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朝起きたばかりなのに疲れている・・それミネラル不足では?

時代を変える生物農薬って何?化学農薬の代わりになる「生物農薬」のメリット|自宅の庭に応用できる簡単テクニック

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農薬によるミツバチの大量死など、多くの問題が生じる化学製品を用いた今日の農業。
これに対し、環境汚染や人体への悪影響を防ごうと研究が進んでいます。

その主役は「昆虫」「菌」「寄生虫」なのです。

「あれれ、妙に小さい主役?」
「これって、人間の敵になるものじゃない?」という疑問も生じてきますね。
特に虫嫌いな人は、虫をお金を出して買って農薬にするなんて考えたくないでしょうね。
でも、彼らは雑草や害虫を食べるプロです。

その働きぶりに農水省も注目しているのです。
小さな生き物が、環境保全の調査の役に立っている例も併せてご紹介しましょう。

開発が進む「生きた農薬」

生物農薬とは


・菌類
・寄生虫
・天敵となる昆虫類


こういったものを使って、除草、駆虫などを行っていくのです。
ナミテントウ剤等普段身近にいる虫に「剤」の文字がついて農薬登録されています。

畑も腸も微生物が救う?


□ 殺菌
□ 免疫増強
□ 成長促進
□ 成長抑制(徒長などを防ぐ)
□ 殺虫
□ 害虫忌避
□ 鳥獣忌避
□ 除草


こういった働きを生物農薬はします。
特によく使われるのが微生物ですね。
逃げませんし、増やしやすいのが特徴です。

虫に寄生して羽化できなくしていく菌や、
バチルス・チューリンゲンシスなどの殺虫性たんぱく質を作る菌が有名です
他にも、バチルス・ズブチリスという菌は、
他の菌と栄養の奪い合いをしますので、殺菌効果があります。

バチルス属には、人間の食中毒を引き起こすセレウス菌などもいます。
ただ「ネイチャー」誌に掲載された論文によると、
黄色ブドウ菌という体内に常時いて免疫力が落ちると食中毒や、
皮膚感染を起こす菌を排除する成分をバチルス属の菌が作ってくれることが分かっており、
さらに生物農薬だけではなく、腸内環境の改善に役に立つのではないかとの研究も進んでいます。
無論、生物農薬は魚、ラット、人間で病原性がないことが分かっている菌のみ、
販売が認められているので安心ですね。

市販されている「虫の農薬」は生きている!

最近は特に,放飼増強法が普及しつつある.
利用される生物農薬としては,大量生産された生きた天敵を製剤化し,商品化したものが多く市販されている.
生物農薬は化学合成農薬に比べ開発コストが安く,抵抗性が発達しにくく,環境リスクが小さい(van Lenteren,2012).
生物農薬のうち,節足動物天敵は,我が国では天敵農薬と呼ばれる.

「天敵の放飼増強法に関する歴史と最新情勢矢野 栄二 *」

生物農薬の中で特に目立つ(欣也寄生虫に比べて大きさも大きいという意味でも)のが天敵農薬です。
アメリカではテントウムシや、カマキリ(生物農薬としては登録されていないが、
土着天敵として梨畑などで日本でも活躍している)パックになって売られているという報道を見たことがあります。
虫嫌いな人が見たら、飛び上がりますね。

日本でも通販でさなぎや幼虫の状態が封入されたカードが農薬として売られています。

天敵農薬のメリット

□ 開発時に動物実験をしなくて済む(もともと虫)
□ 開発費用が安く済む(生きているのを増やす方法を開発する必要がある)
□ 周囲に拡散しても生態系への被害が少ない


即効性を望むのであるならば、沢山放す必要がありますが、
少し時間がかかっても良いのならば、自然に繁殖するのを待つ方法もあります。

餌となる害虫が生存できる環境だということは、天敵である生物も過ごしやすいと考えられるからです。

天敵農薬の問題点

□ 生き物を「大量生産」「品種改良」して使うという倫理面
□ それまではいなかった地域に定着してしまう恐れがある


ナミテントウは諸外国で問題になっている虫です。

生物農薬は外来種を生んでしまう可能性があり、
昆虫類は脚や翅がある農薬なので、いつの間にかどこかに飛んで行ってしまったり、
他の動物に食べられてしまうという問題もはらんでいます。

その為販売されているナミテントウなどは、
飛翔力が低い個体を掛け合わせて飛ぶ力を減らしているそうです。
通販サイトを見たら、ハウスの中で使うのがおすすめとのことです。
家庭菜園に使うのは少し難しいですね。

消費者も知っておきたいIPMと生物農薬

総合的病虫害、雑草管理農業の世界で注目される訳


今、農業の世界で注目されているのが、IPM、総合的病虫害、雑草管理です。

□ 可能な限り化学的合成の農薬の使用を減らす
□ 現状で可能なすべての防除手段を検討し、講じる


具体的な手法としては生物農薬や天敵の利用の他に、
同じ作物を作り続ける連作を行わないといったものがあげられます。

こういった取り組みは人体、環境への負荷を軽減もしくは最小限にする事が目的で、
農業者、消費者双方にメリットがあります。

農業者へのメリット

□ 導入コストが安く済む
□ 安全な農作物として消費者に売り込める

消費者へのメリット

□ 環境、人体の健康へのリスクが少ない農産物を購入できる

化学農薬が及ぼす影響

化学農薬が及ぼす影響は次のようなものです。

□ 野菜や穀物、果実を食べることでの悪影響
□ 水質の悪化・水産物への化学物質蓄積
□ 水産物の養殖へのダメージ
□ 水生生物の大量死
□ 土壌への化学成分の蓄積、有用な菌の失活
□ 生態系破壊
□ 養蜂への悪影響・受粉が出来ないので農作物不作
□ 薬剤耐性害虫の出現
□ 害虫の天敵昆虫が減少
□ 鳥類の減少(特に植物を食べる虫を食べる類、魚類をたべる種への影響が大きい)
□ 熊やイノシシ、サル等人の側にいる生物への悪影響
□ 牛乳、食肉等への影響
□ 蜂蜜に毒素が蓄積


畑や田んぼだけで採れるものが影響を受けているのではなく、
食べ物全体が影響を受けるのが化学農薬です。

特に養蜂家は、農薬の過剰使用によって大きな影響を受けてしまいます。
2019年4月に東京・恵比寿でミツバチの分蜂が起こって大騒ぎになりましたね。
あのように、都市部でも少し緑があれば、養蜂は可能な産業なのです。

そのため、総合的病害虫防除・雑草管理が必要になっています。

① 輪作、抵抗性品種の導入や土着天敵等の生態系が有する機能を
可能な限り活用すること等により、病害虫・雑草の発生しにくい環境を整えること

② 病害虫・雑草の発生状況の把握を通じて、
防除の要否及びそのタイミングを可能な限り適切に判断すること
③ ②の結果、防除が必要と判断された場合には、
病害虫・雑草の発生を経済的な被害が生じるレベル以下に抑制する多様な防除手段の中から、適切な手段を選択して講じること

「総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針」

この三点がIPMのメソッドです。

現実に作物を作ってみるとわかるのですが、連作をすると実や葉、根の状態が悪化します。
細菌なども生じやすくなってしまうので、葉っぱが溶けるということもあります。

それを防ぐために、農薬を使うのですが、
農薬を使うと食の安全性が担保されないうという悪循環が起きてしまいます。

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生物多様性の回復は環境アセスメントで判断しよう

その① 蝶で調べる


総合的病害虫防除といっても、既存の化学農薬に比べ、
環境負荷がどこまで軽減するかは客観的に調べなければいけません。

環境アセスメント、環境評価の指標の一つになる昆虫として蝶がいますが、

□ 昼行性であり、観察が用意
□ 環境アセスメントの評価方法が確立されている種である
□ 愛好家が多く、情報量が多い
□ 外観で種を識別しやすい
□ 種の数が多すぎず、少なすぎずちょうどよい


こういった理由で研究者が農薬のリスクや周辺環境の安全性などを調べるのに使います。
私も自宅で蝶の種類の記録を行うことがありますが、植生によって分布がはっきり分かれるのです。

アゲハチョウの仲間の中で、カラスアゲハ等は特に食のえり好みが激しく、
幼虫は山椒等特定の木がないと生活できません。
逆に、シジミチョウは非常に強い蝶で、雑草が少量生えているだけで生きていけます。
多くの種類の蝶が見られる=植物の多様性がある」ということですね。

植物に多様性があるということは、除草剤を使っている確率も低い、
農薬の使用量も多くはないということでもあります。

チョウ類は農薬の中でも今問題になっている、ネオニコチノイド系の農薬に悪影響を受ける種です。
ネオニコチノイドは、ミツバチの大量死の原因にもなる農薬です。
蝶のカウントはその点で非常に大切なのです。

当家の場合は野菜類を育てるようになってから、幾つかの種がやってくるようになりました。
蝶自体もポリネーター(ミツバチなどに代表される花粉の運び屋。果実などが実るのに欠かせない存在)です。

都市順応型蝶の代表例

アオスジアゲハ キアゲハ ナミアゲハ ヤマトシジミ モンシロチョウ等

都市部ではあまり見られない種。通常は山林や畔に暮らす種

モンキアゲハ カラスアゲハ ゴマダラチョウ等

こういった種が、横浜近郊の畑でも確認できます。

現実の研究はもっと希少な種も使うのですが、
環境アセスメントを行う研究者もシジミチョウなどよく見る種にも注目しますよ。

英国では、市民が協力して全国規模で蝶を指標とした環境アセスメントが行われています。
蝶などをカウントして環境評価する方法は、トランセクト法といって、
他にも海辺などでよく用いられています。

その② ミミズで調べる


ミミズの数も応用できます。

土壌分解者としての役割を持つ生物で、堆肥づくりに大活躍します。
彼らは森林での調査でカビが生えたエサ(落ち葉)が嫌いであり、特定の糸状菌が多い場所では活動しないことが分かっています。

ミミズの分布で土中の菌の状態が1部分わかるのです。

有機肥料をまき始めたときはまだ分解されていないので、ミミズがやってきますが、
競合する生物や菌が増えると数が落ち着きます。
また、ポストハーベストなど農薬を使うとミミズも減少します

IPM実践には生物多様性を保つことが必要です。
生物農薬を使用して環境に効果があるかなどの評定にも、
こうして生物を使うことが出来ることも知っておきましょう。

家庭菜園を作るときに役立つ知識です。

総合的病虫害防除を実践するためにチェックしたいこと

相手は生物であることを忘れずに利用しよう


□ 周囲の環境を整えられるか
□ 近隣住民に迷惑が掛からないか
□ 持続可能か


生物農薬は相手が微生物や、昆虫類なので環境を整えてやらないと「死んでしまう農薬」です。

インターネットで幾つかの微生物を使った農薬や、
昆虫類の生物農薬を入手できますが、購入前に使い方を確認しましょう。
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虫を使うか、鳥を使うか


農業という観点からいうと天敵農薬は、節足動物(昆虫、クモ等)の方が多いです。
飛翔力や大きさがちょうどよいのです。

ただ、一般家庭のベランダや庭には、虫が生きていけるだけの植物がありません。
そのため、ツバメなどの益鳥に頼る方が現実的です。
自然に存在していますし、環境を整えるだけであちこちからやってきます。
ただ、鳥の糞や感染症が問題になることがあるので導入には注意が必要です。

他に鳴き声も鳥類を害虫防除に使う時には注意が必要です。
庭に茂みがあるので、そこに野生のウグイスがやってきて、
早朝5時から散々部屋の前でさえずって、
人間が起きてしまうという困りごとを経験したことがあります。

人の居住空間から少し離して呼び込む方がお互い平和です。

昆虫類でも受粉の助けになる蜂の仲間や小型のクモは小さなスペースでも生活できるので、
共生できるように環境を整えましょう。

問題がないなら鳥のために餌台を作ってやる


リンゴ等をベランダに置いてやると、シジュウカラ等の益鳥がやってきます。
近所への配慮も必要ですが、問題がないようなら鳥を呼ぶと、庭の木につく虫を取ってくれます。
餌は人間が食べなくなったパンくずや、古くなったミカンでも大丈夫です。

白い花はミツバチを集める


蜜源植物という、蜂蜜の採取に役立つ植物(毒がないものを選ぶ)庭やベランダに置くと、
果物や野菜の受粉の助けになる蜂の仲間を呼びます。

白や黄色の花を益虫たちは好みます。
メジロ(益虫)も梅や野バラの花が大好きですよ。

ナニワイバラ、モッコウバラ等春先に咲くバラの仲間のアーチは、
クマンバチやミツバチの憩いの場になります。

アーチの側に、水場を作ってやると鳥が水浴びをしたり、
蜂たちが暑い日に水を飲むことが出来る場所になります。
ボウフラが少し心配ですが、水場があると昆虫や鳥が暮らしやすい環境になります。

害虫も出るんじゃないか」と心配する人もいるかと思いますが、
害虫がいる場所に捕食者が住める茂みや水場があり、
安全性が確保されていることが分かれば、捕食者がやってきますから心配は要りません。

自分で可能な菌や植物界の住人の活用

米のとぎ汁と乳酸菌(ヨーグルトホエー)

白菜の病気に実際に乳酸菌は使われています。
家庭でもこの方法なら菌を活用できます。

ただし、有用な糸状菌や乳酸菌は化成肥料があると働きが弱まってしまいます。

ぬか床を活用する

ぬかに少量のぬか床を混ぜて、発酵させたものをぼかしといいます。
乳酸発酵の食品なので、ホエーと同じ役割を果たします。
ぬかは乳酸菌が大好きな「ご飯」の一つなので、土中の菌のバランスを大きく変えてくれます。

植物も利用する

生物農薬といえるか分かりませんが、
獣害にお困りの方は、棘のあるバラなどで畑をかこったり、
ミントやかんきつ類など匂いの強いハーブを置いておくと良いです。

プランターや畑を猫が掘り返すということはどの家でもあり得ます。
ハクビシンやアナグマが出る地域が東京でもありますので、トゲトゲの垣根は有効です。

生物農薬の名前がないころから、
生物と農業は共存してきた


生物農薬に関して、個人的に感じたことは、
子供のころから田畑で見聞きしたことと似ている」というものです。
品種改良には若干引っかかりを感じますが。

昔の家は洗濯機が外にあったので、そこに蛇が住み着きます。
それは「ヌシ様」と呼ばれていました。

ネズミの防除や地震予知をしてくれるからです。

猫なども同様の理由で大事にされていましたし、
益鳥のツバメが巣をかけると縁起が良いなどの口伝が残っています。
自然のことは、そこに暮らす虫や鳥、動物たちの方がよく知っています。
小さな「プロフェッショナル」に、田畑の困ったことを任せる時代にまたなっていくのかもしれないですね。

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参考文献


「身近な生きもの調査「ツバメの巣調査」中間とりまとめについて」
「野菜畑土壌中における乳酸菌の動態 – 農研機構」
微生物生態学:バチルス属細菌は病原性黄色ブドウ球菌の定着を排除する」
「生物農薬」
「都市緑地におけるチョウの多様性と環境要因の解析(平成 25年度)」
ミミズ個体数と植生および土壌環境との関係
「チョウ類調査 – 生物多様性センター」
「生物多様性保全に配慮した農業生産の影響評価とその促進方策」
「暴露時間の関数としての毒性」
「農薬工業会


「天敵の放飼増強法に関する歴史と最新情勢矢野 栄二 *」

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