ベジカフェ udo

渋谷とは思えない静けさを保つオーガニックカフェ

スクランブル交差点をはじめとし、何かと騒がしいイメージがある渋谷。
渋谷新南口から出て徒歩数分、都会とは思えないような静けさを保つ癒しのカフェがあります。

今日はIN YOUのオンラインサロンメンバーとともにこちらのお店をレポートしたいと思います。
オンラインサロンって何？という方は▶こちら


お店の名前はudo

店内はカウンターメインのメインフロアと、静かな個室に分かれている。個室はお客さんがいなければまるで貸し切りのよう。


旬の食材、地場ものを使ったデリとお酒のお店で、お昼は一汁三菜を基本としています。
野菜は無農薬のものをつかっているのだそう。


一汁三菜定食。

VEGAN対応のメニューが多い。

上記はお昼のメニュー。ごはんは玄米もありますのでマクロビオティック実践者にはうれしい。
魚などが含まれるメニューも一部ありますが、多くはVEGAN対応になっているメニューが多いのでVEGANの人でも安心して食べられます。

画像：お店のHPより

一汁三菜とは？

ところで一汁三菜という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、これは一体何なのでしょうか。

一汁三菜（いちじゅうさんさい）は、一汁は汁物を1品、三菜は料理を3品という意味である。
Wikipedia参照

とある通り、日本古来の健康的な日本食の基本であり、懐石料理などでもこのような構成が基本となっています。


ところで、マクロビオティックでは毎食の食事のうち、

4割～6割を精製していない玄米・そば・雑穀などを食べ、残りの3割を野菜、1割を汁物、1割を豆類や海藻類を食べるといい

といわれています。

できることなら、野菜はサラダなどの生野菜をメインにせず、加熱調理をした食材を取り入れるとよいといわれています。上記のような食事バランスを保つことで体が元気になっていくと考えられているのです。

個人的に特におすすめな主食は無農薬の玄米です。

今の日本人は食べ過ぎ。
腹八分目を守るのにちょうどいいのが「一汁三菜」。

マクロビオティックと一汁三菜の考え方には、通ずるところがあります。

一汁三菜ときくと、何だかおなかが満たされないのではないかと感じると思いますが、本来マクロビオティックではマドンナの専属シェフをつとめたマクロビオティックシェフの西邨マユミさんも言っている通り「自分のこぶし大」くらいの量が適量だとされています。

こぶしサイズですよ？
すごく小さいですよね！

私もその話を知ったとき、今までの自分はあまりに食べ物を食べ過ぎていた、と感じました。

しかし、いまの現代人はこぶしサイズどころかこぶし５～８個分以上の食事を食べてしまいがちです。
主食や野菜を食べるならまだしも体に不要な余計なお菓子やお酒、ジャンクな間食などでおなかを満たし、常におなかがいっぱいになっていないと気が済まない人が多いように思います。

原因不明の体調不良のほとんどの理由は食べ過ぎにあったりします。
不調を感じるならまずは食べないことが手っ取り早く治す方法である場合も多いのです。

そういう意味でも食べないことの大切さを教えてくれる一汁三菜定食は食べ過ぎな方がおなかを休めるのに最適だと感じました。

IN YOUオンラインサロンメンバーからの評価

コメント１：玄米がおいしかったです。
いつもの食事からすると量が少ないと思いましたが、そもそも一汁三菜自体が満腹にすることを目的としていないので、食べ過ぎな人にはおなかを休める食事としてちょうどいいのではと思います。空間は落ち着いており、まわりの騒がしさがまったく気にならず、プライベートな時間を楽しめます。ゆっくりと休日に会話を楽しみたいという方にはおすすめです。

コメント２：お店の個室の貸し切り感がよかったです。料理に関してはほかのお気に入りのヴィーガンレストランを基準にすると物足りなさを感じました。

コメント３：貸し切りの個室で楽しくおしゃべりできました。お料理は、6種類のデリから3種類をチョイスでき、選ぶ楽しみがあります。
肉魚の扱いもあるのでベジ以外の友達と来れるのはポイントが高いです。

忘れかけられている昔ながらの「一汁三菜」を
思い出すことが今の日本人にはとても大切

サロンメンバーと濃い会話を楽しんだひとときもあっというま。
おすすめのヴィーガンレストラン情報や新スポット情報の交換から、普段はできないような裏話や現代社会の問題、これからの日本についてたっぷりと語ることができました。

参加者からは、物足りないという感想が目立ちましたが、「今日はおなかをたくさん満たしたい！」という気分の時は別のお店に行くのがよいのでは、と感じます。

私もかつては「おなかを満たさねば食事ではない！」、くらいのことを思っていました。
しかし毎食満腹では、いくらいいものを食べても不調を感じますし、老化のスピードが恐ろしく早くなるということを知って以来、食べ放題バイキングなどの不健康な大食はやめました。

個人的には、こちらのお店、無農薬野菜の味付けもおいしく、お味噌汁、玄米とマクロビオティックにおいて必須とされる食事を食べられるので渋谷の中では貴重なカフェだと思いました。仕事に集中したいときは食べ過ぎると眠くなって仕事になりませんから、今日は軽めに済ませたい、というときにお勧めです。

余計なものを食べ過ぎて病気になる人が多い現代。
たくさんの人に忘れかけられている昔ながらの「一汁三菜」をたまには思い出すことが今の日本人にはとても大切です。

お店情報：http://udo.tokyo/about

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