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その働き方、考え直してみませんか?北欧で勤務経験のある私が考える、心も身体も健康なワークライフバランスとは

その働き方、考え直してみませんか?北欧で勤務経験のある私が考える、心も身体も健康なワークライフバランスとは


常々「働きすぎ」といわれ、ニュースや報道を通して「Karoshi(過労死)」という言葉まで世界に知れ渡ってしまった日本の働き方。

日本で社会人経験を経て、国内外を転々としてきた筆者の視点から、日本人の働き方を見ていると「果たして本当にそれでいいのか?」と疑問が湧くばかりです。

現在はフリーランスとして仕事をしていますが、北欧での勤務経験から「心のバランスを保つこと」を常に意識しながら暮らしています。

毎日同じ場所で働いていると、はじめは違和感があっても、やがてそれが当たり前になってしまいますよね。

快適なワークライフバランスの実現には、社会システムの変革が必要な部分もありますが、まずは個々が「自分の働き方を見つめなおすこと」が大切です。

今回は、筆者自身の経験を通し「健康な働き方」を考えます。

オーガニックなワークライフバランスについて、いちど考え直してみませんか?

日本人の働き方を問う。Work to Live(生きるために働く)なのか、Live to Work(働くために生きる)なのか?



筆者は、大学在学中から複数のカフェや企業でアルバイトをし、卒業後は2年ほど社会人を経験しました。

その中で、すでにさまざまな疑問が浮かんだことを覚えています。

「こんなに(1日9時間以上)働かなくてはいけないの?」

「それなのに、経済的に一人暮らしが厳しい」

「仕事の日はほぼ仕事しかできず、プライベートな時間が全然ない」…。

また当時就職した会社は、いわゆる”日本企業”という感じで上下関係が激しく、1年目にして精神的にかなり辛い時期もありました。

こんなに辛い思いをしなくてはいけないなんて、わたしは一体なんのために働いているのか?という疑問が常に頭に浮かんでいたのです。

心機一転、働き方がまったく異なる北欧ノルウェーへ飛ぶ



そんな日本での社会人生活を経て、筆者はワーキングホリデー制度を利用し、北欧ノルウェーへ飛ぶことに。

余談ですが、ワーキングホリデー制度はよく「ただ余暇を過ごすだけのビザ」と勘違いされがちな気がします。

しかし実際は、エージェントや知人・友人の助けを借りない限り、行政手続きから家・仕事探しまで、すべて自力で行う必要があり、かなり自活力が身につく経験ができるビザですよ。

話を戻しますと、渡航当時の筆者には「飲食の経験を活かして、コーヒーの聖地・オスロ(首都)で生活してみたい!」という思いくらいしかありませんでした。

当時からオーガニック食や暮らしには興味があったけれど、働き方の違いにまで考えが及んでいなかったのが現状。

紆余曲折あり、やっとバリスタのポジションを手に入れましたが、同時に「北欧での働き方」を肌で体感することとなりました。

当時の経験や普段の生活から、今までさほど意識していなかった「ワークライフバランス」の新しい世界が見えてきたのです。

絶対に無理をしない!リラックスしたノルウェーでの働き方



筆者が働いた先は、首都オスロ市内にあるカフェ。

同僚はインターナショナルなメンバーでしたが、お客さんはほとんどがノルウェー人です。

自身の働き方を通して感じたことはもちろん、勤務中にカフェで仕事をするノルウェー人の様子を観察したり、周りの聞いた話から発見を得たり。

残念ながら日本ではまだまだ意識も整備も遅れているな、と感じることも多くありました。

しかし、日本でも働き方改革は少しずつ進んでいますし、他国からいいところを学びながら前向きに変えていくことは可能です。

実際に現地で身を置いたらこそ知りえた、ノルウェーの「働き方」の一部を、筆者の視点でご紹介します。

スタッフもボスもゲストも、みんな平等!ノルウェーのストレスフリーな働き方

ノルウェーでは「店員」と「お客さん」との立場に、差はゼロ。

職場での経験年数や年齢による上下関係も、まったくといっていいほどありません。

滞在当初から、色々なカフェやお店で買い物をしていて、いつも気になっていたこと。

お客さんがやってきても、おしゃべりを止めない店員さんたち。

店員さん同士がしゃべっていても、まったく怒るそぶりを見せないお客さんたちの姿が印象的でした。

彼らにとってはリラックスして働くことが普通のため、店員のお喋りがひと段落するまで待つこともまた普通なのです。

実際に自分が店員の立場になってから、この姿勢がいかに楽かを、ひしひしと感じました。

思えば日本で働いていたときは、来客のタイミングを気にしてスタッフとあまり会話出来ないことがあり、それがストレスだった記憶があります。

お客さんと上司との間で板挟みになり、精神的に辛い思いをしたことも。

立場に関係なく「お互いに平等」という意識を持つことで、健やかでストレスフリーな働き方が実現できます。

人種や性別は関係ない!ジェンダーギャップ・上位常連の国で働いてみて

ノルウェーは、IEF(国際経済フォーラム)が毎年発表する世界ジェンダーギャップランキングで、常に上位に位置する国(今年は3位!)。

まだまだ完全に平等とは言えないものの、120位(2021年)の日本からすると、羨ましく思えることがたくさんあります。

たとえば履歴書には形式がなく、性別や誕生日・写真を記載する必要はありません

むしろ載せてしまうことで無意識にバイアスがかかってしまい、本来重視すべき経験や能力を正しく評価できないという企業もあるほど。

人種に関しても、今や人口の1割以上が移民のノルウェーでは、少なくとも外見による差別は日本ほど顕著ではありません。

出身地や国籍による言語の壁はどうしても大きく、ノルウェーでの雇用に有利なのは北欧出身者ですが、逆に必要条件さえクリアできれば、人種はまったく関係ないのも事実。

移民の立場だった筆者からすると、仕事探しには相当なプレッシャーがありますが「アジア人だから」というネガティブな考え方は、あまりないように思いました。

ボスや同僚・お客さんと接する際も、あくまでも”個人”として扱ってもらえる環境は、とても良かったです。

「残業をしない」働き方こそが、効率アップの秘訣!



ノルウェーで働く中で、最も「いいな」と思った事のひとつは、残業がほとんどないことです。

厳密にいえば残業はありますし、筆者も経験したことがありますが、日本のように頻繁ではありません。

もちろん、都合が悪ければ断ることも普通にあります。

残業をしない理由のひとつは法整備が関係していて、従業員を働かせる時間が多いほどオーナーに金銭的な負担がかかる仕組みだから。

それとは別に、そもそもノルウェー人は「仕事は勤務時間の中でしかやらない」という意識が強くあるからです。

そうなれば必然的に、勤務時間内での効率を重視し、面倒な書面の手続きやミーティングをどんどん簡略化します。

日本では「頑張りが美徳」という考え方が根強く残りますが、北欧では効率よく働いて結果を出すことが大事。

マンパワーでしか出来ない仕事は人海戦術を用いますが、筆者の勤務先ではレジや発注・シフト管理をすべてアプリで行い、手間を省いていました。

残業をしない精神こそが、仕事の効率と生産性を上げる秘訣かもしれませんね。

退勤時間が来ればさっさと帰宅できるので、予定が立てやすいのも間違いなく魅力です。

ちょっと体調が悪いと感じたら、すぐに休む。「無理は禁物」の働き方

ノルウェーでは、ちょっと身体がだるいかも?咳がでるな、など、ほんのちょっとした不調でもすぐに休みます。

リモートワークができる場合は自宅勤務をする人もいますが、あくまでも「無理をしない」がモットーです。

無理をした結果、もっと体調が悪くなってしまい長期的に休む可能性があるならば、初期段階で治した方が、本人にとっても会社にとってもメリットですよね。

筆者は、日本的な意識で頭痛を我慢しながら働いていたら、ボスにばれて「今日は早上がりして。それまでの時間は緑茶を飲んで身体を労わって」と言われたことがあります。

常にベストなコンディションで仕事をするためにも、無理は禁物、です。

変化を楽しもう!交渉&キャリアのアップデートを常識に



北欧勤務の現場でよく見かけたのが「交渉」の場面です。

具体的には「仕事が増えるならお給料を上げてほしい」「夏休みがほしい」といった内容でした。

また定期的に人が入れ替わり、転職が普通だということも知りました。

いずれでも決してネガティブなことではなく、自分自身の快適な暮らしを求めているだけのこと。

変化を恐れず、いつでも「よりよい」を追い続ける彼らの姿勢は見習うべきところがあると感じます。

不満やストレスを抱えながら働き続けたり、不当な扱いを受けて泣き寝入りするよりも、ずっといいと思いませんか?

お互い気持ちよく働くために「交渉」を厭わない

筆者が勤務していた当時、ノルウェーの法律には「最低賃金の規定」がありませんでした(現在はあります)。

そのため現地語がままならない外国人や経験の少ない若者が、ありえない時給で働かされる実態も。

しかしノルウェー社会では、給料や休暇をボスに直接交渉することがままあります。

当時の同僚の「労働者の権利として、給与や休みを求めるのは当たり前だ」という言葉に、確かにそうだ!と目の覚める思いでした。

実際に働いて見ないとわからない業務なんてざらにありますし、後からタスクや責任の範囲が広がることもあるでしょう。

そんなとき、黙らずに「適正な条件」を自分から提示することが大切です。

個人で行動するのが難しい場合は、労働組合やコミュニティを利用するのもひとつの手ですよ。

職場にこだわる必要なし!転職はチャレンジの証。「終身雇用」の働き方はもう古い!



日本では「終身雇用」という言葉が未だに存在しますが、ノルウェーだったら「一生チャレンジしない人」という評価が周りから下されるでしょう。

それくらい、ノルウェーでは2~3年での転職が普通です。

企業は自分の人生の一部ではありませんし、労働と賃金・サポートの等価交換をしているだけなので、自分自身にアップデートすべきタイミングがきたら転職活動に移ります。

なんだか冷たいと思われるかもしれませんが、仕事とプライベートをしっかり分けているノルウェー人にとって、当たり前の考え方。

同じ職場に長く所属して「尽くす」のではなく、一度きりの人生で常にポジティブなアップデートをし、より自分のキャリアや生活尺度に見合った働き方を求めているだけなのです。

学びは権利!いつでもやり直せる学校の存在

ところでノルウェーでは、学費が無料

移民や留学生でも、学費無料で大学へ通えます。

社会人になってからも「キャリアチェンジしたい」「今の仕事に関する知識をもっと深めたい」と望めば、いつでも学校に入りなおすことができるのです。

先の話にも通じますが、人生は一度きりですし、どうせなら好きなこと・得意なことを仕事にしたいですよね。

結婚・出産後に学校へ通う人も多く「学ぶ権利」を保証されているのがノルウェー社会です。

結局、仕事は”人生のサイドプロジェクト”



ノルウェー人の働き方を見ていて、最終的に「仕事で自分の人生の時間・選択肢を縛るべきではない」との結論に至りました。

本来、人間にはそれぞれ個性や長所・短所があるもの。

環境によって興味や目標も変わりますし、人生の途中で「やりたいことが変わった」なんてことも当然起こり得えますよね。

結局のところ、人生のどの部分に優先順位を置くかで、働き方はいくらでも変えられるのです。

プライベートが一番大事!よく休んでこそ築ける、ワークライフバランス

ノルウェー人は、とにかく趣味や家族との時間を大切にします。

多くの企業は朝早く始業し、夕方までには退勤できるスケジュール。

夏は白夜に近い日照時間を有効に活用すべく、森へハイキングに行きますし、日の短い冬でも仕事帰りにスキーを楽しむ人も(電車やバスでスキー板を抱えているのですぐに分かります)。

飲食店は上記のような勤務時間ではありませんが、仕事後の飲み会やイベントは一切ないので、仕事後は友人と遊んだり、森へ散歩したり、家でゆっくり編み物をしたりと、有意義な時間を過ごしていました。

日本では、仕事の日はほとんど仕事だけで1日が終わってしまったり、友人や家族と会うにも夜遅くなってしまうことが、しばしばありますよね。

家族との時間が取れなければコミュニケーションが希薄になり、人間関係も仕事のパフォーマンスも悪化して本末転倒です。

また時間と気力がないため自炊したくてもできず、つい外食やコンビニ弁当に頼ってしまう人も多いのではないでしょうか。

それでは、せっかく仕事で頑張った体の疲れを十分にとることはできません。

その日の疲れはその日のうちにとるのが一番。

仕事の日も心のバランスを心がけた食事・睡眠をとり、家族との時間や趣味をゆっくり楽しむ。

また明日から切り替えて仕事しよう!というのが、本来の適切なワークライフバランスだと思います。

健康なワークライフバランスに必要なのは「暮らし」の基盤



先の話にも通じますが、仕事はあくまでも人生の一部分であり、人生を捧げてまでやるものではありません。

もちろん強烈な信念のもとに行う仕事もありますし、人の命や将来にかかわることもあるでしょう。

それでも働けるのは、自分の健康な身体があってこそ。

日々、心身の健康を上手に保つためには、食と運動・睡眠を中心とした「暮らし」の部分が整っていることが何より大切です。

がむしゃらに身体に良いものだけを取り入れるのではなく、仕事を含む現在の生活スタイルを再考し、”心に余裕を持てる暮らし”を実践すること。

近年はフリーランスや副業の考え方が日本にも浸透し、多様な働き方を実現できる社会になりつつあります。

企業を離れる選択肢を推奨しているわけではありませんが「今の自分の働き方、このままでいいのかな?」と定期的に見直すことは大切です。

人生は一度きり。

もし暮らしの部分がおざなりになっていると感じたら、仕事の仕方を考え直した方がいいかもしれません。

結局それがストレスを軽減し、快適に働くために大事なポイントだったりします。

心に余裕のある働き方は、よりよい社会づくりに繋がる

ノルウェーは教育の成果もあり、若いうちから政治に参加することが普通です。

なぜなら彼らの思想の根本に「国民の声で、社会システムは変えられる」という考え方があるから。

資本主義にのっとった現代社会は「お金を稼げば稼ぐほどよい」システムになっています。

しかし生きるメインの目的が「お金を稼ぐこと」ばかりになってしまい、自分の趣味や家族との時間、ひいては社会の仕組みにまで目を向けられない人生は、本当に幸せですか?


わたしたちは、働くために生きているのではありません。

生きるために働いているに過ぎないのです


働きすぎるあまり、お金の心配ばかりして、本来心を向けるべき家族や恋人との関係が悪くなってしまっては、元も子もありません。

ましてや、悪質な慣習のはびこる日本のブラック企業に搾取されるなんて、誰も望んでいません。

もし「ちょっと働きすぎかな?」と思ったら、今の仕事環境を離れてすこし長めに休み、心をリセットしてみて下さい。

仕事以外にも、知るべきこと・見るべき世界はたくさんあります

心に余裕ができ、広い視野で物事を俯瞰できると、社会の仕組みの中に「ここを直せばもっと快適に生きられる」という点が見えてきます。

国を支える国民が社会を見直して声を上げれば、長期的に見て、社会もわたしたちの暮らしも改善できるはずですよ。

働き方は変えられる!幸せな働き方のために考え、行動しよう



ノルウェーは労働者を守る法律・システムがあり、今の日本と比べるとすでに働きやすい環境が整っているのは事実。

しかし、それも長い歴史の中で国民が考え、声を上げて行動した結果です。

今、もし日本で働きながら「このままでいいのかな?」と少しでも思うのであれば、いつもの働き方を「いつものこと」で終わらせないでください。

小さな一歩かもしれませんが、自分の身近なところから「働く」を考えて行動すれば、変えられる可能性はあるものです。

できることから少しずつ変えていけば、今からでも快適なワークライフバランス・暮らし方を実現できるはず。

いくら働いたって、ほんとうに健康で幸せな暮らしは、お金では買えませんよ。

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