薬の副作用を薬で抑えようとしたその先にあったもの…服薬で病気を悪化させた義母の闘病で実感した、西洋医学のリスクとは?
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薬の副作用を薬で抑えようとした
その先にあったもの...
服薬で症状を悪化させた義母の闘病で実感した、
西洋医学のリスクとは?
「指をパチンと鳴らした瞬間に、体のこわばりが解け、以前のような健康な生活に戻れる」
薬の副作用による手の震えに苦しめられた私の義母は、
そんな魔法のような薬を求めました。
しかし、そうして薬の服用を重ねた数年後、
義母は自分の意思を伝えたり、
誰かを触れたりすることすらできなくなるほど
体調が悪化してしまいました。
これからお伝えするケースは、
病気の本当の原因に着目することなく、
症状を消し去ることを目的とする現代西洋医学が招いた、
最も悪しき例だといえるかもしれません。
※以下、副作用の症状や薬剤名、服用期間等はそのまま記しましたが、
プライバシーの観点から背景などは一部変えています。
すべての始まりは、胃薬だった
私がイタリア人の夫と結婚してから2ヶ月ほど経った頃、義母が「手が震えるのよ」と言い出しました。
当時、彼女は仕事の都合で関西に住んでおり、
東京に住んでいた私と夫は、月に1度、義母宅を訪ねていました。
当時は、手が震えるとはいうものの、日常生活に支障がない程度。
似たような症状が改善したというブログで知った
「よもぎ蒸し」を私はすすめてみましたが、
義母は気が乗らなかったようで結局、試してみることはありませんでした。
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胃薬の「プロトポンプ阻害薬」による副作用
それから半年後、義母がプロトポンプ阻害薬を服薬していることが判明します。
プロトポンプ阻害薬は、胃酸を抑える働きをする薬です。
この薬は「逆流性食道炎」に高い効果が見られる一方で、
長期間服用すると、痴ほう症の発生率が高まることが分かっており、
「パーキンソン病(薬剤性パーキンソニズム)」との関連性も指摘されています。
薬剤性パーキンソニズムとは?
私と夫が義母の症状について最初疑ったのが、この「薬剤性パーキンソニズム」でした。
手足の震えなど、パーキンソン病と似た症状が起こり、
日本ではタレントの加藤茶さんが胃薬が原因で発症したとして
知られるようになった「薬剤性パーキンソニズム」。
厚生労働省によれば、
「副作用が発生しやすい条件としては、
服用者が(義母のように)高齢者または女性であること」
「使用薬剤の量が多いこと」が挙げられています。
日本では当時からプロトポンプ阻害薬の使用に制限があったものの、
夫の母国であり、現在、私たち夫婦が暮らすイタリアであれば
医師の処方箋さえあれば、期限を定めることなく服用し続けることができました。
もし、義母の症状が薬剤性パーキンソニズムであれば、
その原因となる薬をやめることで症状が消失するはずでした。
引用・参照:
「PPI Long Term Use: Risk of Neurological Adverse Events?」
「Here’s Why ‘Off Periods’ Can Be Dangerous for People with Parkinson’s」
「重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬剤性パーキンソニズム」
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¥ 2,043 (税込)続いて義母は、抗精神病薬を飲むことに
こうして義母は胃薬の服用をやめことになったものの、1年以上にわたって服用していた薬の副作用です。
手の震えや、そわそわと動き回る「アカシジア」の症状は
なかなかすぐには収まりませんでした。
そして、胃薬をやめてから3週間ほど経ったある日のこと。
休暇でイタリアに一時帰国していた義母の様子を目にしたイタリアの家族が、
義母を心療内科に連れて行きました。
そこで出されたのが、
・抗精神病薬のアミスルプリド(日本未承認)
・抗うつ剤のパキシル錠
という2種類の薬。
夫がセカンドオピニオンを聞きに行くよう説得するも
義母や家族は聞き入れることなく、
ここからさらに、義母と新しい薬の副作用との戦いが始まりました。
アカシジアが治まるも、
感情を失ったかのような状態になってしまった義母
休暇を終えて日本に戻ってきた義母は、一日の大半をソファでただぼんやりと過ごすようになりました。
確かに、アカシジアの症状はもうありません。
しかし、アカシジアに対する対症療法の結果、
義母はまるで感情を失ってしまったかのようになってしまいました。
心療内科で処方された薬(アミスルプリドとパキシル錠)を
服薬してからここまで、わずか1ヶ月ほどで起きた急激な変化でした。
薬を処方したイタリアの医師に電話で断薬の相談をするも
「問題ない」「あなたのお母さんにいま必要な薬」
と、取り合ってはもらえませんでした。
たどり着いた解決策は「キレーション治療」
そこで、薬剤師の資格を持つ友人に助けを求めて知ったのが「キレーション」という治療法です。
キレーション治療とは、
「キレート結合を促進する薬剤を用いて
人体にとって不要な有害金属の体外排出を促す」というものです。
第一次対戦で普及したキレーション治療
同療法が初めて広く使われるようになったのは、第一次世界大戦中のこと。
毒ガスなどの化学物質を使用した化学戦に対処するため、
解毒剤のジメルカプロール(BAL)が使用されました。
さらに、第二次世界大戦後は、
海軍の艦船を塗りなおしていたスタッフの間に鉛中毒が発生し、
その治療にエチレンジアミン四酢酸(EDTA)をキレート剤として使用。
1960年代以降のアメリカでは、上記の薬剤に代わりジメルカプトコハク酸(DMSA)が
鉛、ヒ素、水銀などの重金属によって引き起こされる問題に対する
標準治療に用いられるようになりました。
キレーション治療での投薬方法とは?
キレーション治療は、体内の有害物質を取り除くほかに、動脈硬化に対する治療としても応用されています。
経口や座薬という方法もあるようですが、
一般的にはキレート剤を点滴静脈注射によって投薬します。
義母の場合は週に1度、おおよそ1時間半ほどかけて投薬を行いました。
実は、服薬を続けながらの治療であったため
キレーション治療の効果が薄いことは分かっていました。
しかし、この病院で行った様々な検査により、
義母の症状が薬剤性によるものだと判明。
「キレーション治療」で義母の闘病生活に光が見えた瞬間でした。
参照:
「日本キレーション協会」
「METALS IN MEDICINE AND THE ENVIRONMENT」
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ローマ大学教授による診察
そうこうしているうちに、義母が正式にイタリアに帰国することになり、私たち夫婦も付き添いで1ヶ月ほどイタリアに滞在しました。
この時、服薬によるリスクを訴え、
キレーション治療を行っているローマ大学の高名な教授、
ジュゼッペ・ジェノベージ医師のクリニックを訪れました。
ジェノベージ医師は、ローマ大学で教授を務める若く高名な医師です。
病名の付かない患者を診ることに積極的で、
薬の副作用や電磁波のリスクを訴え、
こうした症状に苦しむ多くの人にキレーション治療を行っていました。
イタリアの壁、キレーション治療の継続は叶わず
ジェノベージ医師は、義母が服用していたアミスルプリドの断薬に向けた減薬をすぐさま指示。また、キレーション治療をうけるべく、必要な薬剤の手配を薬局に依頼しました。
日本でキレーション治療を医師によると、
ジェノベージ医師の用いるキレート剤はかなり強烈な配合とのこと。
それだからこそ、「義母はきっと元に戻る」と、私たちの希望は大きく膨らみました。
しかし、ここはイタリア。
2週間ほどで揃うと言われていた薬の手配が全く進んでいないことが判明。
そうこうしているうちに私達は日本に戻る日になり、
義母をイタリアに住む家族にゆだねなくてはならず、
結局、現地イタリアで祖母へのキレーション治療は
実際に行われることがありませんでした。
パーキンソン病が疑いで、
再び胃薬の服用を復活
その後の義母は、と言うと、その手の震えや体のこわばりをパーキンソン病だと考えたイタリア側の家族により、
同病の治療で名高い医師を訪問。
「まずはパーキンソン病の薬を服用してみよう。
服用して効果がなければパーキンソン病ではないということ」
という同医師の言葉に希望を託して、薬を飲み始めました。
その際、パーキンソン病の薬は胃に負担がかかるとのことで、
既に書いた通り、痴呆症やパーキンソン病との関連が
指摘されている胃薬の「プロトポンプ阻害薬」も、再び同時に服用することになりました。
そして、義母と空港で手を振りあって別れてから3年後。
1歳半になる息子を連れてイタリアに帰省すると、
車椅子に乗った義母は、
すでに話すことも息子の手を握ることもできなくなっていました。
命はあなたのもの、
医師の言いなりになるべきではない。
代替医療にも関心がある私と夫ですが、必要に応じて、現代西洋医学や薬に助けを求め、その恩恵を受けています。
しかし、なぜ症状が出るのか、その根本原因を探し出そうとする東洋医学に対し、
症状を無くすことに焦点を当てる現代西洋医学には特に注意深くあるべきでは
ないでしょうか。
素人である私たちに、処方された薬のどれに効果があるかの判断はなかなかできません。
しかし、診察を受ける医者を選ぶことはできます。
考え方やアプローチは医師によって様々。
仮に診察を受けたとしても、薬の処方の仕方から、
その医師の元で治療を続けるかどうかを決めることが出来るのです。
義母の場合は「薬の処方を良しとする」医師の診察を受け続けた結果、
その副作用に苦しむ結果となりました。
どの医師を選ぶかは私たち自身の責任です。
素人だからといって、何も分からないですませることがあってはなりません。
命はあなたのもの。
医師の選択は、患者側が決しておろそかにしてはいけない大事な仕事であると、
私は思います。
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