外考えますか?
まずは、意識の高い方であれば各ご家庭にて食材もさることながら、台所洗剤なんかもこだわっているはず。
なるべく自然派のもので環境に優しくお肌や人体にもより安心なものを使用して・・
でもどうでしょう。
自然派の洗剤は基本値段が高いですね。
飲食店でそんな高い洗剤を敢えて使うでしょうか?
到底使うとは思えません。
なぜなら企業は利益第一主義なのですから。
しかも家庭では、自分や愛する家族のために自然派の洗剤を使い、
それでも残留して体内に入らないように、よくすすぎもするでしょう。
でも飲食店ですすぎなんてよくするであろうか?食洗機に放り込んでおしまいがほとんどです。
すすぎなんてしないところもあります。
実際、私は某飲食店の洗い場を見たことがありますが、
「たまたま見えてしまった!」のです。
そこでは、水を貯めて洗剤で泡立ってるところに汚れた食器をさっといれておしまい、というフローでした。
すすぎもせず、次の食材をその食器に入れていました。
それを見た瞬間、箸を置いておもわず食べるのを止めました。
恐ろしいことですね。
果たして洗剤が体にどれくらい有害なのか?どのくらい体内に入って蓄積されたら有害なのか?
議論が色々とあることでしょう。
洗剤を飲む人は誰もいません。
しかし外食すると、こうやって実際に知らず知らずのうちに口にしていることが考えられる、というわけなのです。
もちろん全ての飲食店がそのようだとは言いませんし、まっとうな場所もあるでしょう。
しかし赤の他人が使う食器をしっかり洗ってすすぐ人がどれだけいるのかということを一度考えてみる必要があるかもしれません。
「合成界面活性剤」でメダカやゴキブリが死ぬ!?胎児にも悪影響!?
こんな実験について知っていますか?
メダカを入れた水槽に台所洗剤(ここでいう台所洗剤とは石油系の合成洗剤のこと)を少量でも入れると、
メダカは100%死ぬ。
洗濯洗剤を入れた場合はより早く死ぬ。
洗濯洗剤より台所洗剤は肌に触れる分、皮膚から吸収されるから
毒性は抑えめにしているのでしょうか。
本当の無添加・自然派の洗剤ではメダカは死なないそう。
合成洗剤の台所洗剤をゴキブリにかければ、殺すことも出来る。
という話も聞いたことがあるのではないでしょうか?合成洗剤の成分である
「合成界面活性剤」
は、本人の健康被害だけではなく、胎児への悪影響もあるのではないか?
と指摘する研究もあるようです。都市伝説として帝王切開で取り出した赤ちゃんの場合、お母さんの子宮からシャンプーの匂いがする。
という話も聞いたことがあります。
それだけお母さんの頭皮から吸収されて血管を通して体内に入り残留しているということが考えられます。
だから人体にも有害である。
とは断言しませんが、個体差が違うし濃度も違う。はっきりしたことはここでは分かりません。
しかしこの
「わからないというのが怖いし危ない。」
とは考えられないでしょうか。人間の命と健康に関わることなのであるから、安全第一で考えることが重要であると言えます。
「害の疑いがある、わからないものは避ける。」
というスタンスで行くのが必要ではないか。取り越し苦労で終われば、それはそれで良かったと後から思えばいいだけの話である。
下記(合成洗剤やシャンプー、リンスの本当のこと)を参照。
http://www.coara.or.jp/~wadasho/y-zukaigouseisenzai.htm
この合成洗剤(洗剤のみならずシャンプーやリンスも一緒)を下水で流して河川やそこに住む生物は果たして問題ないのか?
蛇足だがこれも考えていかなくてはいけない問題である。
飲食店の夜の主人公とは!?
飲食店の厨房は火を使うから総じて年中どこも暖かいし、食材やゴミも多数あります。
飲食店が営業を終わり厨房の電気を消した瞬間、、、
その後のことを考えたことがあるでしょうか。
世の中には「害虫駆除業者」という職種があります。
中々一般の方には馴染みが無い職種であると思います。でも飲食店に携わっている方であれば必ず知っているはずの職種であります。
厨房にはどこもゴキブリやネズミなどの害虫と呼ばれるものが残念ながら出没します。
一体どうやって駆除や処理をしているのか、考えたことがあるでしょうか。
それは飲食店が閉店してからが、駆除業者の出番である。
「夜店舗が営業を終わってから害虫駆除のトラップなどを仕掛けて駆除するのである。」
よってお客の目には中々触れることがないが、実際に行われているのです。
一説にはゴキブリは人間の手よりも細菌数は少ないという専門の研究もあるそうですが、
イメージがまず悪い。ネズミもしかりです。
「果たして我々が飲食店で食するものは本当に安全で大丈夫なのか?」
もうその店を信じるしかないのです。
どうやって口から入れるものを守るのか?
どうやったら身を守れるのか?
全てにおいて安心安全なものを口に出来るのか?
食品を作るところから片付けるところまで全て自分でやるしかない。
全てを可視化したいけど限界も、あります。
唯一身を守る方法は信頼のできない場所で飲食しないことかもしれません。
どうしても外食しなくてはいけない時は、
気にしすぎると精神衛生上良くないので、あきらめて楽しく食べるというのも手でしょう。
あとは、「デトックス」効果を高めて一時的に体内に有害物質を入れてしまっても、その後すぐに排出するようにする等自分の身は自分で守ることが重要です。
「デトックス」のオススメ方法は前回の記事に書いていますしIN YOUで色々な記事を発信しています。
秘めたるパワーが計りしれない「干し椎茸」の実力。旨味を最大限引き出す「正しい戻し方」と簡単デトックスレシピ
体内毒素はあらゆる病の原因です。今すぐ始めたい最も有効な6つのデトックス方法。
温故知新!2000年前から認められていた小豆、脅威のデトックス力とは?毎日続けたくなる今話題の小豆茶&簡単レシピ
実際自炊すれば、味や塩加減は自分で好みにできますし、(美味しい不味いは別として)素材から片付けまで全て自己責任。
自分で作れば、人に作ってもらうありがたみもわかりますね。
食材残っても捨てずに何とかしようとするから食品ロスも減ります。
良いことずくめです。
そしてあきらめるだけではなく、もう一つ我々が出来ること。
それは、本当に全てにこだわる店舗を増やすことです。
大きな方法として、「口コミ」というものがあります。
口コミは本当にあなどれないツールの一つ。
某飲食店検索サイトなど飲食店の味や価格の「口コミ」サイトは大流行りであるが、味以外の安全性はどうなのでしょうか。
本当の意味での安全性を図ることのできるサイトや情報はまだありません。
例えばお店で使用している食材や調味料の情報開示はもちろん、使用している洗剤、衛生面なども消費者にわかるようにして
本当の意味での安心安全な食材を提供するレストランが増えることが重要です。
しかし、そのためには、「なんでも価格と味だけで商品を購入しない。決めない。」
見た目だけで判断するのはきわめて危険なのです。
という消費者の意識を高める必要があります。
そういう人たちを地道に増やしていくことです。
目先の値段をケチっても、その分後から病気にでもなってしまったら元も子もないのです。
水、食材、調味料から使用する洗剤までとことんこだわった飲食店が増えることを切に願います。
IN YOU Marketではこだわりの生産者を応援!
買い物はその人を表わす行為。
沢山の中から、何を買うか、どんな企業から買うか。
何気ない行動も全て未来につながっていきます。
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