日本で遅れているのは「がん」治療や検査ではなく「がん教育」である事実。知って備えて選ぶ「検査」と「予防」にどう向き合うか。
こんにちは。日本糀協会えいらくさゆりです。
今、日本では50%の人が「がん」に罹患し、3人に1人が「がん」で亡くなっています。
「がん」での死亡率は年々上昇。
がん患者が増え続ける日本。
今、日本人が「がん」と向き合うために必要なことはなんでしょうか?
日本のがん治療や検査は遅れている?
癌の死亡者数が増えていることに基づいて、
日本の治療が遅れている、間違っていると書かれてあるようなサイトを良く見かけます。
では実際はどうなのでしょうか?
治療や検査が遅れているわけではない
がんに対する治療や検査は日本は決して遅れているわけではありません。死亡率が上がっていると書かれていることが多いですが、実は「年齢調整死亡率」と言う物を用いていないことがあります。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/qa_words/word/5.html#nenrei-chosei-shibo-ritsu
日本のがん死亡率は確実に減少しています。
アメリカはどんどん死亡率が下がっているのに、日本は増え続けている、
と言うようなサイトがありますが、日本の死亡率も「年齢調整死亡率」 10万人単位に置き換えるとアメリカよりも日本のがん死亡者数は低くなっています。
https://data.oecd.org/healthstat/deaths-from-cancer.htm
ただし、減少数が欧米諸国に比べて緩やかである、と言う現実はあります。
まだまだがんについて予防法も、治療法も知らずいざ告知されてから選択肢も知らないままに治療を余儀無くする方が多いのが実情です。
今後、がんに向き合うためにどんな情報を知っておく必要があるのでしょうか?
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必要な検査と、健康被害などのリスクのある検査がある事実
(出典:http://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/campaign_27/outline/low.html)※胃がん、肺がん、乳がん、大腸がんは40歳以上、子宮頸がんは20歳以上を対象。
※子宮頸がん検診と乳がん検診は、「2年に1度」の受診が勧奨されているため、平成24年と平成25年の検診受診者数の合計に基づく検診受診率。
日本人は比較的検診嫌いなようで、厚生労働省はがん検診受診率向上のためのキャンペーンを行っています。
国際比較を見ても、日本の乳がん検診、子宮頸がん検診は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国の中で最低レベルに位置しています。欧米の検診受診率が80%以上であるのに対し、日本は35%程度ととても受診率が低いのが現状です。例えば、米国では子宮頸がん検診の場合、85%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では37.7%にとどまっています。
http://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/campaign_27/outline/low.html
検診が早期発見・早期治療につながり、がんの生存率を上げる。
これが今でも当たり前の考え方であり、間違っているわけではないのですが、
その内容や、やり方を考えると、最低限必要なもの、むしろデメリットが大きいもの等に分けられます。
検診を受けるなら最低限のリスクで最大の効果が得られるものを
大腸がん検診で検便は定期的に受けてデメリットが少ない
上に挙っている・胃がん
・肺がん
・大腸がん
・子宮頸癌
・乳がん
これらのがん検診として最も定期的に受けてデメリットのない検査は
・検便
です。
便に血が混じっていると言うことは、何か消化管に異常があると言うこと。
便潜血検診を毎年受診することで大腸がん死亡が60%減ることが報告されています。
しかし、デメリットとして
・偽陰性によるがん発見の遅れ
・偽陽性(本当は病変がないのに精密検査が必要と判定されること)による精神的苦痛と精密検査に伴う肉体的苦痛・偶発症
があります。
これに比べて
・全大腸内視鏡検査は、
デメリットとして、
・前処置の薬剤による副作用(少ないながら死亡例あり)
・ポリペクトミー(悪良問わず、腸内の隆起物を切除する)や内視鏡による感染
というものがありますが、 大腸がんに対する全大腸内視鏡検査の感度は95%以上と、便潜血検査よりもかなり感度が高いため、受けておいても良いと思われる検査です。
胃がん・子宮頸癌はまず細菌・ウイルス検査を
胃がんについては、原因菌として、ヘリコバクターピロリの存在は今や多くの人が知っていると思います。
まずは、こちらの細菌検査をして、発見された場合除菌。
その他、過度の飲酒や喫煙、過剰な食塩摂取のない方であれば、毎年の過剰な精密検査を減らすこともできます。
また、子宮頸癌についても細胞診検査だけでなく、子宮頸癌の大きな原因となっている
ヒトパピローマウィルス検査を一緒に受けて置けば、
陽性であった場合は定期検診が必要になってきますが、そうでなければ今後の感染を防ぐことで毎年の細胞診の必要性も変ってきます。
どちらも、自分で知っておいて、医師に申し出ないと、
必ず検診でやってくれる物ではありません。
今後の不必要な検査を減らすためにも、まず始めから細菌・ウイルス検査をしてもらいましょう。
肺がんはレントゲンでなくヘリカルCT検査を
レントゲンでは見落とされやすい部位のがんも、
CT検査であればより精度の高い画像がえられ、見落としが少なくなります。
海外に比べ、日本人が好むと言われているPET検査ですが、
大腸がんでは内視鏡検査の方が診断が高く、胃がんの診断能も高い物とは言えません。
現在はPETとCTの複合検査であるPET-CTになっていることが多い様なので、PET-CTであれば、肺がんの早期発見には十分だと言われています。
乳がんのマンモグラフィーは不要?
マンモグラフィーについては、現在死亡率減につながらないといわれ、むしろ健康被害や心理的なストレスなど、様々なデメリットに焦点が当てられるようになっています。
メリットとのバランスを考えると、受けるべき検査かどうかはそれぞれに意見が分かれそうです。
海外の視点から学ぶマンモグラフィーによる乳癌早期発見についての世界の研究結果や見解をまとめます。マンモグラフィは毎年受けるべき?受けない方がいいのか?
このように、検診時間や費用・身体的負担等のメリットとデメリットを考えながら、
より効率的に自分にあった組み合わせの検診を受けることができるように、
検査についての知識や情報を自ら調べたり信頼のできる専門家複数名に聞くなどして、普段から知っておくことが大切です。
「がん」や「検査」だけ気にしていてはダメ。「がん」リスクを減らしたいなら気をつけて
がんの部位によって様々な原因がありますが、そもそも、その全ての元々の原因は、「DNA損傷時の修復エラー」です。
細胞は日々生まれ変わっています。
その中で、沢山のエラーが起きており、実は小さながんの芽は毎日5000個もできていると言われています。しかし、私たちが「がん」と診断されることなく健康に過ごせているのは、
毎日毎日免疫細胞が働いて、小さながんの芽を摘み取ってくれているからです。
ということはまずはストレスを溜めない、そして食生活や習慣から改善する予防がきわめて大事ということです。
予防のために一番大切なのは、・免疫細胞が十分働ける身体の状態を保つこと。
・修復しなければならない細胞を増やさないようにすること。
この2つなのです。
そして、この状態を阻害するのが「炎症」です。
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実はがんとつながっている病気「糖尿病」
糖尿病患者がすべてのがんに罹患するリスクは糖尿病でない人の1.2倍http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/jds-jca_report.pdf
糖尿病は日本でも高齢化に伴い増加傾向にあります。
実は血糖値が高い、と言うような予備軍の方は自覚症状のないまま進行することもあり、がんのリスクを高めてしまっている可能性があります。
なぜ糖尿病が「がん」のリスクを高めるのか。
糖尿病であると言うことは、
・血中のブドウ糖濃度が高い
・全身のインシュリン抵抗性が高い
と言うことになります。
この状態は、全身の細胞の炎症と深く関わっています。
また、細胞のアポトーシス(不必要な細胞が自然に死ぬプログラム)がうまくいかなくなり、
細胞の増殖がうまくとめられない状況に陥る危険性が高くなります。
炎症が起これば、細胞の修復が必要になることも増える。
↓
修復エラーも増え、がん化する細胞が増える。
血糖値が高い、と言われた方は、ガン予防についての情報も正しく知って検診を受けるようにすることも大切です。
また、普段から糖尿病に対して危機感を持った生活習慣を心がけることが大切です。
食生活で言えば、やはり腸内環境を良くすること!
※腸内細菌の作り出す成分が全身のインシュリン抵抗性を改善してくれます!
また、腸内環境が整うと、免疫が活性化され、がんの芽をちゃんと摘み取ってくれる!
添加物・農薬まみれの食品をなるべくとらないようにすること
※細胞を傷つけて発がんする危険性を減らすことができます!
正しく知ることは正しい選択につながる。
言われるがままの検査言われるがままの治療
何も考えない生活。
一般的にガンになってしまうと自ら考えて選択肢を選べなくなりがちですが、
これら全てはあなたの未来の選択を奪います。
これから検診を受けようと思われる方は、現状とこの記事を照らし合わせてみて、
一番ご自分にバランスのとれた検診を選ぶことをお勧めします。
そして何より、毎日の生活が「がん」にならない身体を作ってくれるようにするのが一番です。
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