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放射性物質に汚染されやすい食品・汚染されにくい食品とは?産地だけでは判断しきれない放射能汚染の実態。

品川まどか
農学系大学で食品の研究をし、卒業後は洗剤メーカーに就職。食品現場の衛生管理指導や微生物検査業務を経験しました。 食品表示診断士(中級)とニュージーランド調理師免許保持。 暮らすのに困らない程度の英語と挨拶程度のトルコ語ができます。 アレルギー体質や不定愁訴をきっかけに食や健康に興味を持ち、ブログやSNSでも情報発信中。 ブログ→http://www.kurashikaru.com Facebookページ→https://www.facebook.com/nekomimikitchen/

みなさんのおうちでは食材の放射能対策をしていますか?


福島原発事故から、早くも6年が過ぎました。


事故直後と比べて農産物の放射性物質濃度が下がった地域もありますが、まだまだ汚染が確認されている例もたくさんあります。

放射能対策として有効な「産地選び」


放射能検査をしている食品は残念ながらごくわずか。

生産者・消費者ともに多くの人はあまり放射能汚染を気にかけていないようです。
スーパーに並んでいる食品は、基本的に放射能検査はされていません。

そこでポイントになるのが「産地」。

放射能検査の結果がない時、その食品が安全かどうかを測る唯一の指標は産地です。


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どこ産なら安全?


では、どこ産の食品なら安全なのでしょうか?

実は、産地は汚染度の目安にはなりますが、どこ産なら安全・危険と一概には言えません。


同じ土地でも放射能汚染はまばら。


原発事故の際に放出された放射性物質は風に乗って各地に拡散されました。

原発との距離が近いほど土壌の放射性物質濃度が高い傾向はありますが、
風向きや降雨の状況により無数のホットスポット(高濃度に汚染された場所)が形成されたため、汚染度はまばらです。


たとえば「◯◯県産」と表示された食品も具体的にその県のどの地域で穫れたものかはわかりません。
(米などは県内の複数箇所で取れたものを混ぜていることも)

同じ県内でも汚染されている地域と汚染されていない地域があれば作物の汚染度も変わってきます。

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食品によって汚染度が違う

また、食品によっても放射性物質に汚染されやすいものと汚染されにくいものがあります。


たとえば汚染されやすいものとして

有名なしいたけ。

しいたけそのものが放射性物質を吸着しやすいことに加え、原木しいたけは原木が汚染されていた場合、
たとえ放射能汚染の少ない地域で栽培されていたとしても原木から汚染が移行してしまいます。

(西日本産のしいたけで放射能汚染が確認されることも)

逆に、トマトやきゅうり、なすなどは土壌が放射性物質で汚染されていても作物には移行しにくい傾向があります。


汚染されやすい食品と汚染されにくい食品を頭に入れておこう。


このように、放射能汚染は産地だけでは一概に判断できないものです。

少しでも汚染された食品を避けるためには、汚染されやすいものと汚染されにくいものを知っておくことが大切。


汚染されやすい食品は◯◯県産だとホットスポットが心配だから大事を取って少し遠くのものにしよう、
汚染されにくい食品は△△県産でも大丈夫かな、
□□県産の食品が食べたいけど心配だから放射能検査済のものを選ぼうかな、

といった風に、それぞれ考えた上で許容範囲を設定していただければと思います。

農産物

産地表示のルール

都道府県名または市町村名・島名など一般的に知られている地名を記載します。
生鮮品では「国産」のみの表示は不可。

<汚染されやすいもの>

・きのこ類(特にしいたけ)
・山菜類(たけのこ、コシアブラ、ぜんまいなど)
・葉物野菜(こまつな、ほうれん草など)
・ハーブ類
・ベリー類
・かんきつ類
・核果(うめ、ももなど中心に大きな種のあるもの)
・柿
・玄米(胚芽部分に放射性物質が溜まるため、糠にも注意)
・そば
・大豆
・小豆
・栗
・くるみ
・かぶ
・ぎんなん
・茶(特にまるごと体に入る抹茶は注意)


柿やゆず、夏みかんなどはおうちの庭で育てている人も多いと思いますが、土壌汚染のある地域ではあまり食べない方が良いでしょう。

<汚染されにくいもの>

・トマト
・きゅうり
・なす
・かぼちゃ
・ズッキーニ

畜産物


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産地表示のルール

「育った期間が一番長い国」を記載します。
そのため、国産であれば「国産」のみの表示でOK。

ちなみに、ただ「国産」と表示するだけでもOKですが、都道府県名や市町村名・島名など一般的に知られている地名を記載したり、「国産」表示に細かい地名を併記することも可能です。

★海外産と思いきや、日本で育った期間がある肉も。

例)カナダで16ヶ月、中国で8ヶ月、日本で6ヶ月育った場合
→「カナダ産」と表示

この場合、カナダ産と表示されますが日本で育った期間もあります。

放射能汚染が心配でとにかく海外産の肉を・・・と思って買っても、実はある期間は日本で育っていたなんてこともあるかもしれないので要注意です。

★牛肉は個体識別番号で生育歴を確認しよう。

牛トレーサビリティー法により利用されるようになった「個体識別番号」。
「容器」「包装」「店舗の見やすい場所」に記載されている10ケタの番号がそれにあたります。(通常は食品表示ラベルに記載)

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(独)家畜改良センターのウェブサイトで個体識別番号を入力すると、「その牛がいつからいつまでどこで育ったか」という情報を見ることができます。

海外ではどの国で育った期間があるか、日本国内ではどの都道府県で育ったかがわかるのでとても便利なシステムです。
放射能汚染を考えた時、避けたい地域があればこのシステムで確認すると良いでしょう。

※ただし、例外として牛タン、ひき肉、くず肉などは個体識別番号の表示義務がないので、できるだけ個体識別番号が表示されている肉を買いましょう。
個体識別番号がない場合は生育歴をトレースできる販売者のものを買うのがベター。


<汚染されやすいもの>

・野生動物の肉(イノシシ、シカ、クマなど)
東日本の広範囲で数多くの汚染が確認されています。
中には数千bq/kgのものも。野菜や果物の汚染度が低い地域でも、野生動物の肉は汚染されていることがあるので注意しましょう!

・牛肉
土壌汚染の深刻な地域では、汚染された牧草を食べることで牛の体内に放射性物質が蓄積します。
また、汚染されていない土地の牛でも飼料の稲わらが汚染されている場合があるので注意。
島根県の牛で汚染された東北産の稲わらを食べ放射性物質が検出された例があります。

<汚染されにくいもの>

・豚肉
・鶏肉
・鶏卵


豚、鶏に関しては主に海外産の穀物を飼料として利用しているため放射性物質を取り込む可能性が低いと考えられます。

水産物

産地表示のルール

国産:漁獲した水域名または養殖場がある都道府県名を記載
輸入物:原産国名(水域名の併記可)を記載

というのが原則ですが、

「水域名による表示が困難な場合は、水揚げ港名または水揚げ港のある都道府県名を表示するだけでもOK」とされています。

つまり、「表示されている地名=獲れた場所」とは限りません。

例)兵庫県沖で漁獲、茨城県の港で水揚げされた場合
→兵庫県産と表示することも、茨城県産と表示することも可能

例)台湾で漁獲、長崎県の港で水揚げされた場合
→台湾産と表示

また、漁獲した船舶の国籍を産地として表示する場合もあります。
(公海または日本・海外の排他的経済水域で漁獲された場合)

※排他的経済水域、公海とは簡単に言うと大陸から離れた水域のこと。
こちらの図をご参照ください。

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例)インドネシア船籍の船舶が排他的経済水域で漁獲、千葉県の港で水揚げされた場合
→インドネシア産と表示

これら食品表示の規定により、産地表示を見るだけではどの海域で育ったか、どの海域を通ってどこで水揚げされたかをすべて知ることは困難なのです。

海洋の放射能汚染を考えた時、汚染度の高い海域を通ってきたものは避けたいところ。

水産物を買う時はできる限り、消費者に届くまでどこで育ち、どこを通ってきたかをトレースできるものを探すことが望ましいと言えます。


産地偽装にも要注意!

福島原発事故による海洋の放射能汚染を受け、一部では産地偽装や産地を表示しないといったこともあるようです。
水産物を買う時にはできるだけ信用のおける店を選び、産地が表示されていない場合はしっかりと確認しましょう。

<汚染されやすいもの>

・川魚(イワナ、ヤマメ、ワカサギ、ギンブナなど)
・底魚(ヒラメ、カレイなど)
・大型魚(サケ、マグロ、カツオなど)
・回遊魚(サケ、マグロ、カツオ、サンマ、イワシ、マス、ウナギなど)
・マダラ
・スズキ


食物連鎖の上位にある大型魚は生物濃縮で放射性物質が蓄積しやすいです。
サケ・マグロ・カツオは回遊魚でもあるため、リスクはより大きくなります。
(鹿児島産のかつおぶしで放射性物質が検出された例あり)

カルシウムに似た構造のストロンチウムは魚の骨に蓄積しやすいため、骨ごと食べる場合は特に注意しましょう。

<汚染されにくいもの>

上記でご紹介したように、水産物は産地表示から生育地を読み取ることが難しく、また汚染された海域を通ってきている可能性があります。
できるだけ放射能検査されたものを買うか、小魚など汚染リスクの低いものを選びましょう。

出典:https://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/


放射性物質の排出を促す食事を心がけよう。


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汚染されやすい食品・されにくい食品を頭に入れておくことで、少しでも放射性物質に汚染された食品を避けることが大切です。

しかし、時にはお付き合いで外食をしたり、お子さんであれば給食を食べたりと、どうしても産地がわからないものを食べることもあるでしょう。

取り込まないのと同時に、排出できる体づくりを。


放射性物質は体に取り込まないのがベストですが、ある程度取り込んでしまう可能性は考慮し、

普段から放射性物質を排出する食生活を心がけましょう。


放射性物質対策に有効な食材についてはこちらの記事を参照。
2017年今、原発事故から6年。放射性物質からあなたとあなたの家族を守るために、今すぐできる対策。

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長崎原爆で被爆者を救った食事とは?


1945年8月9日、長崎に原爆が投下。
爆心地からわずか1.8kmに位置する浦上第一病院で、救護にあたった秋月辰一郎医師はこんな指示を出しました。

「被曝した人には塩がいい。玄米にうんと塩をつけて握るんだ。塩辛い(わかめの)みそ汁を作って毎日食べさせろ。そして甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ。」

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この食事をとった結果、同病院の患者・職員の多くは原爆症を発症することなく助かりました。
自身の結核を玄米食とわかめのみそ汁で克服したと信じていた秋月医師の経験の賜物です。


その後、1986年のチェルノブイリ原発事故の際には旧ソ連やヨーロッパ諸国への味噌の輸出が急増しました。
既に70年以上も前に証明された、

日本の伝統食品が体を被曝から守るという事実。

是非覚えておきたい対策のひとつです。

IN YOUでも自然栽培の玄米をおすすめしています。

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「放射能汚染を気にしていたらもう何も食べるものがない」なんてことはない。

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私はできるだけ放射能検査された食材や土壌汚染の度合いが低い土地の食材を買うよう心がけていますが、

「そんなに気にしてたら食べるものなくなっちゃうじゃな〜い」と言われることもあります。

ただ、今では放射能検査を行っている業者さんもたくさんあり、
たしかに原発事故前よりは選択肢が減りましたがそれでも充分満足して買えるものはあります。

にっぽんのスーパーフードに改めて注目。


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放射能汚染が心配だから・・・と国産の食品を避け、なるべく海外産のもので揃えようという方もいらっしゃるようです。

実はそれはとてももったいないこと。

日本にはすばらしい伝統食材が数多くあります。


私は現在ニュージーランドに住んでいますが、
国の歴史が浅いこともあり伝統的な健康食材というものはほとんどありません。
マヌカハニーぐらいでしょうか?(笑)

その点

日本には味噌、梅干し、ぬか漬けなどの発酵食品から玄米、
数々の野草など栄養豊富でデトックスに最適な食材がたくさん。


何より、身土不二の観点からも長い歴史の中で先祖代々食べてきた食品は日本人の体に合うでしょう。
国産のものを選ぶことで、地域の活性化にもつながります。

放射能対策のみならず、あらゆる有害物質の排出や体をととのえるのに最適なにっぽんのスーパーフード。
最近味噌や梅干し食べてないなぁ、という方も是非この機会に食卓に取り入れてみてくださいね。

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品川まどか
農学系大学で食品の研究をし、卒業後は洗剤メーカーに就職。食品現場の衛生管理指導や微生物検査業務を経験しました。 食品表示診断士(中級)とニュージーランド調理師免許保持。 暮らすのに困らない程度の英語と挨拶程度のトルコ語ができます。 アレルギー体質や不定愁訴をきっかけに食や健康に興味を持ち、ブログやSNSでも情報発信中。 ブログ→http://www.kurashikaru.com Facebookページ→https://www.facebook.com/nekomimikitchen/
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