一物全体!捨てるなんて勿体ない。根っこにも負けない「にんじんの葉」の驚くべき栄養と万能活用術。使いまわしシンプルレシピ
一物全体!捨てるなんて勿体ない。根っこにも負けない「にんじんの葉」の驚くべき栄養と万能活用術。使いまわしシンプルレシピ
産地直送の市場やマルシェ、最近ではスーパーなどでも見かけるようになった「にんじんの葉」。
緑色が濃くて美味しそうですね。
でも、私が主宰してきた養生ごはん料理教室では「どうやって食べたらいいのか分からない」という質問もたびたびありました。
実は、にんじんの葉の旬は7~10月。
今まさに美味しい時期です!
それに意外と知られていませんが、橙色の根っこの部分に負けないくらい栄養が豊富で、ぜひ味わいたい野菜のひとつ。
そこで今回は、にんじんの葉の驚くべき栄養と今すぐ使えるシンプルレシピをご紹介します。
にんじんの葉とは?
現在出回っているにんじんの葉は、主に2種類あります。ひとつは、葉の部分を食べるために育てられたもの。
もうひとつは、根っこの橙色の部分が成長する前の段階で間引きされたもの。
根の部分が成長するにつれて葉は硬く筋も多くなってしまいますが、途中で収穫されたにんじんの葉は柔らかく香りがいいのが特徴です。
かつては、間引きされたものが主流でしたが、最近では葉を食べるめにハウスなどで水耕栽培されたものも多く出回っています。
もちろん、家庭菜園などでにんじんを栽培すると、その途中の段階でにんじんの葉が収穫できますね!私も子どもの時によく食べていましたが、採れたては香りもよく格別の美味しさです。
にんじんの葉の旬は?
大きなスーパーなどでは一年中見かけるようになったにんじんの葉。水耕栽培のものは通年出回っています。
一方で間引きされたにんじんの葉の旬は7~10月頃。夏に種を播いたものが、発芽し、成長する段階で収穫されるためです。春や冬に種を播くものもあるのでそれ以外の時期でも収穫されますが、主に夏に最盛期を迎えます。
にんじんの葉の栄養は?
にんじんの葉には、次のような栄養が豊富に含まれています。
・カロテン
体内でビタミンAの作用に変わり、「視力を正常に保つ」「肌や粘膜を丈夫にする」「風邪の予防」などのはたらきがあるとされる。・ビタミンE
高い抗酸化力が期待されており、「血行促進」「ホルモンバランスを整える」「老化防止」「生活習慣病の予防」などのはたらきがあるとされる。・ビタミンK
「骨を強くする」「血を凝固させる」などのはたらきがあるとされる。・カルシウム
「骨や歯を丈夫にする」「ストレスを軽減する」などのはたらきがあるとされる。日本人に不足しがちな栄養素のひとつである。この他に、ビタミンC、カリウム、葉酸などの栄養素も豊富に含んでいます。
にんじんの根との比較
にんじんの根の部分と比較してみても、にんじんの葉は低カロリーなのに栄養豊富であることが分かります。(「食品標準成分表」より引用、生の状態で100gあたりの数値)<にんじんの根>
エネルギー:39kcalカロテン:8600µg
ビタミンE:0.4㎎
ビタミンK:17µg
カルシウム:28㎎
<にんじんの葉>
エネルギー:18kcalカロテン:1700µg
ビタミンE:1.1㎎
ビタミンK:160µg
カルシウム:92㎎
にんじんの葉の食べ方の基本
栄養豊富であることは分かったけれど、「どうやって食べたらいいの?」という方も少なくないことと思います。
・水耕栽培のもの
葉も軸も柔らかいので、生のままサラダなどでも食べられる・間引きされたもの
茎が固かったり筋があったりするものも多いので、茹でてから食べるのがおすすめにんじんの葉の茹で方
家庭菜園やマルシェなどで入手できる、今が旬の間引きされた人参はさっと茹でてから食べるのがおすすめです。1.にんじんの葉をよく洗う。特に、根と茎の間の部分は、土などが残りやすいのでしっかりと。
2.鍋に湯を沸かして、茎の部分から数十秒位さっと茹でる。
途中で一本取り出し味見をしてみてくださいね。茹で過ぎると食感が無くなってしまうので、注意!
3.ザルに上げて粗熱を取る。しっかり水気を絞って刻み、冷蔵保存しておくと、使いたい時にすぐに使えて便利です(よく成長したにんじんの葉は、根元の部分が筋ばっていることがあるので、その場合は切り落としておく)。
昔ながらの保存食「にんじんの葉のふりかけ」(ごま油で炒めてしょうゆ・みりんなどで甘辛く味付けしたもの)も美味しいですが、さっと茹でただけのものは、色鮮やかでいろいろな料理に使えます!
にんじんの葉の食べ方
茹でて刻んだにんじんの葉は、冷蔵庫で保存して3、4日間は美味しく食べられます。我が家では、ネギやパセリなどの感覚で色や香りを添えたいときや毎日のお弁当づくりにも重宝しています。
茹でるとカサが減るので、少量でしっかり栄養が摂れます。野菜不足を感じている時にも活躍しています!
食べ方1:おにぎりに
何と言っても、にんじんの根と葉の部分は味も見た目も相性抜群!サイコロ状に切った根の部分を茹でたものに、
にんじんの葉・塩を加えておにぎりに。色も鮮やかで、香りのよい一品になります。朝食やお弁当におすすめ。
食べ方2:和え物やマリネなどに
和え物やマリネなどには香味野菜やハーブなどの香りのよい食材がよく使われますが、にんじんの葉も同じように使えます。
我が家では、にんじんの白和えやキャベツのコールスローなどもに大活躍です。
食べ方3:スープや味噌汁などに
スープや味噌汁などの仕上げにパラリ。
色合いとよい香りが加わりますよ!根菜スープにもよく合うので、これからの時期にもぴったり。
その他、蒸しパンなどのお菓子づくりにも幅広く使えます。
まるごといただく「一物全体食」の考え方からも、にんじんの葉を美味しく食べたいですね!
今が旬の食材を食べて、秋も健やかに過ごせますように。
無農薬にんじんの商品を買ってみよう!
地元で門外不出にされていた野草・日本山人参
日向当帰(ヒュウガトウキ)とも呼ばれる薬草「日本山人参」。
茎と葉部分は、地元で無病の為の習慣として毎日のまれています。 (根の部分は薬事法により民間での取引は禁止されています。)
江戸時代には島津藩が門外不出としていた為、地元でしか伝わってきませんでした。 非常に貴重な無農薬の日本山人参パウダーと日本山人参入り酵素ドリンクです。
日本山人参濃縮練り生酵素 が加わりました!
パックになって、いつでもどこでも濃厚な日本山人参酵素をお召し上がりいただけるようになりました!
・砂糖不使用・無添加・非加熱。オリゴ糖、てん菜糖、黒糖、ハチミツなどの天然糖類を採用。
・「野草酵素」…80種類の野草、海藻、果物を使用し、熟成発酵。
・「日本山人参発酵エキス」…高千穂にて採取され、「神の草」との異名を持つセリ科の植物です。抗酸化作用・抗菌作用成分が豊富に含まれ、成人病予防、老化防止、アレルギー、肩こり、冷え性などを改善すると言われています。
・「MAP酵素」…女性ホルモンと同様の働きをすることから、女性らしさを保ち、精神的なリラックス効果がもたらされると考えられています。
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