新型コロナに負けない体は作れるのか? 自然免疫と獲得免疫の違いからその可能性を探る。
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新型コロナに負けない体は作れるのか?
自然免疫と獲得免疫の違いからその可能性を探る。
2019年11月に中国で発生が確認された新型コロナウイルス。年末年始にかけて流行が始まり、2020年3月時点でもなお世界各国で感染は拡大、多くの死者が出ています。
日本でも感染者が出て、社会生活にも大きな影響が生じていることはご存知の通りです。
この未知の感染症の拡大に過度の恐怖を抱くことなく対処するために、
今私達に出来ることはないのでしょうか。
今回は、「手洗い」「うがい」「マスクの着用」「手指や住環境のこまめな消毒」の他に、
私達自身の体内の免疫(力)の仕組みに目を向け、そこで出来る備えについて
お話しさせていただきたいと思います。
免疫には2種類ある
コロナウイルス対策との関連で「免疫(あるいは免疫力)」というキーワードが
昨今、盛んに聞かれます。
“免疫(力)”というと、皆さんはどのようなイメージが浮かぶでしょうか?
例えば、「あの人は免疫が強い」
「免疫力が低下しているからすぐ風邪をひいてしまう」などといった
言葉を耳にしたことがよくあるかと思います。
他にも、「子供の頃、はしかにかかった人は免疫がつくので大人になってから
はしかにかかることはない」などとも言われていますよね。
このどちらも、広義での”免疫“を示していることに間違いありません。
ところが少しだけ細かく言うと、実は、免疫には2つの種類があるのです。
この2種類の免疫機構はそれぞれ独自の役割を持ち、
体内に異物が侵入した時の発動の仕方も異なります。
そして異物の侵入が認められた時、最初に動くのが「自然免疫」と呼ばれる機構です。
この機構の働きが落ち着いた後に続いて、より高度な「獲得免疫」という機構が発動するのです。
「自然免疫」とは何か?
自然免疫は、体に細菌やウイルスなどの異物が侵入した時点で即座に発動します。まず、侵入した異物を直ちに識別して抗菌物質、糖鎖抗体、自然抗体と呼ばれる
「生体防御物質」を作ります。
自然免疫において抗菌物質が分泌され始めるのは病原体の侵入から約2時間後、
そして12時間ほども経つと糖鎖抗体や自然抗体が出来て働き始めます。
※ちなみに獲得免疫においては抗菌物質が分泌され、
抗体が出来て働き始めるまでに4~10日かかります。
次に、食細胞と呼ばれる、病原体を取り込んで殺菌する白血球細胞が働き始めます。
食細胞には単球、マクロファージ、好中球、樹状細胞と呼ばれる細胞があり、
細菌やウイルスなどの感染時にはこのシステムが素早く作動して、初期対応を行います。
引用:京都大学再生医科学研究所再生免疫学分野 河本宏研究室
この自然免疫系は太古の微生物から始まり、植物、無脊椎動物、脊椎動物に共通するもので、
細胞の内外と細胞の近隣を守る免疫システムです。
病原体にある特有のタンパク質などを目印として攻撃する獲得免疫とは違い、
自分の体の成分と異なる成分を見極めて、細かな区別なく体内に侵入した異物を排除します。
「獲得免疫」とは何か?
体に異物が侵入し、前述のマクロファージや好中球などが戦った後、それによって知り得た情報は後方部隊に伝達されます。
その情報を元に準備を整え、構築されるのが獲得免疫と呼ばれる機構です。
この獲得免疫系は、魚類以上の脊椎動物が持つ免疫系で、血管やリンパ管などの体液で働きます。
引用:京都大学再生医科学研究所再生免疫学分野 河本宏研究室
獲得免疫ではリンパ球と呼ばれる、より強力な細胞達が中心となって活躍します。
これは、NK(ナチュラルキラー)細胞、ヘルパーT細胞、B細胞、キラーT細胞といった
そうそうたるメンバーで形成される精鋭部隊です。
獲得免疫では、自然免疫からもたらされた情報を記録し、
その情報によって体外からの侵入者を特定した上で的を絞った攻撃を行います。
自然免疫からの情報をもたらすのは樹状細胞で、言わば伝令兵の役割を果たします。
情報を渡し終わった樹状細胞は獲得免疫部隊において、来たるべき敵の再侵入に備え、
攻撃役の細胞達の新兵教育のようなことも行います。
獲得免疫で特に強力に戦うのはキラーT細胞とB細胞と呼ばれる、攻撃的な細胞です。
これらの細胞は自然免疫部隊よりもさらに強力な武器を持ち、
病原体など異物を叩く力もより強いものとなっています。
例えば、マクロファージや好中球が使っていた武器が軽機関銃やライフルのみだったとすると、
こちらは戦車やミサイルといった高性能の武器を備えているといったイメージです。
自然免疫からの情報により、確固たる備えにより万全の状態を維持できるので、
次に同じ侵入者が入ってきた時には簡単に撃退出来る体勢を整えておくことが出来ようになります。
先ほど書いた、はしかに対する免疫がこの良い例になるかと思います。
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感染予防や感染初期には自然免疫が重要に
先ほど、獲得免疫は自然免疫よりも強力な武器を持ち、攻撃能力の高い精鋭部隊であると説明しました。
そしてもし、獲得免疫に弱点があるとすれば、それは自然免疫を侵入者と一旦戦わせ、
情報を集めてからでないと働くことが出来ないということです。
ですから、新型コロナウイルスのような事前情報の無い病原体に対峙する時、
より重要なのは自然免疫ということになってきます。
つまり、最初にウイルスを退治する自然免疫が充分に強いものでなければ、
闘いながら情報を集めて獲得免疫まで伝える仕組みは機能しません。
そこで今回は、
免疫の中でも「自然免疫」に焦点を当てて話をさらに進めていくことにしましょう。
自然免疫は侵入者撃退の最前線
今回のような新型のウイルスに対処出来るようにするためには、自然免疫が正常に働き、最前線での闘いに打ち勝った上で、まだ体内でウイルスが増殖しない間に
獲得免疫にウイルスの情報を伝達することが出来なければなりません。
感染・発症した後に比較的に短期間で回復した人達は、そのプロセスが上手くいったということなのです。
自然免疫における各細胞の主な働き
「好中球」の働き
かつて”小さい食細胞“、ミクロファージとも呼ばれていた白血球の一種で、体内に侵入した異物をいち早く察知して捕らえ、素早く食べてしまいます。
また、ディフェンシンαなどの抗菌物質を放出する役目も担っています。
「単球」の働き
マクロファージの親類と呼べる細胞で、主に血流中に存在し、移動性に富んでいます。感染が起こった場所に、好中球に続いて馳せ参じ、現場となる組織に到着すると、
マクロファージへと分化します。
「マクロファージ」の働き
主に肺や肝臓など体中の各器官の組織上に特化した姿で存在し、一定の場所からあまり移動しません。巨大な貪食細胞で、異物も細胞の死骸も食べてしまいます。
またこのマクロファージは、自然免疫と獲得免疫を統合する司令官的な役割も演じています。
「樹状細胞」の働き
自分の体と異物とを区別して様々な情報を集め、抗原と呼ばれる”人相書き“のようなものを用意して、獲得免疫部隊に伝えます。
カギになるのは全身の一つ一つの細胞の活性度
自然免疫機構で活躍しているこれらの細胞が全て元気で活性化されていることが、自然免疫がうまく働くカギとなります。
どの細胞も、システムが作動するためには必要不可欠な細胞ですので、
その動きが悪いと自然免疫の働きは弱くなってしまいます。
自然免疫について知っておきたいこと
従来、「自然免疫は持って生まれたものであり、後天的に鍛えることは出来ない」
と言われてきましたが、近年、そうでないことがわかってきました。
ただ、これはもしかすると、現代社会に生きる私達が過度のストレスなどによって
本来よりも脆弱になっているだけで、生活習慣を見直すことで
元々の健康を取り戻すことを”免疫を鍛える”という風に解釈している
ということなのかもしれませんが…。
自然免疫の強さは、即ち、初動の早さ
例えば「あ、風邪ひいたかな」とか「何だかウイルスが体に入ってきたっぽい。だるいな」と感じる時ってありますよね?
そう感じたということは、あなたは既に何らかの細菌かウイルスに感染している可能が高いでしょう。
自覚出来るぐらいですから、”病気になった!”という体からのサインが脳に到達したことは確かです。
そんな時、あなたはそこで踏み止まり、2、3日安静にしていれば回復する方ですか?
それとも速攻で熱が出て、しばらく寝込んでしまう方ですか?
どちらのタイプかで、あなたの自然免疫が強いか、弱いかがわかります。
日頃から体の機能が健全に働いていれば、細菌やウイルスが体内に入った初期の時点で
自然免疫部隊の強力な衛兵達がきちんと細菌やウイルスをやっつけてくれます。
そのため、少し具合が悪く感じても、大事には至らないのです。
ところが普段から体調が不健康な方に傾いていると、いざというときに踏ん張りがきかず、
弱った自然免疫部隊の衛兵達は簡単に侵入者にやられてしまうことになります。
そうなると、普通の風邪でも1週間寝込むなどということになってしまいます。
細菌やウイルスが体内に入った時、早い段階で押さえ込むことが出来るのが自然免疫です。
そしてその初動の早さこそがこの免疫機構の強みなのです。
現代人には自然免疫が弱い人が多い
今回の新型コロナウイルスに感染した方達の中には、年齢が若くても重症化したというケースもあります。
その方の詳しい情報を実際に知っているわけではないので断定は出来ませんが、
もし肺疾患や糖尿病などの持病を持っていなかった場合、おそらく何らかの原因で
免疫力がひどく落ちた状態だったのかもしれません。
この辺りは憶測に過ぎませんが、一般的な見解として言えば、
20~30代など若い世代なのにウイルス感染で重症化してしまう原因の一つは、
自然免疫の脆弱さにあると思われます。
現代人は食生活の偏りや睡眠不足、ストレスの蓄積や過労による疲れなどが原因で、
自然免疫系が弱っている人が多いのです。
そういう状態の人のマクロファージは運動能力が低く、浄化機構であるオートファジーも
上手く機能せずに、各細胞の内にも外にもゴミが溜まった状態になっています。
細胞内や細胞間、血液・体液中のゴミは取り除いておこう
細胞の周囲や自身がゴミだらけでは、免疫細胞は充分に活躍出来ません。現代人が陥りやすい食生活の偏り・睡眠不足・ストレスの蓄積と過労は、
免疫機構の働きを自ら鈍くさせている原因に他ならないのです。
ですから、日頃から生活習慣を整えて、食べるものや飲むものに気を配り、
細胞の中や細胞間、血液・体液中にゴミが溜まらないよう注意しておくことは、
自然免疫力を上げることにおいてとても重要です。
自然免疫を強化するためのポイント
それでは、現代人が強力な免疫力を獲得し、維持していくためには
どうしたら良いのでしょうか。そのポイントを順にまとめてみました。
ポイント①:規則正しい生活を心がける
現代人の免疫力を弱めている原因の一つに、不規則な生活習慣が挙げられます。獨協医科大学の井原裕教授によれば、
「ホモサピエンス=人間という動物は、基本的に地球の自転周期に合わせて行動すると
体調が良くなるように出来ている」のだそうです。
ですから、自然免疫力を上げるには、出来るだけ、朝は起きて昼間に活動し、
夜には眠るような生活を習慣にすることが大切です。
夜更かしが癖になっていて、朝起きられない…なんて状況にあなたは陥っていませんか?
また、井原教授はこうも述べています。
「毎日同じ時間に同じ生活習慣を実行するというように、判で押したように同じパターンをとると
体調が良くなるように人間の体はプログラムされています」と。
元々人間の体には、体調が良くなる生活習慣がプログラムされているのです。
だからこそ今、その仕組みを活用することがとても重要であると私は思います。
ポイント②:積極的に運動をする
現代人に特有の身体状態といえば、“血流不足”です。以前と違い、日常生活で体を動かすということがほとんど無くなった現代人の暮らしにおいて、
意識的かつ積極的に体を動かして血流を良くすることは、血液によって
身体中に酸素や栄養素が行き渡りやすくなって免疫細胞も運ばれやすくなることに繋がるため、
自然免疫を鍛える上で重要なファクターだと言えます。
そして血流を良くするためには、大きな筋肉を動かす運動が効果的です。
身体における最も大きな筋肉というと、太股の前側にある大腿四頭筋と大臀筋と呼ばれるお尻の筋肉です。
具体的な運動内容としては本来ですと、歩幅を大きく、腕も大きく振って歩く「ウォーキング」が
オススメなのですが、コロナウイルスへの感染が危惧される現状ではあまり外に出て歩くことは
好ましいとは言えません。
そこで室内でも出来るスクワット運動などを取り入れ、人体の筋肉の大半が集中する
下半身を中心に鍛えていくと良いと思います。
下半身に筋肉がついてくると、そのポンプ作用で血流が良くなり、
血流中をパトロールする単球の活動も活発となって自然免疫アップを期待できます。
また体温が上がるというメリットもあります。
ポイント③:体温を上げる
今では良く知られていることですが、一般に35℃台の低体温が続いている人の体内では、癌細胞が増殖しやすいと言われています。
普段から体温が低い人は、異物への抵抗力が弱くなる傾向があります。
そのため、日常的に体温を上げる、体温を下げないようにするように心掛けておくことは大切です。
そこで、毎晩必ず湯舟につかって深部体温を上げてから眠るようにしましょう。
常に冷たい飲み物ばかりを飲んでいる人も注意が必要です。
出来るだけ温かい飲み物を飲んで、体内を温めるように心掛けてください。
体温を効率的にあげる、入浴のコツ
熱い温度のお湯に短時間浸かるのではなく、39~41℃ぐらいのぬるめのお湯に、10~15分ほど浸かるのが効果的です。
こうすると、体の奥まできちんと温まって免疫力アップにつながります。
ポイント④:腸内環境を良くする
免疫力を上げるのに、腸内環境の整備は欠かせません。腸に良い善玉菌を摂取しましょう。そのためには市販の善玉菌の整腸剤もオススメです。
また食品ではヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品は毎日、積極的に摂取したいもの。
お味噌汁を1日1回飲む習慣をつけるだけでも腸内環境はかなり改善します。
また、善玉菌が好むオリゴ糖、腸内の掃除に大活躍する食物繊維も同時に摂取すると良いでしょう。
ポイント⑤:自然免疫増強組成物を摂取する
自然免疫力を上げるためには、自然免疫増強組成物の摂取もオススメです。例えば、自然免疫増強組成物として世界34ヶ国で特許を取っているMREという成分をご存知でしょうか。
これは、自然豊かな九州山地にある汚染の無い土壌で採取された微生物を研究する過程で発見された「MRE菌」と、
チャーガや霊芝、田七人参やマカなど12種類の生薬などに由来する希少な原材料から作られた成分です。
このMREを摂取すると、細胞内の浄化システムであるオートファジー機能が高まり、
自然免疫力を底上げするためにはかなり有効な手段と言えます。
参考:MREラボ
感染症の予防や症状緩和に漢方薬も活用!
新型コロナウイルスによって混乱した現在の状況では、発熱し、体調が悪くなっても
すぐに医療機関を受診して、検査をしてもらえないケースが多々あります。
普通の風邪なのかインフルエンザなのか、それとも新型コロナウイルスに感染してしまったのかを判断出来ず、
自宅で療養するしかないというのはとても辛い状況ですよね。
そんな自宅待機の間に、家族間での感染を予防したり、熱や咳などの症状を抑えるために
漢方薬を活用することは有効な手段だと考えられます。
中国では、新型コロナウイルス感染から不調を生じた患者に対し、
既に複数の漢方処方(中国国内のみで流通している薬を含めてですが)を用いた治療を行っているとの情報があります。
そこで、ここでは、各症状に対して使うことが出来る、日本国内で入手可能な漢方薬を幾つかご紹介しましょう。
板藍根(ばんらんこん)
板藍根は、中国で昔から抗ウイルス素材として広く知られているものです。日本でも数年前に、インフルエンザの予防に板藍根の飴が人気を博し、
多くの流通が見られたこともありました。
この板藍根はただの流行アイテムなどといったものではありません。
例年のインフルエンザ予防に効果的であることが実証されてきた、頼りになる健康食品です。
銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)
銀翹解毒散は、発熱に用いる漢方薬です。漢方では「ウイルス性発熱疾患」のことを”温病(うんびょう)“と呼び、
熱を冷ます効果が高いとされる生薬の組み合わせが用いられます。
銀翹解毒散には金銀花、連翹、薄荷、羚羊角(レイヨウカク)などの生薬が処方され、
インフルエンザの発熱症状に効果的に用いられてきました。
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
「肺熱」といわれる肺や気道に起こる炎症を抑える石膏を主役とする処方です。発作のような激しい咳、喉の痛み、呼吸困難などの症状に用います。
藿香正気散(かっこうしょうきさん)
今回の新型コロナウイルス感染による症状の中に嘔吐・下痢が見られるとの報道がありました。嘔吐物や便からウイルスが検出されたとの情報もあり、気をつけたい症状です。
藿香正気散は、夏場の冷たい飲食物の摂り過ぎによる胃腸風邪や、
ノロウイルス感染の際にも治療薬として用いられます。
藿香、蘇葉、厚朴という芳香性生薬が3種類含まれており、
感染による悪心・嘔吐・下痢の症状をやわらげます。
「自分の体は自分で守る」という気持ちで
現在、マスクや消毒薬が手に入りにくく、私達の薬店に来られるお客様方にも
ご不便をおかけする状態が続いています。
幾らかある数少ない仕入れで入荷したものも、即座に売れていってしまいます。
国内のマスク工場は先月から24時間体制で製造をずっと続けているそうですが、
それでも病院や介護施設など、どうしてもマスクを欠かすことが出来ない医療機関への納入が優先されますので、
一般の店頭に充分な数のマスクが戻ってくることはすぐには無さそうです。
もしマスクも消毒薬も手に入らない状態になったとしたら、残る手段は何でしょうか?
今私達に出来ることは、万が一、新型コロナウイルスに感染してしまったとしても重症化しないように、
初期の自然免疫の段階でこの新型のウイルスを叩くことが出来る、
堅固な「免疫機構」を作り上げておくことではないでしょうか。
自然免疫は、いわば感染初期における頼れる盾。
そして、その盾は私達自身のちょっとした意識の切り替えや備えによって、
今よりも強くすることが可能なのです。
今回は、新型コロナウイルスの流行に際し、免疫についての解説とともに、
今私達が出来ると思われる対策方法を出来る限り網羅してお話ししてみました。
社会全体で協力して感染拡大の予防に努めること、
そして病気や高齢で免疫力の弱っている人達を何としても感染から守ることが最重要事項ですが、
万が一に備えて自分の中にある免疫機能を強めておくことは、決して無駄になることではないと思います。
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