死亡事例もある「育毛剤」｜あなたの寿命も縮める【育毛剤や発毛剤】の実態｜劇薬を頭に一生懸命もみこんでいる事実に気がついてください

男性にとって【髪】は女性にとってのスキンケアやメイクのような存在で同じくらい大切なものだと思います。

わたしから見たら全く薄毛ではないのに気にしている男性も多く一生懸命高価な育毛剤を購入していたり病院で治療薬を処方してもらっている知人もいますが

口を揃えて『効いているかよくわからない…でもやらないよりマシな気がする…』と言います。

女性にとって【髪は女の命】

そして、髪は女の命という言葉があるくらい白髪や抜け毛、
そして薄毛は毎日のモチベーションを下げてしまう原因でもあります。

わたしの周りでも産後の抜け毛や薄毛、そして白髪に悩む声が増えてきました。

現在国内で4200万人が薄毛人口となり
男性は約2500万人、女性でも約1700万人に脱毛が進行中であると発表されました。
（AGA治療ナビ参照）



そうなるとどうにかしようと浮かんでくるワードが『育毛剤』や『発毛剤』になってはいませんか？

最近ではドラッグストアで男女兼用の育毛剤を見つけ驚愕！しました。

育毛剤、発毛剤での死亡例

育毛剤で死亡事例があることをご存知ですか？

以下の記事をご覧ください。

　厚生労働省は薬局・薬店で購入できる一般用医薬品で、２０００年４月から２００３年６月までの３年余の間に、
副作用が疑われるとして報告を受けた死亡例は、８製品で１０名だと明らかにした。
この中で最も報告例が多かったのは特定の男性用発毛剤で、使用していた３人が亡くなっていた。

　製造販売元（本社・東京）は「商品（男性育毛剤）と３人の死因との関連はない」と説明、同省も「副作用とは考えにくい」と否定的で、注意を呼び掛ける緊急安全性情報の配布指示などの措置は講じない方針。

　商品を使用中に死亡したと報告されたのは、５０歳代、６０歳代が各１人と、年齢不明の１人。死因はいずれも、急性心不全や心筋こうそくなどの心疾患。
同社によると、３人はいずれも商品の使用開始から２—５か月の間に胸が苦しくなるなどの症状を訴えた後、死亡したという。
３人のうち１人は心臓病の持病があった。同社は、２０００年５—１０月にかけて同省に報告した。

　同社では、「３件の死亡例は、家族らからの届け出をそのまま国に報告した。成分の『ミノキシジル』が頭皮から血中に吸収される量はごくわずかで、科学的に死因との関連はないと考えている」と発表している。

（読売新聞記事参照）

死因との関係は否定していますが少なからず心肺機能に影響があると思わずにはいられません。

これでもまだ、使用を続けようと思いますか？

劇薬を頭に一生懸命もみこんでいる現状。
上記にあったミノキシジルとは？作用ではなく「副作用」を利用している恐怖・・・・・

ミノキシジルは血管拡張剤として作られた成分であり
主に重度の高血圧患者などの薬として製薬・使用されてきました。

そして後の副作用の実験で発毛・育毛効果があることを発見され
現在のさまざまな育毛剤に含まれています。

その後ミノキシジルタブレット※ミノタブとも呼ばれている商品にもなりました。
もともと血管拡張剤として作られた薬であり、育毛・発毛のためのものではなく頭皮の育毛・発毛を促しているのは「効果」ではなく「副作用」そのもの。

副作用とは元々避けたいものなのにそれを期待するなんて恐ろしくはないでしょうか？

また服用し続ければ耐性ができるとも言われており
５年以内には薄毛の状態に戻るという事例も数多く報告されております。

アメリカのＦＤＡ（米国食品医薬品局）では育毛効果を期待しての使用を辞めるよう強く警告しています。

ちなみに頭皮の経皮吸収率ってどれくらいか知ってる？

頭皮ってシャンプーでわしゃわしゃ洗ったり
カラーリングをベタ塗りしたりと、結構強い刺激に耐えられそうなイメージがあるけれど
柔らかい腕の内側よりも３．５倍も吸収率が高いのです！

つまりそこへ副作用のかたまりの刺激物を揉みこんで刺激していたら…。
皮膚から吸収したものは１０％しか排出されず体内に蓄積されてしまいます。

そう思うと安易に育毛剤や発毛剤を取り入れるのは簡単ですが副作用や健康被害を考えると、恐ろしくはなりませんか？

前回の記事でも取り上げた無農薬のヘナをデトックスとしてもカラーリングとしても生活に取り入れ
他の日は湯シャンなどで頭皮への刺激を空けてあげるだけでも頭皮の状態はだいぶ変わるのではないでしょうか。

ヘアカラーをする女性は悪性リンパ腫になるリスクが約５０％も上がる。カラー剤の毒性は農薬の１４０倍！？私が1年間苦しんだ原因不明の頭皮の猛烈な痒みを解決した【ヘナ】が持つデトックスの力とは

そもそも脱毛のメカニズム
良く聞く薄毛は遺伝？の仕組み

①酵素「5aリダクターゼ」の活性は遺伝する

【薄毛】に影響力を持たせる「5αリダクターゼ」という酵素があり
この「5αリダクターゼ」が、テストステロンという男性ホルモンを変性させ、
ジヒドロテストステロンという別種の男性ホルモンにしてしまうことが、脱毛の原因です。

もしこの「5αリダクターゼ」がなければ、
テストステロンがジヒドロテストステロンに変性することもなく、それによる脱毛も起こり得ません。

そして

《「5αリダクターゼ」の活性の高さは、遺伝します。》

遺伝によって「5αリダクターゼ」の活性が高い人は、
それだけジヒドロテストステロンができやすく、それによる脱毛も起こりやすい、ということになります。

②「男性ホルモン受容体」の感度は遺伝する

「男性ホルモン受容体（アンドロゲンレセプター）」というものがあります。

男性ホルモン・ジヒドロテストステロンが、この「男性ホルモン受容体」と結びつき、
脱毛シグナルが出されることで、脱毛が起きます。

《「男性ホルモン受容体」の感度の高さは、遺伝します。》

逆に言えば、もし大量のジヒドロテストステロンが生産されても、
「男性ホルモン受容体」の感度が低ければ、脱毛は生じにくいと考えられます。

まとめると

•5αリダクターゼの活性
•男性ホルモン受容体の感度

この2つが遺伝的要因である、ということになります。
（ヘアラボ参照）

隔世遺伝って本当？

たしかに、脱毛しやすい体質は母方の祖父から遺伝するといわれていますが、
たとえ父親が該当してもまた母方の祖父が該当しても薄毛にならない人はならないのです。

遺伝あるなしに関わらず、下記のような生活習慣がある方はまずそこを見直しましょう。

喫煙や過度の飲酒をやめられないうちは
お金の無駄

まず、タバコに含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させ、血流を滞らせる作用があります。
「髪の毛に必要な栄養素」たちは、毛細血管を通じて頭皮へと運ばれます。

ニコチンの作用で血流が悪くなると、髪がやせ細ってしまう恐れがあるのはご存知ではないでしょうか？

また、お酒の飲みすぎはやはりよくありません。肝臓でアルコールを分解する際に、
多くの栄養素が消費されてしまい、髪に必要な栄養素が不足してしまう恐れがあります。

タバコもお酒もやめたくないけど抜け毛や薄毛は嫌だからお金をかけて発毛剤、育毛剤、を買い不摂生…
これでは改善するはずがありません。

この記事をきっかけに振り返ってもらうきっかけになりますように。

女性こそ育毛剤や発毛剤に安易に手を出してはいけない

急激なダイエットや猛烈なストレス、妊娠、出産、ピルの服用など現代では多岐に渡る女性も見過ごせない薄毛の悩み
どうにかしたいから、と市販の女性用の育毛剤や発毛剤に手を出す前にちょっと待って！

ちなみにミノキシジルは母乳に移行することがわかってるので
女性用の育毛剤は濃度が低いからといっても使わないほうがいいでしょう。また、妊活中の場合も注意です。

東洋医学では女性は７の倍数で体が変化するというのは聞いたことがあると思います。

35歳：　容姿が衰え始める（顔のやつれ、脱け毛、婦人科系のトラブルも起きやすくなる）
女性ホルモンは35歳を境に減少が始まります。

42歳：　白髪が目立ち始める（シワ・シミが増える、心身ともに不調が増える）
この頃には女性ホルモンの分泌量がかなり減少しホルモンバランスの乱れから血行不良や冷え性を起こりやすくなります。

女性ホルモンのバランスをとるためにできることはやみくもに薬品に頼ることではありません！

東洋医学では、髪＝血余（血の余り）。つまり、身体の栄養状態が十分満たされていれば髪が発毛・維持できるということ

東洋医学（漢方）で考えると髪は血の余りとされています。

血とは血液のイメージですが東洋医学では生命活動の基本となる重要な物質とされ、
血が充実していて、体内をサラサラとスムーズに流れていることが健やかな状態と考えています。

血は”潤い”も多く、精神を落ち着けて心を安定させ、身体の”潤い”を保つことにも大きな役割があります。

また、髪の毛は人体にとっては他の臓器と違い生命維持にあまり関係ない部分ですから
身体への重要性は低く、身体が正常でない状態になると、生命維持を優先し最初に後回しにされてしまう部分でもあります。

産後の抜け毛、薄毛は”血”を大量に消耗する妊娠～出産をしたことによる
血を大量に消費した後の補給がうまくいってなかったことに原因があるようです。

また、『腎の華は髪にある』といい、生殖や成長に関わる腎（西洋医学でいう腎臓とは若干違います）の状態は髪に現れるとされ、
腎の弱りは、老化現象による抜け毛や白髪を加速させます。

できることからはじめよう！大切なのはいつだって『人間の基本』である食事
耳が痛いくらい良く聞く言葉【食べたものであなたは作られている】

脂っこいものやお酒や外食、ジャンクフードなどなど…
気付けばこれらがあなたの身近な食事になっていませんか？

冷やす食べ物として加工食品やパンや甘いものも
血流が悪くなり抜け毛だけでなく他の未病にも繋がります

上記にあった血と腎の機能を高める食材もご紹介します

・黒豆…貧血や脚気、口の渇き、むくみに効果があり、解毒や清熱（体内の熱を冷ます）
　　　　補血（血を補う）、催乳、健胃、美肌などが期待できる

・黒胡麻…肌荒れや白髪、生活習慣病に効果があり
　　　　　滋養強壮や整腸、利尿、補血（血を補う）などが期待できる

・玄米…むくみやイライラに効果があり、滋養や健胃、利尿、止渇（渇きを止める）、整腸などが期待できる

・椎茸…動脈硬化や高血圧、高脂血症、虚弱体質に効果があり、脱コレステロールや抗ガン、整腸などが期待できる

・黒きくらげ…動脈硬化や高血圧に効果があり、清血（血を清める）や美肌、健胃、整腸、老化防止などが期待できる

その何気ない口に運ぶひとくちがあなたの体を今日も作ります


食事はボロボロなのに高価な発毛剤などを使用しても体がどんどん負担になっていくだけ。
内側からの基本のケア、忘れてない？

できることからはじめよう！
大切なのはいつだって『人間の基本』睡眠

耳がいたいかもしれませんが口を酸っぱくして言いたい睡眠不足。
どんなに良い化粧水をつけたってどんなに良いオーガニック食材を口にしたって
それを消化吸収するための細胞が活性しないとうまく生まれ変わりません。

またスマートフォンの普及により
眠るギリギリまでのブルーライトや電磁波による影響も体への負担が考えられます。
翌朝で済む連絡やSNSの閲覧は思い切って翌朝に。

最低でも、6時間以上の睡眠を徹底しましょう。

今日こそは早く寝る！と心に誓うだけではなく
睡眠を確保するために逆算して朝から有効的に動いていれば案外確保できる睡眠。
からだが疲れているときは全部投げ出して眠ったっていい。

誰もあなたの体を交換してくれません。
あなたを守れるのはいつだってあなた自身なのですから。

困ったらすぐに《足す》ではなく
自分に備わっている免疫力や自然治癒力を呼び起こすこと！今からできるセルフケア

何か起きたら医者に行けばいい
薬がなんとかしてくれるってどこかで思ってない？

高額な金額を払い、時間を割き、もしくは今回の市販の発毛剤もそうですが
何かにお金をかければ解決すると思ってない？

いいえ、お金を払っても、失ったらもう二度と戻ってこないかもしれないものがあるのです。

それはなんでしょうか。「健康」です。

大切な単位はいつだって『毎日』
１日５分でも１か月続けたら２時間半分の頭皮マッサージ

血行不良、血流不足によっても引き起こされる抜け毛や薄毛。
またホルモンのバランスの変化もそうですが、
その重要なホルモンを運ぶのも血液なのはご存知ですか？

つまり血が不足していたり、冷えにより流れも悪ければ
ホルモンが必要な受容体に運ばれないということ。

そのためにもしっかりと巡るからだの手助けを
自分の体は自分で守る！ための　セルフケアがおすすめ！

① 風池（ツボ）

「風池」は、耳の後ろ側に出ている骨から２～３㎝首側
後頭部の首の付け根、後頭骨の下のくぼみから２～３cmほど耳側、
髪の生え際よりも少しだけ上のところにあります。

期待できる作用

＊抜け毛予防
＊血行促進
＊眼精疲労
＊頭痛
＊肩こり
＊首コリ
＊冷え対策

② 天柱　

「天柱」は首の後ろ側、
中央のくぼみ(ぼんのくぼ)の両脇にある太い筋肉の上端、
左右両方外側のくぼみにあります。

期待できる作用

＊ストレスなどの疲労回復
＊肩こりの解消
＊疲れ目
＊肝臓の働きを活発にする
＊目の充血、視力低下の緩和
＊抜け毛予防
＊統合失調症、自律神経失調症の緩和

わたしの知人で通勤中の時間を使って毎日
風池と天柱をツボ押し＆セルフマッサージしていたら
毛が抜けにくくなったと言っていました。

他でもない自分で自分の体のケアが出来るのは嬉しいことですね。
しかも無料で！

最後に知っておいて欲しい
１０代未成年たちが悩む薄毛の背景

SNSの普及により知りたいことも知りたくないことも情報が流れてくる今の時代。
そして周りの友人に感化されやすい１０代はおしゃれのためのスタイリング剤やカラーリングにより頭皮環境も年々悪化しています。

また、夜中までスマートフォンを見ていることにより、
寝不足、眼精疲労が重なり細胞が再生されず、それらが原因となり悩んでいる若者も増えてきています。

からだが成熟していない未成年がこっそり上記のものたちに手を染めてしまう前に…



伝え方も重要だと思いますが
【知ってもらうこと】【伝えること】で大切な若いこれからの体と命、そして心をわたしたちで守っていきませんか。

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