残念ながら日本でも大量に出回っている遺伝子組換え食品は危険なのか?デメリットは?消費者の健康を無視した遺伝子組換え食品のカラクリを暴露します。
“遺伝子組み換え食品”という言葉を誰もが一度は聞いた事があると思います。
しかし、遺伝子組み換え食品の安全性についてはあまり話題になる事がありません。
スーパーやコンビニで販売している殆どの食品に遺伝子組み換え食品は含まれていますが、
実は研究者の間では「身体に悪い」という意見が非常に強いです。
ロシア予防医学リスクマネージメント学会理事のイリーナ・エルマコバ博士が行った実験では、
通常の大豆を食べさせたネズミの3週間後の死亡率は9%だったのに対して、遺伝子組み換え食品の大豆を食べたネズミは55.6%でした。
また、「生後2週間の段階で体重が20kg以下のネズミは通常の育て方は6%だったのに対して、
遺伝子組み換え食品の大豆を食べたネズミは36%だった」と発表されています。
(画像出典:
フレンズ歯科クリニックキシリトールは遺伝子組換食品
右側の小さいネズミが遺伝子組み換え食品を食べて育ったネズミです。
左側の普通のネズミと比べて小さい事が分かります。
「何故そんな危険な食品が普通にスーパーで売られているの?」と思われるかもしれませんが、これにはある世界的な大企業の販売戦略が絡んでいるのです。
今回の記事では遺伝子組み換え食品販売のカラクリを詳しくお伝えしようと思います。
遺伝子組み換え食品とは?
IN YOU読者の皆様ならご存知の方もいるかもしれませんが、今日初めてここにきた皆様には、
まずは「そもそも遺伝子組み換え食品とは何なのか」をご説明する必要があると思います。
遺伝子組み換え食品は化学的な方法で遺伝子を操作して作られた作物です。
例えば、農薬が苦手なトウモロコシに農薬に対して強い耐性を持つ生物の遺伝子を組み込むと本来生まれる事のなかった「農薬に強いトウモロコシ」を作れます。
一見便利そうな技術ではありますが、使い方によっては人間にとって都合の良い生物や食物を作る事も出来るので環境や生態系を破壊しかねない危険な技術です。
遺伝子組み換え食品の種類
遺伝子組み換え食品には大きく分けて2つの種類があります。「除草剤耐性型」と「殺虫性型」です。
「除草剤耐性型」は農薬をかけても死なない作物です。
通常は雑草を殺す除草剤を作物にかけると枯れてしまいます。
しかし、除草剤耐性型は農薬によるダメージを受けにくい遺伝子が組み込まれている為、除草剤をかけても腐ったりする事がありません。
そして、もう1つの種類は「殺虫性型」です。
殺虫性型は殺虫力がある毒素を作物に組み込んでいます。
ですので、作物を食べた虫をその場であっという間に殺す事が可能です。
遺伝子組み換え食品は危ないのか?
遺伝子組み換え食品が日本で流通するようになったのは1990年頃ですが、驚くべきことに安全性がしっかりと確認されてから店頭に並んでいるわけではありません。
遺伝子組み換え食品の安全性は未だに研究中であり、危険だと判断する研究結果も数多く存在します。
つまり、遺伝子組み換え食品によって私達の健康が脅かされる可能性は充分にあり得るのです。
もちろん「遺伝子組み換え食品は安全である」という賛成派の意見も存在しますが、
アスベスト等のように安全と言われていた物質に新事実が発見され、大きな公害に発展する可能性もあります。
そして、その事実が公表される頃には何万人もの日本人が犠牲になっているのかもしれません。
遺伝子組み換え食品の問題点
遺伝子組み換え食品の最大の問題点は農薬を過剰に使ってしまう事です。
実は、食品として流通している遺伝子組み換え食品のほぼ全てに「ラウンドアップ」という除草剤が大量に使用されています。
このラウンドアップはWHOから「ガンやアレルギー反応を引き起こす可能性がある」と指摘されているほどの危険な農薬です。
除草剤耐性型の遺伝子組み換え食品はラウンドアップに対して強い耐性を組み込まれています。
その為、本来は作物に付着しないように使用するラウンドアップを、
遺伝子組み換え食品の場合は畑一面に飛行機で散布するので作物が出来る農薬まみれになってしまうのです。
食材がどれだけ農薬に強くても人間の身体は薬品に強くありません。
その為、ラウンドアップがかかっている遺伝子組み換え食品を食べ続けると重篤な健康障害が起こるリスクが高まります。
また、このラウンドアップの健康被害が特に多い地域がアルゼンチンです。
アルゼンチンでは2000年頃から遺伝子組み換え食品の栽培を始めました。
そして、その2年後からガンや不妊、流産、出生異常が大幅に増えています。
(画像出典:boston.comアルゼンチンにおける農薬の潜在的影響)
上の画像はアルゼンチンのチャコ州に住む2歳の女の子です。
多臓器不全等の重度の障害をもって生まれました。
原因に関しては「農薬で汚染された飲み水の可能性がある」と医師は言及しています。
チャコ州の出生報告によると遺伝子組み換え食品の栽培が本格的に導入されてから10年後、先天的異常をもった子どもが4倍に増えたそうです。
遺伝子組み換え食品のメリットは「農薬を減らせること」だったはずが・・むしろ増えている。
遺伝子組み換え食品は
・農薬の使用量を減らす
・発展途上国の飢餓問題を解決させる
等の問題を解決させる事が出来ると言われていました。
しかし、ワシントン大学が行った研究では、「遺伝子組み換え食品によって農薬の使用量は増加している」と報告されています。参照:ワシントン州立大学:主要な調査結果および重要な用語の定義
その理由はラウンドアップをたくさん撒く事で農薬に強い耐性を持つ雑草が生まれてしまい、その雑草を処理する為に新しい除草剤を使っているからです。
また、同大学の研究によると、殺虫性型の遺伝子組み換え食品の毒素に耐える虫が増えた影響で殺虫剤の使用量も増加しています。
発展途上国の食糧問題も健康面のリスクを回避出来ないのであれば、根本的な解決策にはなっていません。
つまり、現状は遺伝子組み換え食品は本来期待されていたメリットが殆どないのです。
遺伝子組み換え食品の真の目的は農薬を売ること!?
遺伝子組み換え食品の真の目的は農薬の売上げを上げる事です。
実は、遺伝子組み換え食品は世界的な大企業の販売戦略の1つだと言われています。
その大企業とはアメリカの「モンサント」という会社です。
※2018年6月にモンサント社はドイツのバイエルに買収された為、企業名が変更される予定です。
モンサント社は世界の約90%の遺伝子組み換え食品を作っているので、遺伝子組み換え食品を作る場合はモンサント社から種をもらう必要があります。
モンサント社は遺伝子組み換え食品を販売する際に必ず自社の商品である「ラウンドアップ」を使用するように農業者と契約するのです。
つまり、遺伝子組み換え食品が増えれば増えるほどラウンドアップもどんどん売られていく仕組みになっています。
この消費者の健康よりも企業利益を優先したモンサント社の手法にアメリカでは多くの国民が怒り、大きなデモが何度も行われれています。
海外の反応、日本の反応
遺伝子組み換え食品を推奨しているモンサント社は海外では強い反発があり、
モンサント本社があるアメリカやドイツ、フランス、イギリス、カナダ、メキシコ等世界中で抗議活動が行われています。
しかし、遺伝子組み換え食品が大量に輸入されている日本ではメディアがあまり取り上げない事もあって、
何も知らされないまま食べさせられているケースが多いです。
その為、残念ながら日本では海外のような大きな反対運動も見かける事はありません。
遺伝子組み換え食品を避ける方法
ここまで述べてきたように遺伝子組み換え食品は危険な食材です。
では、買い物をする際にどのようにして避けたらいいのかお伝えします。
日本人がよく食べる遺伝子組み換え食品
日本で流通している主な遺伝子組み換え食品には
・大豆
・トウモロコシ
・菜種
・綿実
等があります。
「分かりました。では、この4つの食品を食べなきゃいいのですね?」と思われるかもしれませんが、それだけではまだ不十分です。
遺伝子組み換え食品は添加物の原料にもなっているので、知らないうちに口にしている場合があり得ます。
例えば、遺伝子組み換えのトウモロコシを原料にして作られる「異性化糖」は様々なお菓子等に使用されています。
その他牛や豚のエサに遺伝子組み換え食品が使われていたり、安価なサラダ油や調味料にも含まれているのです。
それらを含めるとかなりの量の食品に遺伝子組み換え食品が混入しています、
遺伝子組み換え食品を避けるために、私達消費者が出来る事
それでは遺伝子組み換え食品を避ける為に私達消費者が出来る事を以下にまとめましたので、今度買い物に行く際は是非気にしてみて下さい。
・国内で生産され、生産者の顔が分かる商品を積極的に買う。
・冷凍食品やお惣菜、加工食品は食べない
・肉類や卵はフリーレンジでオーガニックの上質なものを選ぶ
・オーガニックの食材を選ぶ
・外食チェーン店や安価な店は避ける
・甘味料等の食品添加物は避ける
・大豆加工食品は「遺伝子組み換えではない」という表示の食品を買う
これからの遺伝子組み換え食品
最近では穀物や豆類だけでなく、動物性の遺伝子組み換え食品も増えてきました。
代表的なのが「通常の2倍のスピードで成長するサーモン」です。
(画像出典:農業組合新聞・遺伝子組み換え鮭がやってくる
この遺伝子組み換えのサーモンは日本での販売は未定ですが、カナダでは既に認可されているのでいずれ上陸する可能性があります。
その場合、現在の日本の表示ルールではレストラン等の外食店において表示義務が全くないので、
知らず知らずのうちに遺伝子組み換え食品のサーモンを食べる事もあり得るでしょう。
このように遺伝子組み換え食品は少しずつ増え続けています。
遺伝子組み換えではない商品を売り始めるところも・・・
しかし、遺伝子組み換え食品について悪いニュースばかりではありません。
アメリカではハーゲンダッツを販売しているネスレや食品世界最大手のダノン等の大企業が
「非遺伝子組み換え食品を原料にした食品の販売を始める」と発表しています。
何故なら、非遺伝子組み換え食品へのニーズが世界的に高まっているからです。
このニュースは私達消費者が遺伝子組み換え食品を避け、健康的な食物を正しく選ぶ事で社会の流れを変えられるという事を証明しているのではないでしょうか?
遺伝子組み換え食品を継続的に食べるのは個人の責任において自由ですが、
私は遺伝子組み換え食品がない世界の方が素晴らしいと思います。
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