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花粉症の原因とは?5人に1人が花粉症。私が花粉症になってわかった「花粉症を悪化させた食べ物」と「花粉症を改善するために食べた食べ物」。

花粉症の原因とは?「花粉症を悪化させた食べ物」と「花粉症を改善するために食べた食べ物」

2月後半ー3月から花粉症シーズンがスタートします!

去年、あなたは花粉症に悩んでいましたか。


私は花粉症に長年悩まされてきました。

花粉症の歴史や悲惨さをを語ると長いほど悩まされてきた一人です。

ただし、厳密にいうと、花粉症を克服した年もあり、
ストレスや多忙な日々の中、再度ダメになった(再発)した年もありました。

花粉症っていったいなんぞや。

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ところで、これほどまでに現代病として各雑誌やメディアでも取り上げられる「花粉症」。

中でも2月ごろからスタートするスギ花粉による罹患者は全体の半数程度を占めるほど深刻だそうですね。

以下のグラフをご覧いただくとわかる通り、これからが辛いときです。
これからの季節に備えたいところ・・・・

201802160065_box_img1_A https://weathernews.jp/s/topics/201802/160065/

かつてより急増したともいわれている花粉症。


一体、花粉は、いつから増えたのでしょうか。

なぜ昔はあまり、なかったのでしょうか?

そして、いつから社会問題になるまでに発展したのでしょうか。

1960年代から急増した花粉症

花粉症は戦後の国策「植林」が原因?!

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花粉症が認められたのが紀元前だという説もありますが、国内で認知されたのはだいぶ後の話でした。

花粉症が国内で初めに認められたのは60年代ごろから。
その時はブタクサによる花粉症が多かったのだそうです。

こちらも戦後の植林によるものだったようですが、
その後杉の植林が盛んになった結果、自然のバランスが乱れ「杉花粉」が爆発的に増えてしまったのだそう。

日本で1960年頃からスギ花粉症が急増した原因としては、農林水産省が推奨してきた大規模スギ植林が主に挙げられている。
日本では第二次世界大戦以後木材の需要が急速に高まったが、
一方で国内木材の供給量は不足気味で、林業の拡大と造林は 当時の日本において急務であった。

農林水産省は戦後に拡大造林政策を行い、その一環として各地にスギやヒノキなどの成長率が高く建材としての価値が高い樹木の植林や代替植樹を大規模に行ったが、その一方でスギ花粉の飛散量も爆発的に増加することになり、
大量のスギ花粉を曝露した日本人がスギの花粉症を発症することにもつながった。

高度経済成長を経て日本では林業が衰退し、木材も外国からの質が良くて安い輸入品に押されて国内スギの需要が低迷するようになったため、大量に植えたスギの伐採や間伐なども停滞傾向となり、
花粉症原因物質であるスギの個体数が増加していることも花粉症患者の増加傾向の要因となっている。

一方で近現代の日本の都市化により土地が土や草原からアスファルトやコンクリートなどの花粉が吸着・分解されにくい地盤となり、一度地面に落ちた花粉が風に乗り何度も舞い上がって再飛散するという状態が発生するようになった。

加えて排気ガスや工場からの排気などの光化学スモッグなどを長期間吸引し続けることでアレルギー反応が増幅され、スギ花粉症を発症・悪化させるという指摘があり、これら日本の都市化によって花粉症の発生の一般化が起こっている。
Wikipediaより引用


杉だけ、人工的に増えてしまった・・というのが一説。

それに加え、

都会の汚い空気に汚染された花粉が地面を舞って、
現代人の体内に入り込み、それを「異物」だと判断した現代人が花粉症になっている
・・という説もあるようです。

いずれにしても人間が自然に手を加えて、余計なことをしたために「花粉症」が急増したのは紛れもない事実のようですね。


一部では、花粉自体が原因ではない、という説もありますが、
海外では平気になった、とか旅行先では平気になった、という方も多いですし、
実際に植林がきっかけで急増をしていることからも「花粉自体」にも問題があることは間違いないのではないかというのが個人の見解です。

正しくは「花粉自体にも問題があるが、からなずしも花粉だけの問題ではない」というところでしょうか。

複合的な原因があって、花粉症という一つの症状になっていると考えられます。

近年言われている説をまとめてみます。

花粉症になる、考えられる理由


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1 国策とした杉の植林によるスギ花粉の急増

2 アスファルトが多いから花粉の行き場がなくなって都会を中心に花粉症が増加

3 排気ガス・放射性物質・農薬などと花粉が結合し、花粉症が増加

4 欧米食や農薬・添加物が増加したことによる、腸内環境悪化によるアレルギー疾患の増加

5 精神的ストレスとの関連性


どれも一理あると思いますが、
残念ながらどれも明日からすぐに回避できるような類のものではありませんね。

花粉症になる理由は複数説があるものの、
個人差もあり、「コレだ」といったことが断定しにくく、なかなか現代人が花粉症から解放される日は遠そう。

でも、花粉症にならない人も、いるのはなぜ?

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ところで、私も花粉症には学生時代から悩まされていました。
一時は30分おきに漢方を飲まなければしんどく、学校にも行けない、という重度なアレルギーになってしまったこともありました。

しかし、一般的に一度なってしまったら「治らない」とされている花粉症ですが、
振り返ると治った年もあったり、環境や体調によって悪化したり改善されたりするということが繰り返されていることからも、
食生活や生活習慣、環境によっても症状は変化する、ということが実体験としてわかってきました。

現に、同じ環境に住んでいても、全然平気そうな人もいるわけで、
体質・食生活・ストレス・環境などによって花粉症が悪化したりよくなったりするのではないかと考えています。

そんな私がこれまでに、オーガニック食材やスーパーフード、デトックス、マクロビ生活、ローフードetcあらゆることを試してみたからこそわかった、あんなことや、こんなことを今日はお伝えしたいと思います。

まずは花粉症が悪化した時期の食生活や習慣から。


花粉症がもっとも悪化した時の食生活と、習慣パータン2種を振り返って。

花粉症が悪化した時の食生活について 学生時代・ケース1

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このころ、私は学生時代でしたが、とにかく不摂生でした。
食費にかけるお金をすべてコスメに回していたほど。

振り返ると過去最悪の症状が出たのはこの時期。


〇乳製品の摂取・・一日1度は乳製品を摂取していた。(牛乳、生クリームなど)

〇添加物の摂取・・食品添加物の入ったチェーン店の安価な食品や市販のパンなどを摂取。

〇小麦類の摂取・・パン食中心だったころが最も悪化。

〇砂糖類の摂取・・甘いものが大好きで一日1箱くらいのチョコレートを食べていた。


花粉症が悪化した時の生活習慣について 学生時代・ケース1


次に花粉症が悪化した時の生活習慣を振り返ってみたいと思います。


〇睡眠不足・・遠い学校だったため、平均睡眠時間は5時間から6時間以内。

〇花粉の多い環境・・周りは林に囲まれた地域だったので花粉の量はたいへん多かった印象。

〇ストレスの多い環境・・人間関係やストレスの多い環境。


つぎに、社会人になって再度再発した時のことを振り返りたいと思います。

花粉症が悪化した時の食生活について 社会人時代・ケース2


「菜食」に近い食生活だったので、一時的に劇的によくなったものの、
再び多忙な生活に戻ることによって、数年後再発。

症状自体は学生時代ほどではありませんでしたが、
この時も一時的に漢方薬に頼らざるを得ない事態まで悪化。


〇外食多めの生活・・※ただし、VEGANやヘルシー、オーガニック風?をうたう飲食店がメイン。

〇雑食・・菜食中心ではあるものの、動物性のものを一部摂取したり、糖分や小麦類も摂取。ただし食品添加物の摂取は控える。



花粉症が悪化した時の生活習慣について 社会人時代・ケース2


〇ハードな仕事環境・・これにより睡眠時間が再度減る。夜更かし中心の生活。

〇都会・・都会で車の通りが多い、空気が汚いところで生活。

〇ストレスの多い環境・・都会生活などで疲れ果てていることが多く、やはりストレスフル。心にもあまり余裕がない。


悪化した時の特徴をまとめてみると・・


食生活が不摂生

外食に偏る・市販のものに頼る・安価なものを食べる。

どの食品がどう作用したかまでは不明ですが、何が使われているかわからないもの(外食・市販のもの)を食べているときほど症状が悪化しました。

睡眠不足

睡眠が少ない日は花粉症が悪化。逆に睡眠が十分に足りていると感じた翌日は、鼻水の量がかなり減り、楽に過ごせていました。

ストレスフル

ストレスが多い環境は腸内環境を悪化させるということが分かっていますが、精神的なストレスが多くなればなるほど、花粉症が悪化。


花粉症というつらい症状を抱えながらも
色々なものを食べて一日単位で体調・症状をウォッチしていきました。

そうすると実に細かい変化ではありますが、少しずつ変化や兆候が見えてきたのです。

そこで大体予測(そして個人差あり)にはなってしまいますが
明らかに悪化させるものと改善させるものがわかってきたので、ここでご紹介をしていきます。

私が花粉症になってわかった
「花粉症を悪化させる食べ物」と「花粉症を改善させる食べ物」。

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※あくまで個人的な経験・体験に基づく主観的な内容になりますため「可能性が高い」という記述をさせていただきました。


「私の花粉症を悪化させた可能性の高い食べ物」


乳製品


乳製品を毎日頻繁に摂取していた時の症状悪化レベルはそれは顕著でした。
中でも乳製品+糖類+炭水化物は最悪でした。

私が昔大好物だった、「生クリームたっぷりのロールケーキ」と「菓子パン」は諸悪の根源だったと断言できます。

砂糖

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砂糖の常食も間違いなく悪化の一途をたどることになるといえます。

毎日お菓子が手放せなかった砂糖漬けだった時が過去最悪の症状でしたし、
砂糖類が腸内環境を含めた体内に深刻な影響を及ぼしていることはエビデンスデータがなくても明らかでした。

外食・農薬・添加物

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コンビニ・チェーン店は言語道断ですが、
社会人生活の中で、つい忙しくて外食に頼っていた当時、急に花粉症を再発したことから私が思ったのは、
外食産業の食材の安全性についてでした。

野菜がメインだったり、外観的には「オーガニック」を装うナチュラル系の店ばかりを使用してかなり気を使っていたにも関わらず
症状が悪化したことは、ショック以外の何物でもありませんでした。

パッと見は安全そうでも、実情はそうではないお店もたくさんある、そう感じます。


オーガニックの野菜を使っているといいながらも実際は、ほとんど減農薬を使用していたり、
オーガニックの食材はごく一部であとは原価の低い農薬を使用した野菜であったり・・そんな現状は想像に難くありません。
(もちろん優良なお店もあると思いますがごく一部でしょう)

私たちは毎日「農薬」を食べている。飲食店とスーパーの裏側で行われている信じがたい危険な行為。

原因の一つには、外食店で繰り返し使われる油の酸化(トランス脂肪酸)もそうですが、
食材に用いられる石油由来の農薬や化学肥料も一因になっているのではないかと睨んでいます。

オーガニック食材のみを使った自炊を増やすようにして幾分か改善したことからも外食に偏るリスクは計り知れないと考えます。

揚げ物や焼き菓子/小麦類・特にオーガニックではない小麦


揚げ物や焼き菓子を食べると、途端にアレルギー症状が顕著になることが幾度も見受けられました。
市販のパンや小麦類も同様の症状がみられました。

古代小麦だとアレルギー症状が起こらない人もいるそうで、全て古代小麦であれば問題なかったのかもしれませんが、
これは試していないのでわかりません。

グルテンやAGEによって腸内環境が悪化したことによるものだと思われますが、やはり腸内環境とアレルギー疾患は密接な関係性があるといわれる説は正しい可能性が高いということです。

次に私が試してみて「よくなったなあ」と感じた食べ物について紹介していきます。

因みに、医学博士の木村聡子先生によると「食べ物が直接的に花粉症を治すというケースは、科学的には実証されていません。」
とのことで食べ物との関連性は西洋医学的に(?)のようですが、
しかし、逆に言えば、直接的ではなくても、間接的に腸内環境をよくするものを食べることによって改善する可能性はあるのではないでしょうか?


「私の花粉症を改善させるために食べた食べ物」


口に入れる食品をほとんど(8割~9割)オーガニックにシフト。


これ、とても重要です。
どの野菜を食べるか、より「オーガニック」であることのほうが重要です。

一袋750円以上するナッツや1パック800円以上するオーガニック卵はやや高いかな?と感じることもありましたが、
体へのことを思うとオーガニックを選ぶ価値があると考え、アレルギーのリスクとなる可能性のあるものは排除するために目につくものは出来る限りすべてオーガニックに。

仮にオーガニック見当たらない品であっても、残留農薬の恐れの少ない優良な無添加食品を食べることに徹しました。
外食産業ではどのような食材が使われているのかわかりませんが、自分で買ったり作ったりすればオーガニック食材は手に入ります。

アサイースムージー


アサイースムージーを(常温・無糖タイプ)を無調整の代替ミルク(豆乳・ライスミルク等)を使って毎朝飲むようにしました。
重要なのは冷凍できんきんに冷やしたものは使わない・そして甘味料は加えないということです。

冷やしたものだと体内が冷えてしまい逆効果に働くので事前に解凍しておくといいでしょう。
甘みは加えるにしても少量のマヌカハチミツや少量のバナナ(2分の1)程度にし、甘さは感じないレベルにすることが重要です。

アレルギーの原因ヒスタミンという物質の発生を抑制する、ポリフェノールが配合されているのが特徴で、
ブルーベリーの約18倍もポリフェノールの配合率が高く、テオブロミンというリラックス作用のある成分も含むためストレスが過多になりがちな方におすすめです。

この習慣で便通が良くなり、症状も改善されました。

モリンガ


上記の「アサイースムージー」の中に必ず入れていたのが「オーガニック・モリンガパウダー」です。
大匙1弱入れ、かつ毎日4粒ほどタブレットタイプのものを飲むようにしたことでデトックス効果が増し、それ以降便秘になった記憶はありません。

花粉症との関連性はおそらく気のせいかと思って調べてみたところ、学術論文においても以下の内容が示唆されておりました。
特定のアレルギーにおいて効果を発揮する可能性があるとして発表がされていました。
私がおすすめのモリンガについて

雌マウスにスギ花粉アレルゲンを5回感作した後,
腹腔内にアレルゲンを投与して好酸球を集積させるI型アレルギーの遅発相モデルを作製した.
このモデルに対して,モリンガ(Moringa oleifera)の葉を3種の混合比(0.3%,1.0%および3.0%)で混じた粉末飼料を自由摂取させ,好酸球の集積および血清中の総IgE量に対する影響を調べた.

通常の飼料を与えた対照群と比較してモリンガ葉を0.3%および3.0%与えた群は,総白血球数および好酸球数で有意な低値を示した.血清中総IgE量では対照群と比較して3.0%のモリンガ葉を与えた群が有意な低値を示した.
以上の結果より,モリンガ葉は経口的に摂取することでI型アレルギーに対して抑制作用を有する可能性が示された.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/58/12/58_12_604/_article/-char/ja/


さらに、

広島県食品工業技術センターの検査により、モリンガは、抗アレルギー活性(ヒアルロニターゼ)が、10割の数値を示していると発表されました。

このような記述もあり、やはり抗アレルギーとの関係性があるようです。
花粉症に悩まされている方はお勧めだといえます。

ビタミンC

ビタミンCタブレットは、週に数回程度、夜寝る前に2粒ほどいただいていました。

ビタミンCは抗酸化物質も増やすことから免疫力の調整によく、またアレルギーの原因となるヒスタミンに対抗する力があるとされています。ただし、化学由来でできた100円~500円などの安価なビタミンCは安価なりの理由があるので質の良いものを選ぶことが重要です。
私は以下のものを使用していました。

ドイツ産・ビタミンC

ロー・マヌカハニー

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マヌカハニーは以前から愛用していましたが、
アーユルヴェーダでは体内毒素を浄化してくれる食べ物として、花粉症もに良いといわれていることもあり、
気が向いたときに週に2-3回、夜寝る前にひとさじ程度、口に含ませてから眠るようにしていました。

抗菌性の高いMG200またはMG300以上のものを摂取するように心がけていました。
花粉症から喉を傷めて風邪に発展する人が多いようですが私はこれを始めてから1年以上風邪をひいていません。

私が使っていた、オーガニック・マヌカハニー

玄米珈琲

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玄神ともいわれれる玄米珈琲。解毒作用が圧倒的に高いといわれるので有害物質の解毒のためにも飲んでいます。
週に1-2回、体が冷えたと思ったときに、夜に飲んでいました。

ソイラテのようにして飲むとかなりおいしいのでお試しあれ。

お勧めのオーガニック・玄米コーヒー


ヴィーガン乳酸菌

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花粉症対策にヨーグルトとはよく知られたものですが、私は健康的観点からミルクなどの乳製品を控えているためヴィーガン乳酸菌をチョイスしました。
根本的に腸が荒れているとアレルギーになりやすくなるので、日頃から整えておくことは重要です。

オススメのビーガン乳酸菌


黒ゴマをふった玄米とみそ汁・発酵食品

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朝はスムージーやRAWのナッツなどを少量食べ、午後~夕刻には加熱したヒジキや切り干し大根、オーガニックの野菜、無農薬玄米(ごま塩)、みそ汁(2杯)をマストで食べていました。
外食に頼るのをやめて、かなり改善されたように思います。

オススメの玄米


小食・断食・1日1.5~2食未満の食生活


花粉症がひどくなった時に心掛けたのがプチ断食と小食。
個人的にはこれがとてもよかったように思います。

花粉症が軽減されることはもちろん、圧倒的に風邪をひきにくくなったのが大きな成果でした。
特に小食になろうと思ってなったわけではなかったのですが、そのほうが症状がよくなって楽なので、
自然と一日1.5食生活に落ち着きました。

1.5食というのは、朝のRAWスムージー(0.5)と、
昼~午後におなかがすいたら食べる和食中心の生活(1)。

これに、0.5の間食があっても、2になります。

小腹がすいたときは少量のナッツ、ソイラテ一杯(早い時間)、無農薬のドライフルーツ(糖度低めのりんご)、などをいただきました。できるだけ糖質の少ないものを選び、小麦パンやマフィン、焼き菓子など腸に負担をかけやすい食べ物は避けました。

肝心なのは「12時になったから何かを食べる」のではなく「おなかがすくまで何も食べない」ということ。

時には15時過ぎに昼を食べることもありましたが、これによって無駄な間食が防げたり、何度も食べないことによって、食べすぎることがなくなりました。

良質なオイルの摂取


トランスファットの含む悪質なオイルは体内の炎症の原因となり、腸内環境にもよくない影響を及ぼします。
そのため、花粉症を悪化させてしまいます。
アトピー性皮膚炎の方も低品質なオイルは厳禁ですが花粉症も同じです。
良質なオリーブオイルや、ココナッツオイルなど出来る限り酸化の少ない新鮮で酸度の低い高品質なオイルのみを摂取するように心がけました。

おすすめオリーブオイル

無農薬の三年番茶

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のどが渇いたときは白湯や三年番茶、余分な水分を出す「ハト麦茶」も飲みました。
花粉症には自然療法の中で塩番茶がいいといわれていますが、気分に合わせて私はこれも取り入れました。
塩番茶は、東条百合子氏も太鼓判を押している有名なレシピです。大好きな珈琲はAMや昼の早い時間にとどめるなど工夫をしました。

感想

安全性の高いものを選ぶためには、受け身の姿勢ではなく、ある程度自分で選ぶ姿勢が必要になります。
しかし、意外かもしれませんが、一つ言えるのは、外食など便利なものに頼っているときより明らかに安上りになるということでした。
節約を目的として始めたことではないのであくまで「結果論」となりますが。

ほとんどすべてをオーガニックな食品にシフトさせると聞くと「とんでもない金額がかかるのではないか?」と恐ろしく思うかもしれませんが、
たかが知れています。ブランドの洋服のほうがよほど高いです。

むしろ、実際には質の良いものを食べているおかげで栄養素がUPしたせいか、
圧倒的に1食あたりの満足度が高くなり、全体的に食べる量も減り、余計な外食が減った分だけ無駄な出費も減ったと思います。

一食当たり1000円~3000円かけて食材の質の低い飲食店等に毎日行くくらいなら、
質の良いものを自分の目で確かめて購入したり、食材にもしっかりとこだわった良質なレストランに一度行ったほうがいいのでは、と思います。

おまけ:花粉症を悪化させる生活習慣

案外需要&馬鹿にできないと思うので最後に・・
以下の2点は想像以上に、大きな悪影響を及ぼしていたと思います。


睡眠不足


私の場合、夜更かしをしたり睡眠時間が少なくなる平日に、目に見えるまでに悪化しました。
これは「気のせいレベル」ではなく、睡眠不足がホルモンバランス・自律神経の乱れ・免疫力の低下・・などあらゆる弊害を引き起こす一因となることで体調面に影響が出ていると考えられます。
睡眠時間が多くなりがちな休日に改善されることからも、睡眠時間と花粉症の関連性は深いことは想像に難くないでしょう。

心身のストレス・疲労


何かに追い込まれたり、忙しくなるなどして追いつめられると決まって症状が出やすくなりました。
これも気のせいではなく、ストレスによって、免疫のバランスが崩れて花粉症になりやすくなることが解明されています。ストレス度の高い都会人にも花粉症罹患率が高いといわれており、花粉症の人はできるだけストレスをためないように気を付けたほうがいいと思われます。

最後に

ちょっと長くなってしまいましたが、以上が私の経験・体験を踏まえた「花粉症対策」です。

試行錯誤していろいろな食品・習慣で試したところお伝えした内容が効果的だと判断しました。
今回の経験談を一言でまとめると「何事も過信するなかれ」です。
そして「自分の体しか本当の答えは知らない」です。

世の中の有名人がああだこうだいろいろなことを言ったり、欧米からのブームなどをはじめとして多くの健康情報が出回ります。
消費者は一つ一つ情報に惑わされます。

(自分の体を信じるのではなくなぜか他人の言うことばかり信じるのです。)

ブームに乗って、レストラン・カフェをはじめとしたオーガニック(風)なお店も増えてきていますね。
しかし、何においても、過信することはリスキーです。

その食べ物が本当に安全かどうかは、きっと自分の体が教えてくれるはずです。
それほどまでに体は素直に反応します。

何が使われているのか・何が入っているのか・どのような工程で作られたものなのか。


これは、自分で体験したり、自分の目で見て確かめたりするほかないのかもしれません。

目先の利益より将来の健康。

もちろん今回ご紹介したのはあくまで私の経験。
体質に個人差があるので誰にでも効果的!なんて魔法のようなことはないですが、
少しでもあなたのつらい花粉症やアレルギーを改善させるためのヒントになることを願っています。

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