ママも子どももストレスフリー!子どもの持って生まれた特性を見守り能力を伸ばすモンテッソーリ教育。「お家でできるモンテッソーリ」を始めよう!
現在子育てをしている皆さん、またこれからお子さんを育てる可能性がある女性の皆さん。
教育についてどんなふうに考えていますか?
・みんなと同じ、義務教育を受けさせればいいかな・・
・私立に入れたい。
・とにかく勉強させていいところに就職してもらいたい。
・英語にピアノにいろいろな英才教育を受けさせたい!
・給食がオーガニックのところがいい。
・芸術的なセンスを磨いてあげたい。
などなど、親御さんによって、いろんな思いがあると思います。
ところで、
将棋の藤井四段が幼いころ受けていた教育がモンテッソーリ教育だった。
そんな話題がメディアで取り上げられ、今、モンテッソーリ教育が注目を集めています。
天才を育てた教育法、ということで興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
しかし日本国内でモンテッソーリ教育を受けられる教育法を採用している園を探すのは一苦労です。
日本には数えるほどしかないモンテッソーリ園。
ましてや家の近くにある確立はとても低くなってしまいます。
そこで、おうちでできるモンテッソーリ教育メソッドを取り上げてみたいと思います。
モンテッソーリ教育はオルタナティブ教育
モンテッソーリ教育とは?
医者で教育者の女性、マリア・モンテッソーリがイタリアで考案した教育法です。マリアの教育法を実践する保育施設「子どもの家」が最初にできたのは1900年ごろ。
モンテッソーリは約100年の歴史をもつ教育法です。
日本でモンテッソーリ教育というと、幼児教育法の一種、あるいは早期教育やお受験のための教育、というイメージが強いですね。
しかし本当はオルタナティブ教育といわれるものの1つです。
オルタナティブ教育とは
「非伝統的な教育」や「教育選択肢」とも言い、主流または伝統とは異なる教授・学習方法を意味する。
wikipediaより
一般的にいって日本での教育は先生が教え、生徒はそれに従い学ぶというスタイル。
このような教育を受けるのが日本ではスタンダードです。
しかし、オルタナティブ教育は画一的な教育ではなく、
子どもの自律性、主体性を重んじ、子どもが本来持っている探究心に基づいて学習や行事が展開されるようになされる教育。
大人や教師は子どもが自ら伸びようとするのを手助けする役割をします。
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子どもが持つ強い意思、エネルギー
「子どもは自分の力で子どもは大人が教えてあげなければ何もできない存在」ではありません。寝ていることしかできなかった赤ちゃんが、やがて教えなくても寝返りを打ち、はいはいを始め、やがて立ち上がることを、小さな子どもを持つ親は知っているはずです。
決して大人がやらせてやるものではないですよね。
私たち人間は幼いころから「自分でやりたい」という自発的な意思を持ち、そしてその能力を持っています。
大人の役割は何かを教え込むことではなく、子どもの自発的な意思を尊重し、見守り、その能力を発揮できるように手助けすることなのです。
子どもの困った行動の理由は?
ところが子どもがこの自発性を持っているがために、幼い子どもと親の間にはしばしば衝突が生じます。
水道の蛇口をひねっては止めるのを繰り返す、ティッシュを次々と引っ張り出す、着替えの手順がいつもと違うと怒り出す・・・。
大人から見るとこれは困った行為に他なりません。
しかし、この行為には子どもを知る大きなヒントが含まれています。
順序や所有物や場所などに強くこだわり、ちょっとでもふだんと違うと、泣いたりかんしゃくを起こしたりする。その背後にある意味を知らない大人は、勝手に『第一次反抗期』とかいう名前をつけて、困った時期だと決め付けます。
引用「幼児期には2度チャンスがある」相良敦子著
こんなときにこそモンテッソーリ流の考え方でわが子を見てみてほしいのです。
モンテッソーリ教育を知るために重要なキーワード「敏感期」
敏感期とは、子どもが発達する上で必要となってくる身体的、精神的能力を獲得することが、繰り返し行動に現れることをいいます。
簡単な言葉でいうと「マイブーム」ともいえます。
お子様が「これ!」といった行動にこだわって何度も繰り返すことはありませんか?
モンテッソーリ流の子育てをおうちで成功させる秘訣はこの敏感期を理解することが根底にあると言っても過言ではありません。
もしそういう行動が見られたらとことん気が済むまでさせてあげましょう。
なぜならその子は「人生の中でそれをしなければならない時期」にあるからです。
人間の身体的能力の獲得の基礎は実は幼児期にあります。
子どもはつまむ、ひねる、注ぐ、運ぶ、などの能力を一生懸命身につけようとしています。
この時期を逃すとあとは楽をしようとするだけ。
信じられないかもしれませんが、これは子どもの知的活動でもあるのです。
知りたい、理解したい、できるようになりたい、という強烈なエネルギーが、幼児の中には溢れています。
大人でもやりたいことを止められてばかりだったらストレスがたまりますよね。
子どもが何かを繰り返すとき、それは本能的にその子が人生のうちでのミッションを果たしている瞬間なのです。
子どもの集中力はそのとき最高潮に達しています。
その集中を途切れさせず、そっと見守りましょう。
もちろんそれが危険な行為だったり、本当にやってはいけないことだった場合はすぐにやめさせましょう。
また、たとえばティッシュをひっぱり出す、蛇口をひねっては止める、など困ってしまうことをやりたがる場合はそれに代わるおもちゃを用意してあげるといいでしょう。
彼らの本当の目的はティッシュや水を出すことではありません。
それを通して手先や指を使い、それによって得られる感覚を思う存分味わいたがっているのです。
そして、与えられたミッションを果たした子どもの表情は穏やかで安定しています。
これは親にも子にもとてもいいことです。
興味のあることを途中でやめさせらるとフラストレーションがたまりますが、知的欲求を満たすことを心の底から味わい、満足した子は情緒が安定し、心も表情も穏やかです。
子どもの行動には常に意味があります。
もしも子どものかんしゃくに悩んでいる、いつも機嫌が悪い、お友だちと仲良くできない、など、思い当たることがある方。
実はお子さんは敏感期の真っ只中にいるのかもしれません。
そしてそのエネルギーを発散できていないのかもしれません。
おうちモンテッソーリを成功させる秘訣
以上のことを踏まえ、おうちでモンテッソーリ流の教育を取り入れる上で大切なことをお伝えします。まずは子どもを良く見る
マリア・モンテッソーリは「科学者のような目で子どもを観察しなさい」といいました。あなたはお子さんのことをどれだけ観察しているでしょうか?
一見、不可解な行動の中に子どもを理解するヒントが多く隠れています。
今、この子が何に興味があるのか、何にこだわっているのか。
それを知ると子どものために何をしたらいいのかが見えてきます。
子どものやりたいことを尊重する
モンテッソーリ教育に決められたカリキュラムはなく、子どもが自ら自分がしたい活動を選択します。
おうちでも、おもちゃや遊びなどはいつも親が決めたものを与えるのではなく、子どもに選択させる機会を与えましょう。
しかしあまりたくさんのものの中から選ばせると迷う場合があります。
まだ判断力の乏しい小さな子には2つのものを示してどっちがいいか選ばせるのもいいかもしれません。
(ただし食べ物など子どもの安全と健康に関わることは無条件に子どもに選ばせることはおすすめしません。親が管理するべきことはしっかり管理するようにしましょう)
すぐに手を貸したり、正解を教えたりしない
子どもが何かに取り組んでいるとき、間違ってやっていることがよくあります。
例えばパズルの最後の1ピースがうまくはまらない。
これはどこかの箇所が間違っているから起こることです。
大人が見たらすぐにわかることなので正解を教えてあげたくなります。
しかしこのときにじっと待ち、まずは子ども自身が「間違ったことに気付き」、「試行錯誤する」プロセスが大事なのです。
子どもの遊びは心、体、頭脳が成長するための糧です。
すぐに正解にたどり着くことが目的ではないのです。
環境を整える
子どもが自分で選ぶことが大事、とはいうものの、おうちの中のどこに何があるのかわからなければやりたいことがあっても選ぶことができません。そこで、子どもが自分で選ぶことができるように家の中の環境を整えましょう。
例えば、おもちゃの置いてある棚。
おもちゃ箱に何もかもいっしょくたに放り込んでいる場合、子どもにとっては非常にわかりにくいです。
したいことがあるのに、探している間に他のものが目に入って結局できなかったりしたらもったいない!
それに、いろんなものがごちゃごちゃになっていると子どもの頭は混乱し、遊びに集中するのを妨げます。
どこに何が置いてあるのか子どもでも一目で見て分かるような工夫を心がけてみてください。
こうするとお片づけもしやすくなり、子どもも大人もずいぶんストレスが減ります。
また子どもの活動は遊びだけではありません。
子どもにとってはすべてのことが自分の世界を広げてくれるワクワクするもの。
選択しやすい環境を作ると、遊びだけではなくお手伝いも進んでしてくれるようになります。
たとえば、掃除用品を子どもの手に持ちやすいサイズのものを用意し、手の届く場所に収納しておきます。
こうすると子どもは自分で持つことができるし、準備も1人でできることが嬉しく、積極的にやるようになります。
今までお手伝いしなさいと言ってもしなかったのは、実は環境が整っていなかっただけかもしれません。
まとめ
親が教えるまでもなく、子どもは「自分でやりたい」「成長したい」という意欲を持って生まれてきます。
そんな子どもの特性と能力を信じて接するなら、子育てはどれほどハッピーなものになるでしょうか。
時に子育てはとても困難なものに感じられ、あれもこれも教え、与えてあげなくては、と思いがちですが、実はそうではありません。
親は見守り、手助けし、環境を整えることで子どもが持つ個性と能力を伸ばすことができます。
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