ちょっと待って!高額不妊治療をしても約4割の方は妊娠できません。不妊治療の前にできる、5つの生活習慣。
不妊に悩んでいる方へ。
同い年の友人たち(1983年生まれ34歳)も不妊に悩んでいるカップルが多いです。
仲のいい友達が不妊治療を受けていて
「人工授精の次は体外受精なんだけど、金額的にも精神的にもきつい・・・」
と言っていました。
不妊治療は高額だというのは知っていたけど、一体いくらかかるんだろう?と調べてみたところこのような平均値を見つけました。
平均治療期間25ヶ月 平均治療費140.6万円
人工授精は一回に1万5千円程度ですが、体外受精は一回に20〜50万円。顕微授精は40〜60万かかります。※金額はあくまで目安です。費用は施設によって異なります。
調べていくと体外受精を6回〜10回受けた人もいて、10回となると最大600万かかっている計算になります。
情報収集する中で不妊治療にかけた金額が2,000万以上という方もいました。
当院に来院される方のうち、58%の方は妊娠していただけます。
しかし、最終的にどの方が妊娠できてどの方が妊娠できないのか私たちにもわかりません。
引用「不妊治療がよくわかる本」梅ヶ丘産婦人科院長 辰巳賢一著
高額な不妊治療を受けたら必ず妊娠できるのかというとそういうわけでもないようで、約4割の方は妊娠できないという数字を見て、私はとても違和感を覚えました。
友人たちは高齢という年齢ではないのに
持病があるわけでもないのに
不摂生をしているわけでもないのに
なぜか妊娠できない。
子供が大好きなカップルが、子供がいない人生を受け入れようとしている姿を見て胸が張り裂ける思いです・・
赤ちゃんを授かるために色んな努力をされていると思います。
不妊治療を受けない選択肢の1つとして
19年間の不妊生活から、西原医師の医学に出会って不妊治療せずに3年で妊娠した女性
について紹介したいと思います。
不妊治療の流れとお金のこと
基本検査の後、必要であれば精密検査をし、不妊の原因を究明します。ここでおおまかに2つのグループに分けることができます。
- 不妊の原因がはっきりしていて治療なしでは妊娠しないグループ(両側卵管閉塞、無排卵症、無精子症など)
- 絶対的な原因はないけど妊娠しづらいグループ
それでも妊娠しない場合には、体外受精、胚移植へと段階を移して行きます。
各種精密検査、タイミング法までは保険診療ですが、人工授精、体外受精は保険適用外になります。
- 人工授精 1回15,000円〜20,000円
- 体外受精 1回20万〜50万
- 顕微授精 1回40〜60万
※金額はあくまで目安です。費用は施設によって異なります。
人工授精は5〜8回(75,000円〜120,000円)で次の段階に進みますが、体外受精、顕微授精はその次がないので受け続ける限り青空天井で費用がかかります。
体外受精を受けている方のブログを見ていると、数回でやめる方から、6〜10回(120万〜600万)受ける方もいます。年齢にリミットを決めてやめる方もいます。
共働き夫婦なら数百万を支払う能力がある方も多いかもしれません。
しかし病院に行けば、費用をかければ必ず授かれるものなのでしょうか?
冒頭にも書いた通り
「当院に来院される方のうち、58%の方は妊娠していただけます。
しかし、最終的にどの方が妊娠できてどの方が妊娠できないのか私たちにもわかりません。」
という結果が表すように、お金=妊娠ではないと周囲の友人を見ていても感じます。
参考「不妊治療がよくわかる本」梅ヶ丘産婦人科院長辰巳賢一著
不妊治療をせずに19年の不妊生活から脱出した女性の話
私の長女が通っていた幼稚園のママ友に、40歳で1人目、44歳で2人目を助産院で出産した友人(Kさん)がいます。
現在は48歳で3歳、7歳の兄弟を育てています。
20歳からご主人と付き合い始めて、30歳で入籍、39歳で結婚式を挙げたというカップルです。
その間約20年間妊活するものの妊娠に至ったことはありませんでした。
KさんはCGを作るお仕事をしていて、テレビ関係のお仕事で西原克成医師と出会いました。
西原克成医師は東京六本木に研究所を構え、哺乳動物の進化や成人の生活習慣が及ぼす体の変調を生体力学エネルギーの観点から観察し、赤ちゃんからお年寄りまで様々な難治性疾患を改善しています。
Kさんは西原医師とお仕事で知り合った後に、書店で先生の著書である「免疫、生命の渦」(免疫病はミトコンドリアの代謝異常が原因、という内容の本)を何気なく購入しました。
他の著書一覧から「赤ちゃんの生命のきまり」(戦後の乳児栄養、保育の考え方の間違いを指摘した本)を読んで
「ここに書かれていること(早期離乳食を否定し、母子手帳育児を覆すような内容)が本当ならおもしろい。赤ちゃんを育ててみたいな」
と思ったそうです。
そこから西原先生の医学を徹底して実践し、約3年で妊娠することができました。
妊娠できる体になるために改善した5つの生活習慣
Kさんが実践した、西原医師が提案する「婦人科系の不調を改善する5つの生活習慣」をご紹介します。1.口呼吸を治す
人間の体は鼻から空気を吸い込んで肺に送り、口からは食べ物をとりこんで咀嚼し、消化菅に送るという構造になっています。本来呼吸は鼻でするものですが、口でする「口呼吸」は誤った体の使い方です。
多くの人が口呼吸を身につけてしまっていて、たいていの人は無意識に口呼吸をしています。
また、日中は鼻呼吸ができていても夜間眠っている時に口呼吸という人も多いです。
口呼吸を行うと、体温よりも温度が低い外気(寒冷エネルギー)が口の中に入って温度が下がり、乾燥します。
そうすると扁桃腺の中にいる白血球が弱ってばい菌を処理できなくなり、ばい菌を抱えた白血球が全身を巡り「細胞内感染症」を引き起こします。
口呼吸の簡単チェックリスト
以下の項目にひとつでも当てはまれば、口呼吸です。- 無意識の内に口が半開きになる
- 出っ歯や受け口である
- 下唇がぽってりとした、たらこ唇である
- 唇がカサカサしている
- 朝起きた時にのどがひりひりと痛む
- 鼻の穴を意識して動かすことができない
- 唇と閉じると、あごに梅干しのようなシワができる
西原研究所で推奨される口呼吸テープを使用したり、日中に口を閉じることを意識して改善しました。
2.冷たい水やアイスクリームなどの「冷たいもの中毒」をやめる
冷蔵庫やエアコンなどの家電が普及し、夏でも涼しい部屋で冷たいものを飲んだり、食べたりする習慣が定着しました。
真夏にアイスクリーム(ー18℃)、真冬でも飲食店では氷たっぷりの冷たいお冷や(約0℃)が出てきます。
冷蔵庫から出したての冷たいサラダやお刺身(10℃以下)など、かなり意識しないと簡単に冷たいものを避けるのは難しいです。
冷たいものは体にどういう影響を及ぼすでしょうか。
ヒトの体には60兆個の細胞が集まってできています。
病気になるとは、ミトコンドリアの機能に障害が起こるということなのです。
ミトコンドリアは体内温度が36.5℃以下になると働きが鈍ってしまいます。
体内温度が36.5℃以下になる
↓
働きの鈍ったミトコンドリアは細胞内に入り込んだ細菌を排除できずに、細菌と共存するようになる
↓
ばい菌が身体中にばら撒かれ、感染した場所によって病名が変わる
- 細胞内感染症が皮下組織に起これば「アトピー性皮膚炎」
- 気管支に起きると「気管支炎・喘息」
- 内耳・外耳に起きると「内耳炎・外耳炎」
- 網膜に起きると「網膜症」
- 毛様体に起きると「緑内障」
- 脳に起きると「統合失調症」「うつ病」
- 大腸に起きると「潰瘍性大腸炎」
- 瞳に起きると「散瞳(ミドリアシス)」
「子宮内膜症」「子宮筋腫」「無月経」になります。
妊娠しやすい体作りのためもっとも意識したのは、冷たいものを避けることでした。
Kさんは徹底して飲食物は42℃に温め、フルーツさえも少しレンジで温めてから食べています。
温かい飲み物がない場合、マイ白湯を水筒に入れて持ち歩き、飲食店で出る飲み物は氷を抜いてもらって、お湯を足しています。
徹底的に冷たいものをとらないことで、平熱が37℃まで上がったそうです。
私自身も冷たいもの中毒をやめて、高温期が37℃を超える日が増えました。
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低体温でガンにつけこまれないために、誰にでもできる簡単な方法で体温をあげよう。高温期37℃を実現した「冷中毒」からの脱出。3.体に適した飲食物をとる
不適切な飲食物をとると- ミトコンドリアを弱らせる
- 腸内が悪玉菌優勢になる
具体的にはこちら。
- 玄米
- 辛いもの(キムチ、しょうが、タバスコ、カレー)
- 小麦のもの(パン、パスタ、うどん)
- 哺乳動物の肉類、干物(魚、ビーフジャーキー)
- インスタント食品、ファーストフード
- アルコール
- 牛乳、肉、卵の過食
昔から玄米は体にいいと言われていますが、実際は脱穀法の違いで
現在の七分搗き米=玄米
として食べられていました。
七分搗きの米、発芽させた玄米には毒性はありません。
ビタミンB群が不足することを除けば、白米はもっとも安全な主食であると西原医師は色んな著書で言っています。
辛いものは、ミトコンドリアがその解毒のために弱ってしまい、細胞が本来の機能を果たせなくなってしまいます。
小麦を使ったうどんやパスタ、パンなどにはグルテンが含まれるため、たくさん摂取すると腸が悪玉菌だらけになってしまいます。
西原医師が提案する体によい食べ物はこちら。
4.8時間以上睡眠をとる「骨休め」
人間は直立2足歩行で、5キロある頭を支えるために立っているだけで多大なエネルギーを消耗しています。
立ったり座ったりしているだけで、寝ている時の数倍は心臓が働きます。
心臓の筋肉内にあるミトコンドリアが疲労して、血液細胞を再生するための造血の働きが低下します。
人間の体内にある約60兆個の細胞はそれぞれ寿命があり、日々1兆個の細胞(肉にすれば約1kg)が新しいものに作りかえられています(リモデリング)
造血機能を正常に働かせるためには、水平に仰向けになる「骨休め」が必要です。
毎日最低でも8時間骨休めをしないと、造血系が障害されて免疫病になったり寿命が縮んだりします。
Kさんも美容師やCG制作など不規則な生活をしていましたが、しっかり8時間は横になる生活に切り替え骨休めをしているそうです。
5.体を冷やさないー低体温は万病のもと
1970年代にエアコンが登場したことで、真夏でも冷えた部屋の中にいることが当たり前になりました。身体を芯から温める入浴剤!【重炭酸・精油・オート麦配合!】たっぷり大容量1~3ヶ月分!
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¥ 12,540 (税込)具体的にKさんが実践した体を温める方法はこちら。
- 夏でも長袖長ズボン、レッグウォーマーは1年中着用
- 着るものをすべてゆるゆるに
- 人工光線治療器コウケントーを足裏に照射
脱いだ時に靴下や下着のゴム跡がつくようなら要注意です。
コウケントーとは西原研究所でも治療の一環として使用されている人工光線治療器。
太陽に似た光線を照射することができるのでただ温めるだけでなくミトコンドリアを活性させることができます。
足裏に照射するとさらにミトコンドリアを活性化させることができ、体もポカポカします。
徹底した生活改善で妊娠
「正直なことを言えば夫は持病もあったので、検査はしたことはないけど精子の運動率も低かったかもしれない。」とKさん。しかし、西原先生の理論のもと、女性が徹底した生活改善をすることによって自然に妊娠することができました。
他にもコウケントーを活用して大きな子宮筋腫を抱えたまま妊娠、出産をしたという方のお話も伺い確信に変わってきました。
高度な医療を必要とする人たちもたくさんいる一方で、特に大きな問題もなく妊娠に至らない人たちには西原先生の提案する生活改善は有効なのではないかと思うのです。
ほんとうは誰にでも赤ちゃんを授かって産み育てる力があるはずです。
自分の中に原因がある、と肚をくくって徹底して生活改善をしたKさん。
こんな方法で妊娠できた人がいることに希望を持っていただければ私は嬉しいです。
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