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「沈黙の春」レイチェル・カーソンから見た殺虫剤の問題点|私たち人間は自然とどう向き合っていくべきなのか。

yomogi
「長野県出身。季節の行事と地域の香りを感じられるテーマを中心に、体と自然に耳を傾ける暮らしの発信を目指しています。」

去年の夏は過ごしやすくてよかったのに・・・



上京して1年目の夏、友人が発した
「去年の夏は冷夏で過ごしやすくてよかったのに、今年は暑いね」
という言葉に私は違和感を持ちました。

私は生まれてから大学に進学するまでの18年間を長野県で過ごしました。
私が上京する前年の夏は、全国的に記録的な冷夏でした。
最も気温が上がるはずの季節なのに肌寒く、
いつも空が曇っていたことをよく覚えています。

学校へ向かう途中の田んぼを見るたび、
いつもなら稲が黄金色になって頭を垂れていてもおかしくない時期なのに、
まだ青々として天を仰いでいることが不安でたまりませんでした。


私はいつもより寒いことで起きている変化を身近で認識し、
人間の力が及ばない仕組みの一員として存在していることを感じて生活していたので、
人間の過ごしやすさだけにフォーカスした友人の発言に違和感を持ちました。

綺麗に整備された道路が敷き詰められたビル街の、空調の効いた室内で1日過ごす。
そんな都市での生活に慣れてしまうと、
きっと自分は自然から切り離された環境で生きているような感覚に陥るのだと思います。

冒頭で紹介した言葉を発した友人も、気温は暑さ寒さを感じる程度のもので、
動植物の育成に影響を及ぼし、
やがて人間の食べるものや生活環境にも変化が現れるという実感がなかったのだと思います。


自然は人間が ”守る” もの?

「自然を守ろう」「環境保護のために」そんな言葉をよく耳にします。
しかし、ちょっと考えてみてください。

自然や環境って人間の保護の対象なのでしょうか?
私には「自然を守る」という発想は、本来自然や環境の一部であるはずの人間が、
自分たちだけを自然から切り離し、
自分たちの都合の良いようにコントロールしようとしているように思えてなりません。

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殺虫剤で「害虫」を殺してしまうこと



たとえば、家に虫が出たときにあなたはどうしますか?
気持ちが悪いゴキブリや、鬱陶しくまとわりついてくる蚊やハエ。
彼らは一般的に「害虫」と呼ばれて人間に忌み嫌われています。


殺虫剤は人間には無害なのか

どの家庭にも必ず1本は何らかの殺虫剤が常備されていると思います。
だって、自分で虫を殺すのって気持ち悪いですものね。
薬剤をかけて動かなくなってくれたほうがいいに決まっています。
でも、その殺虫剤が絶対に人間に無害だと言い切ることはできません。

殺虫剤は生き物を殺す効果がある薬です。
いくら人間の体の大きさや構造が虫と違っても、
安全性が証明されて販売されている製品であったとしても、安易に使用するのは危険です。

なぜなら、殺虫剤の影響を受ける虫はもっと大きな虫に食べられ、
その虫は動物に食べられ、その動物はもっと大きな動物に食べられ、
という連鎖を繰り返すうちに様々物質が蓄積されたり濃縮されたりする危険があるからです。

そして、食物連鎖の上層に立っているのは私たち人間だからです。



殺虫剤はどのように安全性が試験されているのか

日本では、殺虫剤は薬事法で管轄され、
定められた効力試験と毒性試験が行われた上で販売が認可されます。

市販の殺虫剤は試験を経て安全性が認められて認可が下りたものだけが販売されているため、
人間への影響は極めて少ないとする見方もあります。
しかし、認可の際に必要とされる試験内容は、
実際に使用の対象になる虫への効果と一部の動物に対する毒性の実験です。

要するに、実験対象に対する毒性しか判断できないため、
自然や生き物の連鎖によってどのようなことが引き起こされる可能性があるかは未知数だということです。

忘れてはならないのは、私たちにとって都合が悪い人間にとっては害をなす「害虫」も、
そして私たちも「自然」や生態系に属する生き物の一種だということです。
どんなに気持ちが悪い、鬱陶しいと思っても、どこかで必ず繋がっているので、
彼らに対する仕打ちはいつか私たちに返ってくる可能性は否定できません。


参考:殺虫剤指針2018について
参考:日本防疫殺虫剤協会


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「沈黙の春」を通して殺虫剤を使う意味を考える



「沈黙の春」は、アメリカの生物学者であるレイチェル・カーソンが1962年に発表した著書です。
アメリカのどこにでもある田舎町を舞台に設定し、
農薬の散布や自然をコントロールしようとする人間の行動が蓄積し、生態系の中で連鎖して、
鳥の声が聞こえない春 “Silent Spring” が訪れるという内容です。

「沈黙の春」は、当時広く普及していたDDTという有機塩素系の農薬を
全面禁止とするきっかけになったことで有名です。
1962年の著作であるため、その後の研究によって疑問が投げかけられている論点もありますが、
生態系の連鎖という点から環境問題を問うた書として非常に大きなインパクトを残しました。


「自然」と「私」の関係を考え直してみる



「沈黙の春」でレイチェル・カーソンが訴えているように、全ての生き物は繋がっています。
「沈黙の春」に登場する町では、決して鳥に危害を加えようとしたわけではありません。
農作物を害虫から守り収穫を増やしたい、町の景観をよくするために並木道を作りたい、
そう思って農薬を使ったり植物の植え替えを行っただけでした。
しかしそうした行動が、決して意図していなかったはずなのに結果的に「沈黙の春」を招いてしまいます。

同じように、殺虫剤や農薬を使ったその時に人間に直接害はなくても、
長い時間を経て様々な生き物を通じて
再び人間の体に入ったときも影響はないと言い切ることができるでしょうか。
そしてもし人間の体に何かの変化が起こってしまったら、
それが何世代か先にどのような影響を及ぼすのかはその時になってみないとわかりません。

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自分が取った行動はいつか必ず自分に返ってくる



”The choice, after all, is ours to make.”
英文R.カーソン「沈黙の春」(英宝社 2007年)


-結局のところ、選択は私たちがするものだ。


レイチェル・カーソンは、「沈黙の春」の最終章”The Other Road”でこう訴えました。
〝私たちの目の前には、なだらかでスピードが出るけれどその先には悲惨な未来が待っている道と、
行く人は少ないけれど、環境の維持という目的地に私たちを導いていくれる道の二つがある。
どちらを選ぶかは結局は私たち自身で決めなければならない″

現代社会で生活をしていると、
自分は自然や環境と隔たった場所で生活しているような気になってしまい、
生態系の一員であることをついつい忘れがちです。
しかし明日か100年後かわからない未来、
私たち一人一人が行った選択が私たち自身に返ってくる日が来るかもしれません。

たとえばあなたが殺虫剤を手に取ったとき、本当に今使ってっもよいものか、
自分が世界のどこに立って生きているかをもうよく一度考えて「選択」してください。

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