ほとんど排出出来ず体内に蓄積する経皮吸収された有害毒素ほど怖いものはない。毎日使うもの、見直してみませんか?
衣、食、住、生きていくうえで必要なこの3つ。
今の時代は、自然のものと化学的なものが、混ざり合い、今までの価値観が見直され始めています。
現代は自然の恩恵、化学の恩恵どちらも受けて成り立っていますが、
「このままでいいのだろうか?」
と立ち止まっていたり、様々な気づきを得て、
より自然と調和する暮らし方・生き方を選んでいる人が
多くなっているのではないでしょうか。
今日考えていきたいのは「衣」の部分、経皮吸収についてです。
IN YOUでもたびたび色々な記事を通じてお伝えをしてきましたが、
人間はすぐに忘れてしまう生き物。
おさらいも兼ねて読んでみてはいかがでしょうか。
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画像:アトリエふわりhttps://www.atelierfuwari.com/
皮膚から吸収される経皮毒は、
口から入る毒素より、排出率がたったの1/10
口から入る毒素は、経口毒。
肌から入る毒素は、経皮毒。
食のこと、健康のこと、色々な知識がついてきて、意識的に食べるものは気を付けていても、案外変わっていないのが身に着けるもの。
けい皮毒は「科学的な根拠がない」として軽視する意見も飛び交いますが、本当にそうなのでしょうか。
経口毒は肝臓などの臓器のおかげで90%排出できるように体ができているのに対し、経皮毒に関しては、その逆で、たったの10%だと言われています。
現代においては食べ過ぎな傾向があり、体の中できちんと排出できないまま、次々と食べ物が入ってきて、
体の中に不要なものが溜まり、排出を助けるファスティングやデトックスなどが注目されています。
皮膚の役目
私たちの皮膚は、汗をかくことにより体温を調整したり、保湿、外界の物から内部組織を守ったりという機能があります。
外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されており、
皮膚の外側には「皮膚膜」という天然クリームという名のある、天然の膜があります。
画像:http://www.sengan-sos.com/column/sengan/sengan_01.html
その膜には善玉菌の微生物「常在菌」が棲みついており、
そのおかげで、紫外線、病原菌、化学物質や薬品などが皮膚に侵入するのを防ぎ、皮膚を弱酸性に保ってくれます。
きれいにしているつもりが肌の状態を悪くしている合成界面活性剤
ここで問題なのは、シャンプーやハンドソープ、化粧品、お風呂用洗剤や食器洗剤、洗濯用洗剤など多くの日用品や美容品に含まれている
「合成界面活性剤」です。
合成界面活性剤は皮膚にもともと備わっているバリア機能が低下し、
化学物質の影響で常在菌自体も洗い落としてしまうため、肌がかさついたり、炎症が起きやすくなってしまいます。
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¥ 10,263 (税込)それは皮膚の分子量と関係しています。
皮膚の分子量は500以下の成分で
脂溶性のものを通す
とも言われています。例えば上に挙げたように日用品などに含まれる溶剤や合成界面活性剤、
それ以外には保湿剤に使われるプロピレングリコールや
歯磨き粉やマウスウォッシュなどに使われるラウリル硫酸ナトリウム塗り薬や湿布などに含まれるインドメタシンやボルタレンなど
化学物質の多くは皮膚の分子量よりも小さいため、
皮膚から吸収され、その化学物質はそのまま肌の奥まで吸収、
蓄積されていき、血液にのって全身にめぐっていきます。
一方で、分子量が大きいものは美容品などでよくみられるヒアルロン酸は分子量は約100万、コラーゲンは約30万と言われているため、
分子量が多きすぎるため、皮膚を通り抜けることはありません。
皮膚から吸収されるのは3パターン
美容の勉強をしたことがある方はご存知かもしれませんが、経皮吸収には3つのパターンがあります。
●毛穴や汗腺いから吸収される場合(附属器官経路)
●細胞と細胞の間から吸収される場合(細胞間隙経路)●細胞内を吸収する場合(細胞実質透過経路)
参考:http://www.saravio.jp/labo/skincarescience/4/
吸収のされる量は、細胞と細胞の間を通る場合と、
細胞内を通る場合が多く、毛穴や汗腺からは2%程度と言われています。
それぞれの臓器のよって異なる毒素の吸収率。
IN YOUの読者の皆さんは、ご存知の方も多いかと思いますが、角質層の薄いところほど吸収されやすい傾向があるため、
それぞれの部位によって経皮吸収率が異なり、
一番吸収力が高いのが性器です。
まずは市販で売られている石油由来の生理ナプキンを
オーガニックの布ナプキンへと切り替えていくことから始めていきましょう。
布ナプキン、私も使っていますがとっても肌の心地が良くて、
自分の身体を労わる気持ちが自然と増してきます。
一度使ってしまうともう使い捨ての紙ナプキンは使えません。
布ナプキンを使用すると心地よさだけでなく、
生理痛が改善されたり、アトピー性皮膚炎の炎症が抑えられたりと、体へのダイレクトな影響を感じる方も多いはず。
洗って何度も使えるので環境にも配慮していて、経済的です。
女性にとっては、月に一回行われる体のデトックスである生理。
月のリズムとも関係しており、生理のタイミング、生理痛があるかないか、生理期間中の体の具合、量や色など生理の状態など振り返って、その月の身体の調子を確認することも大切です。
身を纏う衣服。
自分の体と心と、そして地球のことを考えて
今あなたが身につけているもの。家にあるもの。例えばその洋服がどのようにあなたの元へたどり着いたのか
想像してみてください。
農薬がたくさん使われている綿なのか。
ポリエステルなどの化学繊維なのか、
それとも丁寧に育てられたオーガニックのリネンや綿なのか。
どんな人がどんな想いで作ったものなのか。その服に袖を通すとどんな気持ちになるのか。
画像:アトリエふわりhttps://www.atelierfuwari.com/
天然繊維の作り手や自然の愛がたくさん詰まった物を纏うと、
実際に体の状態が変化していくことを感じるだけでなく、自分にも周りにも優しい気持ちになれます。
それだけではなく、役目を終えた洋服はどこに運ばれ、どうなっていくのか、
地球に還っていくものなのか、ごみと化してしまうのか。
ただ目の前のものを「製品」として見るだけではなく、
そこまでたどり着いてきた経緯や、役目を終えた場合の運ばれる先まで想像してみる。人だけではなく、自然、地球のことを想像してみる。
そうすると、一つ一つの物の見方も変わっていくはず。
あなたの行動が変われば社会も変わる。
未来の一票を、あなたの「買い物」や「毎日の選択」を通じて、投じましょう。まずは生理ナプキンを布ナプキンへ。
化学繊維の洋服を、天然素材の物へと。
ファストファッションから、エシカルファッションへ。
少しずつ、少しずつ、
私たちの少しずつでもいい、
選択の変化が大きな力となり社会を変えていきましょう。
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