東洋医学では内臓を強くする!?あなたは知っていた?五味のバランス!
東洋医学では内臓を強くする!?あなたは知っていた?五味のバランス!
バランスの良い食事は難しい。
栄養の知識はあっても実践はできていない。
バランスよく食材をとるには知識が足りない。
素人でも簡単に実践できる方法が知りたい。
そんな食事のことで悩んでいませんか?
こちらでは、知識のない人でも簡単に実践できる食事の仕方を、東洋医学の昔からの知恵で紹介します。
食育の実際
野菜の目標摂取量は350 g/日で、20~29歳の野菜摂取量は241.3 g/日で,どの年代よりも少ない。本学学生439名を対象に野菜摂取量を調査した結果,主食・主菜・副菜の組み合わせを考えて食事をしている者は全体の41.4%で,野菜の平均概算摂取量は110 g/日であったが,全体の約70%は140 g/日未満であった.
大学生の野菜摂取量と食教育の定着度との関係~ 細田耕平、他2名
原因のひとつとして考えられるのが、一日の摂取量に対する理解度の低さです。
一日の野菜の摂取目標は350gで、ほうれん草のおひたしなど小皿料理のおかず5皿分(1皿70g相当)と言われます。
もう一つの問題はサラダなどの生食や炒めものに偏っていることです。
サラダなどの野菜の生食の場合は、栄養を思ったほど効率良く摂れていないので結果として野菜不足になっている人もいます。
人間の身体なら切った傷口から血が流れるようにカットされた野菜も切り口から栄養が流れ出します。
そのため、最も効率よく野菜の栄養を摂取できるのはみそ汁やスープなどの汁物です。
流れ出した栄養まで全て飲み干せます。
実際に野菜不足の人の症状
代表的な野菜不足の症状は、- 便秘
- 肌荒れ
- 口内炎
- 免疫力の低下(風邪をひきやすい)
- うつ病(情緒不安定)
- 生活習慣病
野菜不足の影響が最も大きいのは胃腸です。
野菜による食物繊維が不足することで腸の働きが低下します。
腸の働きが低下することで飲食物の渋滞が起こり、本来は停滞しない飲食物が胃に長くとどまります。
これは胃下垂の原因にもなります。
そして、腸での渋滞は便秘を引き起こします。
腸の働きを良くする食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、野菜やキノコ類、海藻にはバランスよく含まれます。
次に、便秘になるほど野菜不足の人はビタミン不足にも陥ります。
美肌に必要な栄養素のうち、ビタミンA・C・Eなどがメインで野菜に多く含まれています。
そのため、野菜不足の人は見た目にも老けた印象を受けがちです。
ビタミン不足は口内炎も引き起こします。
口内炎の原因は水溶性のビタミンB・Cの不足です。
歯磨きの際に歯茎から出血しやすい人は要注意で、水溶性のビタミンは毎日、定期的に摂取しないといけません。
ビタミン不足は免疫力の低下も招きます。
ビタミンが不足すると白血球の働きが悪くなるので風邪を引きやすくなり、普段から微熱が続く人は、ビタミンの中でも抗酸化作用の強いビタミンC・Eの不足です。
そして、腸内環境の悪化がうつ病を招きます。
野菜に含まれている葉酸(ビタミンB9)には精神を安定させる作用があります。
この葉酸が不足すると精神的に不安定になりやすくなります。
結果として、長引く野菜不足は生活習慣病に陥ります。
生活習慣病とは、
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
- 肥満
- 無呼吸症候群
主に野菜を食べずに肉類や油ものばかり食べていて、塩分を摂りすぎの状態になっている人に多く見られる症状です。
簡単に実践できる食事のポイント
東洋医学では疲れた内臓を元気にするのは五味と言います。五蔵の精気が不足しているものは、酸・苦・甘・辛・鹹 の五味の中で、治療を必要とする蔵に相当する味の薬物を与えて補ってやる。
素問より
薬が無かった時代には、
- 肝臓の不調には酸味
- 心臓の不調には苦味
- 脾(膵臓)の不調には甘味
- 肺の不調には辛味
- 腎の不調には塩味
酸には収斂作用(しゅうれんさよう)と固渋作用(こじゅうさよう)があります。
鯖寿司は、酢の持つ収斂作用を利用してサバの身を引き締めた調理法です。
梅干しに含まれるクエン酸の酸味には物を固め出して渋らせる作用があり、下痢の改善に効果的です。
その他、汗腺を引き締めて発汗を抑える作用もあります。
その他、酸味の強いものはストレスを発散させることができます。
肝臓が弱っている人はイライラしやすく頭痛や肩の痛みを訴えます。
苦には余分な熱を取り去る清熱作用と余分な水分を取り除き、柔らかくなりすぎたものを固くする燥湿堅化作用があります。
ゴーヤなどの苦味は身体にこもった熱を取り去ります。
また、実を乾燥してお茶にしたゴーヤ茶には、小腸の過剰な水分を取り除き、下痢を止める作用が期待できます。
心臓が弱っている人は息切れしやすく物忘れがひどくなります。
甘味には滋養作用と弛緩作用があります。
滋養作用とは、栄養を与える作用のことであり、弛緩作用とは緊張した状態を和らげる作用のことをいいます。
身体が疲れた時に甘いものを食べたくなるのは、緊張を和らげ脳の栄養を補給するためです。
身体の痛みの多くは筋肉の緊張なので、ハチミツなどの甘味は筋肉の緊張を和らげて痛みを改善します。
胃が弱っている人はむくみやすく疲れやすくなります。
辛味には、汗をかくことを促進する発散作用と、気血の巡りを良くする運行作用があります。
トウガラシのような辛味をとって体温が上がって汗をかくのはこれらの作用のためです。
肺が弱っている人はいつも眠気に襲われ、やる気や集中力が続きません。
塩味はの軟化作用があります。
文字通り柔らかくする作用なので、ひどい便秘も改善する効果があります。
人間にとって最高の便秘薬は温い塩水です。
塩の軟化作用はしこりを柔らかくする作用があるので腫瘍にも効果があるとされます。
腎臓が弱っている人は冷え性で腰痛や膝痛を訴えます。
時間の無い人にも実践できる簡単薬膳
普段は仕事で料理をする時間がない人におすすめなのは缶詰の活用です。特に五味を意識して摂るのにおすすめなのがトマト缶を使ったミネストローネです。
トマトの酸味とジャガイモの甘味、玉ねぎの辛味があります。
缶詰は買っておいて余裕のある時だけ具材を入れて煮込んでおけば完成なので、作っている間に他の事を出来るのがありがたいです。
もう一つおすすめなのはサバ缶を使ったバーニャカウダです。
サバ缶はどこのコンビニでも置いている便利食材の一つです。
ニンニクと牛乳を加熱して、サバ缶にオリーブオイルをかけるだけでバーニャカウダソースが完成します。
後は季節の旬の野菜を蒸して温野菜にしたり、夏なら切っただけの野菜スティックをバーニャカウダソースにつけるだけで手軽に野菜を食べられるのでおすすめです。
まとめ
薬膳を難しく考える必要はありません。基本的には旬の野菜を食べるクセをつけていれば栄養はとれるからです。
とれない疲れや痛みは身体の異常を示すサインで栄養不足の可能性を示します。
ですが、忙しい現代人はのんびりと料理をするのは難しく、また多くの野菜を買っても腐らせてしまう人が多いです。
そこで缶詰などの買い置きをしておくことで時間のある時だけでも手軽に薬膳を実践しましょう。
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