世界中の先進国から完全に取り残された「オーガニック高齢化」が進むオーガニック後進国日本。10年後の日本はどうなる。なぜ日本ではオーガニックが広まらないかを考察するため、長年ドイツに住んでいた女性にヒアリングをしてみました。
こんにちは。
前回以下の記事が、大変各方面より反響をいただきまして、業界の方々からも直々にご連絡をいただきました。
長いこと運営側に徹しており、執筆からは遠のいていた私ですが、
「こんなにニーズがあるなら、たまには発信もしようかしら・・」ということで不定期連載的に記事を書かせていただいております笑
世界最大のオーガニック展示会で目の当たりにした日本⇄海外の埋められないギャップ。日本でオーガニックが広まらない本当の理由。遅れをとり続ける日本人が一刻も早く認識すべき深刻な現実とは。
IN YOUを(かれこれ4年以上)運営しているからこそ、わかることもあるのではないか、と最近思い始めており、
皆さんの意識が少しでも変わるように、私独自の目線で「なぜ日本でオーガニックが広まらないのかシリーズ」(テーマ、少しずつ変わるかも。)を不定期で公開できたらと思います。
オーガニックがなぜ日本で広まらないのか?という疑問にはこれまで、こんな説が登場しました。
みなさんからいただいた内容も踏まえると、
● 日本は、オーガニックが高い
● 国民の健康意識が低い
● そもそもほとんど売っていない(流通していない)
● ビジネスとして成功しているところが極めて少ない・むしろ縮小気味(ほとんどが弱小企業で目立った大手企業がまだまだ少数)
● 情報が少ないために広がっていかない
● 日本の意識が低い(色々な施策が国単位で遅れている)
● 日本の農業システムが有機農業が広まりにくい仕組みになっている。
● 医療費が安く予防医学が広まらない
● 有機農家へのサポート体制が他の国よりも劣り気味
● 日本の女性の自由に使えるお金が少ないから
ざっとこの辺りでしょうか。
確かに、この傾向や理由は全て、正しいと思います。
ちなみに「日本の女性の自由に使えるお金が少ないから」については私の方で以下の本や記事でもお伝えしています。
日本でオーガニックが広まらないもう一つの重大な理由。結婚したら主婦希望、男女所得差がワースト3の日本女性に今必要なこととは?
海外は前向きな理由でオーガニックを選ぶ人も多いけれど、日本はネガティブな理由でオーガニックを選ぶ?!
日本でオーガニックを選択する人たちの特異な特徴
それはあるドイツ人との会話からわかりました。
彼曰く、ドイツ人はどちらかというと、
「環境のため」「健康のため・美味しさのため」「地元の企業を応援したいため」などの、
ポジティブな理由でオーガニックを選ぶそうです。
ところが、日本人は、
●農薬が怖い
●病気が怖い
といったネガティブな理由でオーガニックを手に取る傾向が顕著です。
この差はどこから来るのでしょうか。
近年日本の土壌は農薬、除草剤、化学肥料、遺伝子組み換え飼料、放射性物質などの影響もあり、著しい勢いで汚染されています。
これによりミネラル不足、栄養不足の野菜や農産物が増えています。
さらにはタネもほとんど薬品洗浄されていたり、不安視されるものも増えています。
実際、日本は99.8パーセントが慣行農法という農薬を使う農法で育てられており、
現代人が普通にレストラン、スーパーで購入するものの99.8パーセントは、農薬と化学薬品でできた添加物まみれです。
こうなると、有害物質などをごくごく普通に生活しているだけでも蓄積しやすくなっています。
日本の最後の救世主的存在のオーガニック
推察するに、日本では、あまりにもオーガニックのものが少ないからこそ、
オーガニックは言わば最後の「救世主」とでもいうべき希少な存在になっているのではないかと個人的に思います。
IN YOUで添加物、農薬などの実態について数多くの記事を出している通り、内情を知ると愕然とするほど真っ黒なのです。
3.11で国民の不安が大きくなったことや、食の汚染が進んでいることも一因し、
アトピー、ガンなどの現代病も増えていますから、国民が食に対して、不安に思ったり、ネガティブになって当然なのかもしれません。
ところで、世界のオーガニックは日本のように遅れをとっているのでしょうか?
実はむしろ、世界ではオーガニックが年々伸びています。
大前提で世界では確実にオーガニックの農地や需要が年々、拡大している。
日本は統計データにもほとんど登場しないほど、その存在感は希薄。
最新の資料によると以下の報告がされていました。
有機農業に関する最新のFiBL調査によると、2015年には、世界では50.9百万ヘクタールの有機農地が見られたそうです。
有機農業用地の面積が最も大きい地域
オセアニア(2,280万ヘクタール、世界の有機農業地のほぼ45%)ヨーロッパ(1270万ヘクタール、25%)
中南米は670万ヘクタール(13%)
アジア(400万ヘクタール、8%)
北米(300万ヘクタール、6%)
アフリカ(170万ヘクタール、3%)である。
地域別にみると、農業用地の中で最も高い割合を占めるのは、オセアニア(5.4%)とヨーロッパ(2.5%)で、
欧州連合(EU)では、6.2%オーガニック農地ですが、一部の国ではリヒテンシュタイン(30.2%)とオーストリア(21.3%)と、非常に高いシェアを持つところもあります。
米国(30%増)、インド(64%増)など世界的な成長に貢献する国もあります。
例えば、近年、米農務省の提案で、農家を成功させるための支援、オーガニックシステム導入を加速する技術サービス、オーガニックブランドの消費者教育とプロモーションに費やすため、年間3000万ドルの予算を設ける可能性があるとしています。
これに加えアジア圏では、中国の中央政府が、「生態文明の構築のための国家計画」に有機産業を組み込むことを決定したとのこと。
また、先進国のヨーロッパでは、1270万ヘクタール(EU1120万ヘクタール)の農地、350,000人の生産者によって有機農産物が生産されています。
現在、農業地域の2.5%がオーガニックでなんと、世界の有機栽培地の25%を占めているとのことです。
ヨーロッパ有機農地は2014年に比べて約100万ヘクタール、順調に増加しています。
ちなみに最新情報をリサーチしましたところ、
日本は統計上にはほとんどデータとして存在しないほど存在感が希薄です。
ではオーガニック先進国ドイツではどうでしょう?
内情とオーガニック天国になるまでのヒントを伺うため、
ドイツに長年住んでいた日本人女性、野上 舞さんにご協力いただき、インタビューしました!
ドイツでの教育方針はどんな感じですか?
ドイツ人はイメージとしていい意味で保守的ですよね。他の国に流されにくいというか。何か秘訣はあるんでしょうか。
自分の意見をもつことを大切にしています。
何も言わないと、意見がないと見なされる傾向がありますね。
例えば、幼稚園の保護者会で輪になって話す時、全員が1度は意見を述べていて。これには、さすが!と思いました。
具体的なところでいうと、歴史の授業では、起こった出来事に対して批判的に考えることを重視しているようです。
日本とは違いますね。
ちなみに、現在私の娘は、シュタイナーという幼稚園に通っていて、給食もオーガニックのものです。
石鹸なども環境にいいものを使用していました。
ただ普通の幼稚園や学校では、おそらく、普通のものも使用していますね。
なるほど。疑うことを忘れない精神が、幼少期から身についているからこそ安易にブームに飛びついたり、騙されないのかもしれませんね。
ちなみにドイツの国民は用心深く、海外のトレンドを追いかけるようなことはしないと言いますが本当ですか?
はやりは一応あるそうなのですが、私はあまり感じたことがありません。
みんな、とてもシンプルです。
あと、そういうもの(流行り物)はすぐに消えると思っているようです。
やっぱりそうですか。ブームにばかり飛びつく日本人とは大違いですね。
ドイツは古き良きものを大事にする印象があります。
ちなみに、ドイツにはたくさんオーガニックのプロダクトがありますね。住人はオーガニックをどれくらい認識・活用していますか?
ここ10数年で、オーガニックのものが増えたようです。
ただ、昔は今の日本と同じように、オーガニックのものはとても高かったようです。
ここ10数年でオーガニックのものが普及したことにより、昔より手頃な価格で売られるようになったのです。
今は、どのスーパーにもオーガニックのものが置いてあって他のものより少し高いですが、比較的気軽に、購入ができます。
オーガニックスーパーも多いので、多くの方がオーガニックを、認識していると思います。
小さい子がいるお母さんは、子どもに対して、オーガニックのものをあげているのは、よく見かけましたね。
国民全員が当たり前に選んでいる訳ではなく、健康志向の方と富裕層の方がオーガニックのものを日常的に買っている印象があります。
でも、大前提としてオーガニックスーパーも増えたのは、やはりドイツのオーガニックを手に取る人たち=需要が圧倒的に増えてきたからだと思います。
現在のドイツはオーガニックのものに溢れているので、手に取る人は、日本よりドイツのほうが多いですね。
ドイツに来てオーガニック的な視点で、びっくりしたことはありますか?
なんとオーガニックのりんごの木が、マンションや一軒家の庭や公園にあるんですよ。
これこそオーガニック!と思いましたね。
りんごだけでなく、杏やくるみなどの木もあります。
落ちてすぐのくるみはとっても美味しかったです。
ドイツのメデイアと日本のメディアを比べた時に大きな違いはなんですか?
例えば私は知人のドイツ在住者から、「日本では嘘ばっかり報道している。日本人だけが知らない」と聞きました。
ドイツでは例えばがんの自然治療やガン予防に関してもオープンにテレビ放送されることがあると言いますが・・。
ドイツはどちらかというと、事実だけを放映しているように思いますね。
一方で、日本は、取材をしてリポーターが話し、そしてスタジオでまたタレントがそれに対して話す、という放映が多いように思います。
なるほど・・・。事実を放映することが少なくなってきている日本とはこれまた、違いますね。
ちなみに、ドイツでは街に代替医療の薬局(植物性のアロマやレメディなど)があると言いますが、一般市民はそれをどれくらい活用していますか?
薬局では普通にホメオパシーなどが置いてありますね。
使用するのは一部の人だそうですが、誰でも買えますよ。
あと、病院では日本ほど、すぐに薬は出さないです。
水分たくさんとって休んでくださいね、となります。
インフルエンザと風邪の区別も特にしませんしね。
インフルエンザですか?と聞くと、「そうかもね〜」という感じだそうです。
日本のようにインフルエンザでは、大ごとにはなりません。
ドイツの家庭で一般的にやっている家庭の民間療法などがあれば教えてください。
ホメオパシーや、昔の知恵を活用していますね。
(ねぎを首に巻いたり、大根はちみつなど)
続いて舞さんには、女性の働き方や、ドイツ人の働き方について伺いました。
ドイツでは女性は「働くこと」をどんな風に捉えていますか?
人によって違うと思いますが、私が関わった中では、好きなことを仕事にして社会の役にたつことをしている人が多いですね。
働いている人たちの認識としては「社会の一員である、社会の役に立つという自覚がより持てるから働いている」というイメージです。
一方で、生きていくために必要なもの、余暇のために働く、という気持ちで働いている人もいます。
移民の方がたくさんいて、生きていくために家族と離れて働きに来ている方もいました。
ドイツでは専業主婦は多いですか?
日本と比べて、働くお母さんが多いです。
税金が高いこともあるかもしれません。片方の収入だけでは苦しいと聞きますね。
働き方の特徴についてはどうですか?日本との違いは?
17時にみんな帰ります。例えば、お店では、お客さんがいようと、17時になったら仕事はおしまいです。笑
携帯の契約中に17時になって、明日また来てください、と言われた方もいました・・笑
その後は家族や友だちとの時間を楽しみます。
あと、育休は、誰でも3年間取ることができます。
産休は、男性も取ることができ、実際ほとんどの人が取るそうです。
生後1ヶ月間は、夫婦で赤ちゃんとゆったり過ごします。
たまに産まれたばかりの赤ちゃんと、お父さんお母さんで公園を散歩している家族を見かけました。
はじめ、お父さんは働いていないのかな??と不思議に思っていたら、産休を取っていることを聞いて驚きました。
余談ですが、ドイツ人の働き方は、何か頼まれると、引き受ける時は、「できないかもしれない」というスタンスで引き受け、その後しっかり仕事をするそうです。
安易に、「分かりました、やります!」と言って、後で、「すみません、できませんでした。」ということにはならないケースが多いです。
休日の過ごし方で、日本と違った驚くポイントや違い、特徴などがあれば教えてください。
朝起きてすぐに冷蔵庫からバターを出し、焼きたてのパンを買いに行きます。
また、朝から庭や窓の掃除をしている人をよく見かけました。
飲食店以外のお店は土曜日しかやっていないので、土曜日は買い物、日曜日は家族とゆっくり過ごす、という過ごし方が多いです。
平日も、多くの人は仕事は17時に終えるので、家族の時間を過ごすことを大切にしているように見えました。
長い休みの時は家族で国外へ旅行に行き、土日は、公園や自然の中で体を動かしたりゆっくり過ごしたりすることが多いのではないでしょうか。
舞さんありがとうございました。
まとめると・・・
● 教育現場では幼い時から、自分の意見を言うように教育される。
また物事は疑ってかかるように習慣づけられている。
● 流行り物はあまり興味がない。
● ドイツでも健康志向や富裕層がオーガニックをチョイスしているが、それでも日本より圧倒的に手に取る人は多い。
● ドイツのメディアは、事実を放映する。
● ドイツではインフルエンザはおおごとではない。ホメオパシーなどが薬局でも買える。病院では日本ほど、すぐに薬を出さない。
● ドイツには専業主婦は少ない。働くことに意義を持っているが、プライベートとのバランスもとっている。
● 育児休暇の制度が発展しており、日本よりも働くママに優しい。
などが傾向として挙がってきました。
オーガニックは富裕層や健康志向が買っていると言う点は共通していますが
他は真逆なところも多いですよね。
オーガニックの高齢化が今日本では起きている。
日本では誰がオーガニックをやっているのか
インタヴューを見て何か思ったことはありましたか?
ちなみに、この国では、近年ガンなどが増えていると言われますが、
原因は食生活が悪化していることはもちろん、高齢化もその傾向の一つです。
冒頭でもお伝えし、「ネガティブな理由でオーガニックを選んでいる」のは誰でしょうか?
日本で誰がオーガニックをやってるかというとシニアに入りかけている世代です。
単純に若者がオーガニックを積極消費していないことも大きな要因です。
つまり、今オーガニックの高齢化が起きているのです。
確かに若者は学生をはじめとしてあまりお金がないと言うのもあるかもしれません。
でもそれだけが理由でしょうか?
私はそうは思いません。
単に意識が低すぎるだけです。
健康への教育、食への教育、農業への知識、環境への配慮、予防医学の知識。
そういったものが、あまりにも家庭教育や、教育機関において、ないがしろにされているように思います。
ちなみに、欧米では予防医学や自然療法などの学部や学科がたくさんあるそうです。
私自身も恥ずかしながら学生時代はヘルスコンシャスではありませんでした。
学生時代は色々アルバイトをしていましたので、お金が有り余っている訳ではなかったですが、
ホテルの数千円以上する、スイーツ・ビュッフェは日常茶飯事、一つ1000円以上する高級パフェなどは頻繁に食べていました。
それから若い頃から、一回数万円のお洋服などへの投資は、毎週のようにしていました。
でも健康について誰かが教えてくれることはありませんでしたから、
運よくひとりでに気がつくまではオーガニックなカフェに行こうだとか、野菜をオーガニックにしようなどと言う発想は皆無でした。
でも、もしもっと周りの人や教育機関が、教えてくれたり、オーガニックを教えるプログラムが学校にあったり、
身の回りにもっとたくさん情報があったらどうだったか、わかりません。
現にこのメディアも30−40代そして、50ー60代以降の読者も多いですが、
20代の読者となるとかなり少ないことが分かっています。
つまり、若者が前向きにオーガニックを選んでるのではなく、
どっちかというとお年寄りやシニアな人たちが病気つまりはマイナスのスタート地点からオーガニックを選ぶっていう不思議な現象が起こっているのですね。
ちなみに、私の妹は20代前半です。
健康には無頓着な彼女も、私が日々、オーガニックについて教えているため、最近は影響を受けて色々買っています。
ただ、インスタグラムなどに夢中な、彼女の周りの知人友人はあっけらかんとしていて、メイクグッズ、キュートな服やバッグは買っても、オーガニックなんか全然消費していないのだそう。
妹もやはりはじめはあまり関心がなかったようですが、美容にはとても関心があるようで、
美容にいいオーガニック食品などを教えると興味を持ちます。
そして、私が教育しているからこそ、チープなコスメよりかなり高くてもわざわざ安全なオーガニックメイクグッズなどを自ら買うようになりました。
つまりお金のあるないだけが問題ではないのです。
これは大人でも同じことが言えて、富裕層でもオーガニックを買わない健康には無頓着な家庭があるのは、周知の事実です。
日頃の些細な教育習慣は本当に重要だなと思います。
ドイツのように幼少期から当たり前に、自分たちで日本の悪いところを勉強させて今の社会のシステムを疑ってかかるとか、
そういう訓練も含めた教育も強化することが、今後の日本には、重要かもしれません。
オーガニックを消費するだけではなく、
若い世代にあなたがオーガニックをもっともっと、声に出して伝えてください。
ドイツは10年以上かけてオーガニック天国になるまでに発展しました。
10年前のドイツは今の日本に近かったと冒頭のドイツ人は述べていました。
さて、日本の10年後は皆さんはどうなっていくと、思いますか?
日本はすでに先進国から取り残されています。
冒頭で伝えている通り今や中国までもが有機食品に対して、取り組みの対策を示し始めているのです。
今変わらないといつ変わるのでしょうか。
現状を、変えられるのは今これを読んでいるであろう読者の皆さん、そして特に、女性の皆さんです。毎日のお買い物の決定権を持つのは多くの場合、女性ですし、食を支えるのは言うまでもなく女性です。
男性や子供にもどんどん、教育してあげてください。
子供がいないなら、後輩や妹に教えてあげてください。
甥っ子や姪っ子でもいいです。
教育というと堅苦しく聞こえてしまうのならば、「言い聞かせる」だけでも結構です。
また、経験上、日頃から、オーガニックが興味のない人に、オーガニックを食べさせたり、
プレゼントしてあげるだけでも人は、変わります。
人は興味のないものには無関心ですが興味があるものにはとても高い関心を示します。
例えば甘いものが好きな人にはヘルシーなお菓子からでもいいですし、
美容に興味があるならコスメ。サプリに興味があるならサプリからでもいいです。
1回では何も変わらなくても100回言えば、100回行動すれば、変わるはず。
私たちのライフスタイルが今後、良いものになるか、それともこのままなのか。
ドイツなどのように、10年で大きく変わった国もあるのですから、オーガニックが日本で普及するかどうかは、ここからが勝負だと思います。
他の誰かが動くのを待つのではなく、まずは一人一人の意見を自主的に、届けることも一つです。
そのためには、意識を変えていかなければならないです。
知ったらならば、まず行動を。
IN YOU編集部からの電話・メールによるオーガニック市場ヒアリングインタヴューを受けてくださる海外在住者、元海外在住者を募集中!
興味がある方は以下のメールアドレスまで。(海外在住ライターも同時募集中)IN YOU編集部 info@macrobiotic-daisuki.jp
世界で最も厳しい基準で作られたドイツ発のサプリメント
PR: Recommended items by IN YOUMarket
ドイツは食品のみならずサプリメントの業界でも最も厳しいと言われる基準で生産する国です。
完熟のフルーツから発見された「エスターC」という成分は、ビタミンCを脂溶性したビタミンCの代謝産物で、非常に吸収に優れています。
「エスターC」は、溶媒などは使わず安全な純水製法によりビタミンCに脂溶性と水溶性も加えた、両方の性質を持つ世界で唯一のビタミンCです。
体内に吸収されやすく、通常のビタミンCの6倍の吸収率であり、臓器や血液中にも留まりやすく体内でより効果を発揮してくれるのです。
ある試験においては、
「Ester-C®とアスコルビン酸の血漿中ビタミンC濃度は同じであったが、摂取から24時間後の白血球中のビタミンC濃度は、Ester-C®の方が有意に高い値を示した」と報告されています。
オススメの記事
世界トップレベルを誇るオーガニック先進国ドイツと、オーガニックを探すのも困難なオーガニック後進国日本。私が衝撃を受けた決定的な5つの違い。世界トップレベルの「オーガニック大国」デンマークからオーガニック後進国日本が学ぶ「日本でのオーガニックの広め方」
EUではなぜ今、オーガニックが広まっているのか?その決定的事件とは。日本でオーガニックが定着する日は本当に来るのか。添加物や残留農薬に関わる規制に阻まれた日本製の食品の数々。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう