オーガニック洗剤・HAPPIは梅雨時の部屋干しにも強いかどうか、検証してみました!| 一般的な洗剤とHAPPIの抗菌成分の違いは? 〜仕事をしながら子育ても頑張る人気ライターがHAPPI洗剤を試してみたvol.03〜
今年もいよいよ全国的に梅雨のシーズンとなりました。
ただでさえジメジメして過ごしにくい季節ですが、
この時期本当に参ってしまうのが「洗濯」ですよね。
雨が降っている、あるいはいつ降り出すかわからないので外に干せない日が続き、
電気代がかかるので乾燥機はできるだけ使いたくない、
部屋に干すとなかなか乾かず、室内もジメジメして、
おまけに生乾き臭が発生することもたびたびあります。
せっかく環境に優しいと言われる洗剤を使っていても、
生乾き臭が発生するとなんだかガッカリしてしまって、
「部屋干し用の強力な抗菌効果のある合成洗剤にした方がいいのかなぁ」と
悩んでしまうこともありますよね。
さて、それでは現在IN YOUが熱烈に支持している、
完全オーガニック洗剤・HAPPIはどうなのでしょうか。
実際に雨の日に部屋干しをしてみた結果をお伝えするとともに、
一般的な洗剤とHAPPIの抗菌成分の違いについてもお伝えします。
HAPPIで洗った洗濯物を部屋干し!その結果は?
このところ雨続きですので、
我が家では梅雨入り以降部屋干しする日が増えています。
結果から言いますと、
HAPPIで洗った洗濯物を部屋干しして、
生乾き臭で困ることは、ほぼありません。
1度だけ、かなり使い込んでそろそろ処分しようかと考えていたハンドタオルの臭いが
取り切れていないことはありましたが、
年季の入ったタオルは菌が繊維の奥に入り込んで固まり、普通に洗濯しただけでは落ちません。
この場合は熱いお湯に20~30分程度浸すことで殺菌したらよいだけなので、
わりと簡単に解決してしまいます。
(さすがにボロボロなのはどうにもなりませんが…)
古タオルの件以外では特に問題はなく、
・大人サイズのジーンズ
・家族の人数分のバスタオル(かなりの枚数です)
・トレーナー
など、けっこうな大物の部屋干しにチャレンジしましたが、
乾くまでに時間はかかるものの、
いずれも不快な臭いを感じることなく過ごせています。
私の経験上、
HAPPIや以前のマグネシウムによる洗濯は生乾き臭で困ることはほとんどなく、むしろ
合成洗剤の方が部屋干しに弱い
と感じています。
もうかなり昔の話になりますが、
生乾き臭の上に合成洗剤や柔軟剤のケミカルな香りが重なると、
ただでさえ鬱陶しい梅雨の時期、さらにイライラが募っていたのを思い出しました(笑)
おそらくここまで読んでいただき、
「本当にナチュラルな原材料だけで抗菌できているの?」
と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、
一般的な洗剤やHAPPIの「抗菌成分」についてお伝えしていきたいと思います。
成分一覧を見てもよくわからない!
一般的な洗剤の抗菌成分って何?
そもそも、一般的な合成洗剤(植物由来の合成界面活性剤を使用したエコ洗剤を含む)は、
どうして菌の発生を抑えることができるのか、それはどのような成分によるのか、
疑問に思われたことはあるでしょうか?
実際、商品を手に取って成分表示を見ても不完全であることが多く、
全成分を調べてみてもよくわからず、単に「抗菌剤」と書かれている商品も存在します。
メーカーに問い合わせても「公開情報以上の成分名については答えられない」
と言われればおしまいです。
わかりやすいところでは、日本茶の一種である玉露の揮発成分とも言われる
「フェノキシエタノール」が抗菌・消臭成分として使われている商品も散見します。
(化粧品に入れる場合は1%以上入れてはいけない防腐剤として知られているのですが、
洗剤の場合は量も自由に入れてOKのようです…。)
しかし今回は、意外と知られていない、
「抗菌性のある合成界面活性剤」についてお伝えします。
殺菌・抗菌性能を持つ合成界面活性剤
界面活性剤と聞くと、
水と油を混ぜ合わせることで洗浄剤としての役割を真っ先に思い浮かべがちですが、
数多く存在する界面活性剤の中には、抗菌・殺菌性能を持つものがあるというのです。
現在は、このような性質があるということがわかっているというだけで、
詳しい殺菌・抗菌メカニズムはまだ明らかにはなっていません。
しかし、
細菌の細胞膜に界面活性剤が吸着することで物性変化が起こり細菌を破壊する、
あるいは破壊まで至らないにしても、最近の細胞膜の機能や、
細胞膜に存在する酵素の機能を不活化させることで、
細胞を死へ至らしめるのではないかと考えられています。
また、界面活性剤の一般的な特徴として、タンパク質を変性させることが知られていますが、
この作用が加わることで、より強力な殺菌効果につながるのではないかとも考えられています。
殺菌力も強いが人体への毒性も強い、第4級アンモニウム塩
界面活性剤の分子には、
水に馴染みやすい部分(親水基)と油に馴染みやすい部分(親油基)の2つがありますが、
親水基の部分の性質から、大きく分けて
陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン系界面活性剤に分けられます。
このうち、陽イオン性界面活性剤の一種である、
「第4級アンモニウム塩」は、洗剤に限らず、消毒薬、化粧品、消臭剤、柔軟剤など、
非常に多くの製品に使われています。
1935年に、ドイツ人学者によって第4級アンモニウム塩に殺菌作用があることが発見されてから、
瞬く間に世界中に広がり、さまざまな分野で利用されるようになりました。
この第4級アンモニウム塩の種類として、
塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ジデシルジメチルアンモニウム塩などが
知られていますが、この中で発がん性や生殖毒性のデータが十分なものはありません。
殺菌力が強いということは、人間に対する毒性も強いということであり、
誤って飲みこむと、嘔吐や下痢、筋肉麻痺、中枢神経の抑制など、様々な中毒症状を引き起こします。
0.1%程度の水溶液で眼の損傷、1%程度になると粘膜、5%以上では皮膚の損傷が起こります。
上記の症状以外にも、
殺精子作用や発がん性、催奇形性、妊娠率の低下、肝臓障害、
アレルギー、アトピー性皮膚炎など、
多くの症状・疾患を引き起こすと言われています。
洗剤に含まれる場合はすすぎの段階である程度洗い落とされますが、
柔軟剤に含まれている場合は深刻です。
これはすすぎの段階で投入されるもので、
洗濯が終わってからも衣類に付着し続けることでフワフワ感が得られます。
つまり、衣服がこの界面活性剤でコーティングされているということであり、
この服を着ている間はずっと皮膚への接触が続くことになります。
原因がわからず上記のような症状で悩んでいるとすれば、
洗剤や柔軟剤を変えることが解決の糸口になる可能性もあります。
HAPPIの洗浄力・抗菌力を支える
エッセンシャルオイルの力とは?
さてここで、HAPPI洗剤の抗菌力を考えてみたいと思います。
HAPPIは、原材料すべてが植物であり、天然であることはもちろん、
すべてオーガニックです。
原材料の調達から始まり、すべての工程に至るまで持続可能な生産方法を採用。
その上、洗濯後に衣服に成分が残ることがあっても、
肌にとって良いものしか使用していません。
・界面活性剤:天然サポニン(有機ソープナッツ)
・柔軟剤:グリセリン(有機ソイビーンズ)
・香料:有機ユーカリエッセンシャルオイル・有機オレンジエッセンシャルオイル
・保存剤:エタノール(有機サトウキビ)
「これだけで、本当に洗浄・抗菌になるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、
1つ1つ探っていくと、自然の恵みと先人の知恵が凝縮していることに気付かされます。
自分で移動できない植物が、生き残りを賭けて生み出した物質
アロマテラピーではおなじみのエッセンシャルオイル(精油)。
これは、地球上のあらゆる芳香植物が、自分たちの生き残りを賭けて自ら生み出した物質です。
植物は自分で移動することができません。
たとえば、高温多湿な土地では多くの微生物の驚異があります。
植物が生き延びるためには感染から身を守る必要がありますので、
クローブやジンジャー、ブラックペッパーなど強い殺菌作用のあるスパイスが存在するのです。
乾燥地帯には、ミルラなど乾燥から身を守る成分を含む植物があり、
湿地帯には、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用のあるティートリーなどがあります。
この植物たちの持つ偉大な力を、人間のために応用してきた長い長い歴史があるのです。
それに比べれば、洗浄もしくは抗菌用としての合成界面活性剤の歴史はまだ100年程度です。
HAPPIについて言えば、前回お伝えしたソープナッツにも抗菌作用があるのですが、
ここではエッセンシャルオイルとして配合されている2種類の植物についてお伝えします。
オーストラリア原住民アボリジニの伝統的な治療薬、ユーカリ
HAPPIのパッケージを開けた時のどこか薬草的で清涼感のある香りは、
このユーカリエッセンシャルオイルだと思います。
ユーカリはオーストラリア原産であり、
先住民族のアボリジニによって、古くから伝染病や解熱の薬、きず薬として伝統的に使われてきました。
種類の豊富なユーカリですが、どの品種もシネオールという成分を多く含むのが特徴で、
シネオールは別名「ユーカリプトール」とも言われるほどです。
このシネオールは、殺菌・抗菌・抗ウイルス作用に優れており、
以下のような用途があります。
・風邪予防
・鼻の不調、喉の炎症、気管支炎、急性肺炎の治療
・インフルエンザによる痛みの緩和
・部屋の除菌、空気の浄化
・鼻水や痰の軽減
・花粉症などのアレルギーによる呼吸器の不調の緩和
・虫よけスプレー
ユーカリ精油の成分として、シネオール以外にもフェランドレン、アロマデンドレンなど
微量成分が含まれますが、これも殺菌力を助けます。
洗剤としても広く使われているオレンジ
オレンジを始めとする柑橘類の表皮部分の中に小さな粒(油胞)がありますが、
その中に精油があります。
もしかしたら、油性マジックの落書きを柑橘の皮で消した経験のある方もおられるかもしれませんが、
これは精油の中に豊富に含まれるリモネンという成分によるものです。
リモネンは油との親和性が高いので、
換気扇の油汚れの掃除に使うような洗剤としても利用されています。
(洗濯洗剤では、油汚れや皮脂汚れに効果的なようです)
オレンジ精油の成分は、リモネンの他にもリナロール、αピネン、ゲラニオールなどがあり、
しっかりと抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用も兼ね備えています。
また、抗菌剤や洗浄剤としての役割だけではなく、
ご存知の通り誰もがおなじみの心地よい爽やかな香りがありますので、
ブレンドエンハンサー(純粋に香りを良くするために入れる)としての役割も果たしているのかなと思っています。
ユーカリの香りが強いところにスイートオレンジの香りが加わることで、、
薬草系の香りが甘く爽やかに緩和されているのかもしれません。
実際、我が家の子どもたちは初めてHAPPIを開けた時に、
「普通の洗剤や柔軟剤は変な臭いがするけど、これは爽やかでいい匂い!」
とすごく嬉しそうでした。
自然の恵みと先人の叡智から生まれた、
完全オーガニック洗剤・HAPPIを使ってみよう!
洗剤には、鉱物系であれ植物系であれ、
とにかく合成界面活性剤を使うことが当たり前の時代となり、
先人の知恵が忘れられていたようなところがありました。
誰かが思いつきそうで、これまで誰も思いつかなかった、
完全オーガニック洗剤HAPPI。
自然でオーガニックな成分だけで毎日とても快適に洗濯できることを、
ぜひたくさんの方々に実感していただきたいです!
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