誰でもできる簡単時短テクニック。忙しくて毎日時短料理でも栄養不足にならないためのたった一つのシンプルな方法とは

こんにちは。オーガニック料理研究家の越野美樹です。
これまで様々な時短テクニックをお伝えしてきました。

今回は時短術を実践しながらも、栄養不足にならないためのコツをお伝えしたいと思います。

端境期から一転、青い野菜がどーんと出回る季節になりました。
今、私が住んでいる地域の旬はレタス、カブ、大根、キャベツ、スナップエンドウやさやえんどう、グリンピース。


少し前まではあまり野菜が手に入らずにわざわざ遠くのものを買っていましたが、
先日は１日で３件からお野菜をおすそ分けしていただくなど野菜中心の食生活をしている私にはありがたい限り。

あなたの毎日の栄養、自分で足りていると思いますか？

野菜が大好きな私でさえ、外食したり一品完結料理しか作れない
忙しい毎日が続くと、野菜不足を感じます。

どんなに便利な時短料理でも、栄養不足になっては本末転倒です。
忙しくて気がついたら、簡単な一品の野菜しか食べられない日々が続いてしまっている人はいないでしょうか。

食にこだわっていても、知らないうちに栄養不足になる場合もある

タンパク質やミネラルなどは、その食事で足りていると思いますか？

ヴィーガンや玄米菜食、マクロビオティックなどを取り入れている方も多いと思いますが、
場合によっては栄養不足や生の酵素不足に陥っていることがあります。

私も過去に野菜とお米中心の生活を２年ほど続けたことでアトピーを克服したことがあり、
動物性食品や油、砂糖などの取りすぎの害はよくわかります。

でも、あまり頭でっかちに制限しすぎて、穀物と煮物ばっかりではかえって体調が悪くなることもあるのです。

糖質、脂質、たんぱく質にも、それぞれ体の機能に必要なものが揃っています。

やはりバランスを考えるのは大切なこと。

植物性の素材に、鉄分やタンパク質が多く含まれる食品もありますが、吸収がよくないものもあり、たくさん食べないと体の中にうまくまわりません。

忙しくて毎日時短料理でも栄養不足にならないための一つのシンプルな方法とは

頭でっかちに考えるよりも、心の声を聞きながら、自分の食べたいものを食べるのが一番。

かといって、低糖質ダイエットのようにタンパク質が過多の食事も、考えものです。
続けることでかえって弊害が出ている人もいます。さらに動物性タンパク質の食べ過ぎによる健康的弊害はすでにエビデンスでも明らかとなっています。
動物性タンパク質には脂質がたっぷり入っているものが多く、タンパク質を食べているつもりで当然、脂質をたくさん食べていることになり、内臓に負担をかけるので、健康食としては優れていないのです。

牛や豚、鳥などの餌に含まれる抗生物質などの薬剤も心配ですし、お魚は海の汚染や養殖の餌も懸念されますから、動物性のものに偏りすぎはやはりよくないです。

ただ、頭でっかちになり何も食べられなくなってしまうことも精神的なストレスになります。


以前マクロビオティックの考え方にどっぷり染まっていた時に、久しぶりにお肉やチーズなどを食べる場面で、かなりの抵抗を感じました。
これを食べたら体に影響が出るのではないか、と。

マクロビオティックの、これを食べるとこういう影響がある、それを相殺する食べ方をすると影響が少なくてすむ・・・という考え方は今でも好きですが、
「体に影響がある」という考え方を叩き込まれていた時、動物性食材をとるのは本当に恐々・・・という感じだったことも否めません。

こういう影響があるけど食べたほうがいい・・・などと言われると余計に混乱してしまい、ストレスにもなりかねないので、
思い切ってあまり頭でっかちに考えずに、今は、食材をオーガニックにすることは、貫きつつ、自分の食べたいものを食べるのが一番だということにしました。

良かれと思って食べていたものでも体が「ノー」を突きつけることもあります。

研ぎ澄まされた本能に従って食べている方が、案外間違いはないのです。

旬を意識するだけでの、実はお料理の時短にも貢献してくれる

都会に住んでいた時には全くわからなかった野菜の旬。

ちなみに私は、今地元の農家さんのラインナップを見るだけで季節が感じられる豊かな生活をしています。

旬の野菜をいただくと青菜ばっかり、大根ばっかりとなりますが、
そのおかげでかえってバリエーションを増やせたり、新しいレシピが思い浮かんだりという、うれしいことが沢山あります。

旬の食材、調理法を本能に従って作る、食べる

好きなものを食べている・・とは言っても、毎食お肉やお魚を食べるということはありませんし、家にはお砂糖がありません。
ただ頂いたものはありがたく食べ、外食はせっかくお金を払うのですから美味しいと思える店を選びます。

ずっと自営業だった生活から外で仕事をするようになったので、料理に費やす時間が今までよりもグンと減りましたが
その代わりに自分が食べたくて、手軽に作れて、家族が満足する時短料理が中心となりました。

時短料理の具体的な作り方についてはすでに紹介している下記の記事をみてくださいね。

保存食こそこの世で一番の時短料理！？ 試さないともったいない、超時短の手作り野菜保存食レシピ・テクニック集

料理の出来の９割は素材で決まる！働く人でも難しい工夫いらずで美味しい料理が作れる究極の時短料理テクニック！

「お弁当作るのめんどくさい」忙しい女性必見。初心者でも、隙間時間でお弁当作りを時短で行うテクニック。

ジャンクフードやあまーいものが食べたくなるのとはまた違う、本能に従った献立を立てています。


例えば、娘は冬はおでんが大好きでも、あるときパタリと食べなくなります。

野菜が冬から春の味になると、子どもは本能の力で、冬の食材や調理方法は美味しくなくなるのです。

頭で「何を食べなければいけない」という知識ばかりで食事を選んでも、健康になれません。

自分の体が求めるものを食べることが大事なのですね。

それでも忙しすぎて、栄養不足を感じた時に使っている私の時短アイテム

それでも忙しくて「最近栄養が足りないかも」とわかってはいるけど、忙しくて手作りもできないし、外食もお店を選べない。
そんなとき、栄養を補助してくれるスーパーフードに頼るのも、悪くないです。

普段は身土不二という考え方が好きで、なるべく近くでとれた旬のものを食べたいと考えています。

でも、もしかして何か栄養が足りない日もあるかもしれないですし、
外で適当なものを食べるくらいなら安全性の高い無農薬のスーパーフードを取り入れるのもアリだと腑に落ちたのです。

海外のセレブや日本でも一部の人に人気のスーパーフード。
そういう凝り固まったイメージから日本でとれたものではないものも多く、私にはあまり関係ないと思っていました。

でも、現実はついいつも同じものばっかり食べがちな毎日。
今までとったことの無いエネルギーや栄養をとると、もしかしたら私に無いものを得られるかもしれない、そう思い取り入れたところ・・・

モリンガの力には驚いてしまいました・・・。

含まれない栄養はない、とまで言われるほど様々な栄養素が含まれるモリンガ。

発展途上国では母乳の代用にもされ、WHOもその栄養価を認めています。

３００種類もの効果効能があると言われる奇跡の植物です。

デトックス作用があるので、便秘や毒素が気になっている人から人気ですが、私は便秘知らずなのであまり取りすぎるとゆるくなってしまうので
手軽なタブレットタイプを思い出した頃に１粒頂いたり、パウダータイプをケーキやプリンに混ぜ込んだりして少しずつ頂いています。
時短料理で一品しか食べられなく、「最近野菜足りないかも」という時にオススメです。


抹茶よりも彩りが鮮やかで、見た目にも綺麗に仕上がり、
知らず知らずのうちに自分に足りない栄養素がとれるモリンガ。
あまりの便利さとすごい効果に、一度使ったら手放せないものになっています。

大人でも季節によって本能が求める食材は変わっていきます。

春になったら大根は葉がとう立ちをして、身にすが入ったりしてきますね。

スーパーフードも、これから大活躍する季節。
IN YOUMarketでも色々なスーパーフードやミックスパウダーが紹介されていて気になるものばかり、ですよ。

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