納豆を「最強納豆」にする方法とは?「最強の納豆の作り方 七ヶ条」。血液浄化で防げる生活習慣病について知っておこう!
こんにちは。
オーガニックビューティセラピスト
自然療法士の坂田まことです。
私は三度の飯より、納豆が好き。
大豆イソフラボンを摂りすぎない様に、納豆は1日1−2パックと決めていますが、本当は3パック食べたいところ。日本人に生まれたからこそ、美味しくいただきたい大切な発酵食品です。
そんな健康食の代名詞ですが
実は「より健康的に効果をアップさせる食べ方」があることをご存知ですか?
そもそも納豆の栄養価は?
ナットウキナーゼという成分の凄さ
納豆菌の力はあなどれない
以下のようなさまざまな働きで私たちの体を健康にしてくれます。
* 乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌の増殖
* 有害な菌の繁殖を抑制
* タンパク質やデンプンを強力に分解する
* ビタミンBの合成を助ける
納豆菌はマイナーな菌で、乳酸菌のように世界中で認められているわけではありません。
納豆は良質なタンパク質とビタミンE、ビタミンB群、食物繊維に鉄分にカルシウムなどがぎっしり詰まったスーパーフードなのです。
なかでも特筆すべきは「ナットウキナーゼ」という納豆にしか含まれていない特有成分です。
納豆をかき混ぜると糸を引くネバネバのもと、それがナットウキナーゼです。
納豆は大豆を発酵させたものですが、その発酵によって納豆菌の作用でタンパク質を分解し、アミノ酸が生成されて、消化酵素が生まれます。
その酵素こそがナットウキナーゼなのです。
ナットウキナーゼは血液をサラサラにする成分として注目されています。
血栓を溶かすほどの強力なパワーがあり、心筋梗塞や脳卒中などの現代病対策にもいいとして注目を浴びていました。
さらに高血圧の抑制や血中のコレステロールや中性脂肪の低下など、主に生活習慣病の症状の予防と改善に大きな効果を発揮してくれるのです。
他にも食物繊維のおかげで腸内環境が改善されて便秘も解消、ビタミンB群や酵素によって代謝がよくなり、肥満予防や美肌効果などもあり、様々な嬉しい効果が期待できるのです。
夜納豆は美肌にも効果的です。
人の成長ホルモンは夜寝ている間に作られますが、納豆に含まれる「アルギニン」という物質が成長ホルモンの働きを助けてくれるのです。
アルギニンはアミノ酸の一種でコラーゲンの生成を促進してくれます。
お肌のゴールデンタイムに成長ホルモンを活性化してコラーゲンを増やし美肌へ導いてくれるのです。
ほとんどの生活習慣病の原因は「血液劣化」から
納豆の血液サラサラ効果は、生活習慣病対策にとって嬉しいポイントです。
不規則な食生活や運動不足では、血液はドロドロになって動脈硬化を引き起こしてしまいます。
動脈硬化になった血管では血栓ができやすくなってしまうので、血栓まで溶かすことができるナットウキナーゼのネバネバパワーは頼もしい存在といえます。
それに、納豆には肥満や高血圧の予防と改善にも効果がみられます。
生活習慣病にはバランスの取れた三度の食事と適度な運動はもちろんですが、
毎日納豆を食べる習慣をプラスすることでより生活習慣病の予防が期待できるのです。
1.生活習慣病を予防する
2.心筋梗塞・脳梗塞を予防する
3.糖尿病を予防する
4.脳の老化を予防する
5.骨粗鬆症を予防する
6.若々しさを保つ
7.免疫力をあげる
8.悪酔いを予防する
血液がドロドロな状態は病気ではありませんが肥満、脂質異常、動脈硬化を招き、やがて生活習慣病へと進行してしまう健康維持の大敵です。
アルコールの過剰摂取
アルコールは、血管を収縮させ血流の妨げとなります。
また、血液中の水分を蒸発させ血液をドロドロにします。
喫煙
タバコを1本吸うだけで、血管は収縮し血流を妨げ、さらに1兆個もの活性酸素を発生させ、全身の細胞を酸化させます。
血液中のコレステロールも酸化させますので、酸化したコレステロールが血管壁にへばり付き血流を悪くします。
ストレス
ストレスを受けると、血圧が上昇しコレステロール値も上がり血流が悪くなります。
また、体内の水分も蒸発しやすくなり血液がドロドロになります。
運動不足
運動して筋肉を使うことで代謝が上がり、血液中の中性脂肪が燃焼されます。しかし、運動不足ではこの中性脂肪は蓄積されるばかりとなり、血液がドロドロになります。
野菜、魚不足
野菜や魚には血液をサラサラにする成分があります。
青魚には、オメガ3脂肪酸というものが含まれているため、血液をサラサラにします。
また、野菜には抗酸化作用の高い成分が含まれているものが多く、血液中のコレステロールの酸化を防ぎます。
野菜と魚の摂取が減ることで、血液がドロドロになりやすくなります。
この他にも、血液をドロドロにしてしまう生活習慣は睡眠不足や、疲労の蓄積、ホルモンバランスの乱れなど多々あります。
逆に言えば、規則正しい生活を送り、バランスの良い食事に心がけ、適度な運動をすることで血液ドロドロ状態を防ぐことができるということです。
【納豆の栄養素を上げる食べ方】
その一
納豆は2~3日ほど冷蔵庫で寝かすべし発酵がすすんで、納豆菌やナットウキナーゼ、ビタミンK2などの有効成分の数が増えます。
その二
納豆はキムチ・玉ねぎ・卵と混ぜるべし
その状態で一晩寝かせるべし
納豆とキムチとみじん切りした玉ねぎを混ぜるだけでできます。
キムチに含まれる乳酸菌が納豆菌を食べることで増殖するのです。
さらに、玉ねぎにはオリゴ糖が含まれ、腸内環境に良いそう!唐辛子のカプサイシンにより、髪の毛乳頭に作用して、抜け毛を防止する効果を生みます。冷蔵庫で一晩寝かせることで、さらに栄養素がアップするなんて驚き!
卵のたんぱく質が納豆菌の増殖を、促進させます。
実は、卵のタンパク質は納豆菌の大好物。
入れるとより繁殖するため、若返り物質ポリアミン(下記で紹介)も増加!
この相乗効果の連鎖は知らなきゃ損!!
その三
納豆は食べる20分前に常温に戻すべし納豆は常温で発酵が進むので、食べる20分前に冷蔵庫から出しておきましょう。
発酵が進み、ビタミンKが増殖。やわらかくなり、粘り増し、味も美味しくなります。
その四
納豆は50回混ぜるべし納豆菌を繁殖させ、ポリアミンを効率良く摂るためには50回以上混ぜるのがオススメです。
その五
納豆は夜に食べるべし血液サラサラ効果UP、カルシウムの補給(熟睡効果・骨や歯の形成)
納豆のネバネバ成分“ナットウキナーゼ”は、血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれます。
ナットウキナーゼが活発に働くのは、食後の4~8時間。
また、血栓が起こりやすいのは就寝中、血流が穏やかになっている時間帯です。
なので、血栓が起こりやすい時間帯に
“ナットウキナーゼ”が活発に働くようにするとベスト!血液をサラサラにしてくれます。
その六
胡麻を加えるべし
胡麻はとっても小さな食材であり、硬い皮に覆われています。
そのため、皮付きのままで摂取しても、ほとんどが体内を通過してしまいます。
胡麻の栄養をしっかりと摂るのならば、香ばしく炒った後にしっかりと、すり潰してから食べるのがオススメ。
油分のバランスだけでいうと、金胡麻→白胡麻→黒胡麻の順。
すり胡麻にすると一気に劣化が早まりますので、冷蔵庫での保管がオススメ。
生の胡麻はそのまま常温でも良いですが、長期間の保存でしたら冷凍庫がベストです。
胡麻を食べることで、体内の活性酸素の除去に役立ちます。
活性酸素は体内で酸化を促し、肌や髪の毛を老化させ、生活習慣病などを引き起こします。
そんな酸化を防ぐ成分として大注目されているのが、胡麻に含まれているゴマグリナンという成分。
セサミン、セサモリン、セサモールの一種で、強い抗酸化力を持ち、肝機能を保護。二日酔いや全身の老化を防いでくれたり。
更には、胡麻の植物性脂肪には、悪玉コレステロールを減らす効果まであります。
胡麻はスプーン2杯で、牛乳1杯分のカルシウム、お豆腐1/3丁分のタンパク質、ほうれん草100g分の鉄分、生わかめ70g分の食物繊維が摂れると言われています。
みんなも胡麻かけ納豆ごはん、試してみてね。
その七
青魚を加えるべしオメガ3摂取のために亜麻仁オイルをかけてもいいのですが、亜麻仁オイルのオメガ3は分解されるのに時間がかかるので、結局10%程度しか吸収されないそう…,
体内でEPAやDHAに変わるので、だったら魚を摂ったほうが良いことも、忘れないでくださいね。だから私は、手づくりまぐろフレークなんかを混ぜたりして食べています。
この時、最強の玄米おにぎりにこの「最強納豆」を加えたら・・・
それは、もう、黄金比率の健康食が簡単に「日本食」で完成します!
次回は「最強のお味噌汁」「最強のお漬物」も紹介していきますね。
納豆を食べる時、どんなことに注意すればいいの?!
【納豆の注意点】
その一
納豆は加熱しないこと
“ナットウキナーゼ”は熱に弱く、70度以上の熱で崩れてしまうのです。
なので、加熱する・味噌汁に入れるなどは、おすすめできません。
“ご飯にかける”や炒めた料理の“仕上げに納豆を加える”程度なら問題ありません。
その二
納豆はひきわりより、小粒か大粒を買うこと若返り物質ポリアミンは水溶性の物質。
ほとんどの納豆は、製造段階で水に浸されます。
「大粒」や「小粒」は皮に包まれているため、ポリアミンが溶け出す量は少なくて済むのですが、まろやかな食感が楽しめる「ひきわり」は皮が付いていないため、ポリアミンが流出してしまうのです。
その三
納豆はお酢と一緒にとらないこと酢によって納豆に含まれているタンパク質が固まってしまい、胃や腸の消化吸収効率が悪くなるのです。
その四
納豆は基本1日1パック食べる納豆(というよりも大豆食品全般)は摂取しすぎると副作用を引き起こします。
具体的には“生理(月経周期)の遅れ”や、“子宮内膜増殖症”のリスクが高まります。“大豆イソフラボン”の過剰摂取の影響です。
女性ホルモンの働きを助けてくれる反面、過剰に摂取してしまうと、逆にホルモンバランスを崩してしまい、生理不順を引き起こすことがあります。
大豆イソフラボンの摂取上限は?
これは“1日70~75mg”です。
納豆1パックには、大豆イソフラボンは約37mgです。
なので、基本1パック、多くても2パックで抑えましょう。
納豆のいいとこどり。栄養を丸ごと摂取!「最強の納豆」にするための裏技・秘訣。
「最強の納豆」にするポイントをまとめました
①購入して2日~3日後に食べる
②朝仕事へ行くまえに(または夜寝る前に)
キムチ・みじんぎり玉ねぎを混ぜて冷蔵庫へ
③夜食べる前に常温に20分置く
④50回以上混ぜる
⑤食べる直前に卵を混ぜる
⑥最後に薬味や醤油、大根おろしを加えてから食べる
(付いてるカラシやタレは添加物多いから控える)
⑦擦りたての金胡麻を大さじ2杯かける
⑧季節の青菜を加える(青じそや菜の花がお勧め)
これで、ご飯まで「最強の玄米ご飯」ならば、もう言う事ありません。
やっぱり食事は「楽しむ」もの。
こだわってるだけでは、続きませんからね。
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